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2024年5月の読書メーターまとめ

ガジュマル
読んだ本
12
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感想・レビュー
11
ナイス
756ナイス

2024年5月に読んだ本
12

2024年5月のお気に入り登録
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  • 鯖

2024年5月のお気に入られ登録
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  • ☆よいこ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ガジュマル
伊与原作品新たな傑作!凄く良い!中でも火星探査車『オポチュニティの轍』は印象深く、孤独に見える人生も振り返れば多くの人の応援や見守りがあったと心に沁みる。逡巡する前に行動する岳人、佳純の優れた観察眼センスオブワンダーは生まれ備わる学びの力そのもの。潤滑油のママ、素人質問連発の長嶺には笑ったが、年齢・境遇まるで水と油な仲間が集まり、夫々の乗り越えようとする熱い想いと藤竹先生の言葉が生む化学反応は、清々しく希望を見る思い。『本当の幸運にするかどうかは自分次第/誰もがその気にさえなれば必ず何かを生み出せる』
Tomo
2024/05/13 20:18

本屋大賞候補に選ばれないのが不思議に思うほど、素敵な作品だったよね〜😊それぞれにドラマがあったね🥰

ガジュマル
2024/05/13 21:12

Tomoさん♪そうそう不思議よね〜!わたしの中ではかなり上位ランクな好きな作品♡ ホントいい作品をBookサンタに選ばれたね〜🎶 重い現実を抱えた登場人物それぞれのドラマ全部にレビューを書きたくなるほど濃厚で…全日制の要君や保健の先生も良かったし…青春!夢中になって取り組む姿にワクワク勇気がもらえる😊

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
11

ガジュマル
世界の棟方、そこへ至るまでの一途な情熱、苦難の道のり…津軽弁にどっぷり浸ってタイムスリップしたかのよう楽しいひと時だった。何かを成すには必ず強い味方がいる。チヤとスコさ、羨ましい程心ひとつのオシドリ夫婦。馴れ初めの頃の微笑ましい様子、どん底の貧乏も苦とせず信じ、支えきった妻の姿が何より印象深い。ゴッホ、柳宗悦・濱田庄司・河井寛次郎ら民芸運動、水谷との関係、官僚水谷良一、親友松木夫妻の存在も大きかったと知る。作品そのまま!それだけ棟方志功自身に深い魅力があったのだろう。改めて作品を見たいと強く思う。
Tomo
2024/06/01 21:25

マハさんの情熱を感じる作品で、あっという間に引き込まれたよね(*ฅ́˘ฅ̀*)♡チヤとの関係も良かったね〜。チヤの視点から描いたマハさん、ナイス👍

ガジュマル
2024/06/01 22:30

Tomoさん♪マハさんの今作、装丁もいいしホントよかったね〜😊 チヤさん♪「夫猫が―」なんて(笑)お茶目で健気で逞しく!スコさんはまた「ワぁの命に等しいもんは板木では、ね。──おメだ」だなんて…夫婦愛.:*♡板画家棟方志功の魅力倍増!ますます板画の作品自体も好きになる〜🌟

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ガジュマル
新宮さんの絵本をもう1冊。本文はない。頭上高く、鳥の眼から始まって、どんどんとズームアップしながら、池の水面に写り込んだ景色の変化、透けて見える水中の様子、時間の経過と共に四季の移ろいが見事に描かれ、なんて視点の面白い絵本だろうと感嘆する。葉の揺れるきらきらとした水面、降り出す雨が創り出す池模様、トンボの舞う水景、水に映った夕焼雲…ため息が出るほど美しい。静かに深く自然を見つめるとき、心に新たな気づきが生まれる。すごくいい。
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ガジュマル
表紙-美しい波紋、月明りの海に吸い込まれるよう手に取った。「風の彫刻家」と呼ばれる造形作家らしい、風の眼で地球を巡る絵本。風そよぐ緑の草原、ピンクの大地に拡がる砂紋、拡がる水紋…中でも頭上から眺めるイルカたちのページ、なんて素敵な海の模様!揺れるオーロラ、随所に「風」を感じる。心地良い本文は英訳との二本立て。横長の見開きに描く大胆な構図がこの星の広大さを感じさせる。読了後はしばし「風」の通り抜けていく姿を追い、その道に目を凝らした。
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ガジュマル
表題通り、グッドデザイン賞が軒を並べる建築物としての見応えに眺めるだけでも楽しい。歴史的建造物は重厚感、最近のものは光降り注ぐ開放的な造りで41館収録。近未来的なデザインの成蹊大-球形プラネットを筆頭に大学図書館は個性的。唯一訪れたことのある図書館はその建築価値を知らず…案外そんなものは沢山あるのかも。にわかに街中の建物デザインが気になり始める。「最も美しいシリーズ」は教会、名建築、書店、大学…色々あるよう♪写真にコメントを付けて独自の図書館や建物巡りをするのもいいな。休日の愉しみがまた増えた。
Tomo
2024/05/26 21:25

