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2024年10月の読書メーターまとめ

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2024年10月に読んだ本
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2024年10月のお気に入られ登録
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  • 凜

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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自分のことほど「わかってない」もの、というか、直視するのを避けてしまうもの、なんだろうな。「わかっていなかったのは、自分のほうだった」と気づいたときには、何か込み上げてくるものがあるのだが、気づいたからといって、パッと変われるわけではないし、なかなか行動を起こせないことに余計に自信を無くしたりもして。それでも、人との関わりのなかでしか自分というものは見えてこない気もする、ので、「わかってないな」と言われ(思われ)ながらも、ひとと交わりつつ、ひとりのときも、大事にできたらいいね。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:3990ページ ナイス数:399ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/958108/summary/monthly/2024/9 すぐに「分かった!」とはならずとも、いくつもの?を抱えて過ごしているうちに、あれってこういうことかな、これってあれとつながっている気がするなって、絡まりあった糸がほぐれていくような感じのする瞬間が、ふと訪れる、ときが、ある。?の多い読書も楽しもう。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
20

joyjoy
積読棚から。挟んであったのは、婦人之友2016年7月号の切り抜き、福岡氏の連載「わたしの・すきな・もの」のページ。「ドリトル先生」について語られている。この記事や、本書の訳者あとがき、そして100分de名著のテキストと、福岡氏というひとを通して作品を眺めると、以前読んだときのワクワクだけではなく、より深いものも見えてきて、楽しかった。スタビンズくんがドリトル先生と海ツバメをくらべてみる場面では、我が父のことを思った。父のどこか泰然とした雰囲気は、長年、海を相手に生きてきたところからくるのかもしれない、と。
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「時間」は今の自分のテーマのひとつ。敢えて時間のかかることをしてみようと、みそ作りを試みたりしているが、、、時間をかけるってどういうことかなって考えてもみる。それは自分自身で手をかけ、目をかけ、心をかけることでもあるし、ひたすら待つことでもあるし、考え続けることでもあるし、ときには無心になることでもあるようにも思う。自分の時間、とは? 自分は時間を自分のものにできているかな?自分のしたいことをする時間も、自分のすべきことをする時間も、自分の時間、と言えるように過ごしたい。
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拾い読み。6章の、買い物の心理が面白かった。スーパーの棚の前でグラム単価を計算して比べてみたり、これは家にあるもので自分で作れるかもと考えたり、むやみに?時間をかけてしまうこと、あるある。早い思考(直観的思考)と遅い思考(論理的思考)。経験を積み重ね、直感を磨くべし。
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小宮由氏の講演会で紹介されて。繰り返される「よろこび」という言葉に、初心に返るような気持ちにさせられた。「子どもにとって、いいえ人間にとって、生きていく上で何よりも大切なのはよろこびと希望であって、それを子どもの時に心の深いところで感じとっておかないと、その人はそれからあとの人生を全うできないように思う…」。「幼い時、存分におはなしをきいて、いろんな話の中の主人公に同化し、その心を自らの心としてとりこんでいってこそ、人のよろこびをわがよろこびとし、人の悲しみをわが悲しみとする人間性がつくられていく…」。
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1、2章のみ拾い読み。大豆の誕生とその歴史、面白い。縄文の昔から、野生のツルマメの栽培を繰り返し、より粒の大きいものへと変化していってできた大豆。古の人びとに、ありがとうって言いたくなる。米と大豆、栄養を補い合える絶妙な組み合わせで、日本の食文化の中心にもなってきた。「大豆」という名前の由来として、この本では「大いなる豆」という意味は語られていなかった。が、やはり大豆は「グレート・ビーン」と感じさせられた。
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ウェルシュケーキに使うカランツについて調べたときに、「小公女」のぶどうパンに入っているのがそれだと知った。ミックススパイスも、あれからよく使うようになった。トライフルについても、講習を前に、その意味やパフェとのちがいを学んだ。トリークルタルトはちょうど「グレーテルのかまど」でドリトル先生も好きなお菓子として紹介されていた。英国児童文学に登場するお菓子をとおしてつながっていくストーリー自体も面白かったが、出てくるお菓子やその材料にまつわるエピソードにもワクワクしながら楽しんだ。
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自分のことほど「わかってない」もの、というか、直視するのを避けてしまうもの、なんだろうな。「わかっていなかったのは、自分のほうだった」と気づいたときには、何か込み上げてくるものがあるのだが、気づいたからといって、パッと変われるわけではないし、なかなか行動を起こせないことに余計に自信を無くしたりもして。それでも、人との関わりのなかでしか自分というものは見えてこない気もする、ので、「わかってないな」と言われ(思われ)ながらも、ひとと交わりつつ、ひとりのときも、大事にできたらいいね。
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小宮由氏の講演会で、昔話の「先取り」のことが載っていると紹介された一冊。先取りの様式についても興味深く読んだが、「人格形成における空想の意味」のなかの、無意識の話も面白かった。「お話を語っている人は、外側からは見えないけれども、やはり語ることによって、自分の内面と対決し、内面的な強さを養っていらっしゃるんじゃないでしょうか。昔話を語ることは、語り手の無意識とどこかでかかわりますからね。…」 「…われわれはお互いに知らないところで影響し合い、知らないところで、心の豊かさを育てているんじゃないか…」
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小宮由氏の講演会にて、氏の祖父である北御門二郎という人物についても話され、この本も紹介される。帰りに早速こども図書館へ寄り、借りて帰る。このような生き方をした人がいたと知ることができて、とても嬉しいし、励まされた。小宮氏が話された、理想を持つことや、平和のこと、そして幸せとは?、といったことを考えるヒントが凝縮されていた。トルストイの民話も好きだが、北御門訳を読んだことはないはず。ぜひ読みたい。「文読む月日」も勢いで購入してしまった。少しずつ読んでいきたい。この本も多くの人に読まれますように。
joyjoy
2024/10/17 21:08

