
家父長制的なものというよりは(もちろんその残滓は至るところに見られるだろうが)、このあらゆる商品の性化によって独自に生産される資本制的差別だとし、「性からの解放」と「労働からの解放」(「からの」であり「の」ではない)をパラレルに目指さない限り、真の解放は実現され得ないと喝破する。男性学、いやフェミニズム、いやクィア理論の風変りな入門書として全く色褪せていない。後に著者が新訳もしているマルクス『共産主義者宣言』と並んで、現代でも真に受けて読まれるべきマニフェスト。書きっぷりも論理の風通しも良い。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
家父長制的なものというよりは(もちろんその残滓は至るところに見られるだろうが)、このあらゆる商品の性化によって独自に生産される資本制的差別だとし、「性からの解放」と「労働からの解放」(「からの」であり「の」ではない)をパラレルに目指さない限り、真の解放は実現され得ないと喝破する。男性学、いやフェミニズム、いやクィア理論の風変りな入門書として全く色褪せていない。後に著者が新訳もしているマルクス『共産主義者宣言』と並んで、現代でも真に受けて読まれるべきマニフェスト。書きっぷりも論理の風通しも良い。