建築を意識せずに訪れている場所って結構あると思う!デパートとかも歴史があったり、良く見ると細部のデザインが素晴らしかったり。建築めぐり、楽しめますように🥰

ガジュマル
2024/05/27 04:29

Tomoさん♪ありがと〜♡そうそう劇場・デパート・市役所……昔イタリアの街を訪れた時、街中が美術館のようだと感激しましたがまさに🌟 本中の図書館も近場から少しずつ 訪れたいけど…愉しみばかり増え、いつになることやら😆

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ガジュマル
IT先進国エストニア共和国、その黎明期、ソ連からの独立という激動に生きた少年らの夢と友情の物語。わが青春と重なる時代であることにある種の感慨を覚えつつ「歴史に名を残さぬ一人ひとりの人生」を強く意識した読書だった。分断の悲しさ、社会体制の及ぼす個人の人生・夢・生き方・交友関係への影響。明日の敵は今日の友、アーロンやカーチャ…些細なことで世界が反転する怖さと希望を痛感する。民族や背負う様々を越えなお変わらぬラウリとイヴァンの深い友情に安堵しつつ、まるでノンフィクションな取材形式にまんまと驚いた私(笑)。
がらくたどん
2024/05/22 12:30

嬉しい共読♪「激動に生きた少年らの夢と友情の物語」うんうん。年表に書かれないけれど彼らには掛け替えのない「歴史」ですよね。読後に表紙を見ると、ああ三人ともなんとかボートから落ちずに激流を渡って来たんだなって、とても暖かな気持ちになります(*^^*)

ガジュマル
2024/05/22 21:06

がらくたどんさん♪表紙、若き日の3人はキラキラと輝いて見えます。アーロンは自ら絶ってしまいましたが… 歴史のうねりに流されつつもかけがえのない人と出会い、再開し修復できた彼らは幸運でしたね。実際ルワンダのツチ族とフツ族等民族紛争のみならず、平和な日本もかつて戦時下非国民だの…様々ありました。今まさにウクライナとロシアの狭間で苦しむ人々がいる。色んな要素の詰まった印象深い作品でした🌟ありがとうございます〜♬

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ガジュマル
めっちゃ面白い!未知なる構造その役割の簡明な解説!知恵と芸術性を目の当たりにへぇ~と驚きっぱなし!高低差で空調を効かせ、ダムの壊復で水位を調節、太陽や発酵熱を利用し卵の保温、地下水脈冷房。入口を下に托卵を避け、偽出口で敵攪乱、蓋や逃げ口ありと形状工夫。土石を積み、クモ糸で葉を縫い合わせ、羊毛古巣は遊牧民の靴下となる。キノコ栽培、食糧貯蔵。中古物件、増築、マンション…10mの塔まで。人間が真似て伝染病を防いだというカマド鳥の巣も。我々が思う以上に器用で賢い!文明は人だけにあらず。庭師鳥の庭も興味深いなぁ…。
がらくたどん
2024/05/19 13:17

こちらも共読になって嬉しいです♪「未知なる構造その役割の簡明な解説!」そうそう!図解されると、その構造美に驚きもひとしおです(*^。^*)私は最後に同列で「ヒト」を入れてるのが結構気に入ってます。

ガジュマル
2024/05/19 14:36

がらくたどんさん、とてもいい本ですね~🎶そうそう!同列に「ヒト」が並んでいるところが素晴らしい!そして『様々な命が、いつまでも巣づくりできる環境であることを願っています』と締め括られる (*˘︶˘*).。.:*♡ あぁ私たちも動物のヒト科ヒト属、同じ地球上の仲間って😊 勝手に地球を我がもの顔に動物たちを下に見て、海の汚染、森林破壊……皆の素敵なお家を守らなければと保護意識が高まります。

