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2024年9月の読書メーターまとめ

kaita
読んだ本
13
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感想・レビュー
13
ナイス
96ナイス

2024年9月に読んだ本
13

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaita
ネタバレとても読みやすく、とても面白かった!変な間取りからお家騒動、本家分家のいざこざ、妙なしきたりまで繋がっていく道筋が読んでいて、とても気持ちいい!小川を遡って行ったら、とてつもなくでかい滝に行き当たった気分。歪な家ができるのは、それ相応に歪な理由があると思うと、近所にある変な形の家が何か深い理由があるのかと、疑ってしまいそう。でもそんなことはなく、土地の形だとかそういう理由なのだろうけど、つい妄想してしまう。ある意味生活を少し変えてくれる小説。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
13

kaita
ネタバレ目的は異世界での増殖!しかしもらったチートと、欧米人からは幼く見られる日本人的な容姿、お人好しな行動により、目的の達成は遠そう。出会いのために移住した新たな街で軽い気持ちで売り始めたのは、水虫の薬。水虫を軽く考えていた主人公は、その大反響に驚くあたり、やはり衛生面での先進国の人間なのですね。現代ですら『完治の薬を作ったら、ノーベル賞』と言われてますが、かかったことのない人間からしたら、確かに重要とは思えませんものね。全体的に読みやすく、長くは感じませんでした。次巻も読もうと思います。
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kaita
嫉妬心から抜け出すための行動が、具体例と共に乗っています。『あなたが嫉妬したことは、あなたがやりたい事。そしてあなたが自分でもできると思っていること。』この言葉が本当かどうかは、少し怪しく感じるけれど、自分が嫉妬心から抜け出せるなら、ちょっとだけ信じてみてもいいと思う。
kaita
ネタバレ読みやすくて、絵をイメージしやすかった。主人公が目立ちたくないと言いつつも、自分のやりたいように行動した結果、国単位で目立ってしまうお話でした。私も単分子のかっこいい剣が欲しいです。
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kaita
私自身が古い人間なせいか、一度始めた業態を一度潰して、新しいものに順次変えていくという、タピオカ屋やチキン屋といった流行りに乗った商売に不安定さを覚えてしまう。しかし、初めから潰すとこまでが予定通りなら、赤字の沼にハマることなく、綺麗に初期投資を回収できるのかもしれない。この話を読んで、ハリーポッターのダンブルドア校長のペットの不死鳥を思い出してしまった。終わらないことばかりに気を使うのではなく、始まりと終わりのサイクルを短くするとは、目から鱗でした。
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kaita
ネタバレ前巻同様テンポよく謎解きが進んで、このテンポ感が心地よい。今回は各話語り手が変わっていくが、皆さんキリコさんに好感を持つ。最後のキリコさんの旦那さんの話は、少し胸が苦しかった。私は今のところ、介護が必要な親族と同居はしていないが、いつそうなるか分からない。そうなった時、妻に迷惑を掛けたりしないだろうか。自分との結婚を重みに感じないだろうか。と自分に置き換えて考えてしまう。きっと大丈夫と思う反面、全員が全員キリコさんみたいに考えられるわけじゃ無い心構えができただけでも、読んでよかったと思います
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kaita
ネタバレ自分が小学生だった時、この本の小学生のように立派に物事を考えられていただろうか。小学生時代、何も考えず、ただただ時間を浪費していた気がする。しかしそれは自分が『小学生の時に比べれば、色々なことを考えるようになった』と思いたいから、思い出の中の自分を貶めているだけじゃないだろうか?実は小学生の自分は、自分が思うより、もっと立派に色々考えていたんじゃ無いか?そう考えてしまうのは、きっとこの小説を読んで、何かしらのをひっくり返したくなったからだろう。しかしひっくり返すのが自分自身の考えとは、なんとなく情けない。
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kaita
