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2023年10月の読書メーターまとめ

Kanonlicht
読んだ本
10
読んだページ
3287ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1351ナイス

2023年10月に読んだ本
10

2023年10月のお気に入り登録
10

  • Kircheis
  • 昼寝猫
  • yutaka
  • KATU
  • 中丸
  • きいち
  • @nk
  • ネジ
  • ichi
  • 散文の詞

2023年10月のお気に入られ登録
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2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kanonlicht
毎回主人公を変えてきた殺し屋シリーズだけど、今作は『マリアビートル』の正統続編。ホテルを舞台に一人の女性を巡って殺し屋たちが血で血を洗う戦いを繰り広げる。かといって凄惨さはなく、出てくる殺し屋たちもほのぼのしていて緊張感がない、というのも今まで通り。個性豊かで魅力的なキャラクターが惜しげもなく死んでいくので、その人物のバックボーンをもっと知りたいという欲求が止まらない。ということで、ブラッド・ピット主演で再度ハリウッド映画化してほしい。
とみかず
2024/03/10 19:54

ナイスありがとうございます。殺し屋のくせして深刻さにかける会話が、、、いいですね。

Kanonlicht
2024/03/11 00:59

とみかずさん、コメントありがとうございます! やりとりはぜんぜん殺伐としていないんですよね。よく考えるとそれが怖かったりもするんですけど。

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Kanonlicht

新しい本を買いたい誘惑に抗いつつ積読本を着々と消化中。「極楽征夷大将軍」読破に思いのほか時間がかかりました。。2023年9月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2727ページ ナイス数:1410ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/967914/summary/monthly/2023/9

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
10

Kanonlicht
毎回主人公を変えてきた殺し屋シリーズだけど、今作は『マリアビートル』の正統続編。ホテルを舞台に一人の女性を巡って殺し屋たちが血で血を洗う戦いを繰り広げる。かといって凄惨さはなく、出てくる殺し屋たちもほのぼのしていて緊張感がない、というのも今まで通り。個性豊かで魅力的なキャラクターが惜しげもなく死んでいくので、その人物のバックボーンをもっと知りたいという欲求が止まらない。ということで、ブラッド・ピット主演で再度ハリウッド映画化してほしい。
とみかず
2024/03/10 19:54

ナイスありがとうございます。殺し屋のくせして深刻さにかける会話が、、、いいですね。

Kanonlicht
2024/03/11 00:59

とみかずさん、コメントありがとうございます! やりとりはぜんぜん殺伐としていないんですよね。よく考えるとそれが怖かったりもするんですけど。

が「ナイス!」と言っています。
Kanonlicht
短編シリーズはタイトルにあまり意味がないものが多いけど(工場とか宝箱とか)、今回はどの話もがっつりホテル。基本的に日常と切り離された空間だから、舞台そのものがドラマチック。7人全員好きな作家なので、どの話もらしさが出ていて面白かった。にしてもいろんなホテルがあるもんだ。
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Kanonlicht
著者は精神科医だけど、恐怖が発生するメカニズムを学術的に解説するというよりは、自身の経験に基づく恐怖の類型紹介といった感じ。高所恐怖症の要因が「自分を信用できない」という説には諸手を挙げて賛成する。著者のいう恐怖の要素のひとつに「不条理感」があり、やっぱり人間って自分の理解の及ばないものに恐怖を感じるものなんだと納得。その最たるものが「死」なんだろうな。あと精神科医ですらこんなにたくさん怖いものがあるんだと少しほっとした(笑)
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Kanonlicht
多重人格のサイコセラピスト兼探偵が少女の依頼を叶えるため有力代議士と渡り合うハードボイルド小説。なんだけど、主人公の人格交代がややコミカルなので、全体的に緊張感がなく、勝手にサイコスリラーを想像していた身としては、これはドタバタ劇を楽しむものなのかとちょっと戸惑った(もしやそれが「ギャップ」?…そんなわけないか)。設定自体は好みだったので、一つの人格がそれぞれメインで活躍するシリーズものにしたら面白そう。
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Kanonlicht
シリーズ4作目は、過去3作で描かれなかった時間軸の隙間を埋めるような短編集。1年間の中で、古典部の4人がさまざまな出来事を通して互いに影響を与え合い、その関係性が少しずつ変化していく様子がよくわかる。親交が深まるということは、それだけ自分が傷つく、もしくは相手を傷つける可能性が高まることでもある。省エネを信条としている(はずの)主人公の心境と相まって、そのことが象徴的だった「手作りチョコレート事件」が最も印象に残った。
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Kanonlicht
官能小説を1万冊以上読んできた著者による研究成果発表といった感じ。奥義とついているけれど、特に作家の文章技術を掘り下げるのではなく、官能小説の歴史にはじまり、体の部位の呼称や情景描写、擬音、フェチなどの類型とその描写のピックアップがメイン。それにしても文章の一部だけを切り取ってこうして並べてみると、なぜかやらしさより面白さが勝つ(笑)。特に文章表現は、他のジャンルではまず見ることのない独特のものがあり、官能小説家たちの探求心と発想力に拍手をおくりたい。
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Kanonlicht
身体的特徴から世間になじめなかった少年が、さまざまな出会いと別れを繰り返しながら、やがて自動チェス人形の「中の人」として生きる意味を見つけていく。少年自身も、出会う人や動物たちも、みんな何かに閉じ込められ身動きがとれないけれど、不思議と悲壮感はあまりなく、それぞれ何かしら心の拠り所を見つけて懸命に生きている。幻想的な話でありつつも、現代社会にも通じる示唆に富んだ話と感じた。なにしろ文章が美しく、心が洗われるようだった。
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Kanonlicht
相談しやすい環境をつくる。なぜそれをする必要があるかをきちんと説明する。努力した過程を評価する。子どもへの接し方として書かれているけれど、そっくりそのまま職場における後輩社員に対する上司・先輩の理想的な態度にも当てはまる。裏を返せば、自分の価値観を押し付けず個人として尊重することが大人だけでなく子どもにとっても大切だということ。ロールレタリングという自己理解の方法があることをはじめて知った。やってみようかな。
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Kanonlicht
ショッピングモールで起きた銃乱射事件の生存者が集められ、事件の真相を探るべく当日の行動や見聞きしたことを語り合う。参加者はそれぞれ心に傷を負い、人には明かせない秘密を抱えていた。その時々で最善と信じる行動をとった結果、思いもよらぬ悲劇につながることは確かにあると思う。その場にいた当事者の心理は誰にもわからない以上、起きたことだけを見て他人がとやかく言う資格はない。事件を多層化して見せるのは著者の得意技だけど、この作品は一本軸があり、まとめかたも素晴らしい。
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Kanonlicht
ともに両親がなく親友同士の男子2人、転校してきた1人の女の子と出会い、3人は固い絆で結ばれる。時は過ぎ、30歳になった男2人の交流は続いていたが……。ほのぼのした話かと思いきや、次第に不穏な雰囲気に。時系列をぐちゃぐちゃに見せるのは割と好きな手法ではあるけれど、細切れにしすぎてちょっとついていくのが大変だった。言葉の応酬にこだわっているっぽいので、そこを楽しめるかどうかで作品の評価が変わってきそう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/30(2077日経過)
記録初日
2019/02/05(2071日経過)
読んだ本
1137冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
397600ページ(1日平均191ページ)
感想・レビュー
439件(投稿率38.6%)
本棚
0棚
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