
『銭形平次』で平次も罪を犯したことがある。武士に都合のいい社会や法律、その中で、善良な一家を罠に嵌め、幼い娘は助かったが、両親は非業の死を遂げた。当然、娘は罠に嵌めた役人を憎悪し、過去を忘れ商人となった老害三悪党を次々と殺し、最後の首謀者を殺そうとしたのを平次に邪魔され、家族がいるからと彼女を復讐を制止して捕縛し、娘を死罪に追いやった。元役人で豪商の彼らを狙い、2人までも殺したら死罪は免れない。せめて首謀者をも殺させてあげて欲しかった。そいつだけはのうのうと生きて裕福に生きていくのだから。
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