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2024年10月の読書メーターまとめ

yuppi
読んだ本
67
読んだページ
4864ページ
感想・レビュー
67
ナイス
2529ナイス

2024年10月に読んだ本
67

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • タンバリン

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yuppi
馬場のぼるさんの『11ぴきのねこシリーズ』の第1作目。初版は1967年4月になっていた。子供の頃、父が買ってくれる絵本は福音館か岩波書店のものばかりで馬場さんの絵本を書店で見かけたことがあっても読んだのはつい最近になってからです。読むキッカケになったのは『こぐま社』の編集長の佐藤英和さんおエッセイを手に取ったからでしょうか?/11匹のノラネコ達は、いつもお腹がペコペコ。お爺さんネコに教えられた山の向こうの大きな湖に大きな魚を捕まえに行く。画面一杯に描かれたネコと魚の戦いがとっても見応えがあった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

yuppi

珍しいピンクの彼岸花が咲いている情報が入ったので行って来ました。赤と違って、優しい感じがします。今日も汗だくの一日でした。いつになったら読書の秋という日が訪れるのでしょう。小川洋子さんの新刊が近々出版されます、『耳に棲むもの』。また凄いタイトルですが読むのが楽しみです。

珍しいピンクの彼岸花が咲いている情報が入ったので行って来ました。赤と違って、優しい感じがします。今日も汗だくの一日でした。いつになったら読書の秋という日が訪れるのでしょう。小川洋子さんの新刊が近々出版されます、『耳に棲むもの』。また凄いタイトルですが読むのが楽しみです。
薩摩隼人
2024/10/06 10:20

そういえば、このあいだこの絵本を読んだんでした。「家に持ち帰ると、火事になる」には苦笑いでした。 https://www.amazon.co.jp/dp/product/4834008673/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4834008673&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_image_image_sp_login-22

yuppi
2024/10/06 10:29

薩摩隼人さん、彼岸花の赤のイメージからでしょうか?苦笑いしてしまいますね。とっても綺麗な花なのですが。ピンクの彼岸花を見て少しイメージが変わりました。『ひがんばな』の絵本、図書館に予約入れました。ありがとうございます。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
67

yuppi
少し前に読んだ『歩道の終るところ』よりこちらの本の方が楽しめました。言葉だけでなく絵も凄く楽しめます。風刺的なものやちょっと怖い!と思う作品もありますが、シェル・シルヴァスタインの独特な世界観を堪能できます。倉橋由美子さんの訳もいいです。お気に入りは『月採りの網』『音楽の経歴』『野生のイチゴ』『道化師のクルーニー』『カメ公』『小さなアビゲイルと美しい仔馬の話』。図書館の相互貸借で。
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yuppi
9歳というと小学校の3年生。その女の子が書いた『ことわざ』をまとめた本。子供の目のつけどころが読んでいて凄く面白いと思いました。大人は読んでて身につまされたりしたのではないでしょうか。その子供が作ったことわざを三省堂国語辞典を作っている飯間浩明先生が解説。それがまたお見事です。/『手つだいがこうかいにかわる』-意味- いっかいてつだったら、たくさんやらされた(例)小さい子と遊んだら毎日遊ばされた/同世代のお子さんもそんな才能を持っているかも知れませんよ。   おまけに死に方占いがあったため評価ダウン。
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yuppi
『100まいのきもの(ドレス)』のルイス・スロボドキン氏の作。日本での初版は2012年1月になっている。ホタル島にはピーター・サンドさんが世話しているネコが数えくれないぐらい住んでいた。夏の間だけバカンスにやって来た人たちはその期間中だけ、ピーター・サンドさんの世話しているネコを自分達の別荘に連れて行き、好き勝手に可愛がりバカンスが終わったら置いてゆく。最初は良かれと思っていたピーター・サンドさんでしたが、自分が骨折をしてしまったことで考え方を変えた。生きものと接するにはそうじゃなくっちゃね。
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yuppi
ウサギのぴょんは縫いぐるみ。赤いボタンで付けられていた目が取れてしまい行った先はボタンの国。そこで五つ子兄弟の黄色いボタンと友達になって遊びました。遊園地には手芸が好きな子が喜びそうなものが一杯登場します。最後には・・・。こぐま社の創業編集者の佐藤英和氏の『絵本に魅せられて』で知った『わたしのワンピース』の 西巻茅子(かやこ)さんのデビュー作です。絵に素朴さがあり初々しさを感じました。
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yuppi
お店ではすでにクリスマス商戦が始まっています。プレゼントを贈る時にちょっとした手作りの物を添えることで、相手の気持ちを変わってくるのではないでしょうか?今は情報化社会、ネットで検索すれば色んなものが一杯出て来ます。ただ、あまりにも多すぎて迷ったりしているうちに時間だけが過ぎてしまいます。普段から気に入った本を見つけた時に、読メに登録しておくと便利なことに気付きました。この本には折り紙を使ったギフトボックスやクリスマスの時に役立つ飾りもいくつか掲載されていました。
凜
2024/10/30 07:50

こういう本を探してました。ネットで検索して保存してもすぐ忘れてしまうので。折り紙はたくさんあるので、是非やってみたいなぁと思いました。ご紹介ありがとうございます

yuppi
2024/10/30 14:41

お役に立って嬉しいです。『紙のパッチワーク 夜汽車 掘込好子』さんで検索してみて下さい。作ってみましたとてもいい感じで出来ましたよ。折り紙たくさん持ってみえるなら是非。

