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2025年1月の読書メーターまとめ

tosca
読んだ本
11
読んだページ
3410ページ
感想・レビュー
9
ナイス
537ナイス

2025年1月に読んだ本
11

2025年1月のお気に入り登録
1

  • かめみっちゃん

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • かめみっちゃん

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tosca
今さらと言うか、やっとこの名作?を読めた。様々な悩みを抱えてやっと辿り着いた精神科医なのに、とんでもない病院を選んてしまったと頭を抱えていた患者達が「一理あるかも」と、若干見直してしまったが最後、どんどん振り回されるという5篇とも全く同じパターンなのに、それぞれの悩み別の予想外の治療方法に拍手を送りたくなる。「いてもたっても」の岩村さんの症状は自分にも心当たりが有り過ぎ。暖房消したかな?とか鍵を忘れていないかな?とか、家に戻りそうになった事は何度もある(笑)噂通りの名作シリーズだ
猫はアンモナイト
2025/01/25 23:55

このシリーズ好きです。第二弾・三弾の「空中ブランコ」「町長選挙」も面白く、腹抱えて笑えるレベルです。全くテイストが異なりますが「無理」「邪魔」なども面白いと思います。

tosca
2025/01/26 14:38

猫はアンモナイトさん、ありがとうございます!第二弾と三弾も読んでみます!

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

tosca

2024年の収穫は何と言ってもジェフリー・フォードを読んでしまった事てす。https://bookmeter.com/users/943938/bookcases/12092392 今年も宜しくお願い致します。

nk
2025/01/04 16:23

toscaさん、あけましておめでとうございます。いつもtoscaさんの感想から新しい世界を開拓させていただいています。今年もよろしくお願いします!

tosca
2025/01/04 23:16

nkさん、こちらこそ宜しくお願い致します。nkさんのように難しい本にはなかなか手が出ないのですが、今年も面白い本に出会えると良いなぁ!

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
9

tosca
元警察犬のジャーマンシェパードのシャルロットと飼い主夫婦の身近で起きるちょっとした謎と著者の犬愛溢れる6つのストーリー。犬も猫も好きなのでほのぼのと読んだけれど、気になってしょうがなかったのは共働き夫婦で、一日10時間以上も誰もいない家でお留守番はワンちゃんが可愛そうじゃないのかな。自分の好みの題材ではあるものの、しかも近藤さんは好きだけど、これといった感想が浮かばない
hutaro
2025/01/26 16:06

ジャーマン・シェパードを飼いたいなと思ったことがあるんですが、自らの体力のなさで諦めました😭それ以前に、日中ずっと放っておくことになってしまう時点でかわいそうですよね。

tosca
2025/01/26 22:08

hutaroさん、ワンちゃんの場合はお散歩が大変ですもんね。私は大人になってからは猫しか飼った事がないので詳しく分からないのですが、大型犬の場合はまずは飼い主さんもそれなりに体力が要りそうですよね。

が「ナイス!」と言っています。
tosca
高校で飼われる事になった犬のコーシロー。著者の出身校がモデルだそうで、昭和の終わりから平成と、3年で別れが来る生徒達をずっと見つめ続けるコーシローが健気。懐かしい時代背景とコーシローの目線も交えて進む物語に自分もタイムスリップしていた。家庭の事情で自分の進路など、あっさり変えられてしまう、親に聞いてもらえない意見、伴わない成績、そんな揺れる高校生の気持ちを共有しながら読んだ。F1の章、ナイジェル・マンセルの名前も懐かしかったが、さほど親しくなかった同級生でも何かのキッカケで一気に近しくなれたあの頃、キュン
が「ナイス!」と言っています。
tosca
今さらと言うか、やっとこの名作?を読めた。様々な悩みを抱えてやっと辿り着いた精神科医なのに、とんでもない病院を選んてしまったと頭を抱えていた患者達が「一理あるかも」と、若干見直してしまったが最後、どんどん振り回されるという5篇とも全く同じパターンなのに、それぞれの悩み別の予想外の治療方法に拍手を送りたくなる。「いてもたっても」の岩村さんの症状は自分にも心当たりが有り過ぎ。暖房消したかな?とか鍵を忘れていないかな?とか、家に戻りそうになった事は何度もある(笑)噂通りの名作シリーズだ
猫はアンモナイト
2025/01/25 23:55

このシリーズ好きです。第二弾・三弾の「空中ブランコ」「町長選挙」も面白く、腹抱えて笑えるレベルです。全くテイストが異なりますが「無理」「邪魔」なども面白いと思います。

tosca
2025/01/26 14:38

猫はアンモナイトさん、ありがとうございます!第二弾と三弾も読んでみます!

