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2024年11月の読書メーターまとめ

えっちゃん
読んだ本
17
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5118ページ
感想・レビュー
14
ナイス
111ナイス

2024年11月に読んだ本
17

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっちゃん
補導委託というのは初めて知った。家庭裁判所の処分を決定する前に、一定期間一般の家庭や施設に預け生活指導や就業指導を行う制度だと。 孝雄、悟親子だけでなく、清嘉の大人たちが春斗のことを思い、心配してくれるそれだけでいいと思った。 自分が苦労したから、自分の子どもに苦労をかけたくないという親心。でも、それが子どもの成長を妨げてしまうこともある。幸せとは、本人にしかわからない。よく親になって、親のありがたみがわかったと言うが、悟は独身だが春斗の件があったからこそ孝雄のことを理解することができた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
14

えっちゃん
実は以前は大阪が恐かったが、自分もおばちゃんの歳になったら、大阪の良さがわかるようになってきた。 大阪の主婦は忌憚なく言いたい放題言ってくれるので商品開発に非常に役に立ってるという話。報酬はなしでも、人のために何かしたい気持ちが強く応募者は順番待ちだとか。柴崎さんも早く立派な大阪のおばちゃんになりたいと思っているそうな。 連載が始まったのが2011年3月、日本中が大変な状況の時に大阪のおばちゃんの目線、なんかいいな。
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えっちゃん
どの章から読んでもいいと言う。一章おきに上下逆転させた状態で印刷されている。 冒頭の1ページだけが六つ用意されていて、この章を読むなら◯◯◯ページへと案内される。私は興味を持った兄弟で野球をやっている話へ。 英会話はできない元英語教師、ペット探偵、漁港で一人投球練習をしている高校球児、自称カツオ漁師錦茂、母親を事故で失った少年…読む順番によって謎になったり、そうだったのかと納得したり。最後まで読んだら、まずもう一度読んでみようと思った。順番を変えると感じ方が違うのだろうか。
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えっちゃん
補導委託というのは初めて知った。家庭裁判所の処分を決定する前に、一定期間一般の家庭や施設に預け生活指導や就業指導を行う制度だと。 孝雄、悟親子だけでなく、清嘉の大人たちが春斗のことを思い、心配してくれるそれだけでいいと思った。 自分が苦労したから、自分の子どもに苦労をかけたくないという親心。でも、それが子どもの成長を妨げてしまうこともある。幸せとは、本人にしかわからない。よく親になって、親のありがたみがわかったと言うが、悟は独身だが春斗の件があったからこそ孝雄のことを理解することができた。
が「ナイス!」と言っています。
えっちゃん
数年前に東海道を歩いたので、覚えのある所もいくつか出ていて懐かしいです。 時間なくて寄ってない所もたくさんあって、甲斐さんのおすすめのようにどこかの駅に宿を取り一泊二日でのんびりと過ごしたいです。レトロなホテルや喫茶店がとっても興味あります!他のガイドブックとは一味違います。
えっちゃん
テレビ朝日の「ワイド!スクランブル」で共演のお二人が対談。 日本は忖度を大事にしている。触れてはいけない領域が広がってしまったのが、日本の闇ではないか。 デーブさんは日本が好きで、特に高倉健さん、南こうせつさんの「神田川」の世界が大好き。古きよき日本への回帰を呼びかけていますが、中野さんは個が個であれる現在を過去よりはありがたいと思っているところもある。 お二人の豊富な知識と頭の回転の良さ。デーブさんの明るさ、中野さんの脳科学を元にした冷静さがかみ合った会話楽しませてもらいました。
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えっちゃん
「ダ・ヴィンチ」に連載中の「短歌ください」のコーナーをまとめたもの。毎回テーマに沿った投稿作品と自由題作品に穂村さんが解説添えています。 テーマもまた面白く、一般の方の作品も卓越しています。穂村さんの解説で新たな面白さも発見できます。
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えっちゃん