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yuppi
ネタバレ馬場のぼるさんの『11ぴきのねこシリーズ』の第3作目。11ぴきのネコ達は旅に出た。旅先で見つけた空き家を勝手に綺麗にして住処にしてしまった。ブタの叔父さんの額縁を外しちゃって困ったもんだ。叔父さんの家だと思って来たブタが隣に家を建て始めネコ達も手伝った。読者は当然でしょと思ってたのですが、その家を自分のものにしてしまった。だからネコ達には天罰が下りました。テンポの速い展開が面白い絵本でした。
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yuppi
ともこは、けんじ君の家に遊びに行ったんだけど不在。その帰り道に不思議なことが起きる。『狐の嫁入り』と思っていたら違っていた。子供って不可思議なことであっても、すぐに対応してしまう。それが面白い。人間じゃなくても子供であれば、心が通い合う不思議な能力があるのかも知れません。ともこがキツネの子ども達と馴染んでいたので、キツネの先生までもが人間に化けていると思っちゃったんですね。思わず笑ってしまいました。『きつねみち どっこい! てんのみち やんこら! がんばれ それな』という掛け声が読了後も聞こえて来ました。
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yuppi
斎藤洋さんと高畑純さんによるコンビ作品です。この作品を楽しむには想像力が不可欠。色んな可笑しなことや不思議が一杯。それを楽しめる人は何度も読み返したくなる絵本です。『なにして ルンバ』『うたの れんしゅう』『オーシャンホテル』『ペリカンのたんじょうび』『おにのきらいなきせつ』がお気に入り。
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yuppi
大きな縄跳びを回すとペッタン ペッタン・・・。『お入んなさい』で順に回している中にみんなが入って来ます。アレレ、アレレ、○○が加わります。楽しければまぁいいか!気にしない!とうとう縄を踏んだ人が出ました。縄持ち交代ですよね。大波小波ぐるっと回して猫の目もやりました。/小学生の頃、冬場は運動場で集まってよくやっていた。当時はみんな外で遊ぶのが大好きで、自然と体感やバランス感覚を鍛えられたのだと思います。そのベースがあったからか、ここ数十年風邪やインフルエンザ、コロナにかかったことがありません(笑)
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yuppi
アンデルセンの名前は誰もが一度は耳にしたことがある童話作家。/貧しい家に生まれた少女は、まだ小さいのにマッチを売って歩いている。年の暮れの大晦日で誰もが大忙し。その上、雪まで降っているため誰もが少女に目をとめる人はいない。少女は体を温めるためにマッチを一本すった。炎の中に現れるのは美しい幻影。最後にはお婆さんが迎えに来た。子度の時から知っている悲しい童話だけど、時々読み返したくなる。黒井健さんの絵が、少女の悲しい心と冷え切った体を優しく温めてくれている感じがした。
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yuppi
ウクライナの昔話です。お百姓に飼われていた犬のセルコ。『役立たず』と言って追い出された。途中で出会ったオオカミが一役かってくれる。そのおかげで再び家に帰ることが出来る。今度は犬のセルコがオオカミに恩返し。結婚式のお祝いの席にこそっとオオカミを招き入れます。色んな本で悪者扱いされるオオカミがこの絵本では人助け。犬のセルコとオオカミが肩を組んで別れるシーンがとてもいい。犬の祖先はオオカミと言われているから、やっぱり仲良しの設定がいいなぁ。
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yuppi
『岩波のこどもの本』でこんな形の絵本が出ていたとは知りませんでした。絵は、M.センダックが描いている。訳は、谷川俊太郎さんだ。日常で大切な、”こんにちは”、”ありがとう”、”すみません”などの言葉。しつけを、思いがけない場面を通して教えようとしている。これだったら、子供達もすっと受け入れられるのではないかな。男の子の好きなものや、女の子の好きなものが、ちゃんと絵の中に取り込まれているしね。シンプルな色合いだけど、楽しいお勧めの絵本です。同じ絵本がオリジナルでも登録されていてそちらに書いていました。
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yuppi
あまんきみこさん の優しい物語に黒井健さんの絵がピッタリ。冬に暖房でくもったガラスを人差し指で擦った経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか。/女の子は風邪を引いたから学校をお休み。熱があってフラフラだったら、思わないんだけど咳だけが出るくらいなら、家の中では動き回れる。お母さんまでもがスーパーへお買い物。こういう時って、凄く学校のことが気になるんだよね。くもったガラスを指で擦ったら、春を告げる精が現れた。子供にしか見えない素敵な友達。あまんきみこさんの物語はやっぱりいいですね。
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yuppi
モーリス・センダックは、『かいじゅうたちのいるところ』を書いた絵本作家。/ロージーはミュージカル歌手になる。キャシーはアラビアの踊り子。ショーに途中でやって来たレニーは消防士になりきっている。友達の方もみんなマイペース。時には魔法使いがやって来るのを待ち望んだり、花火になったり、本当に子供たちの思い描く空想の世界って素敵です。後書きには、子ども達はファンタジーによって挫折感を解消する。日頃からファンタージ―と現実の二つの世界を自由に出入りしているとありました。大人の方はそれを大切にしてあげたいものです。
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yuppi
角野栄子さん作に いせひでこ さんが絵を描いている。動物園で飼育されている豹のお話で『ぼんやり』という名前。動物園の檻の中の暮しは毎日、同じのことの暮し。『ぼんやり』だけじゃなくたって動物園の他の動物だって同じだろうなぁ。動物園に来るお客さんに向かってお客さんはニコニコしてくれるけど・・・。檻から出た事のない『ぼんやり』がお散歩に出掛けます。飼育員さんの言った約束事を守って。外で出会った一人ぼっちのお婆さんと友達になりました。お婆さんに上手い具合に使われている気もしたけど、二人が幸せそうだからOKだよね。
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yuppi
『ペンギン』と『雪だるま』は私の大好きなキーワード。ペンギンは昔、北極に住んでいたとは知らなかった。ネットで調べてみるとペンギンに似た『オオウミガラス』という鳥は生息してペンギンはいなかったと。ただ絵本の中ではこの絵本のストーリーの様なことあってもいいかなと思いました。私も以前『北極に何故ペンギンはいないの?』と思ってたくらいだから。いない理由は南半球に最初生息したらしく、食べ物がなくて赤道を超えられなかったとか。ペンギンが空を飛べたらまた違っていたのかも知れませんね。絵本の中に仕掛けもあり楽しめました。
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yuppi
ロシアやウクライナなど北の国の謎々が全部で100個。日本の感覚では味わえない謎々がありました。自然に関するものが多かった気がしました。謎々の横には絵がありますが、それでも解らない謎々も。色んな国の謎々調べてみると面白いかも知れません。
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yuppi
アールさんとジョゼフィーンさんは1917年に結婚しました。ジョゼフィーンさんはアールさんのために、美味しい料理を作ってあげようとするんだけど、ぶきっちょさんでケガばかり。優しいアールさんは何とかしてあげようと試行錯誤。遂にバンドエイドを発明した。今、そのおかげで誰もが大助かり。発明は困った時に何とかしようと思った時に生み出されるだよね。子供の頃、いつも蚊の餌食になっていて痒くひっかくもんだから、いつも水ぶくれになっていた。母はバンドエードを切って貼って痒みを抑えてくれていた。今でいう虫パッチ↓
yuppi
2024/10/28 22:24

