2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:29冊 読んだページ数:8616ページ ナイス数:1003ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/906624/summary/monthly/2023/5
キャラに固められる安直なハーレム展開に進む事もなく、本筋はあくまでウォーゲーム。昨今流行りのバトロワ要素を取り入れながらも未経験の人が置いてけぼりにならない絶妙なバランスで作品を成り立たせている所も好印象でした。何より白斗が安易に過去の実力や技術の一端に目覚める事もなく、あくまで一ゲーマーとして成長を遂げていく様子なんかもとても格好良かったです。 続きが非常に気になるシリーズ。前作は2巻が出ませんでしたが、今作は長く続いてほしいと願いつつ、続刊を待ちたいと思います。
ヒロインの4人で物語を殆ど完結させているので、一人一人の出番がしっかりと確保されている所は良かったです。また、少し鈍感すぎるきらいがある所が玉に瑕とはいえそれ以外は概ね好感が持てる玄次郎の存在が、ラブコメ作品において割と必須条件だと思っている主人公に好感が持てる=強く共感が出来るという点でもストレスなく読めましたね。 ただ、前述の通り現時点ではまだコメディ色が強い今作。もう少し甘めなラブコメ作品が好きな身としてはやや物足りなさを感じる所がありましたし、現状ヒロイン入りしなさそうなキャラクターである咲耶が→
りましたね。アイネが装着している首輪の外し方や彼女の身を狙う帝国からの刺客、また他のSランク冒険者の存在などなど、まだまだ明かされていない要素が多くあるので続きが楽しみな一作です。 ただ、一つだけ不満に感じた所が合間に挟まれる割と直接的なサービスシーン。窮地に陥ったヒロインを救う主人公という構図を読みたい身としては何度も挟まれるサービスシーンが若干くどいというか、少し異物感を感じてしまった所がありました。
する不満を感じる事もなく、最初から最後まで初々しさ溢れる穏やかなやり取りを堪能する事が出来ましたね。 大きなストレス展開もなく、微笑ましく二人の関係を見守る事が出来る今作。とりあえず2巻も購入して読んでいきたいと思います。
描かれる玲が一段階上のヒロインらしさをもって描かれており、今後三角関係ルートに突入したとしてもメインヒロインの座は揺らがないのかなという印象も受けました。 ストーリーに関しても一定以上のクオリティで描かれており、家庭スキルが高すぎる凛太郎におんぶにだっこ状態の玲との穏やかな日常話と、彼女のアイドル人生を左右する重要なイベント話が良い塩梅で組み分けられていました。エピローグで次巻への布石もばっちりですし、現状刊行されている4巻まで纏め買いしようと思います。
迫害してきた父への復讐や袂を分かつ事になった妹への意趣返し、現実を理解せずに彼を迫害していた村民などしっかりとヘイト回収場面も描かれていた所はスッキリとした読後感を味わえて良かったなと。 物語はまだまだこれからといった所ですが、ここからどれ程のヒロインがカイムの毒牙にかかってしまうのか。次巻以降も楽しみに読んでいきたいと思います。
ものが生まれる場面もありましたが、決して不満を残す事なく綺麗に纏めてくれた所は良かったです。また、どうしても頻度が減ってしまうとはいえ真樹と海の砂糖を吐き出したくなるようなバカップルぶりは健在で、海にちょっかいをかける男子生徒のような不毛な展開が描かれなかった所も尚グッドでした。 そしてエピローグで描かれる新たな展開。正直この作品では触れられないと思っていた流れですし、もしかしたら人によって好みが別れる展開かもしれませんが、個人的にこの手のエピソードは大好物なので次巻以降がとても楽しみになりました。
現役JKアイドルという大仰な文言が入っている割にそこまで特別なヒロイン感を感じなかった所も原因の一つなのかなと。 そんな中で最後の最後、平穏な二人の関係に忍び寄る悪意の影。起伏のない物語と言いましたが、彼女の存在がストーリーに大きなアクセントを付けてくれるのではないかと期待し、次巻も読みたいと思います。
ていた所が良かったです。見返りとして独り立ちを目指す千佳を見守る颯真の距離感や、登場人物を絞る事でその分多様なエピソードを読む事が出来た所も良いですね。 ただ、これは完全に個人の好みの問題ですが、全体的にもう少し甘さが欲しかったかなと。確かに甘すぎるラブコメ作品は若干食傷気味な所もありますが、今作はヒロインの千佳が時折小悪魔っぷりを発揮して颯真に詰め寄る場面などが描かれており、そこが最大の見せ場なのかなと思います。いくつか描かれるそれらの場面ですが、一つ一つは割と小話程度のスケールなので、どうしても物足→
ざまぁの程度も不快になりすぎない程度で丁度良く、また彼の価値を分かる人は分かっているという設定なので、読んでいてそこまでフラストレーションも貯まらず気持ちよく読み進める事が出来ました。また、表紙に描かれている封印された魔王や複雑な立場故に別れざるを得なかった皇女ヒロイン、昔パーティーを組んでいたヤンデレ気質が垣間見える黒髪聖女ヒロインに異世界からイフリートとして転生してきたヒロイン・スミレの存在など、ラブコメパートもこれからどんどん盛り上がっていきそうで楽しみですね。ただ、表紙に惹かれて購入した作品にも→
ラブコメが好きな人には一定以上刺さると思います。今巻では三ヒロインのうちの一人に焦点が当てられた構成でしたが、全ヒロインがキャラクター性・ビジュ共に可愛く描かれているのでラブコメ物としての満足度は結構高かったです。 ただ、主人公の取る行動が空回りする描写であったり、ストーリーの山場に当たるヒロイン・姫川沙羅のとある事情に関するエピソードであったり、作者が描きたい流れや展開が先行するあまりそこに至るまでの過程や整合性に違和感を感じる所が多々あったので、現状では作り込まれたラブコメを楽しみたい人にはあまりマ→
