自分の好きな作家のモームも「人生に意味などない」と書いていた。まずは人生の意味は探して見つかるようなものではないという身も蓋もない価値観を受け入れて、その上で、「では自分の人生をどう構築していくか?」と考えるしかない、となるのはなんとなくそうなのかなと思うようになってきた。ただし、ここから先の考え方は、モームとサルトルではだいぶ違う。
紛争は平和への「思いの強さ」不足して起こっているのではなく、平和の「指す意味」がちがうから起きている、という観点は持っておきたい。ある人たちにとっての「平和」が、他の人たちにとっての「平和」を侵害しなければ成立しない、という状態は存在しうる。そこには「平和への思いの強さ」だけでは解決できない問題がある。
あんまり選り好みせず読みたいです。
感想読んでくださった方はありがとうございます🙏
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