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2025年12月の読書メーターまとめ

辻薫
読んだ本
7
読んだページ
1750ページ
感想・レビュー
2
ナイス
3ナイス
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2025年12月に読んだ本
7

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

辻薫
フォローしている方が読まれていたので、久々に再読。こっちは「性的欲望なんて存在しない、性的欲望(と見做されているもの)よ心せよ!」笑。「性的欲望の装置」が生み出す〈性的なもの〉の役割は、はじめは女に対して偏った配分がなされていたが、今では男も〈性的なもの〉の商品として生産・消費されうる(つまり女も性的欲望を持つ)だけでなく、資本制の加速によってもはや商品そのものが〈性的なもの〉として生産・消費されていく(性の商品化ではなく「商品の性化」)。現代の女性に対する差別は、
辻薫
2025/12/06 21:12

家父長制的なものというよりは(もちろんその残滓は至るところに見られるだろうが)、このあらゆる商品の性化によって独自に生産される資本制的差別だとし、「性からの解放」と「労働からの解放」(「からの」であり「の」ではない)をパラレルに目指さない限り、真の解放は実現され得ないと喝破する。男性学、いやフェミニズム、いやクィア理論の風変りな入門書として全く色褪せていない。後に著者が新訳もしているマルクス『共産主義者宣言』と並んで、現代でも真に受けて読まれるべきマニフェスト。書きっぷりも論理の風通しも良い。

が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
2

辻薫
フォローしている方が読まれていたので、久々に再読。こっちは「性的欲望なんて存在しない、性的欲望(と見做されているもの)よ心せよ!」笑。「性的欲望の装置」が生み出す〈性的なもの〉の役割は、はじめは女に対して偏った配分がなされていたが、今では男も〈性的なもの〉の商品として生産・消費されうる(つまり女も性的欲望を持つ)だけでなく、資本制の加速によってもはや商品そのものが〈性的なもの〉として生産・消費されていく(性の商品化ではなく「商品の性化」)。現代の女性に対する差別は、
辻薫
2025/12/06 21:12

家父長制的なものというよりは(もちろんその残滓は至るところに見られるだろうが)、このあらゆる商品の性化によって独自に生産される資本制的差別だとし、「性からの解放」と「労働からの解放」(「からの」であり「の」ではない)をパラレルに目指さない限り、真の解放は実現され得ないと喝破する。男性学、いやフェミニズム、いやクィア理論の風変りな入門書として全く色褪せていない。後に著者が新訳もしているマルクス『共産主義者宣言』と並んで、現代でも真に受けて読まれるべきマニフェスト。書きっぷりも論理の風通しも良い。

が「ナイス!」と言っています。
辻薫
ネタバレ8~9年前、この本を読んだのがきっかけで立木康介の著作やデュラスの小説、『ナジャ』を繰り返し読んでいた時期があった。たぶん精神分析の本で、何も知らない状態ながら、はじめて熱中して読んだ本だと思う。やはり面白いのだが、こんなに晦渋な文章だったっけ?愛とかいう「反時代的な」ものが主題だからか(しかし《性関係はないのじゃ!》)。それともファスト人文学に馴らされてしまって、たんに私の頭が悪くなっているだけなのか。でもそういえば、熱中して読んでいた当時、私には好きな人がいた……遠い目……自分語り乙!

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/31(2624日経過)
記録初日
2019/01/02(2561日経過)
読んだ本
559冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
141991ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率6.8%)
本棚
4棚
URL/ブログ
https://note.com/kaoru_tsuji
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