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2024年10月の読書メーターまとめ

大先生
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感想・レビュー
18
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207ナイス

2024年10月に読んだ本
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

大先生
植物とは?生とは?死とは?生命とは?大学教授が学生からの質問メールに回答しようとすると、どうしても哲学的な思索に至ってしまい、単純には答えられない…という構成になっています。結論が明確でないので、もやもやしてしまう部分もありますが、生死の捉え方について、いろいろと考えさせられる良い本だと思います。我々(動物や植物もすべて)は星のカケラで出来ているって、ロマンチックですね(笑)
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
18

大先生
ネタバレ大正時代に書かれたものですが読みやすい。同じ女性を愛してしまった友人(主人公)に義理立てするため、敢えて冷淡な振る舞いをし、ヨーロッパへ留学する大宮。義理堅い男に見せかけて、彼女をモノにした経緯を雑誌で公表するとは、こいつ相当性格悪いと思います(笑)主人公は、まるでピエロですよ。留学せずに、堂々と「俺も同じ女性を好きになってしまった」と告げるのが本当の友情のような気がします。それにしても、主人公の何が駄目だったのでしょうか。なんとなくビジュアル(ガリガリ)が原因のような気がします(汗)
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大先生
有名な話は「かぐや姫」くらいですが、どの話も面白い。かぐや姫は月も帰ったのではなく狂死したとされており、子どもに読み聞かせるには適さない内容かもしれませんが…。「赤い髪の娘」など、現代なら単純に美人でモテモテになり、何ら昔ばなしになる要素はなかったでしょうね。現代でもビジュアルに悩む人は、この話を読んでいろいろと考えてみるといいかもしれません。私の今のお気に入りは「俵薬師」。まあ、嘘つきの話ですから、昔の私なら不正義に拒否反応したかもしれませんが、ある意味弱肉強食の世の中を描いた面白い話だと思います。
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大先生
ローマ駐在記者による12年前の本。なかなか面白い本でした。ギリシャ・イタリアの政治、社会の動きを振り返りつつ、ギリシャ人映画監督アンゲロプロスと、イタリア人哲学者アガンベンの言葉を読み解きながら、資本主義の先を探るという内容です。ギリシャ人のたくましい気質等も紹介されています。例えば、過去に息子を亡くした低所得のギリシャ人男性のタキス(70歳)「人生など無だ。何の意味もない」が口癖の割に、20代と40代の彼女がいる…(笑)写真がなくて残念でしたが、イケオジなんでしょう。
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大先生
ポリアモリーは、不倫や浮気とは異なる誠実な愛の形だそうです。当事者同士が合意しているならば、周りがとやかく言うことではないかもしれませんね。当事者全員が合意の上であれば、いいんじゃないでしょうか。あとあと揉めても自己責任ということで。ある意味「東食西宿」を実践しているわけですが、パートナーたちとの関係を維持するためには、それなりの気配りが必要になるわけですね。面倒くさそうで、私には無理です、残念ですが(笑)
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大先生
解説が微妙ですね(苦笑)なんとなく昭和の香りがします。
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大先生
哲学を明るい方向に持っていこうとしていたんですね。笑いの哲学、余暇の哲学等など。デカルト、ハイデッカー、サルトルのやや難しい内容も含まれていますが、普通の哲学の本よりは分かりやすいと思います。この本が書かれた当時はベトナム戦争があったみたいですが、人類は変わらず殺人獣のままですね(汗)
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大先生
長崎で被爆した医学者の本です。原爆で妻を亡くし、自らも被爆していながら、幼子2人を育てつつ、倒れるまで放射線医学の研究・講義を続けた方のようです。また、熱心なクリスチャンで、内容の大半は信仰に関するものとなっています。例えば「人生の真の目的は天主を知り、天主を愛し、天主に仕えて、ついに天国の幸福を得ることである」と。「原子爆弾によって私の正しい道をはばんでいた邪魔が取り除かれ、私は真の幸福を味わうことができるようになった」と書かれている部分まであって正直驚きました。
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大先生
(かつての)常識的なしきたり等をイラスト付きで簡潔に解説した本です。大人ならこの本に書かれている程度のことは知っていると思います。実践しているか否かは別ですが。ちなみに、私自身は、お中元・お歳暮などを贈ったことありません(汗)大学生が読むといいかもしれません。私は大学生の頃、ゼミの忘年会で教授を差し置いて上座に堂々と座っていたところを先輩に注意されました(苦笑)
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大先生
植物とは?生とは?死とは?生命とは?大学教授が学生からの質問メールに回答しようとすると、どうしても哲学的な思索に至ってしまい、単純には答えられない…という構成になっています。結論が明確でないので、もやもやしてしまう部分もありますが、生死の捉え方について、いろいろと考えさせられる良い本だと思います。我々(動物や植物もすべて)は星のカケラで出来ているって、ロマンチックですね(笑)
が「ナイス!」と言っています。
大先生
戦場カメラマン・ジャーナリスト・映画監督である著者の体験談を纏めた本です。日本が嫌で世界で野垂れ死にするつもりで海外に出たことが、著者の運命を大きく変えたようです。エチオピア革命やカンボジア内戦、ルワンダ内戦等、戦地のリアルを伝えてくれます。危険な戦地を生き抜いた著者も膵臓がんには勝てなかったようで、この本を書いてすぐお亡くなりになったそうです。
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大先生