爪切りには以前、本体の横には爪が飛び散らない様にガードなんかついてなかった。母はそこにセロテープを貼っていて、終わった爪が付いたセロテープをゴミ箱にポイ。使い終わったサランラップの芯に、折り紙を幾何学的に貼ってコードの整理をおしていた。他にも色んな工夫をしていた。当時、公にしていたら今頃・・・・と思うことがありますね。

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yuppi
図書館でタイトルに惹かれて手に取ったのですが、これは頂けませんでした。何故、新装版? ???が一杯でした。
yuppi
2024/10/26 20:37

私も絵が受け付けませんでした。物語の方も。今風なのかな?ちょっち私には合わない作家さんでした。 旧版 ISBNで入力したらでましたよ https://bookmeter.com/books/12440591

ケ・セラ・セラ
2024/10/26 22:41

そうなんです、絵が…💦 ISBN入力、ありがとうございます。yuppiさんが教えてくださったので、すぐ見ることができました😃

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yuppi
書店で見つけた仕掛け絵本。表紙のカラフルな色にウットリ。赤は赤いお花がページ一杯に咲く。オレンジ、黄色、緑、青、紫、黒に白。どの色にも色んな色があって、それぞれに色んな仕掛けがある。こんな発想は凡人には思いつかないけど、見て真似して作って、応用することは出来そう。いい本を手に入れることが出来ました。/裏表紙には赤だけで10色、白だけで7色・・・全80種類の色がとびだすアート。色の違いに気がつくことで色彩感覚を養い、色をもて感じる心、表現力、さらにとびだすしかけで想像力を育てると書いてありました/参考までに
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
著者のプロフィールに『若いときに美しい雪の結晶の写真集と出会い、結晶がこんなにきれいなら、それがつもった積雪もきっと美しいはずだと、以来ずっと積雪の写真を撮り続けてきました』とあった。私の住んでいる場所では写真の様な景色は見られないで、どのページの写真にも溜息が出てしまいました。雪が降ると世の中の汚れたものを覆い隠す。また違った世界が現れます。自然が創り出す美しいアート。同じ物二つとない。こんな光景が見られ場所に住んでいたら、カメラ持って毎日探検しちゃいそう。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
人はずっと昔から旅を続けて来た。色んな発明をして、どんどん世界を広げて行った。ただ、ここ100年の世の中の移り変わりは急速過ぎる。旅には休息も必要だ。一度懐かしい場所に戻るのもいい。それからまた新たな旅へ出ればいいのだ。人の壮大な物語でした。ウクライナの作家による絵本。ウクライナの現状を考えると辛くなります。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
先日読んだ『絵本の庭へ』という本で『たんぽぽ』というキーワードで見つけた絵本。ノルウェーのリーベランドに住んでいる一家。リーベという女の子がいて、そばの家には病気のお婆ちゃんが住んでいました。今は冬で極夜の時期。リーベはお婆ちゃんから復活祭の日に山の上で朝、お日さまが踊るのを見た時に願い事をすると叶うという言い伝えを聞きました。復活祭の日にお父さんと山へ。リーベの願いはフキタンポポによって叶えられました。お婆ちゃんの嬉しそうな顔を見られてリーベの心も温かくなったのでは。いい絵本に出会うことが出来ました。↓
yuppi
2024/10/24 11:30

旅行へ出掛けて天気のいい日は、必ず朝日夕日を見に行ってました。海の方が好きですが、山の日の出もいいものです。朝日は活力を夕日は別れの挨拶。何度見ても美しいなぁと感じます。その時の光景を思い出しました。

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yuppi
1942年に初めて出版された絵本でロンセラーになっている。子ウサギが『ぼくにげちゃうよ』と言葉で空想の世界を逃げ回るのですが、母ウサギは子ウサギが納得する様な言葉で答える。最後には子ウサギも母ウサギの所にいるのが一番いいのだとわかる。とてもいい作品でした。M.W.ブラウンの作品で、クレメント・ハードの絵はモノクロページにカラーページが出現。不思議な絵ですが母ウサギの温かさを感じました。この時の子ウサギは独り立ちするにはまだ早い。大きくなった時、2匹の間にはどんな会話が飛び出すのでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
福音館の月刊誌『こどものとも』2020年3月号のハードカバー化。クルミの家に住んでいた小さなお爺さんと小さなお婆さん。ある春の日、大きな雹が降って来て大事な家が壊れてしまいます。そこで二人は新しい家探しに出かけます。まるで『借りぐらしのアリエッティ』の世界です。最初の旅の移動手段はタンポポの綿毛です。なんて素敵な乗り物でしょう。1年の間に、イチゴ、スイカ、リンゴの家にと新しい家を作ったのですが長い間住む家としては適していませんでした。最後に辿り着いたのはクルミの木のある場所でした。↓
yuppi
2024/10/24 00:16

この絵本は偶然見つけた絵本ですがお勧めです。お話も絵もとってもいいですよ。番外ですが、少し前にクルミを使って『くるみゆべし』を作ったことを思い出しました。買うと高いので自分で作っちゃいました。クルミと白玉粉と醤油と砂糖で電子レンジを使って簡単に作れますよ。

