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2024年5月の読書メーターまとめ

ぞだぐぁ
読んだ本
15
読んだページ
4534ページ
感想・レビュー
11
ナイス
32ナイス

2024年5月に読んだ本
15

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぞだぐぁ
親が倒れたことにより工場の跡取りとなった人が仕事上大型トラックで輸送することもあり、その経験から書かれた本。 トラックの仕組みで仕方なくなっていることや、運ぶものによる違い(街路樹で運んでいる車が傷つくのがイヤだから、キャリアカーが左車線避ける)と言う事情が分かり易く書かれている。 また、著者は圧倒的男性多数の現場で働いていた女性なので受けたセクハラとか、運送業界に女性労働者を増やそうと考えて間違った方法を考えた国土交通省への批判(トラガールプロジェクトって、内容読んでて失敗が悟られた)も。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
11

ぞだぐぁ
Twitterで副題に入っているポケモンの章が流れて来たのを見て気になり読んでみた。 リベラルアーツ検定って資格試験のサイトで連載されていた物を加筆修正した物なので横書き。 コロナ禍で対面での授業ができなくなったけど学生さんたちに受講してもらえるようにとオンラインで工夫した結果が出ている。 きっかけとなったポケモン以外でもラッパーや歌手・声優を呼んだりしているが、特に山寺宏一の演じ分けを音の種類で分析してなるほど感。 残念なところとしては、Web連載の名残か鎖のマークが文中で時々出てくるけど電子書籍(続く
ぞだぐぁ
2024/06/01 16:55

続き)ならともかく紙の本だとリンクに飛べないし巻末の参考文献の箇所にもどのページと対応とかないのが残念。

ぞだぐぁ
最近はめっきりみなくなった神社みたいな装飾の霊柩車が登場するに至る流れと昭和終わりまでの状況を書いた本。 元々は籠とか輿だったのがトラックの荷台に載せられてって流れと、自動車の普及や路面電車によって道路を占領する大規模な葬列ができなくなってしまう等いくつかの要因が関わって来る。 霊柩車自体ではなく葬儀の変化にも結構割かれていて、金をかけて看病していたと見せるために葬列に看護婦を付かせるとか、今の家族葬の流行にも繋がるけど大規模な葬列をやめる流れが出てきたら「親不孝だから~」とか葬儀会社が広告とか出し(続く
ぞだぐぁ
2024/05/26 16:02

続き)て流れを止めようとしたけど日中戦争からWW2になると贅沢禁止になったとかなるほどと思う話も。

ぞだぐぁ
離農で農家が減っている流れで林業もってイメージだったが、そんなもんじゃない問題だらけの日本の農業についての本。 国内材は高いけど海外には安く売られているとか、空き家問題とも関連しているけどそれだけじゃない相続や所有権問題に短い任期中に成果を上げたりしないといけない政治家や役所の担当者と言った制度の問題から、製材技術や伐採技術(取りに行くまでの道の造営含む)が海外に比べて劣っている上に楽な山丸ごと刈る方法をやりがちな業者の問題等幅広い。 トレーサビリティの制度を作っても切る側と売る側で別の資格だから分(続く
ぞだぐぁ
2024/05/25 21:11

続き)かってたけど騙されたってことにして売ることができるとか、取り締まる制度作ってもなあなあにされてしまう日本でもパターンかって感じ。 でも、海外では林業が投資の対象になっていて持続可能性があるとか、企業が森を維持する等希望の持てる話も。

ぞだぐぁ
2024/05/26 15:43

林業って書く所に農業って入れてたわ。ナイス付いたしそのまま残すか。

が「ナイス!」と言っています。
ぞだぐぁ
戦争によって発展した技術って結構あって、WW2後もドイツの科学者が宇宙開発に関わったとかは聞いたことがあったが、どうやって米ソにドイツ科学者を連れて来たかって話をアメリカ側の視点で見た本。 ユダヤ人に過酷な労働や非人道的な人体実験を行っていた彼らは戦犯に相当し、アメリカ国内世論や軍や政治家のお偉方も入国させたがらないんだけど嘘ついたり隠したり、時には戦争犯罪を裁く調査官とかビザを発給する役所に圧力かけたりして入国させ、善良な人々であるように記事を書いたりしてごまかした。2000年代になって機密指定が(続く
ぞだぐぁ
2024/05/25 20:52

続き)が解除されたり解除する規定がない物も図書館等の協力を得て著者が解除させて閲覧するなどして掘り起こされた大著。 ソ連の息がかかった記者によって暴露されたり、アインシュタインに倣ってナチス政権下のドイツを離れてアメリカに付いた学者とかも、戦犯を助けるんじゃないかとか葛藤することがあっても知己を辿って勧誘するとかしてる。 途中、戦後すぐの日本に行った米軍人が焼夷弾で燃え残った死体の山を見て罪悪感とかいたましいと言う気持ちではなく実験の結果だとしか見えてなかったって話が入るんだけど、そういうとことか(続く2

