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2024年3月の読書メーターまとめ

つっちー
読んだ本
8
読んだページ
3373ページ
感想・レビュー
8
ナイス
1300ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月のお気に入り登録
3

  • マジョラム
  • よみよみ読書速報
  • W-G

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • マジョラム
  • よみよみ読書速報
  • W-G

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

つっちー
ネタバレティーエイジ向けの賞にノミネートされただけあって、まさに主人公達の世代の物語でした。日本でのティーンエイジ向けの小説と比較して、かなり本格的な要素のあるミステリで、現代的なギミックを用いた謎解きにワクワクするとともに、事件の背景にやるせない気持ちになりました。そして、小説のスタイル自身も、文章一辺倒ではない構成のおかげで、ダレることなくストーリーを楽しむことができました。翻訳小説らしく、登場人物達の掛け合いの妙もあって、かなり楽しい読書体験でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

つっちー

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:1424ページ ナイス数:952ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/914451/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

つっちー
ネタバレこのシリーズは、ミステリとして読むと、どうしても物足りない場合が多いなぁと、いつも思います。今作は特に、ミステリとして楽しみたい、あーだこーた考えるフェーズがほとんど無く、たくさんの蘊蓄話のあとに、突然の解決編に入ってしまいました。作中に時間軸としても、かなりのスピード解決になってしまっています。まぁ、蘊蓄話が面白い部分でもあるので、シリーズを追っているのですが、さすがに今回は、ミステリ部分が薄味すぎた上に、事件の背景の描写が少なすぎて、少しがっかりする内容でした。
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つっちー
ネタバレハイパー・ウラマについては、これで一応の決着なのかな。出水に関しては、まあ、キャラクター的にそうなるよなぁという結末でしたが、狗の一族との絡みは、今後、ひと悶着ありそう。今作は、戦闘というよりスポーツ描写として、アクション存在していて、そこに、スピード感があり、スポーツの臨場感もあわさって、かなり楽しめました。なんだか狗の一族以外にも、特殊能力持ちの一族が出てくる気配もあり、シリーズもこのまま続きそうな雰囲気をもあり、早く続刊を読みたいと思いました。
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つっちー
ネタバレ本格的に「梟」シリーズとして動き出したと感じられる1冊です。シリーズの序盤っぽいせいか、「梟の一族」ほどのアクション要素は少ないですが、なんだか、他にも特殊能力をを持った一族が登場し、アクション・エンタメとしての期待値が倍増しています。ハイパー・ウラマの設定や、「狗」の一族の特性など、エンタメへの引き満載で、漫画に近い楽しみ方ができます。まだまだ、謎の部分が多く、続きが気になるので、次巻もすぐに読むつもりです。シリーズ化が本格化することに期待大です。
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つっちー
ネタバレ1作目でのさわやかな、YAらしい作風からの変遷に驚きです。2作目での不穏な空気がさらに増幅され、驚愕の展開につながります。ピッパに感情移入していた人ほど、ストレスフルに感じる展開で、シリーズのタイトルのポップな印象とはかけ離れた内容でした。 ピッパの選択には、共感しにくい部分が多いですが、その結末には、どことなくカタルシスを感じられます。 YA作品的なさわやかさを楽しみたい人には、2作目以降はおススメしづらいですが、3部作での完成度が高いので、ぜひ、3部作すべてを読みことをおススメします。
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つっちー
ネタバレ前作では、町の人々とピッパの関係性が、それほど悪くなかったこともあり、物語全体に明るさがありました。しかし、今作では、ネットコミュニティと、小コミュニティ・ミステリ独特のドロッとした人間関係と相まって、中盤以降、かなりストレスフルな展開になります。しかし、後半に向けての怒涛の展開によって、続きが気になり、一気読み状態になってしまいました。 前作は、単体として完結できる終わり方でしたが、今作を読んでしまうと、次作への引きが強く、三部作を読破したくなる構成に見事にやられてしまいました。
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つっちー
ネタバレティーエイジ向けの賞にノミネートされただけあって、まさに主人公達の世代の物語でした。日本でのティーンエイジ向けの小説と比較して、かなり本格的な要素のあるミステリで、現代的なギミックを用いた謎解きにワクワクするとともに、事件の背景にやるせない気持ちになりました。そして、小説のスタイル自身も、文章一辺倒ではない構成のおかげで、ダレることなくストーリーを楽しむことができました。翻訳小説らしく、登場人物達の掛け合いの妙もあって、かなり楽しい読書体験でした。
が「ナイス!」と言っています。
つっちー
ネタバレ読み始めれば一気読みの、引きの強さは相変わらずお見事です。ここまで、ステップアップしてしまうと、李奈自身は、もう有名作家なきがします。 今回は、ついにシャーロック・ホームズに関わる謎で、翻訳出版について出版業界のリアルが描写されます。捏造とも言えそうな意訳がまかり通っているのが、かなり衝撃的でした。 このシリーズが描く出版業界の生々しさや、他作品とリンクは純粋に楽しめるのですが、作品自体のページ数を使ったメタいギャグは、ストーリへの集中がかなり阻害されてしまって、あまり好きになれないなぁ。
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つっちー
ネタバレAIと人類の対比において、AIがここまで有機的な存在として描かれる作品は珍しいです。エモーショナルな思考だけでなく、端的に言えば巨人という生命体として、AIが存在しています。機能不全を起こしたAIのカウンセリングを行う主人公を含め、「仕事は何か」とSFっぽくない問答と、その解決が、SFらしい最終局に集約する様は、お見事でした。最終的には壮大なストーリに変化していく作品ですが、適度にエモい主人公たちの関係性もあって、エンタメとしても楽しみやすい作品です。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/18(2046日経過)
記録初日
2018/09/07(2057日経過)
読んだ本
548冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
212531ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
548件(投稿率100.0%)
本棚
7棚
性別
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