が「ナイス!」と言っています。
yuppi
福音館の月刊誌『こどものとも(年少版)』2024年11月号。今年の夏は本当に暑かった。まだ突然暑い日がやってくるので紅葉がこの辺で見られるのは12月近くになってからではないかと。この絵本で一足先に紅葉を楽しむことが出来ました。普段は見えない風の姿が、葉っぱによって見える様になります。時折、風がクルクル回って小さな竜巻を作ることがあり、そこへ落ち葉が加わって踊り出す光景は大人になって見ても興奮してしまいます。リズム感のある言葉に降矢ななさんの貼り絵が秋の季節を感じました。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
子供の頃、我が家には車がなく何処に行くのも公共機関を使っていました。電車に乗ってよく家族で出掛けていたので、乗った時は、いつもワクワクしてました。/舞台はロンドン。アダムがお父さんと一緒にアリーナでトランポリンをするためにお出かけ。4つも違う乗り物に乗って目的地へ到着。どのぐらいの時間がかかったのかなぁ。一緒にお出かけした気分になりました。車内から景色を見るのは色んな発見があって楽しくなります。人間観察も色んな人がいて面白いです。ただじっと観察するのはやめましょう。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
先日読んだ『絵本の庭へ』という児童図書館基本蔵書目録本の『ゆきだるま』というキーワードで見つけた絵本。この本を知らなかったら出会わなかった絵本かも知れない。角野栄子さんの作品で絵は大島妙子さんのパステル画です。/雪が降るのを見て『雪だるまのもとが降ってきた』という表現、気に入ってしまった。どんな雪ダルマになって欲しいかと内緒で願いながら作ったり、誕生日の歌を歌いながら作るっていうのも素敵です。足を付けるのいいアイディア。この絵本を読めば、オオちゃんとお父さんがどんな願いをして作ったかわかりますよ(笑)
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
アンデルセンの『みにくいアヒルの子』を角野栄子さんが再話。アヒルの卵に混じって卵から出て来た他とは違う子。周囲からイジメにあい、いつも『みにくい みにくい』と言われ続けていたので、自分でもそう思っていましたが『広い世界に出て行きたい』という気持ちを持っていました。生きていく力強さを感じます。今までと少し違った『みにくいあひるの子』を読むことが出来ました。ロバート・イングベンの絵が白鳥の美しさを更に際立たせていて、何度も見たくなる美しい作品です。
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yuppi
あまんきみこさんのエッセイが13編。世代は違うけど、私も母を18歳の時に癌で亡くしました。『花を摘む』その時の情景が私の頭にも浮かんで来ました『自転車をおりる』歩いて送り向かいをすることで親子の会話や自然との出会いが増えたと。今の親子に必要な時間かも知れません『秋がくると』園の子供たちからの箱一杯の落ち葉の贈りものお話。こんな素敵なプレゼント考えただけで嬉しくなります。『あじみのてつだい』私も子どもの頃、よくやらせてもらいました。そうやって家庭の味を覚えていくのでしょう↓
yuppi
2024/10/23 16:17

『思い出すままに』ドイツ語の勉強をしていたうちの母も、お医者さんが書いてるカルテを見て自分が癌だということを知っていました。だからと言って取り乱すこともなく、何時も家族に迷惑をかけまいとしていました。時々当時のことを思い出します。とっくにか母の年齢を超えてしまいました。他のエッセイも心に響いてくる作品ばかりでした。松成万里子さんの絵は、あまんさんエッセイを優しく包んでくれる様な感じがしました。

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yuppi
こぐま社編集長の佐藤英和氏の『絵本に魅せられて』を読んで手に取った絵本。岩崎書店から出て絶版になっていた作品を描き直して『こぐま社』から出版した作品。/ねぐらを探して山から下りて来た山男は、キツネの森にやって来ました。優しくて気も良くて大根作りの名人。寒がりでキツネの毛皮が欲しい殿様と、狐たちの戦いに巻き込まれます。最後は、ふろふき大根でどちらも幸せに。読了後、ふろふき大根を食べたくなりす(笑) マイペースな山男に好感を持ちました。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
アメリカの実業家、アレックス・オズボーンさんの ●他のつかいみち ●応用する ●何かをかえる ●大きくする ●小さくする ●かわりで作る ●入れ替える ●逆にする ●組み合わせる という9つの法則を使って、テーマについて順に考えて行くと、新しいアイディアがどんどん出て来る。この法則を子供にでもわかる様にパンツを使って順に説明している。出て来たアイディアが凄く面白い。法則をマスターすれば、頭の柔軟な子供たちは、思いがけないアイディアを生み出すのではないでしょうか。
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yuppi
ネタバレユダヤのベツレヘムに平和の王が産れたという噂が広まった。それをなんとしてでも阻止したいヘロデ大王は『国中の男の子を集め殺せ!』と命令した。お城から逃げた男の子は、お城の門番をしていた兵士に、喉が焼けつくようになるまで暑い日に水を汲んで飲ませてくれた子だった。兵士の目からは涙があふれだした。ヘロデ大王と男の子の表情が対照的。横長の小型絵本ですが、とても迫力のある作品でした。絵は司修さん。
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yuppi
こぐま社の創業編集者の佐藤英和氏による絵本論です.。気になった点を箇条書きにしました/●児童書を読む人と買う人は別人。●最近、色彩やデザイン、奇抜な空想の絵本が持てはやされていている。最初は面白くて読むかも知れないが、繰り返し読むということはない。●絵本のロングセラーは子供たちが同じ本を『これを読んで!』と持ってくることで作られる。●絵本はまだ文字を読むことが出来ない子どものために作られていて、子どもたちは読んでもらう時、耳で聞きながら『絵ということば』で読んでいる。↓
yuppi
2024/10/21 22:32