が「ナイス!」と言っています。
tosca
ネタバレ駆け出しの弁護士が依頼人の無実を信じ、起訴有罪率99・9%という高い壁に挑む。被疑者の男は不利な材料だらけ、マスコミも世間も敵だらけの中、立ち向かう川村弁護士が熱い。自白の強要や証拠隠滅、長期勾留で精神的に追いつめ、有罪のために突っ走る警察。圧倒的な力で裁判官も含めて束になってかかってくるのだから、一個人の訴えなど届くはずがない。「逮捕=犯人」と決めつけて煽るマスコミに踊らされないように自分は気を付けようと改めて思った。限りなく不利な絶体絶命の状況でどうやって潔白を信じてもらえるというのか。読み応え充分
が「ナイス!」と言っています。
tosca
アウシュヴィッツでの実話はプリーモ・レーヴィも読んだが、この本の語り手は当時は少年だった。ドイツ国民だったユダヤ人の子供が生き残った例は数少ないのだそうだ。裕福な両親と笑っている5歳の写真。その後ナチの弾圧が始まり11歳でゲットーへ強制移住させられ、その後は強制収容所へ移送される。両親も失い収容所の殆どのユダヤ人が東欧系でドイツ語を理解しなかったので彼の孤独と絶望は計り知れない。後にアメリカ国民となった彼の行動や言葉が素晴らしい。日常が脆くも崩れ去るという事態が身近で起こり得る今だからこそ読むべき本と思う
が「ナイス!」と言っています。
tosca
シャチと人間の絆、感動の物語…と、ありきたりな言葉でまとめてしまうが、こんなに上手くいくはずがない、こんな良い人間ばかりが集まる訳がない、とか色々思うもののシャチのセブンが可愛い。こんな小説が大好きだ。イーロン・マスクみたいな金持ち実業家の嫌なヤツも出てくるが、まあ許容範囲のハラハラ感なので落ち着いて読める。それが良いのかどうかは分からないが、とにかくこの小説が好き。人間の娯楽のために狭い囲いの中やプールで飼育される大型動物を広い世界に解放してあげたくなる。イルカショーもアシカショーも今の時代に要るのか?
が「ナイス!」と言っています。
tosca
ネタバレ3部作の2番目。1作目の「白い果実」は、その独特な世界観を堪能したのだけれど、今回はちょっと難解。独裁者の元から逃げて、主人公が平和に暮らしている村に再び独裁者の魔の手が。眠り病に罹った村人達を救うため、独裁者の記憶の中に入っていく。記憶の中の世界で虚構の人物達と関わり合い女性に溺れ、自分の使命を忘れてしまう。何とか現実世界に戻るが、村人を救うために独裁者の記憶世界に入ったのに、村に何のメリットともたらさなかったとはここまでの物語は何だったのだ。最終話では、またどんな予想外の展開を見せてくれるのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
tosca
自分が抱いていた田沼意次の悪者イメージを全く変えさせられた小説にいくつか出会ったけれど、この小説も同様で、デキる男、清々しいヤツ、そんな田沼意次である。仮に田沼の手掛けた北海道の調査が続けられていたら、ロシアやアイヌ民族との関係も大きく変わっていたのかもしれない。「まいまいつぶろ」「御庭番耳目抄」と併せて読むと感慨ひとしお。未来を見据えたこんな優れた政治家を失脚させるべきではなかった、松平定信の馬鹿野郎。公共事業や経済政策が上手く引き継がれていたら大政奉還も無かったかもしれない…歴史にタラレバは無いけれど
マサキチ黒
2025/01/10 05:07

ただ田沼にアイヌ文化尊重の意思は無く、根こそぎ消滅させていた可能性大だったのだが、松平定信が完全無視を決め込んだおかげでそれが残されたのも歴史の皮肉。

tosca
2025/01/10 12:50

なるほど、そういう事か。そうなるとゴールデンカムイも無かったわけだ。歴史にif…は無いね。

が「ナイス!」と言っています。
tosca
ネタバレ1作目が「死んだ山田」で次が石井、そして今回は木村。よく色々思い付くもんだ。8年前に自殺したとされる木村の死の真相に迫っていく過程で、初めは和気あいあいに見えた仲間が本音を吐き出しドロドロになっていくが最後は著者らしいオチで、若干ウンザリ気味の読み心地が解消された。「彼を死に追い込んだのは自分のせいかも」という各メンバーが心の奥に隠してきた出来事はどれもよくある事で大罪ではないし、逆に山田の聖人ぶりが異常に思える。そんな自殺しそうにない完璧な良い人である山田の死因は何なんだ?という答えに、そう来たかと苦笑
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/07(2264日経過)
記録初日
2016/05/07(3208日経過)
読んだ本
915冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
319316ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
826件(投稿率90.3%)
本棚
8棚
自己紹介

2018年11月に登録しました。読メでレビューを入力するようになってから、本の内容を忘れなくなりました(笑)
好きな作家
綾辻行人、皆川博子、佐藤亜紀

以前はミステリー、SFを好んでいましたが、最近はジャンルを問わず雑食です。
猫が登場する本と聞くと異常に反応してしまいます

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