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2024年4月の読書メーターまとめ

TAK.I
読んだ本
5
読んだページ
1528ページ
感想・レビュー
5
ナイス
267ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • さゆ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

TAK.I
ネタバレ補導委託制度で、春斗という青年を預かることになった南部鉄器職人の孝雄。勝手に話を進めた父に対し納得のいかない息子の悟。工房の仲間とともに皆が成長していく。読んでいく中で、生前の自分の父との関係を意識せずにはいられなかった。家族であっても理解し合っているとは限らない。むしろ互いに分からないことだらけだ。なのに自分は何か努力していただろうか。「自分で自分の人生を選べない辛さ、選択肢があることがいかに豊かなことか」その通りだ。終盤予定調和な部分はあったが、今当たり前の幸せを大切にし、かみしめながら生きていく。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

TAK.I

みなさんいつもナイスをありがとうございます。3月は素敵な本にたくさん出合えました。夜明けのー、成瀬、存在のーは特に熱かった!4月は新たな出会いの季節。気候も暖かくなってきて外での読書も最高。気分も新たにしていきたいです。今月もよろしくお願いします。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2470ページ ナイス数:415ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/936570/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

TAK.I
「人生初の伏線回収」を子どもたちへ!と銘打ち、児童書初の本屋大賞ノミネート。子ども向きとはいえ、しっかりと練り込まれた謎解き。このワクワク感を子どもはどうとらえるのか。うちの子はコナンに慣れているせいか、迫力に欠けるようなことを言っていたが、繰り返し読んでいるところを見ると、魅力があるのだろう。犯人やトリックは大人から見れば分かりやすいものだが、そこは推理小説入門編。これをきっかけに本にのめり込む子も出てきそうだ。筆者の後書きも優しい。学校内の設定に無理があるのはご愛嬌。学校の図書館にも是非置いてほしい。
が「ナイス!」と言っています。
TAK.I
ネタバレ補導委託制度で、春斗という青年を預かることになった南部鉄器職人の孝雄。勝手に話を進めた父に対し納得のいかない息子の悟。工房の仲間とともに皆が成長していく。読んでいく中で、生前の自分の父との関係を意識せずにはいられなかった。家族であっても理解し合っているとは限らない。むしろ互いに分からないことだらけだ。なのに自分は何か努力していただろうか。「自分で自分の人生を選べない辛さ、選択肢があることがいかに豊かなことか」その通りだ。終盤予定調和な部分はあったが、今当たり前の幸せを大切にし、かみしめながら生きていく。
が「ナイス!」と言っています。
TAK.I
図書館の新刊コーナーで運良く発見!素直に純粋で美しい4つの連作短編集。高校の校務員・人生先生の示唆が深い。大人にとったら小さなことかもしれないが、高校生はシンプルかつ深い疑問を人生先生にぶつける。ただ、答えは簡単に出るものではないし、自分の頭で考えることが大切だ。「人は他者と比べることで簡単に不幸になることができる。」確かに。自分にとってのビオトープがあると、人は安心して生きていける。自分が周りからどう思われているか気になる悩み多き中高生たちに読んでほしいなあ。サラッと読めてしまうけど考えさせられる。
が「ナイス!」と言っています。
TAK.I
辻村さんが描くコロナ禍の青春譚。天文部を舞台に中高生たちが熱い日々を送る。修学旅行や部活動、さまざまな活動が制限されたが、コロナ禍だからこその出会いもあった。長い年月の中で星たちの歴史が紡がれ、スターキャッチコンテストという一つのイベントに高校生たちがリモートで集う。コロナ禍の備忘録。日常生活の些細な狂いが鮮明に思い出される。地域の人との絆をも変えてしまった。悲しさ、虚しさが伝わってくる。「みんな、普通のこと、してただけなのに」しかし、コロナ禍の奇跡、同じ空の下で繋がった若者たちの可能性は無限大だった。
が「ナイス!」と言っています。
TAK.I
暗いのに一文一文から熱を感じる。耕一郎の心の声がストレートに伝わってくる。どうしようもない父親を蹴り倒して雪の中に置き去りにし、2万円を持って逃避行。全く現実的でない行動だが、その先に待ち受けているのは…。世の中の不条理というものを見せつけられると同時に、何とか足掻き踠きながらも人は死に物狂いで生きていくのだ思わされる。たとえ不幸が訪れようとも一縷の望みにかけて行動を起こせば何かが変わり道が開かれる。出会う人たちとの関わりも温かい。最後に明かされる真実。何とも言えない余韻を残しつつ物語が静かに幕を閉じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/18(2005日経過)
記録初日
2018/03/11(2257日経過)
読んだ本
450冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
138598ページ(1日平均61ページ)
感想・レビュー
427件(投稿率94.9%)
本棚
3棚
現住所
神奈川県
自己紹介

小説、新書、教育書、ビジネス書などを読んでいます。いろいろなジャンルを読みたいとは思っているものの、やはり好みや偏りが出てしまう…。

読書は心の栄養。読書自体をただ純粋に楽しみたいです。しかし、結果的に語彙力up⇨自分の考えを豊かに表現し、相手のことをより深く理解する。また、物事や社会を知るきっかけにしたい。読むことで自分の人生に何らかの良い影響があると信じて日々読書をしています。
そのためには心に残ったことや共感できることを生活の中で実践してこそ意味があると思っています。

皆さんのレビューを読むことで自分の視野が広がり、新たな本の世界へと誘われます。同じ本を読んでもさまざま見方、考え方があり、自分の価値観もいい意味で揺さぶられます。

※自分と考えの違う感想や、読まないジャンルの本などでも、内容が素敵だと思うものにはナイスさせていただくこともあります。よろしくお願いします。

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