【2025-030】初ヘッセ。タイトルだけは前から知っていたものの、どんな作品かも知らないまま長く積読していて、ようやく読了。 主人公ハンスの繊細さや臆病さがずっと胸に重くのしかかり、正直なところ後半は気持ちがついていかず流し読み気味に…。ヘッセ自身の体験が投影された自伝的小説とのことで、その分リアルで痛みのある物語でした。 タイトルの『車輪の下』は“落ちこぼれ”を意味するそうで、読後に改めて重さを感じました。好みは分かれそうだけれど、一度は読んでおきたかった一冊。

【2025-030】初ヘッセ。タイトルだけは前から知っていたものの、どんな作品かも知らないまま長く積読していて、ようやく読了。 主人公ハンスの繊細さや臆病さがずっと胸に重くのしかかり、正直なところ後半は気持ちがついていかず流し読み気味に…。ヘッセ自身の体験が投影された自伝的小説とのことで、その分リアルで痛みのある物語でした。 タイトルの『車輪の下』は“落ちこぼれ”を意味するそうで、読後に改めて重さを感じました。好みは分かれそうだけれど、一度は読んでおきたかった一冊。

【2025-029】中学生の息子に薦められて読みました！実は過去にドラマを観ていたのでストーリーも結末も知っていたのですが…やっぱり巧いなぁ。一気に読んでしまいました。

【2025-027】処分する前に読もう〜と手に取った本。2017年の本で、購入した当時(30代半ば)の私にはピンと来ていない部分が多かったのかあまり刺さらなかった。 あれから8年。この本の執筆時の神崎さんと同世代になった今、「わかる、わかる」のオンパレード！あぁ、この8年、神崎さんのいう通りのケアをしていれば、もっと老いを遅らせられてたのかもしれない。泣 この本にある通り、【50歳を迎えるときにどうなっていたいか】をしっかり考えて計画を立てていこうと思う。

【205-028】短篇は得意ではないけれど、村上春樹訳ということで読んでみました。アル中だったり、別居中だったり、失業中だったり…どの登場人物もどこか満たされない背景を抱えていて、明るい話ではないのに、なぜか心に残る。短篇って人物の心の内が掴めないまま終わることが多いけれど、この短篇集はひとつひとつがしっかりと自分に残る感覚。「ささやかだけど、役に立つこと」は胸が締めつけられるように辛いのに、最後にほんの少し温かさがある。「大聖堂」は何気ない会話の中に希望のような光が見えて、静かな余韻が続きました。