ネタバレ☆4.4 徹夜して読みたいくらい面白かった！家の中で持ち歩きながら読みました。読んでいてヒリヒリする緊張感。小説の世界に没入する。犯人は怪しい人がいて分かりやすいけど、どうやら犯人当てよりも、主人公と犯人の駆け引きがメイン。気付かなかったけど、たしかに主人公の心理描写から犯人を導き出せる。崖から落ちそうになったとき助けたのも、今となっては意味深。方舟の作者！と思って身構えすぎてしまった。でもやっぱり最後の最後に、もう一回どんでん返してくるのね。パパの情けない感じがかわいい。パパが犯人じゃなくてよかった。

ネタバレ☆4.0 面白い！最初のページに家系図が書かれてて「うわ…これ登場人物を把握するの大変なやつ…」と思ったが、そんなことなく。さくさく読み進められる。主人公と橋田の関係性が良い。探偵って橋田ってコト！？と思いきや本物登場。どゆこと！探偵の喋り方好き。正体不明で全能な感じ。下巻が楽しみ。2人の親友のノリに若干イラッとした。今思えば、子どもたちが危険な目にあってるのによぉ！っていうハラハラ感だったんだろな。あの二人は悪くない。うん、下巻が楽しみだ！

ネタバレ☆3.8 他の方々も言ってるが、各国の探偵パートが面白い。こいつらが集まってバチバチやりあったらどうなんの！？っていう期待。対決パートは、好み分かれるだろうなぁ。思ったより平和的で、僕は好みではなかった…。もっとデスノートよろしく天才vs天才してほしかったな。ただ全体的に文体も好きだし、読みやすい。キャラもたってる。ただ、シスターの能力は現実離れしすぎて残念。結末もなるほど…という感じでカタルシスはなかったなぁ。期待値が高すぎました！

ネタバレ☆3.4 短編集。「夜行の冬」が好み。日常にいきなり非日常が現れる感じ。恒川ワールドだよね。目的もわからずあるき続ける。ごんごん雪が降る中、異形と薄暗い料亭で鍋をつつく感じ。途中から、あれこの本読んだことあるなと気付く。大学時代、恒川さんにハマったけど、この本キッカケで恒川さん追うのやめたやつだ。でも改めて読んだら面白い。幻想的でノスタルジックな描写はさすが。

ネタバレ☆4.4 徹夜して読みたいくらい面白かった！家の中で持ち歩きながら読みました。読んでいてヒリヒリする緊張感。小説の世界に没入する。犯人は怪しい人がいて分かりやすいけど、どうやら犯人当てよりも、主人公と犯人の駆け引きがメイン。気付かなかったけど、たしかに主人公の心理描写から犯人を導き出せる。崖から落ちそうになったとき助けたのも、今となっては意味深。方舟の作者！と思って身構えすぎてしまった。でもやっぱり最後の最後に、もう一回どんでん返してくるのね。パパの情けない感じがかわいい。パパが犯人じゃなくてよかった。

ネタバレ☆3.8　加賀シリーズで一番面白かった！加賀さんの従兄弟である松宮の視点があることで、加賀さんの凄みが分かる。また、従兄弟の設定も活かされていて、加賀さんのプライベートな部分も知ることができる。実の父に冷たくない？でも、加賀さんなら何か考えがあるはず…→やっぱり加賀さぁん！となる。犯人サイドの視点もあり加賀さんにジワジワ追い詰められていくのを味わうことが出来る。たぶん、犯人サイドに感情移入する人が多いんじゃないかな？叙述モノとしても楽しめる。一番驚くことは、10年前くらいに一度読んでるけど全くに記憶ない。

ネタバレ☆3.5 ケシヨウという正体不明な化物みたいな存在を中心に短編が進む。最終的にケシヨウの正体は明かされず(そのほうが良かったが)各話の世界観に納得いくような説明もない(こちらもそのほうが良かった)少しイヤな気持ちになりながらも、人の醜悪なところを覗き込みたくてついつい読み進める。

ネタバレ☆3.9 面白かった！途中から「どんでん返すために本当は被害者が自殺したのでは…？」とか思ったけど、ちゃんとどちらかが彼女を殺してた。妹殺しの犯人を追う…ってストーリーが物悲しくも、顛末を知りたい気持ちにさせられ、グイグイ読み進めた。犯人vs主人公vs加賀刑事の三つ巴の構図を見事に描いてて、どこからか心情的に主人公を応援しつつも、どうか加賀さんに止めてほしかった。終わり方も東野圭吾で余韻の残る爽やかさ。犯人は袋とじ読まなかったら分からんかったです。というか、当てる気もそんなにない！