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2025年11月の読書メーターまとめ

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2025年11月に読んだ本
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2025年11月のお気に入り登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もえ
ネタバレ梶井真奈子(かじまな)のローマ字読みが、木嶋佳苗(きじかな)の一文字違いのアナグラムになっている!週刊誌記者の町田里佳が、取材のため梶井との面会を重ねていく様子は、『羊たちの沈黙』を彷彿とさせて面白かった。但しエピソードを詰め込みすぎて長くなってしまった観あり。特に玲子のあの行動は少々行き過ぎではないかと思った。タイトルのバターを使った料理の描写は秀逸で、終盤の七面鳥で美味しさの頂点に達するのが痛快だった。「この社会は女性にそうたやすく、合格点を与えたりはしない」のだけど、しぶとく生きていくのも女たちだ。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

もえ

10月は行事が盛り沢山でじっくり本が読めませんでしたが、楽しい月でした🎵読書の秋🍂今月もどうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️写真はわんこカフェのログハウスで寛ぐ真央ちゃんです🐕 2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4912ページ ナイス数:607ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/941546/summary/monthly/2025/10

10月は行事が盛り沢山でじっくり本が読めませんでしたが、楽しい月でした🎵読書の秋🍂今月もどうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️写真はわんこカフェのログハウスで寛ぐ真央ちゃんです🐕
2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4912ページ ナイス数:607ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/941546/summary/monthly/2025/10
Vanc
2025/11/02 19:51

賢そうですね。

もえ
2025/11/03 09:45

vancさん✨そうなんですよ!真央ちゃん、お利口さんなんです。ただ、好物が目の前にあると、見境がなくなってしまいます😅

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2025年11月の感想・レビュー一覧
11

もえ
Audible用に執筆された長編小説。山田詠美さんは岸田今日子さんのねっとりした雰囲気をイメージされたそうだ(実際の朗読は高畑淳子さん)。激動の昭和を生き抜いた3人の女性作家が主人公。3つの章に分かれており、それぞれの作家の葬儀に集まった人々の思いが語られる。河野多恵子、大庭みな子、瀬戸内寂聴がモデルになっていて、山田詠美さん本人らしき人物も登場。「女流作家」と呼ばれ差別された当時の空気を描きつつも、差別を逆手に取って戦い続けた女性作家達へのリスペクトが感じられる。三頭の蝶の道は現代にも続いていくのだ。
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もえ
『あの本、読みました?』で、現役の会社員の女性が書いたお仕事小説として紹介された本。パワハラ部長が「部下全員に殺される」という謎のメールを送信して失踪する。月平均100時間越えの残業時間と上司のパワハラで主人公青瀬の疲弊ぶりが半端ない。まるで昔の自分のようだと苦笑しながら読み進めたが、今時こんなに残業する会社も珍しいのではないだろうか。お気楽派遣の仁菜ちゃんは、果たして青瀬の味方なのか、敵なのか?終盤までハラハラさせられたが、真相は想像を超えたところにあった。死ななくても休める場所はあると気づくのは大事。
Vanc
2025/11/26 18:44

ナイスレビューですね。共読です。今時、こんなブラックな会社は流石に無いでしょうね。部長だけの問題?

もえ
2025/11/26 19:34

Vancさん✨ありがとうございます!共読嬉しいです😊今は働き方改革が進んでいるので、ここまで酷い労働環境の会社は無いと思いますが、パワハラの方はなかなか無くならないのではないかと思います。

