ネタバレ県立高校の図書館司書と出入りの書店員による謎解き。タイトルから沢山の本が紹介されることを期待したけれど、ちょっと違った。沢山の著者名とタイトルは出てくるものの、内容にはあまり触れられていない。既読の本については「うん、うん、そうだよね」なんて思えたけれど、未読の本に関しては内容が全く分からない分、共感できず悔しい。おばあちゃんの本棚に小野不由美さんの『魔性の子』があったことに感動。

ネタバレ舞台は江戸が色濃く残る明治初期。幽霊絵師と不思議な夢を見る少女が、絵にまつわる怪異の謎を解いていく短編集。時代小説、ミステリー、怪異と好みが揃っていてとても面白かった。悲しい、やるせない、怖いだけでなく絵師と少女のやり取りにほろっとさせられ、読後の心はあたたかい。

ネタバレ本屋さんで平積みになっていたこの本。表紙の黒猫さんにロックオンされて購入。 ニードレス通りの奥に住む男、娘、飼い猫(黒猫！)。そして、その男を11年前に幼い妹を攫った犯人と怪しむ女。 それぞれの視点で語られる物語は、ちぐはぐで不穏。 なかなか読み進められなかったけれど、真相はこんなだったんだと驚きつつ、後半はするする読めた。心が痛む。

ネタバレ変装が得意な殺し屋、ナンバー・フォーとの対決は今まで読んだものと違った雰囲気でビックリした。怪人二十面相vs明智小五郎のようであったり、古い007の映画のようであったり。私としては面白かった。

ネタバレ知らない間に追い詰められている。おかしいと思ったときにはもう既に怖ガラセ屋サンの術中にはまっている。怖ガラセ屋サンが一体何なのかがわからないところが怖い。狙われてしまうのは自業自得のようで、人と接するのが怖くなりそう。 「怪談ライブにて」がわかりやすくて好き。「子供の世界で」と「見知らぬ人の」はゾワゾワする。