2525.comさん、私も嬉しいです! 講演会では小宮由氏の紹介に「祖父はトルストイ文学の翻訳家である北御門二郎」とあり、なんか偉い学者さんのお孫さんさんなんだな、くらいに思っていました。が、氏のお話を聞き、自分がステレオタイプなイメージをしていたことが恥ずかしくなるとともに、想像を超えた素晴らしい人物を知ることができ、ワクワクもしました。小宮氏の「(絵本は)多様な理想像を見せ、生きる喜びを伝える」という言葉と重なる経験を、私も本書を通じて得られました。「文読む月日」も少しずつ楽しみます。ありがとう‼️

joyjoy
2024/10/19 13:42

トルストイが家出の前に妻に書いた手紙の引用も心に残る。「…さようなら、いとしいソーニャ、われわれに生きるべく残された今後の日々は、過去に生きたすべての年月よりも重要であるかもしれません。だからこそそれをよりよく生きる必要があるのです。」 自分のこれからがこれまでを決める。そんな意味の言葉に、最近よく出会う気がする。

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joyjoy
私自身の心の本棚において重要な位置を占める「ジェイン・エア」。その流れを汲む「脱シンデレラ」的少女小説群を読み解いていく。「赤毛のアン」、「若草物語」、「リンバロストの乙女」、「あしながおじさん」…自分では言葉にできなかった、これらの作品に惹かれたわけを、見事に解き明かしてくれていて、自分を発見する読書にもなった。ゴッデンの「木曜日の子どもたち」、タイトルからはピンとこなかったが、解説を読むうちに「バレエダンサー」だ!と、強烈なインパクトがあったことを思い出す。今ならどんな感想を持つ?再読したくなる。
まる子
2024/10/14 23:39

王様を持たない物語なのですね👀

joyjoy
2024/10/15 18:53

まる子さん、そうそう! そして「自分で決める」ですね

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joyjoy
気がつくと、自分もこの古民家の住人の一人になったような気分で読んでいた。ひと房ひと房、バラバラにもなれるけれど、集まってひとつのみかん。ハラハラするところは、るり姉の感じもちょっと思い出した。みかん色のスピンが眩しかった。みかんを食べたあとのように、元気をもらえた。
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joyjoy
お金の使い方について。いろいろな支払い方として、現金、電子マネー、コード決済、デビットカード、クレジットカード、それぞれの使い方、お金の流れが、分かりやすくてよかった。見返しにあるおこづかい帳の見本に、1ヵ月の振り返りとして、買ってよかったもの、買わなければよかったもの、分かったこと、の欄があるのが面白い。記録し、振り返ってみること。
まる子
2024/10/14 23:47