ぞだぐぁ
2024/05/25 20:53

続き2)勧誘されてきたナチスの科学者達が実験の対象となったユダヤ人を見ても同じように感じてたんだろうなと思わせられた。

ぞだぐぁ
親が倒れたことにより工場の跡取りとなった人が仕事上大型トラックで輸送することもあり、その経験から書かれた本。 トラックの仕組みで仕方なくなっていることや、運ぶものによる違い(街路樹で運んでいる車が傷つくのがイヤだから、キャリアカーが左車線避ける)と言う事情が分かり易く書かれている。 また、著者は圧倒的男性多数の現場で働いていた女性なので受けたセクハラとか、運送業界に女性労働者を増やそうと考えて間違った方法を考えた国土交通省への批判(トラガールプロジェクトって、内容読んでて失敗が悟られた)も。
が「ナイス!」と言っています。
ぞだぐぁ
出てくる食材にゴリラとか人間の胎盤とか出てくるって聞いた時点でタイトルの「ヤバそう」が冗談でも誇張でもないことが分かる。 週間文春で連載されていた物を纏めた本で、アジア・アフリカ・中東~と言う様に章立てして、本人も「これ、食べ物じゃないんじゃないか?」というような物でも「口から摂取するもの」は食べ物カテゴリーに入っている(噛んでエキス吸ったら捨てる植物とかが出てくる)。 調理前の物を間違って食べて現地に人に止められるとかハチャメチャだけど、蛇肉の項であるように結局は調理法が重要とか偉い人がルールを守(続く
ぞだぐぁ
2024/05/17 20:41

続き)らなくなったら皆従わなくなるとか普遍的なんだって改めて分かることも。

が「ナイス!」と言っています。
ぞだぐぁ
日本で人気のある料理について明治あたりからの家庭雑誌・料理雑誌等に載ったレシピを料理自体の解説と共に作っている本。カレーとあってもいわゆるカレーライスではなく、カレー粉が使われるようになった頃のカレー風味お吸い物とか一つの章の中で何種か年代を追って作っている。 マヨネーズとか(ウスター)ソース等の調味料?の項ではソース焼きそば等に手を出すのではなく、作るのは終始ソース類なのが項目に忠実で好感が持てた。
が「ナイス!」と言っています。
ぞだぐぁ
今だったら木島香苗ではなく頂き女子りりちゃん辺りが挙がって論点が変わってきそうだと思った。 対談形式で対談を設定した人がテーマを出しているのか、畠山鈴香の箇所では「何をした人だっけ?」みたいなコメントから入ってたりするあたり、別の人の感想で「喫茶で話されているような~」みたいに書かれるのだと思う。 殺害された東電OLがどんどん値下げしていったって所ではオバさんになって需要が減ったから~とか考えちゃうところだけど、「自分を安くしていたんじゃなくて、男につける値段を自分で決めていた」って考えはなるほど感。
が「ナイス!」と言っています。
ぞだぐぁ
カルロス・ゴーンがチェロだかコントラバスになる前から出国してからもインタビューした人による本。 検事や弁護士を経て検察の問題とかの本を書いている人なので、制度上の問題とか東京地検特捜部が新たに制定された司法取引の認知や大規模な事件で検察の名誉挽回等を図ったのではないかって推理もされている。 インタビューの箇所でも英語が分からない人を当てて弁護士呼ばせないとか明らかに問題だなって聞いてて分かることも。 容疑者擁護側の本なので、批判する側の本ではどういう理屈になってるか読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ぞだぐぁ
職住分離の概念が発生してからコロナ前あたりまでの『通勤』と言う概念について、英国を基準に外国の事情やテレワークも踏まえて書かれた本。 電車の路線が自治体や国を跨ぐことで時間の基準が統一されたり、自動車運転中に交通渋滞やトラブルに巻き込まれることで『ロードレージ』(ステロイドを多量に接種した時の衝動的な怒りを指す『ロイドレージ』が先にあった)が発生する等周辺事情も書かれている。 日本についてもすし詰めの電車とかケータイ小説(恋空って懐かしい)まで書かれているがちょっと違ってるんじゃないかって内容もあ(続く。
ぞだぐぁ
2024/05/11 16:26

続き)ある。 コロナ後に書かれていたら、テレワークについてはコロナを挟んでグーグルが出社を強要するようになったとか入るんだろうな。 あと、痴漢電車関連だったら今は禁止ワードになって検索しても出ないけど、FANZAとかで検索したら~件も出るほど人気って話が入っても良かったと思う。

ぞだぐぁ
ネタバレハーメルンに投稿されている作品 https://syosetu.org/novel/292011/ の書籍版の3巻目。ショップ限定付属小説含めてWeb版から新規エピソードが増えて、主人公の今は無き故郷シュトルーベ関連の話が結構ある。名有の幼馴染みが出ているので、もしかしたらスケベ伝道師の件で前世の幼馴染みではなく彼女が当てられるのではないかとか考えてる。 あと、具体的なビジュアルは結構後になる「シュトルーベの 亡霊」としての姿が挿絵でネタバレしている。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/02/04(4892日経過)
記録初日
2011/02/10(4886日経過)
読んだ本
3400冊(1日平均0.70冊)
読んだページ
824396ページ(1日平均168ページ)
感想・レビュー
1037件(投稿率30.5%)
本棚
138棚
性別
職業
技術系
外部サイト
自己紹介

趣味に加えてその他図書館で見かけて気になった文献とか読んでいきます。
備忘録みたいに使うつもりであまり感想を書きませんが、感想数が少ない場合は積極的に書こうと思っています。

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