私のような読者は満足出来るんじゃないでしょうか。 ただ、良くも悪くも王道ラブコメ作品なので、現状では没個性感が否めず、主人公ヒロイン共に華があまり感じられない地味なキャラクターに留まってしまっている所は勿体ないなと。展開が甘すぎるなんて事もないので、2巻以降でどこまで他のラブコメ作品と差別化を図れるかが鍵となってくるように思います。
なる国を舞台とする発想は斬新で目新しかったです。また、今作はタイトルや時折挟まれる下品な小ネタ以上にかっちりとした戦記物として描かれており、今巻でも東のシルクロードの先で興った遊牧民族国家の脅威が伏線としてばらまかれ、仮想モンゴル帝国との衝突を予感させるなど、史実に基づいた展開が繰り広げられていく本格さも興味深いです。 人によってはイラストで回避してしまう作品かもしれませんが、内容は抜群に面白いので是非手に取って貰いたい作品の一つです。
インである春が可哀想という印象しか抱けず、可哀想は可愛いとは言うものの流石に…と思わざるを得ない場面も多く描かれていました。ただ、北斗が日々春に対して未練タラタラであったり、あくまで彼女の事を想った末の行動だった事もあってそこまで胸糞感のようなものは感じませんでしたね。 まえがきで作者の野村美月先生はこの二人の着地点はこれしかなかったと書かれていますが、個人的にも苦手なタイプの終わり方ではなかったので良かったかなと。ただ、一つだけ言いたいのが冴音子が最後の最後で選んだ一つの選択。あれに関しては正直何故?→
そんな二人の関係性も凄く良かったです。突然の裏切りによって親族を皆殺れ、自身も右腕を切り落とされ陵辱される寸前まで追い込まれながらも気丈に振る舞う璃々栖の立ち振る舞いに強く引き込まれる皆無。当初はそんな彼を国の奪還の為の手駒として繋ぎ止める為にスキンシップを図る璃々栖が、徐々に彼へと惹かれていく様子。またここで面白かった所が両者のすれ違い模様。片方が矢印を向けていったと思いきやすれ違い、逆にもう一方がその想いを自覚したと思ったら違うベクトルですれ違う。お互いがお互いの為、自身の犠牲をも厭わず相手を助けよ→
うと奮闘する様子は「尊い」関係と言って差し支えないものだったと思います。 残念ながら現時点で2巻での打ち切りが決まっている今作。確かに文章中の漢字出現頻度や当て字の多さ、凝った用語が頻出するなどライトに楽しみたい読者のニーズにはあまり刺さらないかもしれませんが、私はこの作品を読む事が出来て本当に良かったと思います。
できました。このおかげで各カップルにしっかりと感情移入する事が出来ましたし、彼らの今後の関係の変遷を楽しみですね。 そんな中で迎えたエピローグ。「お前らはよ付き合え」を体現したかのような正市と十色でしたが、ようやく両者の関係が進展するのか。次巻を楽しみに待ちたいと思います。
昔から色んな種類の小説を読んでいましたが、ここ2年程の間にアニメ→ライトノベルの順にハマってしまい今ではライトノベルの沼にどっぷり浸かってしまいました。
現状新刊だけで月に20冊程度購入していますが、月によって読むペースがまちまちなので積読本がどんどん溜まっていく一方です…今は基本的にライトノベルしか読んでいないので登録する本も100%ライトノベルになります。その中では異世界物も現代物も同じくらい読みますが、1対1の純愛作品よりハーレム作品の方が好みだったりします。
自分が読んでいるものと同じ作品や、ライトノベルをよく登録している方をこちらからお気に入り登録することがありますが、別に無理にお気に入り登録を返していただく必要はありません。逆にお気に入り登録してくれた方には基本的にお気に入り登録を返すようにしてますが、過度にタイムラインを圧迫する方・ライトノベルを全く登録していない方・ネタバレのフィルターを付けずにネタバレ感想を載せている方などの登録を外すことがあります。
読んだ作品の感想を載せる時に十段階で評価を付けていますが、作品の完成度等の意味合いではなくあくまで個人的な満足度の指標だと思ってください。ただ、基本的に良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪いというスタンスなので、合わなかった時は容赦なく合わなかったと言います。もし不快にさせてしまったら申し訳ないです。また、昔からの癖でタイムラインに出てくる感想には無差別にいいねを付けていますが、時に自分が低い評価を付けている作品の感想にもいいねを付けてしまいます。特に他意はないのですが不快に感じてしまったら申し訳ないです。
★★★★☆(9)〜★★★★★(10)…最初から最後までとても楽しめる。続刊すれば必ず買うレベル。
★★★☆(7)〜★★★★(8)…基本的に最後まで楽しめるものの少々物足りないところも…続刊すればほぼほぼ買うレベル。
★★☆(5)〜★★★(6)…可もなく不可もなくといったところ。続刊しても買うかどうかは微妙なレベル。
★☆(3)〜★★(4)…全体的に物足りず、続刊しても恐らく買わないレベル。
☆(1)〜★(2)…全くといっていいほど合わず、続刊してもほとんど確実に買わないレベル。
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する不満を感じる事もなく、最初から最後まで初々しさ溢れる穏やかなやり取りを堪能する事が出来ましたね。 大きなストレス展開もなく、微笑ましく二人の関係を見守る事が出来る今作。とりあえず2巻も購入して読んでいきたいと思います。