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2024年10月の読書メーターまとめ

Kanonlicht
読んだ本
9
読んだページ
3038ページ
感想・レビュー
9
ナイス
1421ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入り登録
7

  • なんてひだ
  • ZAKI★
  • KAZU
  • ゆうゆう
  • 海 シマくん!〈白色〉 〈アイコン変え変え中〜〉
  • Yo
  • K.S

2024年10月のお気に入られ登録
7

  • なんてひだ
  • ZAKI★
  • KAZU
  • ゆうゆう
  • 海 シマくん!〈白色〉 〈アイコン変え変え中〜〉
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kanonlicht
コロナ感染拡大が始まった2020年、緊急事態宣言によってそれぞれ学校活動ができなくなった中高生たちが、リモートでの天体観測イベントを通じて絆を深めていく。当時、未知のウイルスによって世の中もさんざん振り回されたけど、学生たちにとっては、その後の人生も含めてかなりの影響があったと思う。あれから4年が経ち、さすがにコロナで騒ぐことはなくなったものの、当時のことは苦い思い出としてだけでなく、未来への教訓にしなければいけない。上質な青春小説であると同時に、一つの時代を切り取った物語としても貴重な気がする。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Kanonlicht

残暑を少しでも涼しくしようと読んだ背筋氏の新作ホラー2作品もよかったけど、『猫弁と星の王子』『トゥモロー・アンド・トゥモロー~』のような人間ドラマがやっぱり好きでしたね。2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:2918ページ ナイス数:1895ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/967914/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
9

Kanonlicht
マーダーボットシリーズ第4弾にして、第2弾「ネットワーク・エフェクト」の完結編。引き続き異星遺物に汚染された惑星で、居住者の奴隷化をもくろむ企業を相手に、おなじみ「弊機」と探査船の基幹システム、探査チームメンバーが奮闘する。機械=プログラムから見た人間の不完全さがこの作品の面白さの一つで、今回も人間たちは期待通りのわちゃわちゃぶりを発揮してくれる。場面転換があまりなかったのは少し残念。次回に期待!
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Kanonlicht
弱小野球部に黒人とのミックスで見た目は超高校級の転校生が入部し、日本的な価値観のおかしさを指摘していく。タイトルもさることながら、出だしがエキセントリックなだけに、ドタバタ系の青春小説かと思いきや、異文化コミュニケーションから国際紛争まで出てきて一体これはどこへ向かうのかと予想もつかない展開に。果てはしっかり王道の青春小説に帰結するのを見て、なんだか味わったことのない感動を覚えた。
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Kanonlicht
信仰をテーマにした6つの短編。長い時間をかけ多くの人々が関わる宗教にあって、確かに存在するであろう発生源や転換点としての一個人の話が面白い。ある人物のSNS上の支離滅裂なつぶやきを第三者が拡大解釈することで信仰が広がっていく表題作や、神の存在を認めることが重罪となる「啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで」など、視点は相変わらず斬新。これでまたしばらく著者の作品が読めないのかと後半はもったいない気持ちで読んだけど、サイン会で来年は新刊がたくさん出る予定と言っていたので楽しみ。
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Kanonlicht
コロナ感染拡大が始まった2020年、緊急事態宣言によってそれぞれ学校活動ができなくなった中高生たちが、リモートでの天体観測イベントを通じて絆を深めていく。当時、未知のウイルスによって世の中もさんざん振り回されたけど、学生たちにとっては、その後の人生も含めてかなりの影響があったと思う。あれから4年が経ち、さすがにコロナで騒ぐことはなくなったものの、当時のことは苦い思い出としてだけでなく、未来への教訓にしなければいけない。上質な青春小説であると同時に、一つの時代を切り取った物語としても貴重な気がする。
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Kanonlicht
事件に際し特定の専門知識が必要なとき、その分野の専門家から情報を集める部署に異動になった女性警察官。さまざまな趣味の世界でマニアックな知識を持つオタクたちを担当することになった彼女の活躍を描くシリーズの第一弾。鉄オタが殺された事件の解決をめざして、撮り鉄、乗り鉄、音鉄などさまざまなマニアの話を聞いて回るようすは、もはやミステリーというより、鉄道ファンの生態を描いた別ジャンルな気がする。もう少し推理要素がほしいところだけど、次回作以降もこの傾向が続くのか。とりあえず二作目は読んでみようかな。
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Kanonlicht
アイドルになる夢をかなえるため、近隣の高校から1人ずつ見こみのありそうなかわいいコをスカウトし仲良くなるという、計画的なのか無計画なのかよくわからない、力技アイドル成り上がりストーリー。雑誌の企画だったことを考えると、「乃木坂メンバーが書いた」ことに価値があるんだろうし、感想としては「よくがんばったね」が一番近い。メンバー間に生じる齟齬や芸能界の不自由さのようなものも描かれるけれど、微妙にオブラートに包まれていて、逆に闇が深い。アイドルとしては業界の裏側をあからさまに書くことはさすがにできないんだろうな。
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Kanonlicht
妻と娘を事故で亡くした男のもとに現れた、娘を「知る」人たち。生まれ変わりをテーマに、著者の得意な「入れ子構造」を、純粋培養、あるいは濃く煮詰めたような物語。死んだ人に生まれ変わってほしい気持ちはまあなんとなくわかる。でも、自分の子どもが見も知らぬ誰かの前世の記憶を持っていたら…。話の根底にあるのは愛に違いないけど、かなり奇妙で、見ようによってはホラーですらある。これをどう映像化したのか(表現的というよりエンターテインメント的という意味で)、読んだらとても興味をひかれたので、映画も観てみたい。
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Kanonlicht
未解決事件専門の特捜部Qに届けられた解決済みの殺人事件の捜査ファイル。調べるうちに、名だたる経営者たちの裏の顔が明らかになっていく。くたびれた中年刑事カールと有能だけど心の内が読めない助手アサドのコンビに、他部署で厄介払いされたローセが加わり、曲者ぞろいのチーム誕生に喝采。デンマークの地名や人名はあいかわらず耳なじみがなく混乱するけど、もはやこの世界観に欠かせない要素。海外からしたら日本の作品も同じ感じなのかな。
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Kanonlicht
脳科学者の中野信子氏と漫画家ヤマザキマリ氏が、人間の「行き過ぎた正義」についてそれぞれの見解を語る。中世ヨーロッパの魔女狩りとSNSによる炎上、皇帝ネロとその母アグリッピナの確執が現代の母子関係にも見られるなど、人類は昔から自らの平和を守るため無自覚に他者に干渉してきた。コロナ禍以降、世界各地で分断や衝突が強まっている。フェデリーコ2世のように(建前でなく本心から)他者を理解しようと努める為政者が現れてほしいけど、外に対し寛容であればあるほど内部の反感を招くことになるので、難しいんだろうね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/30(2123日経過)
記録初日
2019/02/05(2117日経過)
読んだ本
1154冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
402974ページ(1日平均190ページ)
感想・レビュー
456件(投稿率39.5%)
本棚
0棚
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