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2024年4月の読書メーターまとめ

あしぶえ
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感想・レビュー
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2024年4月に読んだ本
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あしぶえ
辞書編集部が舞台。言葉が人々を紡ぐ、その豊潤さを描く珠玉の作品。TVドラマに釘付けで原作を「再読」したつもりがまさかの初読みだと気付く。こんなことが最近しばしばあって怖い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
34

あしぶえ
新聞連載。古今東西の絵画から2枚選び比較参照して鑑賞する。組合せの妙が楽しい。ジェリコのメデューサ号の筏と青邨の知盛幻生(大岡信選)、クールベ画家のアトリエと鴨居玲の私(俵万智選)など死生観が浮き出るものも。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
雪舟を観てもう少し勉強しようと思ったがカタログが高価だったので図書館へ直行。この本は仏像、曼荼羅、歴史画、山水画、人物画…果ては賛や落款までその名に相応しい事典で、関心が別のところに広がってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
辞書編集部が舞台。言葉が人々を紡ぐ、その豊潤さを描く珠玉の作品。TVドラマに釘付けで原作を「再読」したつもりがまさかの初読みだと気付く。こんなことが最近しばしばあって怖い。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
メインスピーカー4人とも白人男性というマッチョな構成。格差の拡大、グローバル化、経済成長、パンデミックを巡る議論など。環境問題への言及はほとんど無し。このシリーズはちょっとマンネリ化。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
ガザ76年として岡真理さんのお話、裏表紙にはパレスチナの抵抗と解放の象徴「ハンダラ少年」を創作した漫画家ナージーの遺志に連帯する#withHandalaの日本版ポスター。多くの日本の漫画家が参加。お薦めの一冊。
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あしぶえ
夜、丘の上で二人が星を眺めるシーン。仏語の授業で読んだドーデの「星」(風車小屋だより)を思い出します。溶けるほどロマンチック。
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あしぶえ
志村ふくみさん愛読書。「正義を見つけ、真実を見分けるとき、私たちは何かをしているわけではない。ただ叡知が発する光を通しているのだ。」自分を信じるのは自信を持つこととは違う。他に侵されず自分で直接真理へ手をのばさねばならないという、その心意気なのだ。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
自由恋愛の鉄の原則は自分の感情に素直になること。速水さんは政略結婚で自分の母親がどんな辛酸を舐めたか知ってるはず。紫織さんは六条御息所化しないか心配です。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
ハイチ独裁政権の秘密警察のメンバーとその被害者たちの物語。善悪を切り分けない俯瞰した描写は人物に奥行きを与え、絶望的な状況にあっても何かが生み出されそうな予感を残す。冷静で情熱的、展開も見事。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
速水さんも異次元の苦労人だったとは。知らず知らずのうちに身につけたガラスの仮面。亜弓さんも真澄さんもマヤとの出会いの中でそれを外すことになるのかな。いい感じ、です。
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あしぶえ
エルサレムを追放され米で研究者となった著者。約60年ぶりに訪問した故郷は蹂躙され見る影もない。欧米とイスラエルに騙され続けて混迷するパレスチナへの厳しい叱咤。平和共存しか道はないと説く思いの深さを考える。
たまきら
2024/04/22 21:37

ぜひ読んでみます。

あしぶえ
2024/04/22 22:08

たまきらさん、コメントありがとうございます。私はサイードさん初読みでしたが、沢山の著書があるようですね。国連の様子を見ても解決への道程は険しいようです。もっと勉強したいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
「家守綺譚」続編だが、湖東、鈴鹿への愛犬探しの旅という形に変化。出会う村落の人々の生活風俗を描き出す静かな筆致がダム水没の冷酷さを際立たせる。to be continued 希望です。
あしぶえ
2024/04/21 00:31

日本霊異記や遠野物語の世界観が漂う。主人公綿貫という名まえも今回の舞台近くの綿向山と重なるような。

が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
シリーズ3作め。追う毎に内容が悪くなっている。今回はそもそも原作が駄作。著者の現代的再生への尽力は涙ぐましく、何とか温かいヒューマンコメディに仕上がった感じ。ジェンダーに切り込むなら韓国の作家のリライトが読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
搾取、公害、虐殺、英米資本の後押しで国際法無視やりたい放題のイスラエル。世界最悪と言われるガザの人々の生活を前に、国民国家を越えた連帯を探る人々も多い。この本は半世紀にわたる著者の出会いの記録。無関心でいることを許さない問いに圧される。
あしぶえ
2024/04/18 19:09

先日「ガザ・モノローグ」という朗読劇を観賞しました。筆者はこの取り組みもされているようですね。ガザの人々の最近の日記を朗読するものですが、映画とはまた別の臨場感に身動きできませんでした。

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あしぶえ
中東、北アフリカのイスラム圏。5000年前の遺跡から中世の街並み、現在の人々の営みまで迫力ある映像で伝える。風の音やざわめき、活気はシルクロードを経て私に繋がっていると思うと感慨深い。熱風湿気に悩まされた著者の呟きもいい。
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あしぶえ
表題は機の音。糸にまつわって自在に時空を往き来する随筆集だが、非常に整った道筋を感じるのは著者の思想的結実によるものだろうか。導かれるような読書。至福の時間でした。
あしぶえ
2024/04/17 17:54

折口信夫さんも機の音をこのように表現してたけど、幼い頃の私にはこんな雅ではなく恐怖の騒音だった🤣志村さんは白洲正子さんにも文章の手解きを受けたとあったが納得できる。

