ネタバレ久しぶりに、時代小説で純粋に楽しめる作品でした。史実と、虚構のバランスが絶妙で、歴史好き、エンタメ好きの人、双方におススめできる作品でした。それにしても、主要な登場人物のキャラクタが素晴らしかった。歴史上の偉人達よりも、生き生きとしており、特に紗雪たち、白川郷の人々が魅力的で、かつてのジブリ作品のようなさわやかさがあります。宮本氏の他の作品も追いかけてみたいと思いました。それにしても、「わだまつ」はどうやって、紗雪達を見つけたんだろう？

ネタバレ久しぶりに、時代小説で純粋に楽しめる作品でした。史実と、虚構のバランスが絶妙で、歴史好き、エンタメ好きの人、双方におススめできる作品でした。それにしても、主要な登場人物のキャラクタが素晴らしかった。歴史上の偉人達よりも、生き生きとしており、特に紗雪たち、白川郷の人々が魅力的で、かつてのジブリ作品のようなさわやかさがあります。宮本氏の他の作品も追いかけてみたいと思いました。それにしても、「わだまつ」はどうやって、紗雪達を見つけたんだろう？

ネタバレ当初は、歴史小説と思いながら、読み始めたのですが、実際は、恋愛小説に近い内容でした。野生児のような姫と、王子様のような武士との恋愛ものと言われれば、しっくりきます。閉ざされた秘境とも言える、白川郷で、歴史の大波に飲まれる中、二人の恋物語が波乱含みで進んでいきます。かなりドラマチックな内容です。帰雲城を調べると、様々な逸話があるようで、そのあたりと絡まって、二人の行く末がどうなっていくか、気になるところです。