15年以上前に書かれた本です。エントロピー増大の法則は、石油文明が改善しなければ地球の熱死を予測する…。ゴミは燃やしても(形を変えるだけで)なくならない。そもそもゴミを出さないこと(リデュース)が最重要であり、リサイクルに期待するのは駄目。ついでに脱原発。今こそ、「もったいない精神」だと。良い本なんですが、「どぶろく」作るのが趣味って堂々と書かれていて衝撃を受けました。「どぶろく裁判」という有名な憲法判例があるんですが…(苦笑)個人の幸福追求権は徴税権には勝てないわけです。
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大先生
図鑑ではないです(汗)悪者は社会の仕組み(大きなものとしては資本主義と民主主義)によって生み出されている。悪者個人の責任ではないと主張している本です。著者が負の連鎖を止めたいという熱意を有していること、10年間行動経済学や社会問題などをいろいろ勉強したことは伝わってきました。しかし、著者の主張する伝播システムとデザイン思考でどのように解決できるのか?その説明がかなり不足しているように思います。
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大先生
式年遷宮を繰り返すため、古くて新しい伊勢神宮。そこにあるのは「常若の思想」。永遠の存続を可能にする知恵の結晶です。パルテノン神殿は廃墟となり、ピラミッドは風化しても、神殿を新造して神々を遷す伊勢神宮は常に若々しい姿のまま。まるで親から子へ、子から孫へと永遠に続く魂の連鎖を象徴しているかのようです。瑞穂の国、日本では、「幸福とはよく米が出来る」こと。幸福は神々のおかげと考える信仰心があるため、昔から多くの人々が伊勢神宮に。本書には美しい写真が多数掲載されているので、それを眺めるだけでもなぜか癒されます。
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大先生
心の成長が止まったまま身体だけ大人になってしまった「五歳児の大人」が増えている。その特徴は、生真面目で、自分が我慢するタイプなので我慢しない人は許せず、自分自身の話を喜ぶ…。あれ?私のことですか?(苦笑)子どもの頃にやりたいことをとことんやれず、愛情不足の環境で育った大人は五歳児の大人になってしまうそうです。救われるには、自分と向き合い、生きることを楽しんでいる人の生活を見習うこと。過去にとらわれず今を生きること。他には①持っている技能を効果的に使うこと、②信仰と祈り、③趣味も大事。
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大先生
ロックフェラー大学に関係する科学者(著者を含む。)の業績を振り返り、5人の研究者との対談内容も収録した本です。脳が世界をどのように捉えているのかを解明したヒューベルとウィーゼル。遺伝情報がタンパク質でなくDNAに記録されていることに気づいたアンサングヒーローというべきエイブリー。仮説の大半は間違っているし、実験の99%は落胆に終わる。研究者とは孤独な生き物だが、研究を続けていると稀にハッとするような発見や想定外の成果を得られることも。それにもかかわらず、実益を求められる現在の風潮に警鐘を鳴らしています。
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大先生
ホスピスを運営するイタリア人女性(アンナ)の取組みを紹介しつつ、アートとケアについて考察した本です。著者は日本の美大の名誉教授。ケアの時代には、終末期医療や介護の局面においてアートが活かされるべきだと。また、現代の競争社会を批判的に捉えており、脱原発・反TPPといった主張も(イタリアは既に脱原発していると。注:昨年くらいから方向転換の議論があるようですが)。冒頭でアンナの「死はスイートなもの」という印象的な言葉が紹介されていますが、本書を読んでもその真意は掴めませんでした(冗談なのか、魔女なのか)
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大先生
名言の宝庫です(笑)とにかく筋トレしろということが繰り返し書かれています。筋トレのデメリットはほぼない。やり過ぎると風邪をひきやすくなる程度。なぜ筋トレするのか?と質問されることがあるが、Testosterone氏にすれば、筋トレにはメリットしかないのに、「なぜ筋トレをしないのか?」を聞きたいと(笑)クスッと笑える迷言?も豊富です。例えば、手首切るぐらいなら筋トレして筋繊維切れ!上司も取引先もいざとなれば力ずくで葬れると思う謎の全能感。等など。
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大先生
難しい。分析哲学の手法を用いた倫理学の入門書。結論としては、善悪の見極めには普遍化可能性・不偏性をみたす道徳原理が必要(最大多数の最小苦悩という命題は道徳原理を定式化する際の基盤の一つになり得る)。善悪を見極めて悪を慎むことは、各自が人間としての「存在の承認」を危うくする事態へのセーフティー・ネットになる。「よく生きる」は必ずしも「善く生きる」によって実現できるわけではないものの、論理的に無関係とも言えない。とのことです。やっぱり難しい(苦笑)
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/31(2276日経過)
記録初日
2018/07/01(2337日経過)
読んだ本
1253冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
327872ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
1251件(投稿率99.8%)
本棚
20棚
性別
年齢
40歳
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

30歳まで読書の面白さに気づかなかった自分が、その遅れを取り戻すべく様々なジャンルの本を読んでいく過程を記録していきます。感想は、かなりあっさりかも。
これまでに読んだ本全部を登録するのは面倒なので、2018.7〜。

現在のマイベスト3
① 君たちはどう生きるか/吉野源三郎
② 武士道/新渡戸稲造
③ 飛ぶ教室/ケストナー
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本が増えすぎて置き場がなくなってきたため、Kindleを購入し、unlimitedにも加入してみました(2020.8〜)。

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