新しい課題を得て、なかなか積読消化はできませんでしたが、ふるさとの小泉八雲ゆかりの地を久しぶりに訪ねることができたのは喜びでした。 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:4332ページ ナイス数:301ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/958108/summary/monthly/2024/8
まる子さん、いつもありがとうございます! 暑すぎる夏でしたが、賽の河原のひんやりした空気のなかをゆっくりと歩きながら、自分の肌で感じる、実際に経験することが、読書体験をより深めてくれるのだなぁと、しみじみ感じましたよ。9月もよろしくお願いします。
食による社交、スンダの「ご飯を炊こうよ!」が楽し気。「ンガリウットは、老若男女を問わず親しい人々が数人から十数人集まって、親睦を深めるために気軽に行う普段着のイベントである。とにかく鍋で炊飯し、みんなで食べる。数日前から計画し、口伝えで誘い合うが、計画に加わっていない人でもその場で参加できる。皿に食べ物をよそいスプーンで食べることもあるが、なんといっても長いままのバナナの葉をみんなで囲んで手食する形式が人気。/このイベントの特徴は、お金がかからず、手間暇がいらず、主催者の負担がきわめて少ないことである。」
原ゆたか氏の「ひとまねこざる」についてのエピソードが好かった。ジョージが部屋をペンキで塗り替えてジャングルにして怒られるシーンで、幼かった原氏に母上が「すてきな部屋になったのにねー」と、彼の思っていた通りのことを口にしてくれてとても嬉しかった、と。すてきな母上! 子どもたちとゾロリを読んで一緒に笑った時間を、自分もなつかしく思い出した。
この本で訪ねたしょうゆ屋さんは、200年前から続く蔵元で、江戸時代から使う大きな木桶が40本! 桶に住み着いた菌により、この蔵だけの味が生まれるとのこと。またこの店では丸大豆を使っていて、「丸大豆は、まろやかでコクのあるしょうゆになる」とある。味わってみたくなる。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます