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2025年3月の読書メーターまとめ

すなぴー
読んだ本
4
読んだページ
767ページ
感想・レビュー
4
ナイス
75ナイス

3/13/43/73/103/133/163/193/223/253/283/31117012117138117264117390117516117642117768ページ数345346347348349350351352353冊数読書ページ数読書冊数
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2025年3月に読んだ本
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2025年3月のお気に入り登録
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2025年3月のお気に入られ登録
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2025年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すなぴー
これはいろんな人の感想を聞きたいなと思った本。世間一般で思われているほど、能力の有無は個人だけの責任ではないことが学術的にもわかってきているなかで、優秀かどうかによって大きく評価されてしまう社会であっていいのか、という問題意識を感じる。その中で、組織がどうあるべきか、個人の能力よりも、組織の中で働いている人の組み合わせや、関係性が重要なのではないか、そもそも優秀とは個人の内面だけのことなのか、といったことが、実例を用いながら論じられる。「他者と働く」とはどういうことかを考えさせられる一冊。
すなぴー
2025/03/08 23:28

「働く」について考えようと何冊か読み、いったんこれで終わりにしようと思うので、まとめ的な感想。社会に出て、生きていくためには労働は不可欠で、どうせ働くならば、好きな仕事なり、自分の能力を発揮てきる仕事なり、よくも悪くも人生においてとても大きな一部として考えるのが当然ように思ってきた。けれど、そもそも労働は望ましいことなのか、その中で自分の能力を高め、発揮することが全てなのか、とか考えていくうちに、労働も、能力の発揮も、所詮は生きていくためのひとつの手段にすぎないという一面もあるよなぁと思いいたった。

が「ナイス!」と言っています。

2025年3月の感想・レビュー一覧
4

すなぴー
誰もがいつかは死ぬとわかっているのに、自分もいつかは死ぬということを心からわかっている人はほとんどいないと思うし、それは自分も同じだった。この小説は、死を自分事として意識するどういうことなのかを追体験しているようだった。自分の死を引き受けるのは、孤独で、苦しい営みだけど、一度理解してしまうと周囲の人がなぜそれに気がつかないかわからないというような不思議なことに見えた。あと、夫婦が次第にすれ違っていく様子が分析されたかのように描かれていて、いい意味で理屈ぽい苦しさがあり、夏目漱石の「明暗」を思い出した。
が「ナイス!」と言っています。
すなぴー
東日本大震災という災害はひとつであっても、人それぞれ、百人百様に、目撃した景色があり、向き合ってきた過去がある。被災者の手記では、想像では思いつかないような何気ない細部の記憶に災害の暴力性を思い知らされる。この本の特徴は、直接的な被害を受けていない人、東北以外に住む、「震災との距離が遠い」人の手記も多いこと。距離が遠くとも、人生に大きな影響を受ける体験となった人の手記には、切実な思いが込められている。そして、手記という媒体、語るということついて考えさせられるエッセイでもある。「他者の体験を読む豊かさ」
が「ナイス!」と言っています。
すなぴー
これはいろんな人の感想を聞きたいなと思った本。世間一般で思われているほど、能力の有無は個人だけの責任ではないことが学術的にもわかってきているなかで、優秀かどうかによって大きく評価されてしまう社会であっていいのか、という問題意識を感じる。その中で、組織がどうあるべきか、個人の能力よりも、組織の中で働いている人の組み合わせや、関係性が重要なのではないか、そもそも優秀とは個人の内面だけのことなのか、といったことが、実例を用いながら論じられる。「他者と働く」とはどういうことかを考えさせられる一冊。
すなぴー
2025/03/08 23:28

「働く」について考えようと何冊か読み、いったんこれで終わりにしようと思うので、まとめ的な感想。社会に出て、生きていくためには労働は不可欠で、どうせ働くならば、好きな仕事なり、自分の能力を発揮てきる仕事なり、よくも悪くも人生においてとても大きな一部として考えるのが当然ように思ってきた。けれど、そもそも労働は望ましいことなのか、その中で自分の能力を高め、発揮することが全てなのか、とか考えていくうちに、労働も、能力の発揮も、所詮は生きていくためのひとつの手段にすぎないという一面もあるよなぁと思いいたった。

が「ナイス!」と言っています。
すなぴー
シンプルなタイトル!明快な帯文!印象とは打って変わって、内容は重厚な労働観の変遷の歴史で思った以上に難しい。資本主義も社会主義も、「労働肯定主義」という点では同じ。古代人の眼で近代を見てみると、労働をとおさずには理解できないこの世界は、「恐怖」であり「最悪の社会」となるらしい。今わたしたちが考えている労働をめぐる価値観が、当たり前ではなかったことを突きつけられる。なるほど、そんな風に考えたことはなかった。忌避され、軽蔑されることであった「労働」が、市場経済の発達とともに、その地位を向上させていく歴史。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/11(2426日経過)
記録初日
2015/06/08(3586日経過)
読んだ本
351冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
117730ページ(1日平均32ページ)
感想・レビュー
271件(投稿率77.2%)
本棚
0棚
現住所
広島県
自己紹介

あんまり選り好みせず読みたいです。

感想読んでくださった方はありがとうございます🙏

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