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もえ
ネタバレ図書館で受け取った時にあまりの分厚さにたじろぐ。連休の行事もあって読了に1週間近くかかってしまった。主人公の久乃の視点で、同級生の綸との百合恋愛を描いた大作。13歳の2人が出会う第一部と、32歳の社会人になった2人が再会する第二部という構成だけど、中学生の2人がどのようにして恋愛関係になっていくのかを、細部まで丁寧に描いているからこそ二部の再会が生きてくるのだと、読み終わって実感する。久乃が綸のことを好きすぎて思いがぐるぐる巡る様子が何度も描かれる。これはもう綿矢りささんの愛と命の賛歌の物語だと思った。
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もえ
ネタバレ生活保護を受けながら暮らす大家族の末っ子として育った日村天使(エンジェル)。過去に様々な大家族番組が放映されたが、ろくに教育を受けてない子供ときちんと教育を受けた子供とでは、その後の人生が違っていたように思う。天使も高校を中退してろくに字も読めなかったが、老人ホテルで知り合った光子に投資のノウハウを教わり人生が開けていくのが痛快だ。但し結末は単行本と文庫で違っているらしい。スピンオフの短編で成功した天使のその後も描かれているが、一度の過ちに怯える天使を哀れに思う一方、悪女になりきれない天使らしいとも思う。
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もえ
ネタバレ梶井真奈子(かじまな)のローマ字読みが、木嶋佳苗(きじかな)の一文字違いのアナグラムになっている!週刊誌記者の町田里佳が、取材のため梶井との面会を重ねていく様子は、『羊たちの沈黙』を彷彿とさせて面白かった。但しエピソードを詰め込みすぎて長くなってしまった観あり。特に玲子のあの行動は少々行き過ぎではないかと思った。タイトルのバターを使った料理の描写は秀逸で、終盤の七面鳥で美味しさの頂点に達するのが痛快だった。「この社会は女性にそうたやすく、合格点を与えたりはしない」のだけど、しぶとく生きていくのも女たちだ。
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もえ
『りさは優雅に暮らしたい』というエッセイが週刊文春で始まり、え?綿矢りさってこんな面白い文章書く人だったのね?と認識を新たにし、図書館の新刊コーナーで見つけたのが本書。4つの短編はコロナ禍の影響を受けつつも、どれもパンチ強めの綿矢節炸裂であっという間に読了。最初の2編はクセの強い拗らせ女子達、後半2編は女子達の団結に抗いながら砕け散っていく男どもが登場。特に表題作は、自己愛強めの浮気男が完膚なきまで叩かれながらも脳内で呟き続ける言葉が秀逸。「老は害でも若も輩」は、実際の作者と編集者が楽しんでるのが伝わる。
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もえ
独身フリーランスの著者が50代に突入したのを機に「老い」について真剣に考察した本。関西人らしいユーモア溢れる文章や、時折挟まれる理想の老後の妄想にクスッとしながらも考えさせられることも多かった。「心技体」を自己分析することから始め、身寄りなし問題や老いの医学的見地を各界の専門家にインタビューするなど考察は多岐に渡っており参考になる。大切なのは老いを「受け入れる力」と「抗い続ける力」という。いまだ元気にひとり暮らしをしている90歳の義母を見ているとそれを見事に体現していると思う。諦めずに「抗う」って大事だ。
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もえ
ピーター・スワンソン6冊目。次作を先に読んでしまったが、本書の方が個人的には面白かった。主人公のマルコムはミステリー専門店の店主で、過去にブログにあげた『完璧なる殺人8選』の手口に似た殺人が起き、FBI捜査官が訪れてくるところから始まる。主人公の上手い語り口に乗せられて読み進むうちに、彼の過去が少しずつ明かされ終盤まで息をつかせない。8つの作品は子供の頃に2作を読んだきりで結構なネタバレもあるけれど、全編作者の名作愛に溢れていて、久しぶりにミステリーの面白さを堪能できた。書店の看板猫ネロもいい味出してる。
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もえ
久しぶりの読書会参加。いつもの倍近くの参加者で盛り上がる。今月号の一番の注目は、8月14日に102歳で亡くなられた千玄室氏の最後の講話「生きる力」である。22歳の時に特攻隊の出撃直前に終戦を迎えた千玄室氏。口先だけの平和ではなくこの和やかな地球に住まわせていただいていることに感謝を持つこと、「和敬清寂」の心の持ちようが大切と説く。91歳の新堀寛己氏の「音楽は幸福と健康長寿の秘訣」も心に残る。音楽は国境の垣根を超え平和の架け橋になる。先日のスペイン交響楽団と村治佳織さんのコンサートを思い出し胸が熱くなる。
致知2025年11月号
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もえ
ネタバレ今回のテーマは「推し活」であり「チャーチマーケティング」の視点から描いているのが斬新。レコード会社勤務の久保田慶彦49歳、久保田の別れた妻の娘で大学生の武藤澄香19歳、独身の契約社員で生き甲斐は推し活の隅川絢子35歳、という三人の視点で語られる。久保田がファンダム戦略の仕掛ける側なのに対し、娘は父親のお金をむしり取ってファンダムの先頭に立ってのめり込んでいくという構図や、澄香と隅川という2人のすみちゃんの対比などを描き、終盤に向かって怒涛のように緊迫感が高まっていく。中年久保田の悲哀と孤独も胸に刺さった。
が「ナイス!」と言っています。
もえ
図書館の新刊コーナーで。可愛い!可愛すぎる!卯年生まれの私はうさぎ関連には即反応してしまうのだけど、森山しなこさんのうさぎっしりなイラストを見ているだけでも幸せな時間が過ごせる。事典だけあってうさぎの蘊蓄も沢山詰まっている。うさぎの家紋もあって、私の女紋は母が蝶に決めたが、卯紋にして貰えば良かったと思う。ウィリアム・モリスの「兄弟うさぎ」も大好きなモチーフ。「ラビットフット」という魔除けのお守りは、本物のうさぎの足をそのまま携帯してたのが始まりとか。Rabbit!自分でも買って手元に置いておきたい一冊。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/01(2567日経過)
記録初日
2013/04/20(4618日経過)
読んだ本
662冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
201017ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
568件(投稿率85.8%)
本棚
8棚
性別
血液型
B型
職業
主婦
現住所
山口県
自己紹介

5年前に市内に蔦屋の駅前図書館が出来ました。時々訪れては書棚を眺めて至福の時を過ごします。
自宅に積読状態の本多数。友人から借りたまま未読の本も数冊。
誕生日にKindleをプレゼントされてから、電子書籍も読むようになりました。
ミステリーや恋愛ものが好きですが、気になったものは何でも読む乱読派です。新聞や週刊誌の小説も同時進行で読みます。
本の整理と、読後の感想も残したくて、読書メーターに登録しました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.*・゜゚・**・*:.。..。.:*・'*:.。..。.:*

ナイス、お気に入り、ありがとうございます。
感想もぼちぼちと書いていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

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