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2024年9月の読書メーターまとめ

kk
読んだ本
9
読んだページ
2826ページ
感想・レビュー
9
ナイス
935ナイス

2024年9月に読んだ本
9

2024年9月のお気に入り登録
1

  • 鐵太郎

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • 鐵太郎
  • 石油監査人

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kk
「羽州ぼろ鳶組」シリーズの第5冊。地元でカルト的な支持をほしいままにする八重洲河岸の火消頭・進藤。「菩薩」と慕われる裏に隠されたその恐ろしい顔と憎むべき陰謀に、大きな危険を犯して迫る我らが好漢・松永源吾とぼろ鳶たち。源吾らが修羅場をくぐり抜ける刹那、産声を上げた一人の赤子。その誕生は源吾たちに限りない希望を与えただけでなく、彼らが日々守るべき生命の意味、そして仲間たちとの絆のありがたさなどを深く考えさせる縁となったようです。もう一人の「菩薩」の活躍、今回も目を見張るものがあります。読後感は最高でした。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

kk

今年はお盆休みもしっかり取れて、わりとたくさん読めました。これからもこの調子で行けたら嬉しいのですが… 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3880ページ ナイス数:900ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/905406/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
9

kk
図書館本。19世紀後半以降、三度にわたる死闘を演じたドイツとフランス。その両国・両国民が怨讐を乗り越えながら、戦後ヨーロッパ新秩序の構築という見果てぬ夢に向けて努力し、また悩み苦しむ様を活写する力作。主眼となるのは、欧州統合と両国関係の相互作用という観点か。民間における理解・協力のためのイニシアティブにも程よく目配り。他方、冷戦下における米ソ関係が独仏連帯に及ぼした影響や、産業・貿易・金融などの面における独仏パートナーシップの消長などは後景に退いている印象。いずれにしても、勉強になりました。
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kk
図書館本。気鋭の地域研究者が挑むインパール作戦の再評価。とは言え、作戦指導や補給態勢等に関するからの指摘を覆そうというものではなく、従前よりも長いタイム・スパンから、敵味方の相互作用や現地の政治状況などの要素を吟味することにより、アジア戦役全体における本作戦の戦略的な位置付け等を論じようとするもの。視点・論旨は極めて明確。語り口は殊のほか平易。内容の当否については分かりませんが、全体としてとても良い本だと思いました。欲を言えば、地図や作戦要図など、もう少し小まめに載せて貰えればなお宜しいことかと。
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kk
図書館本。資料整理のアルバイトで往年の大女優、和楽京子のもとに通うことになった一人の悩める大学院生。そんな彼が京子とのやりとりを通じ、彼女の来し方に触れていく中で、そこはかとない憧憬を抱くとともに、人が生きていく上での大切なものに気付いていきます。美して哀しくて、しかしとても優しい物語。堪能できました。
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kk
図書館本。インドの足元の経済状況やその背景を、一般向けに丁寧に紹介。その上で、同国の今後の発展に向けた展望や、日本企業のインド展開に伴う課題などを概説。内政・安保・社会問題等は飽くまでも経済のバックグラウンドとして言及されている観があり、いわゆる地政学的なり戦略論的なりの観点はかなり希薄。最近までの緻密なデータや事案などが丁寧に扱われ、事実を以て語るといった体裁。講談的で雑駁なインド論が氾濫しがちな中、本書の堅気さは特にナイス。勉強になります。他方、それだけに、読み物として楽しいかと言えば…。
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kk
図書館本。吉原一の傾城と謳われながら、いつ果てるとも知れない苦界の歳月の中、憂世と我身を儚む哀しい花魁一人。そんな彼女の切ない願いを真摯に受け止め、その胸に微かな明かりを灯したのは、我らが襤褸鳶組きってのイロ男、谺の彦弥その人。その彦弥自身を衝き動かすのも、自らの来し方に関わるやるせ無い思いなのでした。お話が出来過ぎという見方もあるんだろうと思いますが、誰が何と言おうとも、今回の彦弥、男が惚れてしまうほどかっこいいです。フィクションだとは知りながらも、こういう男を目指したいとか思ってしまいます。
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kk
「羽州ぼろ鳶組」シリーズの第5冊。地元でカルト的な支持をほしいままにする八重洲河岸の火消頭・進藤。「菩薩」と慕われる裏に隠されたその恐ろしい顔と憎むべき陰謀に、大きな危険を犯して迫る我らが好漢・松永源吾とぼろ鳶たち。源吾らが修羅場をくぐり抜ける刹那、産声を上げた一人の赤子。その誕生は源吾たちに限りない希望を与えただけでなく、彼らが日々守るべき生命の意味、そして仲間たちとの絆のありがたさなどを深く考えさせる縁となったようです。もう一人の「菩薩」の活躍、今回も目を見張るものがあります。読後感は最高でした。
が「ナイス!」と言っています。
kk
図書館本。独立前夜から米墨戦争の頃にかけての、合衆国の誕生・発展の歩み。立憲過程やその意義を縦糸としつつ、連邦権力の伸長、国際関係における立ち位置の変化、党派の形成を含む国内政治の成熟、そして西部開拓等に代表される「帝国化」のプロセスなどにフォーカス。憲法制定会議における議論や各邦議会における批准過程などが丁寧かつ要領良く紹介されており、勉強になること頻り。他方、アメリカ革命全体における位置付けという点では些かオーバーウェイト? 書き下ろしの新書と言うよりも、寧ろ選書から注を省いたもののような読み応え。
が「ナイス!」と言っています。
kk
ジョギングや速めのウォーキングなど、心拍数がある程度上がるような運動を一定時間行うと、集中力や創造性が高まるほか、ストレス耐性が強化されたり、認知症を予防できたり、子供は学力が向上するというご説。あまりにも美味し過ぎるお話のようにも思えますが、最近の実験結果等に基づいた主張ってことで、たぶんホントのことなんでしょう。膝痛に悩まされるkkは、ノルディックウォーキングに気合い入れるとしましょうかね。
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kk
「マーダーボット・ダイアリー」シリーズの第三弾。我らがボット君、今回は、某テラフォーミング事業者の悪事暴露に尽力する恩人を側面援護すべく、証拠集めのため、廃棄された惑星コロニー施設に潜入です。現地で知り合った人型ボットとのやり取りを通じて、人とロボットの関係性や距離感についていろいろ考えさせられるボット君。新たな気付きを得て、次は如何なる冒険に赴くのでしょうか。エンタメSFながら、何やら深いものも感じさせられました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/25(2282日経過)
記録初日
2018/04/15(2414日経過)
読んだ本
675冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
229680ページ(1日平均95ページ)
感想・レビュー
597件(投稿率88.4%)
本棚
11棚
年齢
58歳
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介

最近のモットー: 食わず嫌い、上等。

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