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あしぶえ
全てを数値に換算するICTと兎に角売りたい資本主義がタッグを組む時代。自分も徹底的に分析されて0か1で分類されてるんだろうな。そして0か1の情報が集中して送られ、思考も0か1になって…てなことを一人ひとりが熟考するための本です。
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あしぶえ
あんちゃんが正社員になるなんて。非正規正規の処遇、セクハラパワハラなどの労働問題、俳句の世界などお菓子を中心に世界が広がるビルドゥングスロマン。家庭料理の描写も増え、食欲そそられっぱなし。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
幼少で家族と別れ長島愛生園で生涯を過ごす。様々な苦難があっても家族の思い出や新しい出会いに感謝して生き抜いていく日々が綴られる。隔絶に追い込んだ社会の冷酷さを行間に感じながら読む。明日映画鑑賞予定。
あしぶえ
2024/04/14 15:09

著者を追ったドキュメンタリー映画「かづゑ的」を観てきました。慰問客がしばしば「故郷」を演奏しようとするが絶対にお断りする、その気持ちはわかってもらえないだろうと話されました。また、慰めてもらう惨めさが嫌で「肩肘はって生きてきた」と涙される様子が突き刺さりました。非常に良い映画です。

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あしぶえ
毛沢東、金日成、ホーチミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、スカルノ、蒋介石その他。国父などと言うマッチョな修辞を必要とするのは植民地状態からの独立運動の御旗のため。列強の侵略の産物で、強くも儚い。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
清末期~欧州や日本の侵略の血生臭さい時代でも軽やかな筆致なのは検閲対策だろうか。没落華族や封建的家長制の腐敗をくぐり抜けて生きる主人公には「光る君」「虎の翼」に通じる強さを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
エコール・ド・パリなど爛熟の芸術文化を育んだ当時のパリ。商業中心のアメリカ、封建文化どっぷりの日本が嫌でしょうがないのも頷ける。アジアや女性への蔑視がキツいのは日本の知性の限界なんだろうか。
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あしぶえ
先日読んだ「すてるデザイン」の特集号。販売員は知り合いがいる高校で講演をされた方だった。ビッグイシューの取り組みは以前より知っていたので解雇され住居も失った時すぐ相談、何とか暮らせているとのこと。一方、売り上げは活字離れもあって相当減ってきているらしい。
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あしぶえ
ガセネタ被差別部落異人種起源説の分析を軸に近代の差別意識を概観。背景には脱亜入欧や大東亜共栄圏など国策の影響がある。興味深い切り口だけに今後の展開に期待したい。
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あしぶえ
読み友さんの紹介。朗読した。people with disabilities と障害者、前者のほうが何よりも人間なのだと伝わってくる表現。擬人化された条約がなぜか健常の金髪男性風。
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あしぶえ
労働運動やスペイン内戦義勇軍に身を投じた著者。民主主義の闘争が独善的な権力闘争に変質する中、隠れすむような農村の生活で研ぎ澄ました宗教的感性の書。メモを再構成したもので師アランの幸福論のような箇条書き。
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あしぶえ
こういう本で繰り返し地平を共有するのは大切だと思った。徳島県上勝町、鹿児島県大崎町など行政が関わる資源循環社会創造はダイナミック。選挙公約に掲げる人あまりいないような。
ネギっ子gen
2024/04/06 14:43

あしぶえさん、「ごみ」の当て字に「護美」というのがありますね。

あしぶえ
2024/04/06 15:32

リエさん、ネギっ子genさん、コメントありがとうございます!自分たちの当面の生活に有用でないものを汚れているとするような精神の傾きを問うてらっしゃって、護美という当て字もその観点から使ってほしいと。何気ないことでも考えさせられました😌

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あしぶえ
天童さんの短文に読者は自分の考えを問われる。舟越さんの版画の人物はじっとこちらを見つめて更に問いかける。答えのない時間に自分を委ねる心地よさ。
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あしぶえ
著者は先月逝去された。これは初期のカタログ。僅かな表情は多弁。仏像の静謐さではない現実の猥雑さが滲む。体温を感じるのは木彫であるからだけではないだろう。是非触れてみたい。
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あしぶえ
読み友さんの紹介。長い間当事者として運動に関わってきた著者が世界の障害者やアライと結びつき、強く支えあっていると感じた。点字絵本版もあったらいいな。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
著者の仕事場があるという山科界隈の香りたつ作品。精霊と交わり生きる日常の豊かさを描いて秀逸。この本を紹介してくれた友人も静かで多感な人です。
FUJI燦々
2024/04/12 14:41

あ、、、東山のあたりではなく、山科のほうでしたか。なるほど。

あしぶえ
2024/04/12 18:32

FUJI燦々さん、コメントありがとうございます✨何だか鬱蒼とした逢坂山辺りの霊気を感じるのですが…

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あしぶえ
「芸術とは目に見えるものを再現することではなく、目に見えるようにする」(クレー)。仕事を通した気付きや美への畏怖が響きあう。対談で前のめりになるのは若松さんの癖かな。
あしぶえ
2024/04/04 12:59

さすが!品格が違う(笑)

毒兎真暗ミサ【副長】
2024/04/04 14:39

あはは😂

が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
愛と正義を否定する、という青い芝の会の行動綱領が書かれたのはもう50年以上も前の話。親が子どもを人間として愛し育てることができる社会作りに日本はもがき苦しみ続けている。
が「ナイス!」と言っています。
あしぶえ
封建権力によって支配しやすかった共同体制度が、明治以降、資本家の支配しやすい家制度へと細分化。能力主義が繁茂していく過程をわかりやすく解説。餌食となる層の必死の抵抗に自分を重ねる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/05(2106日経過)
記録初日
2018/08/01(2110日経過)
読んだ本
1359冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
352946ページ(1日平均167ページ)
感想・レビュー
1355件(投稿率99.7%)
本棚
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