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2025年11月の読書メーターまとめ

かくかく鹿々
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2025年11月に読んだ本
10

2025年11月のお気に入られ登録
1

  • きひろ

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かくかく鹿々
三宅香帆さんの「考察する若者たち」を読んだ流れで、「推し文化」について知ろうという意図を持って読み始めたが、そういう観点にはそぐわない一冊だったかも。自分という存在を確認できるのが、推しを推すという行為に収斂されて、壊れてゆく高校生のお話。読んでいて辛くなりました。 文庫本のあとがきで著者自身が本作品の解題を行なっているのが、批評よりも考察が主流となっている現代にマッチしてしているのだろう。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

かくかく鹿々

軽めのものが多かったので、量はそこそこ読めました。 2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3171ページ ナイス数:169ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/950353/summary/monthly/2025/10

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
10

かくかく鹿々
三宅香帆さんの「考察する若者たち」を読んだ流れで、「推し文化」について知ろうという意図を持って読み始めたが、そういう観点にはそぐわない一冊だったかも。自分という存在を確認できるのが、推しを推すという行為に収斂されて、壊れてゆく高校生のお話。読んでいて辛くなりました。 文庫本のあとがきで著者自身が本作品の解題を行なっているのが、批評よりも考察が主流となっている現代にマッチしてしているのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
かくかく鹿々
往来堂書店でたまたま見かけて購入。老化研究の最前線をド素人にわかりやすく説明してくれる一冊。と言っても、素人が実践できる事柄は、昔から体に良いとされていることばかり。体内の炎症を抑えるためには、緑黄野菜や青魚、オリーブオイルなどをとる、適度な運動をする、ストレスを溜めない、オートファジーを活性化させるため納豆、味噌、キノコ類、チーズを食す、細胞老化を起こりにくくするために、タバコを吸わない、酒はほどほど、紫外線を浴びすぎない、十分に眠る、そしてビタミンDがアンチエイジングに効くらしい等々。
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かくかく鹿々
問いを見つける批評でなく正解を求める考察に走る若者たち。「萌え」から「推し」へ。ランキングからアルゴリズムへ。ググるからジピるへ。その背景には「報われたい」というマインドがあり、自分を最適化しておきたいという欲求があるのだという。自分らしさが生きづらさとなる時代になっているとは。。。「今の若い人は大変やなー」と思っていたら、あとがきに、「今の若い世代は大変だなーと思ったそこのあなた」という呼びかけがあり、一瞬、脳内で直接話しかけられたのかと思ってビビりました。(笑)若い世代と接する方々(特に先生)は必読!
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かくかく鹿々
金沢合宿。謡に関して一皮剥けるコウタ。成長カーブが半端ない。
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かくかく鹿々
サイコパス関連書籍としては6冊目。今の会社に来て最初に出会ったサイコパスが退社したと思ったら、2人目が入社して、その2番目も退社した。が、その間に3番目が入って来てしまっている。(涙)サイコパスが辞めていくのは最低限の自浄作用を持っているというとだろうが、我が社は人を見る目が無さすぎでは。「サイコパスとは戦ってはいけない」というのは他の書籍でも示されている定石だが、個人で戦うのではなくて、サイコパスが蔓延ることがないよう、サイコパスハンティング・ネットワークを構築するように心がけたい。ちなみに良書です。
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かくかく鹿々
世界観自主ゼミセッション18の課題本。前半は5つのエネルギー革命(火の利用、農耕の開始、蒸気機関の発明、電気の利用、人工肥料の生産)を切り口とした人類史の概観出、「銃・病原菌・銕」や「サピエンス全史」のようなクリアな面白さ。中盤以降は、そもそもエネルギーとは何かから始まり、社会学的・哲学的な思索を通じて、最後には、「我々はいかに生きるべきか」を問う。資本主義という神に支配されたこの世の中で、自分の立ち位置を確認し、進むべき方向を考える上での良書だと思います。オススメ。
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かくかく鹿々
桐壺のモデルは、一条帝の中宮、藤原定子だと断定。(ま、私もそうかなとは思いましたが)同担拒否の夢女子、左衛門の内侍がおかしい。後半には赤染衛門も登場。そして実家に残している一人娘、賢子が誘拐された?!
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かくかく鹿々
これも三宅香帆さん推薦の源氏物語関連本。現代人のマインドで翻訳したマンガ版紫式部日記。大河ドラマのずっと前から連載されていたのか。「光る君へ」放映中に見ていればさらに楽しめたかも。源氏物語の創作過程も(おそらく著者の妄想がかなり入っているとは思うが)組み込んであるので楽しい。
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かくかく鹿々
ネタバレ会話において、相手に返事をする(ターンテイキング)までの時間が平均0.2秒。そんな短い時間の中で我々は相手の話を理解し自分の発話を準備している。よく考えてみればスゴイことをやっているのだが、言語学の知見を持ってその構造を(比較的に)わかりやすく説明してくれる好著。その他、サッチャーが頻繁に話を遮られた理由、「あのー」と「えーっと」の違い、「彼女は海が好きだ」と「彼女は海が好きだった」の2つで今も付き合っているのはどちらだと言う質問を自閉症スペクトラムの人は理解できない等、思わず人に話したくなるネタも満載。
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かくかく鹿々
第三巻は、源氏を待ち続けた末摘花、空蝉との出会いと別れと逢坂での邂逅、藤壺の死、六条院の完成、玉鬘の登場などなど。原作の光源氏は、読者の読書意欲を削ぐとんでもないゲス野郎ですが、本作では、随分とよく書かれている。3巻のスペシャル解説では角田光代さんが登場。本作が、源氏物語ではありながら、大和和紀さんにしか作り上げられない「あさきゆめみし」だと言っているが、まさにその通り。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/25(2542日経過)
記録初日
2014/01/01(4361日経過)
読んだ本
946冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
250687ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
787件(投稿率83.2%)
本棚
6棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

神戸出身で、東京都文京区在住。能と読書とアントラーズの日々。

惜しむとて 惜しまれぬべき この世かは 身を捨ててこそ 身をも助けめ(西行法師)

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