読むのは、二度目だった。 旅行添乗員はもちろんのこと、派遣社員で働く女性が多く登場。対して正社員で長らく働き退職金での旅行する年輩の男性の暴言に呆れる。 そしてコロナ禍で添乗員に仕事は契約解除。弱い立場だ。 今は旅行業界も大忙しだし、飲食店、ホテル、運転手と人手不足。話が続いていたら彼女は添乗員に戻っているのだろうか?…。
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えっちゃん
同い年のせいか、考えること、体に起きていることが同じです。 無理して若い世代の人たちと付き合うのでなく、歳上の方々とお付き合いするうえで気づかされることが多いのも同じです。読んでいてホッとします!
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えっちゃん
コロナ禍が終息しつつある日常を背景にした四つの短編。共通しているのが死、生き物、植物…。世にも奇妙な物語のような話だった。
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えっちゃん
同窓生の白石望と神林裕太。片や政治学者から官邸秘書官となり、片や新聞記者となった。震災後、原発事故から立ち上がり、日本のシンボルともなった宮藤政権。二人の異なる立場から交互に話が進む。 行動力のあるリーダーは必要。国益のために必要な行為もわかる。そして奪い合うのではなく、分かち合う。どんな立派な人でも、立場が人を変える。そんな時にやはり同等に物が言える部下であり、家族であり、友人がいればいい。それに傾ける耳を失わなければ…。
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えっちゃん
作家の辻村深月さんが子どもたちに問いかける言葉。「毎日小学生新聞」の連載。 「かがみの城」を書いてた時、スクールカウンセラーの先生に、子どもを支える仕事は風のようでありたいと教えてもらったそうです。この先生のおかげで今があるでなく、気づいたら平気になっていたと子どもが思えるようにしたいと。その話を聞いた辻村さんは読んだことさえ忘れている本がたくさんあり、だけどそれらが私を大人にしてくれた。風のように読んでもらえる本が書きたいと。
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えっちゃん
映画にもなった「スラムドッグ$ミリオネア」の原作。クイズ番組で全問正解し、史上最高額の賞金を勝ち取った少年はインチキの容疑で逮捕される。各章は弁護を引き受けてくれたスミタへの今までの彼の人生の告白とクイズ番組の問題回答が交互に繰り広げられる。知識も学力もないがインチキなんかではなく、幸運でもなく、今までの自分の経験が正解を導いたのだ。 この小説を書いたのはインドの外交官。インドの抱える貧困、売春、虐待、宗教…と様々な問題を題材にしている。知恵と機転で人生を切り開いていく彼に拍手。
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えっちゃん
鈴木保奈美さんの番組で紹介され読む。今なお盛んな熟女から、性から遠のいてる世代、性への目覚めの思春期世代まで性に関するモヤモヤを描く連作短編集。「R-18文学賞」大賞受賞作品のタイトル作品はキヌ子さんが強烈で少し退いたが、2話、3話に進んでいくに従ってはまっていく。 最後の結婚直前に婚約者が亡くなり、その後姑になる予定だった方と交流を持ち続ける女性に涙が止まらない。一歩踏み出せない彼女の背中を押して押して押しながら読んでいた。
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えっちゃん
長崎の通詞の娘として育ったお柳は、男装をして通詞となって榎本(釜次郎)武揚と共に蝦夷へ向かう。 幕末から明治、榎本武揚の側から見るとまた新鮮。フランスから騎馬術や砲術を習うために軍事顧問団を招へいしていたこと。五稜郭まで榎本軍と行動を共にしたフランス士官がいること。幕府側に付いたら、最後は切腹するか斬首されるかのような気がするが、榎本は徳川幕府の家臣だと誇りを持ちながらも、明治幕府の大臣として活躍できた。お柳はただただ釜次郎を愛した女として描かれているのが残念。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/09/25(2277日経過)
記録初日
2018/09/25(2277日経過)
読んだ本
1138冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
325988ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
989件(投稿率86.9%)
本棚
2棚
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