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3月の読書メーターまとめ

あ~ちゃん
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3月に読んだ本
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1

  • 修一郎

3月のトップ感想・レビュー!

あ~ちゃん
心情表現が丁寧なサスペンスを書く実力派という印象を持った。文体は読みやすく丁寧。琴線を揺さぶってくる絶妙な苛立たせ具合がいいですね。人におすすめできる面白さ。世紀の極悪人が描かれているでもなく、劇的な展開が用意されているでもないが、日常に紛れてしまいそうな"悪意の塊"にゾッとする。主人公がステレオタイプの良い奴すぎてイラッとさせられる笑 そこまで極悪でないし、本作はちゃんと勧善懲悪だが、読んでいてミヒャエル・ハネケ監督の映画「ファニーゲーム」を思い出した。純然たる悪が主人公の目の前に現れる絶望感が似てる。
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3月のトップつぶやき!

あ~ちゃん

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3月の感想・レビュー一覧
11

あ~ちゃん
スケール感のある秀逸なエンタメでした。家族を殺され、復讐に突き動く最強の自衛官VS警視庁というシンプルな図式がよい。軍や拳銃の蘊蓄が実にいい具合な"ハッタリ"になっていて、物語に深みを加えている。過剰ともとれる思想が根幹に垣間見られるが、わたしはエンタメ作品には色濃い作家性が不可欠だと思ってるので過剰なぐらいがちょうど良かった。物語の収束の仕方もアメコミみたいで好み。強いて言うなら、語り手の主張が強かったので視点がもう少し固定されて、主人公2人が物語を動かしてくれていたらなお良かったか。いい作家。他も読も
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あ~ちゃん
白石隆浩との面会の様子や裁判の様子が記されている。事件についてではなく、1冊のノンフィクションとしての感想を書きたい。著者も最後のページで書いているが、たった11回、しかもお金を渡して、そう中身のある内容は聞き出せておらず、裁判の様子も又聞きで流れが単調に記されているに過ぎず。事件に新しい視点で切り込んだわけでもなく、被害者、遺族の無念を掘り下げているわけでもない。もちろん、白石の非人道的行いは卑劣であるが、事件を取り上げた本としてどう役割を担うつもりで書いたのだろうかと思わざるを得ない。
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あ~ちゃん
お嬢様学校の中で繰り広げられる女子たちのやりとりが華やかで匂い立つようだった。メインの3人の価値観が明確にありつつ、4年の時を経て変化し、視点が変わり、関係性も動いていく様が分かりやすくて目が話せない。やりとりも面白く笑えるし怖くもある。女子って怖いなと思う一方で可愛らしくもある。才能、成功、挫折など華やかな世界への憧れと現実がシビアに描かれており、読後感は喪失感に近いものがあった。服と一緒で周りに置く人間は成長と共に変わるべきなのだろう。登場する男たちが漏れなく莫迦っぽくて、そこがリアルで良かった。
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あ~ちゃん
なぜ障害を持って生まれた人々が罪を重ねていくのか。服役経験がある著者が実際に障害者や関係者と対話して得た話がかなり衝撃的に綴られている。知的障害者を取り巻く社会の冷淡さや、ろうあ者のコミュニティの閉鎖的な社会的理由など聞いたこともない話ばかりで引き込まれた。自身が障害者にあまり関心を持ってこなかったというのもあるが、目から鱗が落ちるエピソードの連発だった。ここまで福祉が行き届いていないものなのか。レッサーパンダ事件の真相や、女性監禁餓死事件は記憶にある事件なのでその背景に驚いた。これは読んでて沈む1冊だ。
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あ~ちゃん
2015年の芥川賞受賞作。年老いた祖父の衰えと、力漲る孫の生への向上心の対比。「コンビニ人間」もそうだったが最近の芥川賞って笑える作品が受賞するのか?たまたま? ただ無職の孫が暇を持て余して筋トレしたり、祖父の介護をしたりしているってだけの話なのだが、ユーモアと毒気が混ざり合って面白い。”後期高齢者の介護生活に焦点を絞った場合、おそらく嫁姑間より、実の親子のほうがよほど険悪な仲になるのではないか。” おじいちゃんを罵倒しているだけの存在の母親が笑えたけど、自分の家族に置き換えるとぞっとしないんだよなあ。
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あ~ちゃん
