2022年の読書メーター 読了数:237冊 読んだページ:74476ページ ナイス:11703ナイス 感想・レビュー:237件 月間平均冊数:19.8冊 月間平均ページ:6206ページ ▼まっさんさんの2022年に読んだ本一覧 → >> https://bookmeter.com/users/906624/summary/yearly
か、展開そのものに対する印象というよりは後半の構図を描きたいが為にそれまでの過程に対して後付け感を感じてしまい、イベントが発生するきっかけなんかはちょっといまいち分からないまま突入してしまった部分は残念だったかなと。 何にせよ全体で見た場合は楽しめた作品なので、作者の次回作も楽しみに待ちたいと思います。
クターの作り込みの甘さや世界観の不透明さが目立つ事で物語自体に対する薄さのようなものを感じてしまいました。また、その辺りが原因となってかスパイ物に期待しがちな意外性などが感じられず、ノーフェイスの正体を含めた後半の諸々に関しても何のカタルシスも得られず、どうしても消化不良感を強めてしまったかなと。 作品として設定や世界観の枠は良かったと思うので、もう少し全てにおいて重厚さが増えると更に面白くなるのではと思いました。
また違う意味での愛が重いヒロインが複数登場する部分もまた好みでしたね。挿絵や口絵のクオリティもとても高く、シンプルにイラストとしても楽しめる所も高評価です。 刊行されて暫く経っているので続刊されるか心配でしたが、web版を確認するとどうやら2巻は刊行出来そうとの事なので、続きを読めるのが今からとても楽しみです。 ラブコメ好きの民は一度手に取ってもらいたいですね!
えてくれました。 全体的に見ると満足感はとても強いのですが、強いて言うならばやや描写不足感が否めない所もありました。前述の通り、基本的にどのキャラクターもしっかり役割を与えられた上で動き回っていましたが、何人かのキャラクターは結局主役達の踏み台的ポジションで収まっている所は残念だったかなと。特に一樹の弟・光二や彼の母・涼花。もっと掘り下げて欲しかったという意味では優月の話など、いわゆる脇役ポジションのキャラクターの扱いが少し二の次になってしまっていたかなと。そして物語冒頭から昏睡状態に陥っている天音と作→
しく死んでいく設定は悪い意味でのギャップを覚えてしまうのではないかと。まあ、この部分に関しては一巻を読むと薄れるものであると思うので、二巻以降ではそこまで弊害にはならないのかなとも。 ストーリーに関しては個人的に結構好きでした。一癖も二癖もある面々、しかも美少女ばかりともしかしたら今後百合要素なんかも入ってくるのかなと期待してしまう自分もいますし、何よりこの手の自らのうちに潜む狂気に気付かず正義の道を歩もうとする主人公が、闇堕ちするかどうかのラインをふらふらする作品はかなり癖だったりするので、次巻以降も→
象に残っていて、前者二人は物語の根幹に強く絡んできそうな所。後者は若干のヘイトキャラの役割を担うのかなと。アイリスに関しては彼女のような立場のキャラクターが必要である事は分かりますが、これまでシャドウ・七陰と幾度と邂逅してきた中でのあのスタンスは正直ガッカリしてしまう部分もありました。 そしてこれまで気にならなかった部分でいえばもうひとつ。シャドウ、もといシドの勘違い設定が本当に少しだけですが疎ましく感じてきてしまった部分はあるのかなと。この噛み合わなさを楽しむ作品だという事は重々分かっているのですが、→
それにしてもここまですれ違い続けるとただのアホキャラとしてのイメージが湧いてしまう為、今後物語が続くとなった時にこの設定を引っ張り続けると少ししんどいかもしれないなというのが正直な気持ちです。
撃戦など、そちら方面の話はしっかりと描かれている分期待外れ感が否めず残念でした。 そして全体を通して感じるスケールの小ささ。マフィアを討伐するマフィア、世界を股に掛け時に人を殺めることも厭わないなどの下地は整っているにも関わらず、それを上手く組み合わせる事が出来ていないように感じてしまいましたね。あまりにもわかり易すぎる黒幕の正体。そんな黒幕が用いる異能の能力の華の無さ。ここまで小物感を感じてしまうラスボスも珍しいなと、本当に作品を通して迫力を感じる部分がなかった部分は残念でした。
ったですね。根本が心休まる暖かなホームドラマ作品なので、多少のシリアス展開が訪れてもちょうど良い塩梅に収めてくれる所も良かったかなと。 響汰と想夜歌の母親に関するエピソードは若干無理やり感を感じたところはありましたが、そこを差し引いても素晴らしかい読後感を味わえる良作だと思いました。
スを殺した事で彼女の番として認められた鳴人が、誰しもが羨み求める竜の番の立場をにべもなく断る事で始まる物語。 とにかく良かった所は斬新な世界観。ダンジョンが生まれた現代世界という舞台を用意しながら導入の足掛かり程度にしか用いず、あくまで本筋は異世界での話を進めた所。また、一人称が俺で傲岸不遜ながらも惚れた男には途端にいじらしくなるヒロイン・アリスの存在。何やら鳴人が記憶していない所で関わりがありそうな不可思議な存在などなど、純粋にストーリーの面白さもしっかり描かれている所が好印象でしたね。(冒頭にやけに→
見覚えのある場面があったのはご愛嬌ですが…) 個人的に一番刺さったのはアリスの存在で、人外ヒロインで誰に対しても傲慢な彼女が、鳴人に対してのみ初心で健気な様子を見せる様は最早可愛いの一言しかありません。どうやら鳴人を狙う人外ヒロインは他にもいるようですが、アリスの想いが報われる事を願って読み進めていきたいと思います。
ものである所。人畜無害の塊すぎて逆に没個性となってしまう主人公・零と、表の顔は敏腕女社長・裏の顔は激甘ポンコツヒロインとして描きたいであろう割にどちらのエピソードも弱く、あまりにもキャラが立ってない愛音の存在感の薄さ。頭を空っぽにして楽しむにしても流石に厚みに欠ける両者のキャラクター性では少し厳しいものがあると思いました。特に設定や世界観に厚みを持つ作品が多い印象のガガガ文庫から刊行されている部分、個人的にここが一番合わない原因なのかなと思いました。
個人的にグッドなキャラクターでしたね。椎名くろ先生が描くキャラデザの素晴らしさは言わずもがなで、今回新たに公開された咲茉や小金崎の魅力も十全に描かれていて大満足の一言。4巻があるならば次は小金崎を攻略対象にしてほしいなと密かに考えてしまいました。
した所から始まる為録に感情移入できなかった所は残念でした。これがなんやかんやとイチャつきながらの喧嘩ップルだったらまだ良かったのですが、割と徹底した冷戦っぷりしか描かれないので少し厳しいのかなと。 ストーリー自体も二人を狙う暗殺者集団が登場するなど、緊迫した状況は描かれますがメインはコミカル色強めな日常物。しかも英雄夫婦という設定の割に戦時中の両者の詳細な描写は描かれないので、タイトルで期待していた私としては英雄感を殆ど感じられなかった所も残念でした。 前述の通り目新しい設定は非常に好みな作品なので、次→
いので読み味が非常に良かったですね。 ラブコメ方面に関してはパッケージから連想する程前面に押し出されてはおらず、正直今巻の段階ではまだ物足りなさを感じてしまいました。ルクス・ティアリス共に掘り下げが殆どされていないので、どうしても両者のイチャつきが表面的なものに限定されてしまう所も理由のひとつなのかなと。 肝心のストーリーに関してはファンタジー系統の話が好きな身としては十分楽しめたものの、現状では今作特有の強みといったものがまだ感じられないのでそこはこれからかなと。また、敵の暗躍キャラの正体やその背景、→
ます。個人的に兎羽の元婚約者の立ち位置を安易に彼らの恋の障壁と位置付けなかった所は新鮮で好ましかったですね。 一方で中盤以降、特に終盤は思いっきりSF要素満開な展開が終始続き、宇宙をまたにかけた命懸けのレースバトルや宇宙を滅ぼし得る未知の隕石の登場、そして大吾と獅子乃以外にも登場する意外なキャラクターの登場や一筋縄に決着がつかなそうな三人の三角関係などなど、ここから物語がどんどん広がっていくんだと想像を掻き立てられるような展開が続き、打ち切りが決まっていない状態で読みたかったなと少し後悔した所もありまし→
た。 タイトルや表紙、ストーリー的に妹の獅子乃が明らかに勝ちヒロインだろうなと思っていた中での前世での兎羽のとある行動。ここでヒロインレースがまた分からなくなってきた所だったので、三巻以降読めない事が本当に残念だなというのが正直な気持ちです。
昔から色んな種類の小説を読んでいましたが、ここ2年程の間にアニメ→ライトノベルの順にハマってしまい今ではライトノベルの沼にどっぷり浸かってしまいました。
現状新刊だけで月に20冊程度購入していますが、月によって読むペースがまちまちなので積読本がどんどん溜まっていく一方です…今は基本的にライトノベルしか読んでいないので登録する本も100%ライトノベルになります。その中では異世界物も現代物も同じくらい読みますが、1対1の純愛作品よりハーレム作品の方が好みだったりします。
自分が読んでいるものと同じ作品や、ライトノベルをよく登録している方をこちらからお気に入り登録することがありますが、別に無理にお気に入り登録を返していただく必要はありません。逆にお気に入り登録してくれた方には基本的にお気に入り登録を返すようにしてますが、過度にタイムラインを圧迫する方・ライトノベルを全く登録していない方・ネタバレのフィルターを付けずにネタバレ感想を載せている方などの登録を外すことがあります。
読んだ作品の感想を載せる時に十段階で評価を付けていますが、作品の完成度等の意味合いではなくあくまで個人的な満足度の指標だと思ってください。ただ、基本的に良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪いというスタンスなので、合わなかった時は容赦なく合わなかったと言います。もし不快にさせてしまったら申し訳ないです。また、昔からの癖でタイムラインに出てくる感想には無差別にいいねを付けていますが、時に自分が低い評価を付けている作品の感想にもいいねを付けてしまいます。特に他意はないのですが不快に感じてしまったら申し訳ないです。
★★★★☆(9)〜★★★★★(10)…最初から最後までとても楽しめる。続刊すれば必ず買うレベル。
★★★☆(7)〜★★★★(8)…基本的に最後まで楽しめるものの少々物足りないところも…続刊すればほぼほぼ買うレベル。
★★☆(5)〜★★★(6)…可もなく不可もなくといったところ。続刊しても買うかどうかは微妙なレベル。
★☆(3)〜★★(4)…全体的に物足りず、続刊しても恐らく買わないレベル。
☆(1)〜★(2)…全くといっていいほど合わず、続刊してもほとんど確実に買わないレベル。
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しく死んでいく設定は悪い意味でのギャップを覚えてしまうのではないかと。まあ、この部分に関しては一巻を読むと薄れるものであると思うので、二巻以降ではそこまで弊害にはならないのかなとも。 ストーリーに関しては個人的に結構好きでした。一癖も二癖もある面々、しかも美少女ばかりともしかしたら今後百合要素なんかも入ってくるのかなと期待してしまう自分もいますし、何よりこの手の自らのうちに潜む狂気に気付かず正義の道を歩もうとする主人公が、闇堕ちするかどうかのラインをふらふらする作品はかなり癖だったりするので、次巻以降も→
期待して読みたいと思います。