2が出たのですね!読んでみます😊

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手仕事。手間がかかる、時間がかかる。そこがいいよね。無心になれる。数をかぞえ、五感を研ぎ澄まし、瞑想のようでもあるけれど、ちゃんとかたちになっていくものが、目の前にある。自分が手をかけてきた時間と、長い歴史のなかでその文化が、技が、受け継がれてきた時間と、自分が生きてきた(様々な出会いや経験の)時間とが、そこに表われる、はず。菱刺し、自分でもやってみたくなった。青森の言葉がなんともあたたかくて心地よかった。ちくちくの間の静けさも、「じゃろっじゃろっ」という足踏みミシンの音も好きだなぁ。
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joyjoy
「自分で電卓をたたこう!」その通り。自分で計算してみると、納得できたり、新たな気付きがあったりするよね。「もったいない」の章があるのもよかった。ときどき開く子どもの集まりでは、市販品と手作りしたときの値段くらべをすることもあるが、ときには買うよりも手作りする方が高くつくものも。お金では買えないものの価値にまで、思いをふくらませることができるとよいね。
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2015年。ものの値段の意味を考えることのできる賢い消費者に。そのヒントがいろいろ。 日本企業の場合、海外で生産することで人件費を安くおさえられている、という説明から、なぜ人件費が安いの?、どのくらい安いの?、と、さらに考えを深めていくことができるとよいな。
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joyjoy
同じことの繰り返しに思える家事。劇的に何かを変えるようなことはなくても、少しずつ、変化は起こるのかもしれない、と。「少しずつ、少しずつ」。自分自身も、昨日、そう唱えてみたばかりなので、安富さんの穏やかな言葉、笑顔が、私に向けられたものでもあるように感じ、なんだか嬉しくなった。
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joyjoy
時間の使い方を10のステップに沿ってアドバイス。「やる気を出す準備」に時間をとられていないか、など、大人の自分も思い当たる課題に気づかされた。自分と向き合う時間、自分なりに考える時間(哲学する時間)を持つことにも触れられている。
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子どもたちの質問にトミさんが答える。問いをもつこと。考え続けること。子どもたち、「みんながいつも質問するのはどうして?」、「トミさんの答えはいつでも正しいの?」などと問えるところが素晴らしい。「質問が生まれるときというのは、飛行機が着陸態勢に入ったり、鳥が木にとまろうとしているときに似ている」とトミさん。この比喩、どういうことかな?って考えさせられる。すぐには、なるほど!分かった!とならないところが、心地よい。著者略歴ページのトミさんの写真、まっすぐこちらを見て語りかけてくれているようで素敵。
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ラジオNHK「宗教の時間」で取り上げられていて気になり、読んでみる。柳宗悦の書いたものを読むのは多分初めてで、民藝についてもほとんど知らない。が、先日読んだ100分de名著「ドリトル先生航海記」のテキストに、「大切なのは、ロゴスとピュシスのあいだを行ったり来たりしながら、生命の豊かさにリスペクトを示し、新たなロゴスで、より正確にピュシスを語っていく努力を続けていくこと…」とあったのと、柳宗悦がしたことは、通じるものがあるように感じて、嬉しかった。
joyjoy
2024/10/04 12:14

今朝ラジオで、「祭り」が流れていた。「土の匂いの しみこんだ 倅その手が 宝物」のフレーズにハッとする。あぁ、手だな、と、思いがけないつながりにまた嬉しくなり、読み返す。「神を除いて、手よりも驚くべき創造者があらうか。…手こそは自然が与へた最良の器具である。この与へられた恵みに叛いて、何の美を産み得るであらう。」  幾度か出てきた「自由」という語も印象に残る。ラジオのテキストも開いてみようかな。

が「ナイス!」と言っています。
joyjoy
積読棚にある福岡訳の「航海記」。この機に読もうと、先にこちらを。ドリトル先生のフェアネスに注目してシリーズを読み直したくなる。「グッド・ノーティサー」。何にでもよく気づくようになる、ということは、「ヨクミル・ヨクキク・ヨクスル」につながるなぁと、嬉しくなる。初めて目にした「ピュシス」という語。ロゴスとピュシスの話もとても興味深く読んだ。「ドリトル先生が大事にしているのは、好ましいかどうか、美しいかどうか…」。「美」ときた! 先日ラジオで聞いて気になった柳宗悦「雑器の美」も読んでみなくては。つながっていく。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/09(2179日経過)
記録初日
2017/01/10(2908日経過)
読んだ本
1731冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
381534ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
1701件(投稿率98.3%)
本棚
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