ネタバレこのドラえもんは、少し悲しくてキレイな物語だった。最後に不老だったエスパルが、望んでただの人間になるのも悲しいが、キレイな話に見えた。他のドラえもんと違うように感じたのは、辻村さんが見ているドラえもんのを、本を通して読者が見ているためだろう。映画の方は子供と一緒に見だけど、色々と忘れていた。最後の駆けっこや異説バッチによる人間化を私は忘れていた。尺の都合で映画にはなかったのかもしれない。これは映画を見直さねばならない・・・
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kaita
ネタバレ10人の視点から映される一つの支店の話。それぞれが考え方や判断基準がバラバラで、同じ事件でも各々の立場が違うせいか、意見が変わっていて面白い。全体を通して1つの事件に焦点が当てられて、真相が分からないままで終わったけど、それが逆に考察のしがいがある。他の池井戸作品を読んでも思ったけれど、池井戸先生は『極端に成績がいい奴は、何かやってる』というイメージをお持ちなのでしょうか。銀行員時代の実体験からの影響なのか、単に物語を面白くするためのスパイスとしてそう描いているのか。こちらも考察のしがいがありそう。
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kaita
ネタバレ途中は読むのが辛く,胸が痛い。身近な人間が困窮していく様子は、読んでいて目を背けたくなった。働けるのに理由をつけて生活保護を貰い、遊んで暮らす人間がいる一方で、その日の食費もない人間が申請が通らない。ニュースなどで目にはしていたが、こうやって双方の視点から見せられると、しょうが無いとも思うが、どうにかできないのかと考えてしまう。結局、方策など浮かばないのだけれど。受給者に対する打切りや、生活状況の確認はどうしても必要だろう。辛いけど面白いし、読むべき本でした。
が「ナイス!」と言っています。
kaita
ネタバレとても読みやすく、とても面白かった!変な間取りからお家騒動、本家分家のいざこざ、妙なしきたりまで繋がっていく道筋が読んでいて、とても気持ちいい!小川を遡って行ったら、とてつもなくでかい滝に行き当たった気分。歪な家ができるのは、それ相応に歪な理由があると思うと、近所にある変な形の家が何か深い理由があるのかと、疑ってしまいそう。でもそんなことはなく、土地の形だとかそういう理由なのだろうけど、つい妄想してしまう。ある意味生活を少し変えてくれる小説。
が「ナイス!」と言っています。
kaita
ネタバレ最後は息子が人間に戻ったけれど、これはハッピーエンドなのだろうか?当然主人公達から見れば良い結末だと思うが、他の発病者家族にとっては、良いことばかりとは言えない。『治るかもしれない』という希望が、『諦める』ことを邪魔してしまう。可能性をゼロにはできず、縋ってしまい、死んだ思ってと割り切れない。とても残酷な希望だと感じた。特にみずたまの会の2人には、とても認められない結末だ。『自分が殺さなければ、子供は元に戻ったかもしれない』と考えれば、絶望してしまう。全体的に気持ち悪い作品なのに、とても惹きつけられた。
が「ナイス!」と言っています。
kaita
ネタバレヒロインが何でもかんでもすぐには見抜かず、『わかるわけないでしょ』と一度文句を言うのが、新鮮でした。トリックよりも動機から事件を紐解いていく感じが、私が読んだ他のミステリーと違っていて面白く、スラスラ読めた!同じ作者の『シャーロットの憂鬱』や『シェフは名探偵(ドラマ名)』も楽しくよてたので、このシリーズも読もうと思います。
が「ナイス!」と言っています。
kaita
ネタバレコミカライズ版からの原作小説。漫画よりも小説の方がヒロインが幼く感じて、結婚してていいのか不安になる笑。前世の知識で様々な問題を解決したり、色々な本質を見抜いたりしているのに、精神的に幼くて、そのアンバランスさが面白い。もうヒロインを蔑ろにしていた父親と義姉が出てこないかと思うと、少し残念。もっと不幸になって欲しかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/02/21(2065日経過)
記録初日
2019/02/03(2083日経過)
読んだ本
279冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
84457ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
42件(投稿率15.1%)
本棚
0棚
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