2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:3990ページ ナイス数:399ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/958108/summary/monthly/2024/9 すぐに「分かった!」とはならずとも、いくつもの?を抱えて過ごしているうちに、あれってこういうことかな、これってあれとつながっている気がするなって、絡まりあった糸がほぐれていくような感じのする瞬間が、ふと訪れる、ときが、ある。?の多い読書も楽しもう。
2525.comさん、私も嬉しいです! 講演会では小宮由氏の紹介に「祖父はトルストイ文学の翻訳家である北御門二郎」とあり、なんか偉い学者さんのお孫さんさんなんだな、くらいに思っていました。が、氏のお話を聞き、自分がステレオタイプなイメージをしていたことが恥ずかしくなるとともに、想像を超えた素晴らしい人物を知ることができ、ワクワクもしました。小宮氏の「(絵本は)多様な理想像を見せ、生きる喜びを伝える」という言葉と重なる経験を、私も本書を通じて得られました。「文読む月日」も少しずつ楽しみます。ありがとう‼️
トルストイが家出の前に妻に書いた手紙の引用も心に残る。「…さようなら、いとしいソーニャ、われわれに生きるべく残された今後の日々は、過去に生きたすべての年月よりも重要であるかもしれません。だからこそそれをよりよく生きる必要があるのです。」 自分のこれからがこれまでを決める。そんな意味の言葉に、最近よく出会う気がする。
今朝ラジオで、「祭り」が流れていた。「土の匂いの しみこんだ 倅その手が 宝物」のフレーズにハッとする。あぁ、手だな、と、思いがけないつながりにまた嬉しくなり、読み返す。「神を除いて、手よりも驚くべき創造者があらうか。…手こそは自然が与へた最良の器具である。この与へられた恵みに叛いて、何の美を産み得るであらう。」 幾度か出てきた「自由」という語も印象に残る。ラジオのテキストも開いてみようかな。
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