読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

kk
読んだ本
10
読んだページ
2459ページ
感想・レビュー
9
ナイス
848ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入られ登録
4

  • 散文の詞
  • kazitu
  • mataasita
  • tsunemi

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kk
図書館本。江戸時代っぽい時代背景の下、人間そっくりな上、感情すら持っているかの如き機巧人形(オートマータ)が、政治的陰謀に巻き込まれ、周囲の人々と共に荒波を乗り切ろうとする物語。人と機巧人形を分つものは何か、人が人であるために一番大切なものは何か。いろんなことを考えさせられてしまいました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

kk

既にお彼岸を過ぎて10月だってのに、微妙に暑い日が続きます。秋の夜長、読書に浸りたいところですが、なんだかまた仕事が忙しくなる予感。      2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2826ページ ナイス数:935ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/905406/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

kk
簿記に関する基礎の基礎。不肖kkが実務的に簿記に関わる可能性はほぼ皆無なのですが、世間様の仕組みを理解するといった見地から、何となく興味があるので読んでみました。冷やかしで読んでるようなものですから暢気なものです。が、これはこれで、なかなか面白いものだなと感じたりもしました。
が「ナイス!」と言っています。
kk
マーダーボット・シリーズの第四話。かつて自分を自由の身にしてくれた恩人の危急を救うべく、自ら死地に飛び込むボット君。救出の成否が決しようとする肝心のタイミング、絶体絶命の刹那に、大切なものを守るため、文字通り己の身を投げ打とうとする彼。以前は与えられた任務の忠実な遂行が全てであったボット君を、ここまで変えたものはいったい何だったのでしょうか。エンタメ的に読んでいて楽しいお話ですが、考えさせられるところもまた多いと感じました。
が「ナイス!」と言っています。
kk
図書館本。陸自が優勢な外国軍隊と矛を交えるに至ったならば、恐らく繰り広げられるであろう戦場の実相を下級指揮官の目線で描く仮想小説。政治・外交・社会などの背景状況は思い切って捨象し、戦闘状況のみに視線を集中。部隊行動に伴う一連のプロシージャーや戦闘前後における主人公の所感など、とにかくリアル。読むにつれて動悸が高まってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
kk
今は亡き軍事テクノ・スリラーの名手が描く潜水艦世界の実相。米英の潜水艦、特にSSNを中心に、その濫觴と発展の足取り、構造と機能、任務、艦内生活の実態、さらにはこれからの発展方向などを一般向けに分かりやすく親切に解説。かなり古い本ですが、潜水艦なるものの本質と特徴を過不足なく捉えているように感じられ、楽しく読むことができました。
が「ナイス!」と言っています。
kk
図書館本。フロノイ元国防次官とヌーランド元国務次官。民主党政権下における二人の女性高官の経歴を追いながら、いわゆる「ネオコン」と「リベラル介入主義」という二つの流れが徐々に融合し、今日の米国安全保障政策の根底を為すに至る過程を提示。併せて、フロノイをはじめとする元高官達が、シンクタンクをプラットフォームとして、実態として防衛産業の利益を代表する形となっている点を指摘。さらにそうした角度からウクライナ事態の意味合いを再解釈。著者の認識や主張の当否は判断しかねますが、なかなか刺激的な一冊でした。
が「ナイス!」と言っています。
kk
図書館本。江戸時代っぽい時代背景の下、人間そっくりな上、感情すら持っているかの如き機巧人形(オートマータ)が、政治的陰謀に巻き込まれ、周囲の人々と共に荒波を乗り切ろうとする物語。人と機巧人形を分つものは何か、人が人であるために一番大切なものは何か。いろんなことを考えさせられてしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
kk
いわゆる日猶同祖論をモチーフとした、アドベンチャー系の歴史ミステリー小説。ストーリーの自然な流れの中で、同祖論を裏付けるとされる事実関係や、東アジア文化圏における日本の独特な立ち位置などが語られる。著者の主張が当を得ているのか否かkk には判断しかねますが、小説としてそれなりに楽しめたのは確か。他方、なんでこの「秘密」の獲得のために中国はあんなに血道を上げなきゃならんかったんですかね?
が「ナイス!」と言っています。
kk
図書館本。文化人類学的なアプローチも交えつつ、モンゴル帝国の盛衰を「女性」という角度から再構築しようとする、オリジナリティ溢れる好著。「歴史とは、過去のできごとに対する解釈で、一種の文化」という考え方の下、『モンゴル秘史』や『黄金史』など、これまで必ずしも文献史学では重きを置かれてこなかったモンゴル族自身による伝承史料に光を当てる。同時代的な視点や民族的な心象風景なども織り込みながら、モンゴルならではの女性の位置付け・役割を活写。これまで見えてこなかった、大帝国の大事な横顔が垣間見えた感。
が「ナイス!」と言っています。
kk
図書館本。中世イベリア半島、800年にも及ぶキリスト教勢力による国土回復運動「レコンキスタ」。本書はその大まかな歩みを概観しつつ、その一筋縄ではいかない複雑な性格を捉え直そうとする意欲作。キリスト教側とイスラム教側、両陣営の決して一枚岩ではないプレイヤー達の離合集散や、宗教・国制の境を相対化するような政治的・社会的動向などなど。現実の生き残りを賭けて「割り切れない」言動を取らざるを得なかった中世人の生き様が、今日のスペイン文化の「割り切れなさ」につながっているとのご説。なるほど、なるほどって感じです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/25(2281日経過)
記録初日
2018/04/15(2413日経過)
読んだ本
675冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
229680ページ(1日平均95ページ)
感想・レビュー
597件(投稿率88.4%)
本棚
11棚
年齢
58歳
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介

最近のモットー: 食わず嫌い、上等。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう