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2023年1月の読書メーターまとめ

まっさん
読んだ本
21
読んだページ
6840ページ
感想・レビュー
21
ナイス
911ナイス

2023年1月に読んだ本
21

2023年1月のお気に入り登録
3

  • 空間製作者
  • えーよん
  • ほうきぼし

2023年1月のお気に入られ登録
4

  • ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
  • 空間製作者
  • えーよん
  • ほうきぼし

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まっさん
★★★ スニーカー大賞大賞受賞作品。12年振りの受賞作という事で自ずとハードルが上がりまくった今作ですが、結論から言ってしまうと現時点ではあまりにも高くなったハードルを飛び越える程の魅力は見いだせなかったかなと。誤解しないで欲しいのは、あくまで「大賞受賞作品」「このすば 暁なつめ 爆笑」と言われるとまだぴんとこないものがあるだけで、一作品として見るならば普通に面白かったとは思います。 まず気になった部分はサブタイトル。冒頭でクライマックスシーンから入る事で、それまでの出来事を逡巡する形で本編が始まる作→
まっさん
2023/01/18 00:19

しく死んでいく設定は悪い意味でのギャップを覚えてしまうのではないかと。まあ、この部分に関しては一巻を読むと薄れるものであると思うので、二巻以降ではそこまで弊害にはならないのかなとも。 ストーリーに関しては個人的に結構好きでした。一癖も二癖もある面々、しかも美少女ばかりともしかしたら今後百合要素なんかも入ってくるのかなと期待してしまう自分もいますし、何よりこの手の自らのうちに潜む狂気に気付かず正義の道を歩もうとする主人公が、闇堕ちするかどうかのラインをふらふらする作品はかなり癖だったりするので、次巻以降も→

まっさん
2023/01/18 00:19

期待して読みたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。

2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

まっさん

2022年の読書メーター 読了数:237冊 読んだページ:74476ページ ナイス:11703ナイス 感想・レビュー:237件 月間平均冊数:19.8冊 月間平均ページ:6206ページ ▼まっさんさんの2022年に読んだ本一覧 → >> https://bookmeter.com/users/906624/summary/yearly

が「ナイス!」と言っています。

2023年1月の感想・レビュー一覧
21

まっさん
★ 発売して直ぐにとある事情で話題になった今作。 物語は星堕ち島と呼ばれる、十数年前に堕ちた隕石の影響から不思議な能力を獲得した者達が集まって暮らしている島を舞台として描かれていました。構成としては章毎に視点が変更され、ストーリーを多面的に見る事で物事の見え方が変わってくる叙述トリック的な要素が含まれており、この辺りは少し読む人を選ぶのかなといった印象を受けました。また、視点が切り替わる事で群像劇要素も強く感じられ、ここも併せて個人的にはあまり好きではないタイプの作品でした。 終盤の山場が唐突に始ま→
まっさん
2023/01/31 02:58

ったり、とあるキャラクターの存在が結局謎のままだったりと読了後の不満足感も苦手な一因だったのかなと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★☆ 究極の焦れ焦れ系両片想いラブコメ作品の第四弾。 ここまでは玲奈から湊にのみ留められていた両者の関係の真相が遂に湊側にもばれるお話。正直ストーリーの根幹を成すくらい重要な要素バレ回の割にはやけにあっさり気味で、若干の消化不良感を感じてしまった所がありました。ただ、そこを差し引いても二人の微笑ましいやり取りは健在で、ストレス展開もなく本当に緩い雰囲気の甘いラブコメを楽しむ事が出来ました。
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ 完結巻。一巻、二巻共に共にシリアス風味強めな話だったので今巻はどうかなぁと思っていましたが、相変わらず重い重い…世間一般からすれば決して受け入れられない関係性の二人が、自分達の幸せを掴み取るためにもがき苦しむ様子は読んでいて少し辛いものがありましたが、しっかりと話を纏めてくれた所は好印象でした。 メインヒロインであるはずの彩音より幼馴染ヒロインの陽乃が目立つ形となった今巻。個人的にトータルで見るとまずまず楽しめた作品ではありましたが、今巻の後半の展開に関してはやや安直さを感じてしまったという→
まっさん
2023/01/27 01:46

か、展開そのものに対する印象というよりは後半の構図を描きたいが為にそれまでの過程に対して後付け感を感じてしまい、イベントが発生するきっかけなんかはちょっといまいち分からないまま突入してしまった部分は残念だったかなと。 何にせよ全体で見た場合は楽しめた作品なので、作者の次回作も楽しみに待ちたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★ 世界中にその名を知られながらも詳細な経歴や風体は誰も知らない伝説のスパイ・風魔小太郎。とある一件から彼の所属するスパイ組織が壊滅状態となり、代わりに四人の名持ちスパイ(美少女)が組織の門を叩く所から始まる物語。彼の組織を壊滅させる原因となった宿敵・ノーフェイスが四人の中に紛れ込んでいるのではという懸念を抱きつつ、少しずつ四人との関係を深めながらノーフェイスの正体を探るという展開でしたが、正直そこまで惹かれるものはなかったかなと。 まず、スパイ物として割と真面目な雰囲気を漂わせる今作ですが、キャラ→
まっさん
2023/01/26 00:02

クターの作り込みの甘さや世界観の不透明さが目立つ事で物語自体に対する薄さのようなものを感じてしまいました。また、その辺りが原因となってかスパイ物に期待しがちな意外性などが感じられず、ノーフェイスの正体を含めた後半の諸々に関しても何のカタルシスも得られず、どうしても消化不良感を強めてしまったかなと。 作品として設定や世界観の枠は良かったと思うので、もう少し全てにおいて重厚さが増えると更に面白くなるのではと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★★ web版既読。ここ最近読んだラブコメ作品の中で頭2つくらい飛び抜けて好きでした。 物語はタイトル通り。ある日突然許嫁の存在を知らされた少年・浩之と、恵まれた環境やその美貌からやっかみを受け続けた結果「悪役令嬢」だと噂されている少女・彩音が織り成す学園ラブコメ物でした。 単純にラブコメ物としてのクオリティが高い印象で、浩之と彩音の最初は利害関係の元に作られた関係が段々と甘酸っぱい距離感に縮まっていく様子は満足の一言。浩之の周りを固めるサブヒロイン達も魅力的なキャラクターが集まり、ヤンデレとは→
まっさん
2023/01/25 02:35

また違う意味での愛が重いヒロインが複数登場する部分もまた好みでしたね。挿絵や口絵のクオリティもとても高く、シンプルにイラストとしても楽しめる所も高評価です。 刊行されて暫く経っているので続刊されるか心配でしたが、web版を確認するとどうやら2巻は刊行出来そうとの事なので、続きを読めるのが今からとても楽しみです。 ラブコメ好きの民は一度手に取ってもらいたいですね!

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★ 他人の心の内が読める少年と、タブレットを介した筆談で会話する程無口で淡々とした対応を見せながらも内心では表情豊かな少女が織り成す不思議なラブコメ物第二弾。 パッケージから受ける印象の割にはそこまで甘々している訳ではなく、現状ではまだ対人スキルに問題があるヒロインが主人公を含めた学友と徐々に距離を縮めるという構図で描かれていました。その分主人公との直接的なやり取りは控えめで、どちらかというと今巻では主人公の中学時代からの学友・霧崎に焦点が当てられていました。個人的に霧崎の方が圧倒的に好みだったり→
まっさん
2023/01/23 00:57

するので、何かの間違いで彼女が報われるルートに突入しないかなと期待しつつ続きも読んでいきたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★☆ 小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。 個人的にこの手のSFチックな青春物は苦手なジャンルになるので読むかどうか迷ったのですが、優秀賞受賞作品という肩書きを信じて購入しました。結論から言うとこれは自分の直感を信じて本当に良かったなと。序盤から中盤にかけてはやや退屈さを感じる部分もありましたが、それも後半にかけての伏線と考えれば問題無し。素晴らしい。本当に大きな満足感を得る事が出来る大作でした。 物語は掛け替えのない存在である幼馴染の少女・天音が事故で昏睡状態に陥った後に、その他の友人達とどこ→
まっさん
2023/01/19 01:12

えてくれました。 全体的に見ると満足感はとても強いのですが、強いて言うならばやや描写不足感が否めない所もありました。前述の通り、基本的にどのキャラクターもしっかり役割を与えられた上で動き回っていましたが、何人かのキャラクターは結局主役達の踏み台的ポジションで収まっている所は残念だったかなと。特に一樹の弟・光二や彼の母・涼花。もっと掘り下げて欲しかったという意味では優月の話など、いわゆる脇役ポジションのキャラクターの扱いが少し二の次になってしまっていたかなと。そして物語冒頭から昏睡状態に陥っている天音と作→

まっさん
2023/01/19 01:12

中で最も動き回っていた羽との対比。こればっかりはどうしても羽に対して強く感情移入してしまっていたので、エピローグでは若干のほろ苦さも感じてしまいました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★ スニーカー大賞大賞受賞作品。12年振りの受賞作という事で自ずとハードルが上がりまくった今作ですが、結論から言ってしまうと現時点ではあまりにも高くなったハードルを飛び越える程の魅力は見いだせなかったかなと。誤解しないで欲しいのは、あくまで「大賞受賞作品」「このすば 暁なつめ 爆笑」と言われるとまだぴんとこないものがあるだけで、一作品として見るならば普通に面白かったとは思います。 まず気になった部分はサブタイトル。冒頭でクライマックスシーンから入る事で、それまでの出来事を逡巡する形で本編が始まる作→
まっさん
2023/01/18 00:19

しく死んでいく設定は悪い意味でのギャップを覚えてしまうのではないかと。まあ、この部分に関しては一巻を読むと薄れるものであると思うので、二巻以降ではそこまで弊害にはならないのかなとも。 ストーリーに関しては個人的に結構好きでした。一癖も二癖もある面々、しかも美少女ばかりともしかしたら今後百合要素なんかも入ってくるのかなと期待してしまう自分もいますし、何よりこの手の自らのうちに潜む狂気に気付かず正義の道を歩もうとする主人公が、闇堕ちするかどうかのラインをふらふらする作品はかなり癖だったりするので、次巻以降も→

まっさん
2023/01/18 00:19

期待して読みたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ 前巻では△関係にヒビが入りかねない状況で幕を閉じ、今巻どのような展開を迎えるのか楽しみにしていました。表紙で描かれる凛華推しの身としてある種正念場のような巻数かと覚悟していましたが、結論としては収まる所に収まったのかなと。夏の浜辺で青春に勤しんだり、あるキャラクターが心情の変化を自覚したりと少しずつ物語が動きましたね。エピローグ的に次巻はこれまでと比べて大きく動きそうな話なので、その辺も踏まえて次巻刊行が本当に楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★ 千年前に英雄と賢者としてしのぎを削ったレイドとエミリア。何者かの思惑で現代に転生した彼らは、手掛かりを求めてレイドが暮らしていたアルテインの跡地・リビネア砂漠を探索するというお話。 今巻は二人のイチャつきは控え目で、ラブコメ要素はこれまで二巻と比べると抑え気味でした。その代わりにストーリー進行が多く、千年前の時代を生きていたキャラクターの登場に強大な力を有する強敵の出現、千年前に紡いだとある縁の発覚など、彼らを取り巻く状況が少しずつ明かされていきました。 最後の最後に衝撃の事実が明かされました→
まっさん
2023/01/15 00:57

が、次巻はよりストーリーが進展しそうなので今から楽しみに続刊を待ちたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ 待ちに待った最新巻。アニメと違いこれまで殆ど全くと言っていい程出番のなかったゼータに焦点が当てられた話。 隠密要員との事でてっきり戦闘力はあまりないパターンかと思っていましたが、デルタと張り合う程の戦闘力を有しているというサプライズ。これまであまり出番がなかった要因であろう秘密主義の塊のようなキャラクターで、七陰の一員というよりは陰で密かに動き回るキャラクターとして物語の土台を掻き乱していました。影に潜むシャドウガーデンがこれまで一致団結してシャドウの役に立つ高い組織力を持つグループだと描か→
まっさん
2023/01/14 19:11

象に残っていて、前者二人は物語の根幹に強く絡んできそうな所。後者は若干のヘイトキャラの役割を担うのかなと。アイリスに関しては彼女のような立場のキャラクターが必要である事は分かりますが、これまでシャドウ・七陰と幾度と邂逅してきた中でのあのスタンスは正直ガッカリしてしまう部分もありました。 そしてこれまで気にならなかった部分でいえばもうひとつ。シャドウ、もといシドの勘違い設定が本当に少しだけですが疎ましく感じてきてしまった部分はあるのかなと。この噛み合わなさを楽しむ作品だという事は重々分かっているのですが、→

まっさん
2023/01/14 19:11

それにしてもここまですれ違い続けるとただのアホキャラとしてのイメージが湧いてしまう為、今後物語が続くとなった時にこの設定を引っ張り続けると少ししんどいかもしれないなというのが正直な気持ちです。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★★ 2巻で若干満足度が落ちてしまった今作だったけど、3巻は見事に甘々ラブコメ物として素晴らしいものを読むことが出来ました。 前巻、クリスマスイブに新しい関係へと進んだ真樹と海。ぶっちゃけやっている事はこれまでとあまり変わりませんが、正式にカップルという形に落ち着いた二人のやり取りの甘さには思わず砂糖を吐き出したくなる程の甘さを感じましたね。交際して早々体調を崩す真樹やバレンタインデー、ホワイトデーに海の誕生日とラブコメ物の中では割と定番イベントばかり描かれる話だったのでどうかなと思いましたが、全→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★☆ タイトルに惹かれて購入した作品でしたがうーん…有り体に言ってしまえば絶妙に噛み合わない洋画を見終えたような感覚ですかね。 犯罪者討伐を行う武装組織・ストレイシープ。任務成功率95%を誇る天才少年・景光と、〈怪力〉の異能を有する美少女・ミステリオーサが、とある任務で日本の高校に通う事になるというお話。前述の通りタイトルに惹かれた今作ですが、そこまで学園生活は描かれず。ネームドキャラクターも景光・ミステリオーサを含め4人のみと、これでタイトルに「教室」を含めるのは如何なものかと。異能を交えた戦闘や銃→
まっさん
2023/01/11 03:08

撃戦など、そちら方面の話はしっかりと描かれている分期待外れ感が否めず残念でした。 そして全体を通して感じるスケールの小ささ。マフィアを討伐するマフィア、世界を股に掛け時に人を殺めることも厭わないなどの下地は整っているにも関わらず、それを上手く組み合わせる事が出来ていないように感じてしまいましたね。あまりにもわかり易すぎる黒幕の正体。そんな黒幕が用いる異能の能力の華の無さ。ここまで小物感を感じてしまうラスボスも珍しいなと、本当に作品を通して迫力を感じる部分がなかった部分は残念でした。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★☆ 個人的に一巻時点では続刊を追うか迷うくらいの満足度でしたが、今巻で一気に満足度を更新してきたなと。 物語はママ友として澄と不思議な縁を結び、日々最愛の妹・想夜歌の為に邁進する響汰。保護者参加型の遠足会に想夜歌の誕生日会と、今回もイベントが目白押し。相変わらずラブコメ要素より家族愛要素が強く、響汰と澄がママ友という関係性を通して仲を深めていく構図をブレずに描き続けてくれた所にはかなり好印象でした。なんちゃってホームドラマではなく、後半ではしっかりと「家族」に焦点を当てた話が描かれたのも尚良か→
まっさん
2023/01/10 05:38

ったですね。根本が心休まる暖かなホームドラマ作品なので、多少のシリアス展開が訪れてもちょうど良い塩梅に収めてくれる所も良かったかなと。 響汰と想夜歌の母親に関するエピソードは若干無理やり感を感じたところはありましたが、そこを差し引いても素晴らしかい読後感を味わえる良作だと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★★ 素晴らしかった! 現代世界にダンジョンが生まれ、上級探索者として名を馳せた主人公・鳴人が、ある日命を落として異世界へと転生し、万物の王として君臨する竜と遭遇し勝利する事で見初められるお話。 現代世界のダンジョンに纏わる話は殆ど描かれず、あくまで鳴人が類まれなる戦闘スキルを有し、殺生に対して躊躇いを覚えない理由付け程度にしか描かれていませんでした。物語の主軸は異世界であり、冒険者ギルドや商会、教会など権力を有する陣営が軒並み頭を垂れる存在である竜。七つの生命を持って生まれ落ちた竜の少女・アリ→
まっさん
2023/01/09 01:46

スを殺した事で彼女の番として認められた鳴人が、誰しもが羨み求める竜の番の立場をにべもなく断る事で始まる物語。 とにかく良かった所は斬新な世界観。ダンジョンが生まれた現代世界という舞台を用意しながら導入の足掛かり程度にしか用いず、あくまで本筋は異世界での話を進めた所。また、一人称が俺で傲岸不遜ながらも惚れた男には途端にいじらしくなるヒロイン・アリスの存在。何やら鳴人が記憶していない所で関わりがありそうな不可思議な存在などなど、純粋にストーリーの面白さもしっかり描かれている所が好印象でしたね。(冒頭にやけに→

まっさん
2023/01/09 01:47

見覚えのある場面があったのはご愛嬌ですが…) 個人的に一番刺さったのはアリスの存在で、人外ヒロインで誰に対しても傲慢な彼女が、鳴人に対してのみ初心で健気な様子を見せる様は最早可愛いの一言しかありません。どうやら鳴人を狙う人外ヒロインは他にもいるようですが、アリスの想いが報われる事を願って読み進めていきたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★ 仕事に生きる両親が離婚した主人公・零の元に、昔近所に住んでいた10歳年の離れたお姉さんが社長として現れるお話。 両親の離婚の原因や社長として登場する愛音の仕事要素、何故愛音がここまで零に入れ込むか等の理由は全てすっ飛ばし、ただひたすらに年上の美人お姉さんに養われる主人公の生活を楽しむ作品でした。ただ、個人的に全体的に物語の厚さを感じられず、プライペートジェット機を借りる事が出来る程と形容される割にお金持ちエピソードが殆ど出てこない所。愛音が零に入れ込む理由として語られるエピソードが割とありふれた→
まっさん
2023/01/08 17:44

ものである所。人畜無害の塊すぎて逆に没個性となってしまう主人公・零と、表の顔は敏腕女社長・裏の顔は激甘ポンコツヒロインとして描きたいであろう割にどちらのエピソードも弱く、あまりにもキャラが立ってない愛音の存在感の薄さ。頭を空っぽにして楽しむにしても流石に厚みに欠ける両者のキャラクター性では少し厳しいものがあると思いました。特に設定や世界観に厚みを持つ作品が多い印象のガガガ文庫から刊行されている部分、個人的にここが一番合わない原因なのかなと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★ 一騎当千の力を有する召喚士。その力を悪用し、村を襲い人知れず消えた悪の元凶・オウマの忘れ形見であるユウゴが、14年振りに再び村を襲ったオウマとの闘いに敗れた事で彼を倒す旅に出る物語。 人々から時に崇拝され、時に忌み嫌われる召喚士という存在を軸に描かれる今作。召喚獣を用いたバトル物としての側面が強く、強い絆で結ばれる事で良き相棒として描かれるバディ物という印象も受けました。 オウマと共に村を襲うも置き去りにされた少女・リゼルとの旅も描かれていましたが、ヒロインとしてのラブコメ要素もなければ立ち位→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ 表紙から溢れ出る神巻の予感が見事に的中した今巻。 一巻で同級生二人、二巻で姉妹二人を攻略してしまった四葉の元に訪れるのは活動休止を表明したばかりの国民的アイドルである真希奈。幼少期に四葉と幼馴染だった彼女が提案するのはまさかの偽恋人関係で…というお話。 これまで登場した4人のヒロインの出番は控えめで、新たに登場する真希奈が彼らの関係を強く揺さぶらスパイスとして描かれていました。既出のヒロインも全般的に重めな感情を秘めている今作ですが、真希奈に関しては想いの年数が長い分、より一層激重ヒロインで→
まっさん
2023/01/05 02:52

個人的にグッドなキャラクターでしたね。椎名くろ先生が描くキャラデザの素晴らしさは言わずもがなで、今回新たに公開された咲茉や小金崎の魅力も十全に描かれていて大満足の一言。4巻があるならば次は小金崎を攻略対象にしてほしいなと密かに考えてしまいました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★ MF文庫新人賞審査員特別賞受賞作品。 タイトルとイラスト担当のだにまる先生の名前に惹かれて購入を即決した作品。 物語は世界を二分にする長き戦争が終結した世界。それぞれの陣営の英雄が恋に落ち、結婚する事で両国の平和の象徴として君臨することになった…所から一年後にまさかの破局の危機を迎えるという、あまり見掛けたことがない設定である今作でした。軍人気質なアルマと奔放な超能力者であるエリーゼという180度異なる価値観を有する二人の破綻した関係が描かれる今作ですが、冒頭の数ページを除いて直ぐに関係が破綻→
まっさん
2023/01/03 04:13

した所から始まる為録に感情移入できなかった所は残念でした。これがなんやかんやとイチャつきながらの喧嘩ップルだったらまだ良かったのですが、割と徹底した冷戦っぷりしか描かれないので少し厳しいのかなと。 ストーリー自体も二人を狙う暗殺者集団が登場するなど、緊迫した状況は描かれますがメインはコミカル色強めな日常物。しかも英雄夫婦という設定の割に戦時中の両者の詳細な描写は描かれないので、タイトルで期待していた私としては英雄感を殆ど感じられなかった所も残念でした。 前述の通り目新しい設定は非常に好みな作品なので、次→

まっさん
2023/01/03 04:13

巻以降でもう少しラブコメ要素が強まると嬉しいかなと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ かたかわの雨音恵先生が描く超王道学園ファンタジー作品。 物語はタイトル通りで、救国の英雄の唯一の弟子であるルクスが、絶世の美少女であるティアリスと共に学園生活を過ごすというものでした。魔術学園要素に関しては割としっかり描かれており、幼少期から授業漬けで俗世に疎いルクスが、ティアリスやルビディアなどの美少女や気の置けない同姓の友人であるレオニダスと共に学園生活を満喫する様子を楽しむ事が出来ました。また、魔術要素に関してもかなり詳細な説明描写があり、かといって必要以上に堅苦しい要素にはなっていな→
まっさん
2023/01/02 15:39

いので読み味が非常に良かったですね。 ラブコメ方面に関してはパッケージから連想する程前面に押し出されてはおらず、正直今巻の段階ではまだ物足りなさを感じてしまいました。ルクス・ティアリス共に掘り下げが殆どされていないので、どうしても両者のイチャつきが表面的なものに限定されてしまう所も理由のひとつなのかなと。 肝心のストーリーに関してはファンタジー系統の話が好きな身としては十分楽しめたものの、現状では今作特有の強みといったものがまだ感じられないのでそこはこれからかなと。また、敵の暗躍キャラの正体やその背景、→