心情表現が丁寧なサスペンスを書く実力派という印象を持った。文体は読みやすく丁寧。琴線を揺さぶってくる絶妙な苛立たせ具合がいいですね。人におすすめできる面白さ。世紀の極悪人が描かれているでもなく、劇的な展開が用意されているでもないが、日常に紛れてしまいそうな"悪意の塊"にゾッとする。主人公がステレオタイプの良い奴すぎてイラッとさせられる笑 そこまで極悪でないし、本作はちゃんと勧善懲悪だが、読んでいてミヒャエル・ハネケ監督の映画「ファニーゲーム」を思い出した。純然たる悪が主人公の目の前に現れる絶望感が似てる。
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あ~ちゃん
後編読了。期待を裏切らない展開で満足。前半は発想の勝利と言えるプロットの奇抜さが楽しい。子供への愛情を利用した、残虐であり頭の良いアイディア。黒幕もなかなか魅力のある人物像だった。そして、きちんと広げた風呂敷を畳む能力も兼ね備えた作家だとも証明してくれた。テンポの良い展開で読み手を引き付け、後半はさらにもう一歩踏み込んでサスペンスを見せてくれた。尻すぼみせず最後まで癌患者の主人公を走らせたドSさに、乾杯。 あんまり言うとネタバレになるが浦沢直樹が漫画化したら実に良い感じの深みを持たせてくれそうだ。
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あ~ちゃん
15年近く前。20代前半のころ同棲していた彼女の愛読書だった。昭和42年の出版なのだが、価値観の根底を脈々と流れるアウトローな匂いは現代においても充分なカリスマ性を放つ。今の10代20代がこれを手に取り何かを感じるにはちょっと刺激が強すぎる気もするが、読んでみて直接の影響を受けるのではなく噛み砕いて吸収できる余裕をもっていて欲しい。影響受けまくったら作家かバンドマンになるしかない。個人的に非常に好みであり、”こうあるべきだった”理想の自分の一端でもある。無礼ボーイのくだりは大いに笑わせてもらった。
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あ~ちゃん
池上彰監修の中高生に向けた"働くとは?"本。漫画の物語と平行して働く上での気構えがイラスト付で提示されている構成。働くうえでの価値観も時代とともに変わっていく。最新の価値観に近い考えが記されていて昭和生まれの僕には目新しい部分も多かった。 ブラックとは言わないが限りなくグレーに近い仕事をしているので未だに働く意味や日々の生活の価値を考えることもしょっちゅうある。改めて忘れずに持ち続けたい想いが記されているので読んでよかった。
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あ~ちゃん
娘を誘拐されたシングルマザーに突き付けられた解放の条件は身代金と"次の"子供を誘拐し、親に"その次の"子供を誘拐させること。 プロットの発想力の勝利と言えるサスペンス。画期的な思い付きをきちんとエンターテイメントとして痒いところまで掻いてくれている力量は評価できる。まだ中盤で判断出来ないが、情景描写や心情表現はやや淡泊な印象を受ける。それでもスピーディな展開で読ませてくれる。 ここからどう話を広げてくれるか。出来れば、そいつらまで引っ張りだして欲しいところだがどうでしょう。
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あ~ちゃん
ストーカー規制法が出来るきっかけとなった事件をまさに解決へと導いた清水潔氏のノンフィクション。当時の事件の記憶はぼんやりとしかないが、あまりの杜撰な捜査と被害者の悲惨な状況が、これが実際にあったことかと思うほどドラマチックに記述されている。週刊紙の記者が事件を解決に導くってドラマすぎる。 また、清水氏がかなり劇的な構成で本書を作り上げてるので読み手に届きやすく感情移入しやすい。こんな言い方もどうかと思うがその辺のサスペンスを凌駕する圧倒的な展開力で読みはじめたら止まらない。警察の無能さがコントレベル。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/25(818日経過)
記録初日
2019/01/29(814日経過)
読んだ本
142冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
47451ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
71件(投稿率50.0%)
本棚
2棚
血液型
A型
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

本と映画が好き。
どっぷりと世界に浸るあの瞬間に恋してます。
漫画描いてました。小説書いてました。今は料理を作ってます。

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