筒井先生の本はいつもデータがあり分析も的確で納得させられることしかない。一方で、実際に政策を立てる人たちや報道する人たちは正しいことや効果あることには興味なく、自分たちの利益にしか興味ないのだろう。そのことに対する怒りを感じた。有権者の自分たちがそのことを理解しないと、いつまで経ってもこのままだろう

お話は確かにとんとん拍子すぎる気もするけど、経営ということを学ぶには十分だと思う。自分としては、500mlでも2Lでも水の値段が変わらないことの謎が解けただけでも読んでよかったと思う。どんな商品でも何かしら良いことの価値を提供していて、それが量なのか持ちやすさなのかの違い。ビジネスは顧客にどんな良いこと＝価値を提供できるかで、それを以下に見出して形にするかを具体的なエピソードで学べるのは良いことだと思う

大阪に来た人、大阪から出て行った人が語る大阪はそれぞれとんでもなく濃密で豊かな世界で、読んでいて興味が尽きなかった。一方で、自分が生まれて生きてきた街は何もなかったし、自分も何もなかったと思ってしまう。大阪に縁のある人たちは思い当たることがあるのかもしれないけど、縁のない自分はただただ自分の貧しさを感じるだけだった

筒井先生の本はいつもデータがあり分析も的確で納得させられることしかない。一方で、実際に政策を立てる人たちや報道する人たちは正しいことや効果あることには興味なく、自分たちの利益にしか興味ないのだろう。そのことに対する怒りを感じた。有権者の自分たちがそのことを理解しないと、いつまで経ってもこのままだろう

労働者なのでほとんど関係ない法律なのだけど、会社の仕組みに興味があって手に取る。思っていた内容とちょっと違った感があったけど、想像していたよりずっと公正さとか信頼とかを考えて法整備、ルール作りをしているのだなと感じた。

気象学の勉強をしていると、流れの話がどうしても出てくるのもあり、改めて勉強。昔、大学で習ったことを思い出すけど、入門と言いつつ中身は難解。高校生程度の学力で理解できるのか。