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2024年4月の読書メーターまとめ

たっきー
読んだ本
4
読んだページ
932ページ
感想・レビュー
4
ナイス
72ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たっきー
ネタバレ知ってはいたが読みたくなかった結末。個人的にはランスロットが円卓の騎士の中では好きなのでグィネヴィア王妃との不義が異なる形で描かれていればと思っていたがそうはならなかった。ただそれは呪いであったとされる。アーサー王の父ユーサー・ペンドラゴンがイグレイン王妃を手に入れるために殺したティンタジル公ゴーロイスの呪い。キャメロットに亡霊として現れ円卓の騎士を崩壊させる。恐らくは種々の逸話やブリテン内の国同士の争いがアーサー王の名のもとに作り上げられ伝説となったのだろう。歴史とファンタジーが見事に融合している。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

たっきー

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が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

たっきー
ネタバレ知ってはいたが読みたくなかった結末。個人的にはランスロットが円卓の騎士の中では好きなのでグィネヴィア王妃との不義が異なる形で描かれていればと思っていたがそうはならなかった。ただそれは呪いであったとされる。アーサー王の父ユーサー・ペンドラゴンがイグレイン王妃を手に入れるために殺したティンタジル公ゴーロイスの呪い。キャメロットに亡霊として現れ円卓の騎士を崩壊させる。恐らくは種々の逸話やブリテン内の国同士の争いがアーサー王の名のもとに作り上げられ伝説となったのだろう。歴史とファンタジーが見事に融合している。
が「ナイス!」と言っています。
たっきー
ネタバレ騎士を目指してアーサー王のもとに来たパーシヴァルに話の中心が移る。キャメロット城に押し入り黄金の杯を奪ったカンクロワの森の赤騎士を倒す。しかし埋めたはずの遺体がなくなる。漁師王の城に行き剣と槍をもらうがそんな城はないと言われる。パーシヴァルは騎士に叙せられ赤騎士の鎧をもらい聖杯と聖槍を受け継ぐ新たな漁師王となる。若いパーシヴァルが正直すぎて若干思慮に欠けるように描かれるのがいい。また時折幻想的なファンタジーの世界が現れるのがなんとも魅力的。
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たっきー
ネタバレモルゴースが再登場しランスロットを幽閉する。四人の女性から一人選べと迫るが狙いが分からない。結局バグデメイアス王の娘に助けられ集団馬上槍試合の助っ人に。戦略が見事にはまりランスロット一人で勝ってしまった。ランスロットの頭には常にグィネヴィアが王妃となる前に関係を持ったことがある。マーリンが嫌うグィネヴィアは国を乱す悪女なのか。グィネヴィアが攫われランスロットは騎士として不名誉な荷車に乗って助けに駆けつける。荷車を引く男は悪魔なのか幻想的に描かれる。ランスロットは恋心を抑えるため旅に出る。
が「ナイス!」と言っています。
たっきー
ネタバレ序章が最後につながり若宮の冷酷さに嫌気がさしていた読者をホッとさせる。四家の皇后の座をめぐる争いを前提としつつ早桃の死の真相を解くミステリともなっている。あせびが主人公であるかのように描かれながら後半で目まぐるしく視点が変化する。人間関係が複雑に絡み思惑が交錯しそれがきちんと表面と裏面で組み立てられている。和の情景や装束なども美しく描かれている。次作の『烏は主を選ばない』が若宮側から描かれた作品となっていて合わせ鏡のように読めるのもまたいい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/08(2092日経過)
記録初日
1992/01/01(11869日経過)
読んだ本
1285冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
410455ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
1285件(投稿率100.0%)
本棚
15棚
性別
職業
教員
外部サイト
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