●テレビの前の赤ちゃんが体を動かしたり笑ったりするのは、音や光に本能的に反応しているだけ。●赤ちゃんは母親の胎内にいる時からことばの力を持っている。語りかける肉声に勝るものはないと●字が読めることは出来ても、本を楽しみながら読む事は幼子にとってはまだ難しい。絵のことばを読めなくなってしまう。●絵本の中に描かれている世界で主人公が体験することを幼子は一緒になって疑似体験する。後に現実を生きる時に助けとなることがある。↓

yuppi
2024/10/21 22:32

これまで松岡享子さん、中川李枝子さんなどの本にも似た様なことが書かれていました。人間の子どもは生まれてすぐ他の動物の様に直ぐに歩けません。色んなことを教えられて学んでいきます。乳幼児期は人間の基礎をつくるもっとも重要な時期(『子どもへのまなざし』佐々木正美 著)。 親と子の五感での関わり方って本当に大切だと思います。そして絵本を読んであげることも。

が「ナイス!」と言っています。
yuppi
馬場のぼるさんの『11ぴきのねこシリーズ』の第2作目。絵のアイディアが出るまでに5年の月日がかかったと、佐藤英和さんの『絵本に魅せられて』に書いてありました。続編を出すって並大抵なことじゃないんですね。/今回のネコたちは『コロッケ屋』を始めました。最初のうちは大繁盛したのですが、段々売れ残りが出て来て、それをネコ達は食べていました。コロッケに飽き飽きした所へやって来たのはアホウドリ。ネコ達の下心は思わぬ展開に。笑ってしまいました。さぁ3作目を図書館で借りて来ようかな。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
馬場のぼるさんの『11ぴきのねこシリーズ』の第1作目。初版は1967年4月になっていた。子供の頃、父が買ってくれる絵本は福音館か岩波書店のものばかりで馬場さんの絵本を書店で見かけたことがあっても読んだのはつい最近になってからです。読むキッカケになったのは『こぐま社』の編集長の佐藤英和さんおエッセイを手に取ったからでしょうか?/11匹のノラネコ達は、いつもお腹がペコペコ。お爺さんネコに教えられた山の向こうの大きな湖に大きな魚を捕まえに行く。画面一杯に描かれたネコと魚の戦いがとっても見応えがあった。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
表紙の絵の『かいじゅうたちのいるところ』はモーリス・センダックの代表作。大判の本なのでとても見応えあった。センダックの知らない世界を垣間見ることが出来る一冊。絵は以前はちょっと怖い感じがしたけど、今はユーモラスに感じる。『まよなかのだいどころ』も好きな作品。本書はあまりの大きくて、詳細に書かれているため読むのは断念。今回は絵を楽しみました。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
中川李枝子さんのエッセイ、とってもいい本なので多くの方に読んで欲しい作品です。松岡享子さんの『えほんのせかい こどものせかい』もとてもいい本なので一緒にお勧めします https://bookmeter.com/books/12222162
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yuppi
東京子ども図書館の児童室やその母体となった文庫で子供と一緒に読み繰り返し楽しんで来た絵本作品1157作品の本のリスト(1950年代~2010年)です。最初は著者別のリストが並んでいて著者、出版社はもちろんページ数、本の大きさ、少人数グループにお勧めの絵本、色んなものに興味を持ち出した子ども向け、小学校中学校以上にお勧めの本のマークが付いています。巻末にはキーワドでの索引がありこれも絵本を選書する時にとっても便利です。いい絵本は子供を惹き付ける。これは今も昔も変わりません。↓
yuppi
2024/10/20 11:19

松岡享子さんに関する絵本や本を最近読んでいて、見つけた本です。子供の頃から慣れ親しんだ絵本が一杯出ていました。書店がどんどん減っていく今、どんな絵本を子供に読ませてあげたらいいか迷う方も多いことがのではないでしょうか?そんな時にこの本は大いに役に立ちます。3世代で繋がる絵本ばかりです。番外ですが本を選ぶ時に、その本の初版年月日、版の数をチェックすると長年読み継がれている作品か判断する目安になると思います。

yuppi
2024/10/20 11:50

面白いと思ったキーワード、登場人物名、体の部位、あそび、動作・・・。子供に○○が出て来る絵本を読んでと言われた時に、とっても便利だと思います。見れば見るほど凄いリスト本だと思います。

