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2024年10月の読書メーターまとめ

かくかく鹿々
読んだ本
10
読んだページ
2628ページ
感想・レビュー
10
ナイス
183ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かくかく鹿々
ネタバレ某書店ゲキ推しの一冊。前知識なしで読んでほしいとのことで、カバーで書名も著者名もわからなくした上で販売されていた。そこまでされていたら読むしかないでしょ。で、読み始めたところ、最初の段階でもしかしてこれ、「アレ」なのではと思い始め、だんだんその予測が当たりそうになったら、やっぱり違っていそうになって、結局やっぱろ「アレ」だった。最後の章でさらにどんでん返しがあるかと期待したが、さほどでもなかった。100年前の作品にしては古さを感じさせず良作だと思うが、読む前の期待があまりにも高かったので、若干残念な感じ。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

かくかく鹿々

今月は結構読めました。出色は「未整理な人類」また、「言語学バーリ・トゥード Round2」も期待の斜め上をゆく傑作でした。 2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:2870ページ ナイス数:218ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/950353/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
10

かくかく鹿々
安田登さんの最新刊。短歌研究という雑誌に連載されていたものの書籍化らしい。「うたで読む日本のすごい古典」というタイトルですが、かなりの部分が、「和歌を切り口とした能の演目の解説」ですので、古典好きの方だけでなく、能の好きな方は必読です。特に詳しめに解説されているのは、「卒都婆小町」、「定家」「俊成忠度」「蟻通「井筒」「西行桜」「松山天狗」「東北」等々。それと駒込の六義園の和歌を楽しみながらの散策方法の説明もいい。私はめちゃめちゃ面白かったです。
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かくかく鹿々
内戦のレバノンを逃れて姉のいる日本に来たことがきっかけで、能楽師の妻となった著者の半生。外国人からみた能の芸能論でもあり、体験的な比較文化論でもある。能に興味のない方にもオススメします。
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かくかく鹿々
往来堂書店のD坂文庫2024夏の選書で、「無敵の一冊」と紹介。面白うて、おかしくて、コワくて、そして深い。人間の不思議さ、社会の恐ろしさを考え抜いた、まさに無敵の一冊。オススメします。
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かくかく鹿々
「あらゆる重要な決定を下し、人類の歴史の方向性を決めている秘密結社など存在しない。しかし、マッキンゼー・アンド・カンパニーは存在する。」中毒性のあるオピノイド系鎮痛薬会社への販売戦略指南、サウジ、ロシア、南アフリカなど非民主的な国々への関与、規制する側とされる側双方へのコンサル、死亡事故を招くことになったディズニーへのコストカット提言などなど。猛烈に頭の良い人が、出発点で間違えると、取り返しがつかないほどの害毒を垂れ流す。しかし彼らが責任を問われることはない。コンサルとの付き合いはほどほどにしとかないと、
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かくかく鹿々
本日、本の店&カンパニーで見かけて購入し、即一気読み。36歳で能楽師を志し、いきなり東京藝大を受験。藝大に合格した時、なんと、受験の課題曲しか稽古したことがなかったのですと。そこから修士、博士を取得し、シテ方宝生流のプロの能楽師になられた著者の半世紀。”It’s never too late to start something !” パワーを注入してもらいました!
かくかく鹿々
2024/10/16 22:05

本の中の藝大時代の集合写真をよく見たところ、どうもウチの先生と思しき人が。それで先生に聞いたら、やっぱりそうでした。しかも著者の関さんにはすごくお世話になったのだそう。世界は狭い。

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かくかく鹿々
初読の作家さん。本の店&カンパニーで見かけ、インパクトのある装丁やキャッチに興味を持って購入。個性、ひいては生き方についてのエッセイ。文章は論理的とは言えないので正直読みにくかったが、パワフルで、気持ちは伝わってくる。なりたい自分と現実の自分のギャップを埋めるために認識を歪めるのではなく、自分の心にとって意味のあることをやる人、他者からの賞賛とは関係ないところで心を充実させることのできる人、そういう人になりたい。
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かくかく鹿々
タイトルに惹かれて購入。行動を変えるためには意思を変えなければいけないが、意思を変えるためには環境を変えるべしという点については一応納得。(環境を改善するという組織開発的な発想もありと思うのだが、著者はそういう考え方はしないらしい)人生の豊かさは選択肢の多さであるという点や、人生は出会いで決まるというところもまあそうだと思う。ただしその他の著者の主張は自身の成功体験に基づいた短絡的なものや根拠薄弱なものも多いので、若い方は鵜呑みにしないように注意されたし。たまに自己啓発書を批判的に読むのもいいかと思った。
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かくかく鹿々
往来堂書店「D坂文庫2024年夏」の選書。本書で展開される著者の主張の一部はやや極端で首肯できないところもあったが、家にこもって誰とも顔を合わさずに「分断されないひとまとまりの時間をもつ」ことが必要だという点に関しては非常に納得。社交的であることが良いことで、引きこもりが悪いことということではない。人との関わり方は、人それぞれ。同じ人であっても社交的な時期があったり、引きこもる局面があるというのが普通でしょう。自分としてもうまくそのバランスをとっていきたい。
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かくかく鹿々
NHKのドラマを観た後すぐ、往来堂書店でみかけて原作も読んでみようと思い立ち購入。ドラマは原作をほぼ踏襲していたが、原作には一部ドラマに反映されていない部分もあったし、各キャラクターの内面を丁寧に書き込んであったので、読んでよかった。一泊50万円でこのサービスを利用するかというと自分はしないだろう。しかしそれを利用する人がいるとして、その人の気持ちはわからないでもない。少し前に読んだ「ガーナ流家族の作り方」とともに、家族とは何か、深く考えさせられる一冊。
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かくかく鹿々
ネタバレ某書店ゲキ推しの一冊。前知識なしで読んでほしいとのことで、カバーで書名も著者名もわからなくした上で販売されていた。そこまでされていたら読むしかないでしょ。で、読み始めたところ、最初の段階でもしかしてこれ、「アレ」なのではと思い始め、だんだんその予測が当たりそうになったら、やっぱり違っていそうになって、結局やっぱろ「アレ」だった。最後の章でさらにどんでん返しがあるかと期待したが、さほどでもなかった。100年前の作品にしては古さを感じさせず良作だと思うが、読む前の期待があまりにも高かったので、若干残念な感じ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/25(2159日経過)
記録初日
2014/01/01(3978日経過)
読んだ本
832冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
219694ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
674件(投稿率81.0%)
本棚
5棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

神戸出身で、東京都文京区在住。能と読書とアントラーズの日々。

惜しむとて 惜しまれぬべき この世かは 身を捨ててこそ 身をも助けめ(西行法師)

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