本の力や読書の楽しさを改めて感じる物語でした。主人公林太郎の本への向き合い方がとても自然で素直でいいなと思いました。たくさんの実在の作品が登場していて、難しそうだと思いこんで未読の作品も読みたいと思わされました。

日常の謎解きミステリーの連作短編集。番長とパシリの二人の関係性がとてもよかったです。誤解しあったままの問題が日常にはたくさんありそうです。相手の言葉や行動を少しも見逃さず、なるべく誰もが傷付かない解決策がお見事でした。二人のこれからも読みたいです。

人間もけものの一種だろうけれど、大自然に生きているけものたちには敵わないなと圧倒されました。植物や鳥たちの様子で季節を感じる心の余裕を持って暮らしていきたいです。

わかりやすい文体で子どもから大人まで、ためになる一冊でした。さまざまな制度が内容を変えたり増えたりしてきた歴史も学べました。今後も変わっていく政治に置いてけぼりにならないよう、しっかりと耳を傾けていきたいです。そして疑問を持ったら放っておかないことを心掛けます。

積読レベル（？）が高い！！素敵な本棚がたくさんあり、気になる本もチラホラ見えて、読みたい本が増えました。みなさんの本への思いも読むことができて、共感したり驚いたり。積読本、早く読まなくちゃと思うこともあるけれど、眺めて楽しむのもありと思いました。#NetGalleyJP

章ごとに語り手が変わるので、同じ出来事でも目線が違っていて楽しく読めました。生活と仕事、うまく行ったり行かなかったり、失敗したからこそ分かることもあるし、正しいと思っていたことが間違っていたり、生きていくだけで日々勉強になります

あずかりやさんの仕事ぶりに毎回驚かされます。本当になんでも預かってしまい、まわりの心配をよそに臨機応変な対応に頭がさがります。特に『ツキノワグマ』と『高倉健の夢』が心に残りました。

再読。魞沢の観察眼はシリーズ初めから鋭くて優しかったです。事件の解決だけでなく、小さな救いも見つけてくれました。

惹きつけられる文章が続き、意味がわからない文章も多々あるのですが、それでもどんどん読んでしまいます。再読の『工夫の減さん』の工夫に笑い、『ふくみ笑い』の沼にしずみました。怖いけれどほかの作品も読んでみたいです。

本の力や読書の楽しさを改めて感じる物語でした。主人公林太郎の本への向き合い方がとても自然で素直でいいなと思いました。たくさんの実在の作品が登場していて、難しそうだと思いこんで未読の作品も読みたいと思わされました。