が「ナイス!」と言っています。
yuppi
中・東欧のむかしばなしが、16話収録されています。訳は松岡享子さん、絵は降矢ななさんというのも選書の理由の一つです。世界各国には類似した昔話が数多くありますが、どのお話も面白く、何度でも読みたくなります。『三本の金の髪の毛』は『ジャックと豆の木』の話を『五つのパン』は落語絵本の『おおおかさばき』の話が頭に浮かびました。/子供の頃、父親の書棚に並んでいた岩波文庫のピンクの帯の『アンデルセン』『イソップ物語』等を拾い読みしていたことを思い出しました。岩波文庫、当時は★1つが50円で価格表示されていた記憶が。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
ちいちゃんにとって家族で『かげおくり』をした思い出が、この世で最後の幸せだったと思うと心が痛みます。/この絵本は、小学校3年生の国語の教科書(下)に載っています。子供たちににとって、戦争は遠い昔のこと。授業は始まったばかりですが、回を重ねていくごとに、どんな感想が出て来るのか興味津々です。戦争によって家族がバラバラになってしまい、別の場所で亡くなってしまうということが、数えきれないくらいあった。今の日本にいる、大人も多くは戦後生まれです。だからこそ、こういう本が必要だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
きくちちきさんの新刊です。『くびが にゅーと のびました』というタイトルが気に入りました。それだけで読みたくなります。カメの子供とゾウの子どもはとても仲良し。カメの言うことにゾウは興味津々。カメは出来た歌を聞いてもらおうとするのですが・・・。小さな子供の可愛らしさが詰まった絵本でした、カメとゾウ以外の生きものも登場します。何気ない日常を描いた作品で絵本としては少し長いですが、読んでいて楽しくなります。生きものたちと一緒に過ごして一日を大笑いで終えて下さいね。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
いつものように学校に出掛ける男の子。足が重い。通学路は、何時もと同じ変わらない景色、時間だけが流れていく。学校でも家でもボクは一人ぼっちで一日がとっても長く感じてしまう。家のすぐ側にある森だけがボクの心の安らぎの場所。そこに大事な友達がいた。森の木々が伐採されることになった早朝、不思議なことが起きる。学校に素敵な場所が増えた。/高い建物と建物の間にある森は、子供の目からすればとっても大きく感じるものだ。大人になった時にそう思いました。『この本をかくして』ではイラストを描いていた作家さん。いいお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
図書館の新刊の棚で見つけた、画家・くまのひでのぶ氏のデビュー作です。絵がとっても綺麗で目を惹き付けます。小さなゾウはどのページにもいて、その背景にマッチしています。大きな世界にちゃんと存在しています。なんだか小さなゾウにの周りには、ゆっくりした時間が流れていてホッとする感じがします。今の時代、忘れられている感覚を味わえる絵本でした。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
少し前にびゅんびゅんゴマを手にすることがあったので目に留まった絵本です。楓小学校の運動場に繋がっている遊び場で、こうすけ君が骨を折ってしまい、楽しい遊び場へ続くゲートが閉じられてしまいました。新しい校長先生は、ちょっと怖そうな人だったけど、子供たちの気持ちをよく理解してくれる人だった。校長先生は子供たちの話を聞くために、机から『びゅんびゅんゴマ』を出し競争が始まります。両者の表情が面白くて笑ってしまいました。昔の懐かしい遊びも色々出て来ました。最後には、遊び場の扉も開けてもらって、めでたしめでたいです。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
図書館の新刊の棚で見つけたファン・ブラザーズの『バーナバスの だいだっそう』の続編。バーナビーはペットショップの棚に並んでいた遺伝子組み換え人工ロボット。半分ネズミで半分はゾウとフラミンゴが混じっているため可愛いピンク色。女の子に買われて行って、最初のうちは、何処にいくのも一緒で凄く可愛がってくれていたのですが・・・。『めちゃめちゃ ターン』はバーナビーの得意技。女の子がバーナビーを探す時の決め手となった。また二人の楽しい毎日がやって来た。読んでいて大好きな『どろんこハリー』の絵本を思い出しました。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
安房直子 絵ぶんこ の8弾。レストランアカシヤで働く、島田しまお。料理人になりたくて16歳の時から住み込みで働いていた。一生懸命働いているのに、いつまでたっても下っ端。後から入って来た者に先を越され、心が折れそうになっている時に現れたのは、料理される一匹ヒラメだった。そのヒラメは、『海の館のひらめ』と言われる何百年に一度しかはいらない不思議な魚。しまおは、その幸運に恵まれた。/しまおのレストラン、今でもきっと繁盛している気がします。読了後も温かい余韻が残るお話でした。お勧めです。
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図書館の新刊の棚で見つけた絵本。柚木沙弥郎氏が2024年1月に亡くなっていることを知りました。この作品が遺作なのでは?才能をもった二人のコラボレーション。荒井良二氏の描き上げた舞台で柚木沙弥郎氏の人形たちがオペレッタを披露。幕が開き今日の一日が始まる。みんな気持ちよく歌い出します。『ラッタッタ ラッタッタ』。どこへ行っても歌声が聞こえて来ます。『ラッタッタ ラッタッタ』なんと気持ちいいリズムでしょう。自然と笑みがこぼれます。楽しい一日、幸せな一日の幕が閉じます。世界中がこんな風であったら平和ですよね。
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安房直子 絵ぶんこ の7弾。両親や兄弟を人間に殺された4歳になる月の輪熊。熊は4歳で大人になって体は大人なのですが、心はまだ子どもの部分が残っています。ひとりぼっちになって淋しくてたまらない。そこへ現れたのは北風。心の隙間を埋めたくて誰かに音楽を教えてもらいたかったのですが・・・・。最後にやって来た北風の女の子に熊は救われます。女の子が忘れていったハンカチのお陰で。きっと熊のことを思って残していったのでしょう。この本でも安房直子さんの優しさが詰まっていました。
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今でも、十分に通用することが書いてあるのに、図書館の閉架図書になっていたのが残念です。東京子ども図書館から出版されています。/●数人の子供を前にして読み聞かせをするのに適した絵本の条件 〇絵がよく見えること〇絵と文字のの割合(幼い子は新しい場面が次から次へと現れることを期待する) 〇場面割(独立した場面が良い) 〇見開きに一場面 ●読み方 〇話しての顔が見える安定した持ち方 〇絵本の開きぐせをつける(特に新しい絵本)〇絵を隠さない様にめくる 〇お話の流れによって読む速度、めくる速度を変える↓
yuppi
2024/10/14 11:34

〇ページをめくる瞬間は文は読まない 〇絵と文のかみ合わせがうまくいってない場合があるので読み手の方で調整する 〇技巧にとらわれず自然にゆっくり心をこめて読む/これまで色んな場所で読み聞かせをして来ましたが、知らないこともありました。流石、松岡享子さんだと。後ろには読み聞かせにむく絵本のリストが掲載されていました。子供の頃から慣れ親しんできた作品ばかりで嬉しくなりました。

yuppi
2024/10/14 20:21

わかりにくい語句はわかりやす言葉に置き換えて読むのもいいと、この本には書いてありました。(例 ふしぎなたいこ 昔話に電信柱はおかしい→もの干し、 横向きに寝て→仰向けに寝て)/絵本をグループの前で読み聞かせする場合は、必ず下読みをしてた方がいいと思います。時々、読み聞かせをしている最中に、語句の説明をしたりして、中断してしまう方を見かけます。子供たちが本の世界に夢中になっているのを壊してしまうので、それは絵本を読み終わってからの方が良いかと思います。

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yuppi
『この本を読んで!』という季刊誌で知った松岡享子さんの本。絵は馬場のぼるさん。前回読んだ『いまはむかし さかえるかえるのものがたり』の絵本の言葉遊びの方が楽しめました。言葉遊びをするなら、やはり五味太郎さんの『さる・るるる』のシリーズですね。その中でもone moreが好きです。気になった方は手に取ってみて下さいね。
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yuppi
空襲で家族を失った げんきさん。新聞の記事で、焼け残った木の下で おはじきで遊ぶ女の子のことを知る。少女は自分の娘、かなこちゃんだった。当時は、誰もが自分たちが生きるのに精一杯だった。げんさんの頭には色んな思いが駆け巡る。偶然、出会った女の子と、かなこちゃんがおはじきで遊ぶ幻想を見た。ほんの少しだけかも知れないけど、げんさんの悲しみは癒されたのではないでしょうか。戦争は、敵味方に関係なく、多くの人に深い悲しみや絶望感を残してしまう。戦争をせずに解決出来ればいいのに。
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ロングセラーになっている『おしいれのぼうけん』を書いた古田足日さんの児童書。絵を長野ひで子さんが描いています。初版は1966年。その後、新装版が1996年に出版。/小学生の子供達が本人に代わって宿題をする『宿題ひきうけ株式会社』を作った。秘密にしてはずなのに、やっぱり先生にバレル。その後の先生の対応の仕方が素晴らしい。自分の子供の頃を思い出しながら読みました。当時は学歴社会、通知表は相対評価。今は絶対評価、他の面でも学校の在り方が様変わり。不登校の子供を多く生み出している。このままの教育でいいのかしら?
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yuppi
タイトルに惹かれ、図書館で借りましたが全く面白さが伝わって来ませんでした。???が一杯。残念。
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yuppi
以前からずっと気になっていた折り紙の本です。偶然、used  Bookを見つけました。定価の10分の1。常にアンテナを張り巡らしているので、こういう幸運にも時々出会います。表紙は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の世界です。折り方は難しくないのですが折り紙の枚数がいります。今は時間が取れないので制作はもうしばらくしてからになりそうです。完成を思い描いただけでワクワクします。
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yuppi
『この本を読んで!』という季刊誌で知った松岡享子さんの翻訳本。絵はマーシャ・ブラウンさん。アフリカ・ケニアに伝わる昔話です。『ケニア』は、カンバの人たちの間では『ダチョウのいるところ』という意味がある言葉。ダチョウは、ずっと昔、首が短くて地面の虫を捕るのにも高い木の実を採るのにも一苦労。今では長い首をしています。その原因は、ワニだったとは知りませんでした(笑) マーシャ・ブラウンさんの絵が笑いを誘います・キリンの首はなぜ長い?という絵本も読みたいものです。あるのかな?
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yuppi
あまんきみこさんは、中国満州で生れ、大連で子供時代を過ごした。その時の体験をもとに書かれた絵本。絵は、ささめやくきさんが描いている。はっこちゃんは、お父さんが日本へ帰った時のお土産として持ち帰った『こけし』。いつも一緒だった。日本が戦争に負けてこれまでの生活が一変してしまった。大連の冬は零下10度にまでなることがあり、暖をとるために売れない物や売れなかった物をストーブで燃やしていた。とうとう、大事にしていた『こけし』までもが。この時代を過ごして来た少女の喜びと悲しみが伝わって来ました。
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yuppi
つぶやきでピンクの彼岸花をアップ。https://bookmeter.com/mutters/273410449 読友さんから教えてもらった絵本です。赤い彼岸花は今の時期、よく見かけます。曼珠沙華という別名は知っていましたが、他にも色んな名前を持っていました。『うちにもってかえるとかじになる』という別名があるのにはビックリしました。球根から茎を伸ばし葉っぱを出さずに花が咲き、咲き終わった後も花びらは散らず、葉が出て来るそうです。成長の早さにもビックリしました。不思議な生態を知ることの出来る絵本です。
yuppi
2024/10/12 23:14

そんなことがあったのですね。それは奥さんショックだったと思います。子育てに関することは、ひょっとしたら奥さんがされていて憎まれ役だったのではないでしょうか。コメントを読んでいてそんな気がしました。息子さん、大人になって母親の有り難さを知ったのではと思います(笑) 今、息子さんに聞いたら何んと言うのでしょう。聞いてみたい気がします(笑)

薩摩隼人
2024/10/13 18:18

子育てに関することは、妻は憎まれ役になっていたかもしれません苦笑。彼女にそんなつもりは無かったと思いますが。父親が呑気に笑ってばかりいた反面、彼女は息子に対する責任感を強く持って接していたかもしれません。

