そんな過去は想像できない！のにそこに迫れていく展開が面白いね。 我が家は手洗いしたものを食洗機に入れておいて自然乾燥させることがありますが、それは一般的ではないのかしらん。

ダブルマザー……やられた。すんなり終わらないところが作者ならではか。 でもー、後味があまりよろしくない。

サラッと読めてしまった。面白くないわけではないのだけど、採尿作戦やピアノ挑戦があっさり成功していて、そんなもんなの？と思った。ら、東野圭吾氏が同じ感想を抱いていて、「そう！そう！」となった。

犯人とされた母親にイライラ、無罪を目指さない友人弁護士にヤキモキと、作者の狙いに見事にハマってしまう。面白かった。 刊行当初、読み逃しててもったいなかったな。

理解していくのに頭を働かせる前半、途中に差し込まれているインタビュー（的な語り）、なかなか読み進められなかったが、終盤にようやくスッキリとした。 構成はこれが適切だったのかどうなのか。 選挙を巡る画策とか利権争いとか、政治屋って嫌だわ。

言葉が汚い人は好きではないが、リアルな女性の口ぶりなのだろうなと。あからさまな描写などは読み手を選びそうだけど。 とはいえ「女と女と女と女」の生活は現実的にもありえそう。娘視点（しかも冒頭の娘ではない）となったのが意外だったけれど、客観的に４人の生活を描写できていると思った。描かれているのは良い近未来かも。

どういうことかと思えばそういうことかと。 そして「犯人」が二転三転し、最後にどんでん返しと。 でもちよっと作り込みすぎな設定がして今ひとつ。

あまり知らないカルチャーを、理解したつもりになった。 まぁでも現実的にはやめてほしいよね。芸術的なものを除いて。

そんな過去は想像できない！のにそこに迫れていく展開が面白いね。 我が家は手洗いしたものを食洗機に入れておいて自然乾燥させることがありますが、それは一般的ではないのかしらん。