まっさん
2023/01/02 15:40

オチまでの流れなど若干既視感を感じる部分もあったので、ここから他作品との差別化をどう測るのかが今後の印象を左右するのではないかと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ 2巻で完結が決まったとの事で、今を逃すともう読まなくなりそうな事から手を付けた今作。これだけのクオリティを誇る作品が2巻で打ち切られてしまうラノベ業界の世知辛さを嘆きつつ、やっぱり今作の持ち味でもあるSF要素で好みが別れたんだろうなと再び思わされるような、作者のやりたい事を前面に押し出したような展開が続いて楽しみながら読むことが出来ました。 今巻は中盤辺りまではそこまで前世要素に焦点は当てられず、大吾と兎羽の焦れったいラブコメ展開と、虎視眈々と大吾を狙う獅子乃の三人を交えたラブコメ作品が続き→
まっさん
2023/01/01 02:14

ます。個人的に兎羽の元婚約者の立ち位置を安易に彼らの恋の障壁と位置付けなかった所は新鮮で好ましかったですね。 一方で中盤以降、特に終盤は思いっきりSF要素満開な展開が終始続き、宇宙をまたにかけた命懸けのレースバトルや宇宙を滅ぼし得る未知の隕石の登場、そして大吾と獅子乃以外にも登場する意外なキャラクターの登場や一筋縄に決着がつかなそうな三人の三角関係などなど、ここから物語がどんどん広がっていくんだと想像を掻き立てられるような展開が続き、打ち切りが決まっていない状態で読みたかったなと少し後悔した所もありまし→

まっさん
2023/01/01 02:14

た。 タイトルや表紙、ストーリー的に妹の獅子乃が明らかに勝ちヒロインだろうなと思っていた中での前世での兎羽のとある行動。ここでヒロインレースがまた分からなくなってきた所だったので、三巻以降読めない事が本当に残念だなというのが正直な気持ちです。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/29(2136日経過)
記録初日
2017/09/07(2492日経過)
読んだ本
1452冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
453876ページ(1日平均182ページ)
感想・レビュー
1452件(投稿率100.0%)
本棚
386棚
性別
外部サイト
自己紹介

昔から色んな種類の小説を読んでいましたが、ここ2年程の間にアニメ→ライトノベルの順にハマってしまい今ではライトノベルの沼にどっぷり浸かってしまいました。

現状新刊だけで月に20冊程度購入していますが、月によって読むペースがまちまちなので積読本がどんどん溜まっていく一方です…今は基本的にライトノベルしか読んでいないので登録する本も100%ライトノベルになります。その中では異世界物も現代物も同じくらい読みますが、1対1の純愛作品よりハーレム作品の方が好みだったりします。

自分が読んでいるものと同じ作品や、ライトノベルをよく登録している方をこちらからお気に入り登録することがありますが、別に無理にお気に入り登録を返していただく必要はありません。逆にお気に入り登録してくれた方には基本的にお気に入り登録を返すようにしてますが、過度にタイムラインを圧迫する方・ライトノベルを全く登録していない方・ネタバレのフィルターを付けずにネタバレ感想を載せている方などの登録を外すことがあります。

読んだ作品の感想を載せる時に十段階で評価を付けていますが、作品の完成度等の意味合いではなくあくまで個人的な満足度の指標だと思ってください。ただ、基本的に良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪いというスタンスなので、合わなかった時は容赦なく合わなかったと言います。もし不快にさせてしまったら申し訳ないです。また、昔からの癖でタイムラインに出てくる感想には無差別にいいねを付けていますが、時に自分が低い評価を付けている作品の感想にもいいねを付けてしまいます。特に他意はないのですが不快に感じてしまったら申し訳ないです。

★★★★☆(9)〜★★★★★(10)…最初から最後までとても楽しめる。続刊すれば必ず買うレベル。
★★★☆(7)〜★★★★(8)…基本的に最後まで楽しめるものの少々物足りないところも…続刊すればほぼほぼ買うレベル。
★★☆(5)〜★★★(6)…可もなく不可もなくといったところ。続刊しても買うかどうかは微妙なレベル。
★☆(3)〜★★(4)…全体的に物足りず、続刊しても恐らく買わないレベル。
☆(1)〜★(2)…全くといっていいほど合わず、続刊してもほとんど確実に買わないレベル。

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