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ガジュマル
初期の切り絵作品。淡く緻密で繊細な安野作品とは全く印象が違う。表現方法でこうも別人になるものかと驚く。線が太く黒いせいか、初見やや武骨な印象すら受けつつ、親近感とより大きな魅力を感じた。版画を思わせる、文字の入った独特のデザインが面白い。中には藤城清二さんチックな画もあるが、よくよく見ればやはり安野さんらしい計算された図は「-もうすぐ春-」筆頭に「思索」「ながしびな」「言葉への旅」…と素晴らしく、何より「遊び心」が溢れている。「シマ」を意識し、楽しんで取り組まれた様子が目に浮かぶ。後期作品はどんなだろう。
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ガジュマル
伊与原作品新たな傑作!凄く良い!中でも火星探査車『オポチュニティの轍』は印象深く、孤独に見える人生も振り返れば多くの人の応援や見守りがあったと心に沁みる。逡巡する前に行動する岳人、佳純の優れた観察眼センスオブワンダーは生まれ備わる学びの力そのもの。潤滑油のママ、素人質問連発の長嶺には笑ったが、年齢・境遇まるで水と油な仲間が集まり、夫々の乗り越えようとする熱い想いと藤竹先生の言葉が生む化学反応は、清々しく希望を見る思い。『本当の幸運にするかどうかは自分次第/誰もがその気にさえなれば必ず何かを生み出せる』
Tomo
2024/05/13 20:18

本屋大賞候補に選ばれないのが不思議に思うほど、素敵な作品だったよね〜😊それぞれにドラマがあったね🥰

ガジュマル
2024/05/13 21:12

Tomoさん♪そうそう不思議よね〜!わたしの中ではかなり上位ランクな好きな作品♡ ホントいい作品をBookサンタに選ばれたね〜🎶 重い現実を抱えた登場人物それぞれのドラマ全部にレビューを書きたくなるほど濃厚で…全日制の要君や保健の先生も良かったし…青春!夢中になって取り組む姿にワクワク勇気がもらえる😊

が「ナイス!」と言っています。
ガジュマル
いわさきちひろさんぽい絵だな…っと手に取る。内扉、安曇野ちひろ美術館長さん曰く、ちひろさんの本棚にはこの絵本の原書があったそうな。内容は、まるで小川洋子さんの『ことり』の世界。『セロ弾きのゴーシュ』にも重なる。絵は " ヨゼフ・ウィルコン" さん。ポーランドの、東欧を代表する絵本画家で、動物を主役に彫刻などでも広く世界で活躍されている方らしい。優しい絵。展覧会の作品等もとても愛らしくて♡ファンになりそう🎶
りー
2024/05/10 20:33

ウィルコンさんの展覧会行ったことあります✌️立体作品もとても可愛いかったです😄

ガジュマル
2024/05/10 21:01

うわぁ♡りーさん行かれたんだ♪いいなぁ〜✨ そうそう♪サイトで見たけど、動物たちの表情がとっても豊かで可愛い!😊

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ガジュマル
作り笑顔も心を明るく、役割を演じるうちそれらしくなっていくと言われるがまさにそれ。武装することで引き起こる現実、戦争の暗示とも感じた。仮面により「本当の自分」を見失わないようにと思う。フレデリックを想起する愛嬌あるネズミの絵。スイミーで誰もが知るこの有名な作者レオ・レオニ。読了後、伊ファシズムの台頭により米国亡命したユダヤ人だと知り、絵本に込められた深い想いを想像する。絵本って実は俳句のような余白に託される部分が大きいなと思う。ますます奥深い。 /あのエリック・カールを見出した人物だというのも初知り♪
が「ナイス!」と言っています。
ガジュマル
踊り出すような絵は、反戦画家として知られる丸木俊さん ーこんなに表情豊かで愉しい絵を描かれるんだ。"ごゆっくり"と優しい台詞を紡ぐのは「スーホーの白い馬」翻訳の大塚勇三さん。演奏することの楽しさ、皆で共有する喜び、音楽本来の持つ力・真髄が伝わってくる。鯨たちとの暖かな心の交流、夕焼けどきの海で思わず耳を澄ませたくなるような素敵なファンタジー。( 英語版CD付きも◎)
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/10(2083日経過)
記録初日
2014/10/10(3544日経過)
読んだ本
589冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
153825ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
420件(投稿率71.3%)
本棚
4棚
自己紹介

ふと読書メーターに出会い、軽い記録程度に始めてみると思いの外! 皆さんの投稿に触発され、今読みたい本がいっぱいです🌼

共感はもちろん、着眼点の違いや見落としていた細部に気づいたり、日々ナイスやコメント、お気に入り登録ありがとうございます。

これからも、ゆっくりと読書を通じて、世界を拡げていけたらなと思っています🌱

※以前読んだ本もほんの一部登録し、本棚も作りかけました。が、いざ遡って書こうと・・新鮮な思いは既に消え、ぼんやりとした大雑把な感想しか思い出せません。
その時々に感じた思いを書き留めておくって貴重ですね🐥
再読の楽しみも生まれます。
 
(2018.10月)

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