というかやっぱり江戸期農業系の先行研究って一回火にくべられるべきだと思う。先行研究紹介のところで、「プロレタリアート」とか「矛盾」とかが先行研究で使われているため(90年代の書籍でさえ「矛盾がさく裂」とか「オルグ」とか平気で出てくる)、学生運動時代?の左翼用語を使わざるを得ない感じで、なんだかなあって感じる。西洋史で古い本を読んでもそういうのは見たことないから、やっぱりこの分野だけ突き抜けておかしい。
本書に出てきたライデン瓶とか、他の本ではあまり見かけない気がする。ライデン瓶は静電気を蓄え、かなりの出力を得ることが可能なようなのだが、うまくイメージできなかったのが残念。アーク放電から溶接に話を繋げるというのも、やはりエネルギーの歴史というより技術史の本だし、溶接が生まれてようやく天然ガスの長距離パイプライン敷設が進み、石炭の使用を減らすことができるようになったとか、話題が縦横無尽。このくらいの粒度の文明発展都市運営シミュレーションゲーム欲しいな。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
本書に出てきたライデン瓶とか、他の本ではあまり見かけない気がする。ライデン瓶は静電気を蓄え、かなりの出力を得ることが可能なようなのだが、うまくイメージできなかったのが残念。アーク放電から溶接に話を繋げるというのも、やはりエネルギーの歴史というより技術史の本だし、溶接が生まれてようやく天然ガスの長距離パイプライン敷設が進み、石炭の使用を減らすことができるようになったとか、話題が縦横無尽。このくらいの粒度の文明発展都市運営シミュレーションゲーム欲しいな。