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yuppi
今の時代と違って、当時はラジオ放送や学校で教えられることが全て。8歳の少年に『立派な軍人になりお国のために命をささげます』『病気とは情けない。非国民ではないか』と日記に書かせてしまったのは、みなプロパンダのせいだ。少年は、原爆を投下された現状を見て。初めて『命』の大切を知った。8月6日に広島に原爆が投下され、8月10日にウチワと割りばしを持って学校に行く、よしえ姉ちゃん。焼場で働くお兄ちゃん。まだまだ子供のはずだ。そういう子供たちの心に深く残したものを考えると、やりきれなさを感じる。戦争はしてはならない。
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松岡享子さんが初めて中国を訪れた時に、懐かしさの漂う場所に遭遇しました。子供の頃何度も読み、心にずっと残っていた中国の昔話『花仙人』の空気感と重なりました。その思い出と中国の画家・蔡 皋氏の絵が加わり美しい幻想的な世界を醸し出している再話作品です。/中国の小さな村に秋先という老人が住んでいて、花を育てるの上手く、花をこよなく愛していました。本文中に出て来るぼたん。一斉に色んな色が咲くと『まるで天から五色の雲が舞いおりたよう』とありました。それを聞いただけで見たいという衝動に駆られました。お勧めの絵本です。
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yuppi
この絵本でも五味太郎さんにやられました。常識を打ち破る展開にビックリします。家の住人が旅行に出発。お家はお留守番。家族が帰って来るのを淋しく待っています。これが本来の姿ですが・・・・・。『きたんじゃなよ いったんですよ・・・』という家の独り言。得意気な顔が最高です(笑) 読んで直ぐに次回作を期待してしまうのは私だけでしょうか。
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yuppi
図書館の閉架図書になっていた本。なんとも不思議な世界観に包まれた本でした。126篇ものポエム?には多くのブラックユーモアが詰まって思わずクスリとしてしまいます。ただあまりの多さに、ページごとの脳の切り替えが出来ず、読了後、頭がクラクラでした。何日かに分けて読んだのですが・・・。イラストが無かったら楽しめなかったかも知れません。シェル・シルヴァスタインの独特な世界観が詰まっていました。
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小説ってどんな感じで作られいるのかと、好きな作家さんの本だったので読んで見ました。今、読者層が多い小説は、主人公が身近にいる様な人物。自分にもひょっとした起きるかも知れない。知っている場所、似た様な体験が多く出てたりすると共感したりして、ハラハラ、ドキドキ、ワクワク感が出て来て来ます。森沢式のW理論で書いている様に、確かに落差が大きければ大きいほど読者は惹きつけられると思いました。小説を書くには色んな引き出しがあるかないかで、小説の面白さが変わって来ますね。成る程と思った本でした。
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『この本を読んで!』という季刊誌で知った松岡享子さんの翻訳本。絵は大好きなマーシャ・ブラウン氏。インドのエキゾチックな雰囲気が伝わって来ました。3人の王子が出て来ると、必ず争いごとが起きたりするストーリーの作品が多いのですが、この絵本は違っていました。王女と結婚するために王子が持ち帰ったものは、空飛ぶじゅうたん、象牙の遠眼鏡、魔法のリンゴ。どれもこの世に珍しい宝でした。さぁ王様はどうしたでしょう。素敵な3人の王子と王女を持った王様はとっても幸せですね。その国で暮らす国民たちも。安堵感のある絵本です。
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yuppi
松岡享子さんの翻訳本です。1991年7月に出版された本で出版が日本エディタースクールの出版物なので、ちょっと専門書的な感じもありますが、絵がとっても可愛いので子供も大人も楽しめます。本が店頭に並ぶまでに多くの人が携わっています。著者や画家だけではないんです。裏方さんのことが書かれています。こいう本を読むと、これから手にする本の読み方が変わって来るのではないでしょうか。現代と少し工程が違うかも知れませんが、歴史を知ることも大切だと思います。過去のベースがあっての今だから。
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yuppi
『この本を読んで!』という季刊誌で知った松岡享子さんの本。絵は馬場のぼるさん。今は昔の物語。殿様ガエルは、贅沢し放題。裕福な暮らしをしているのですが、一歩城の外に出ると、人々は貧しい暮らしを強いられている。ある日、殿様は災難亥に遭い『心を入れカエル』。都はさカエル。いい事尽くし。『カエル』という言葉遊びを楽しみながら、物語も楽しめる面白い絵本でした。声に出して読むと更に面白いと思います。読み聞かせをする場合は下読みが必要です。流石、松岡享子さんの絵本。お勧めです。
が「ナイス!」と言っています。
yuppi
『チャーリーとチョコレート工場』と聞けば主演のジョニー・デップやウォンカ製のチョコレートのことが頭に浮かぶ人も多いのでは?その原作者のロアルド・ダールの少年時代とその直後の忘れ難い出来事のみで構成されているエッセイ。強烈なインパクトを読者にも残す事ばかり。冒頭の父親が肘の骨折を肩関節の脱臼と間違えられ左腕を切断。三輪車に乗って幼稚園に通園。駄菓子屋のお菓子のビンにネズミの死骸を入れた。山羊の煙草。キャドベリ社が新製品の商品テストために舌の敏感な学生に贈ったチョコレート。これが作品を作るキッカケになった。↓
yuppi
2024/10/04 22:21

ダールが少年時代を送ったイギリスの男子寄宿学校時代のことは本当にビックリする様な事が一杯書かれていました。その時の嫌悪感が子供の本で大人をやっつける作品になっているともありました。でも、そんな中でもみんな逞しく生きて来たんですね。この『少年』の続編で出版されている『単独飛行』も読んでみたくなりました。/私の子供時代(昭和40年代)、ムチはなかったけどビンタは男女関係なくしょっちゅうありましたね。上級生も怖かったし。今では児童虐待って言われるかも知れませんが、クラスの団結力は強かった気がします。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/12(2269日経過)
記録初日
2018/02/01(2492日経過)
読んだ本
4308冊(1日平均1.73冊)
読んだページ
283591ページ(1日平均113ページ)
感想・レビュー
3797件(投稿率88.1%)
本棚
107棚
自己紹介

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★ 最近絵本にはまっています。   ★
★ まだまだ知らないいい絵本が   ★
★ 一杯あります          ★
★ 絵本を子どもだけの物だと思う  ★
★ のは、もったい気がします。   ★
★ 大人にも絵本は心を豊かにする薬 ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

子供の頃から本のある環境で育ちました。
自分の記録と同時に、子供の絵本を選ぶことを迷われた方のお役に少しでも役に立てばと思い、始めました。

読書メーターは、自宅で今日はどんな出会いがあるかとワクワクしながら見ています。
ディスクトップパソコンで入力しています。毎日飛び回っていて、コメントがなかなか書けない場合がありますのでご了承下さい。

ーお気に入りにして下さった方へー
ありがとうございます。
登録、解除はご自由にして下さいね。
★本の登録のみでレビューが全くない方の登録はお断りします<(_ _)>★


ー私の方からのお気に入り登録に関して-
父は今年(2021年の6月)他界しました。まだまだやりたい事が一杯あります。みなさんからのアップを追う時間がいつ取れるかわかりませんので、私からの登録は控えさせてもらっています。
登録して下さった方の書棚は、都合のつく時には、拝見させて頂いています。(#^^#)


-ナイスして下さった方へー
ありがとうございます。ナイスを入れて下さった方の本棚には、突然お邪魔して、『いいな』、『読んで見たいな』と思う本がたくさんあった場合、ナイスが増えてしまいますが、ご了承下さい。<(_ _)>

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  ★『あなたの意見に共感しました』
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