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2023年7月の読書メーターまとめ

史
読んだ本
94
読んだページ
28648ページ
感想・レビュー
94
ナイス
484ナイス

2023年7月に読んだ本
94

2023年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

史
たしかに動画時代の構成かな。基本的にシナリオ形式ですし。内容としてはホラーでありミステリーでありサスペンス。あとおなじみの因習。「一番怖いのは人間」とか「やっぱり田舎は……」というありがちな作風ではなく、淡々と究明し解決していく。唐突なアクションやリアクション芸とかもありません(そこらへんが映像作品ではなく動画だなと思う部分)。世間的には派手ではないことはマイナスなのではと思う気もしないが、しかし受けているということはそうではないのだろう。個人的はこの話みたいな大袈裟にしないホラーが増えて欲しいかな。
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2023年7月にナイスが最も多かったつぶやき

史

2023年6月の読書メーター 読んだ本の数:126冊 読んだページ数:37940ページ ナイス数:639ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/98305/summary/monthly/2023/6

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2023年7月の感想・レビュー一覧
94

史
おもしれー話。紛うことなき呪いを持つヒロインと、それに巻き込まれる類稀なる王様の、黒さを無理やり白に染め上げるロマンスファンタジー。どうしたって暗くなる重くなる中で、怒りながらもポジティブに生きる王様は生まれながらにしての英雄であることには違いない。だけどかなり癖の強い戦い方や趣味はお笑いポイントでどこか愛くるしく親しみやすい。しかし中盤以降は後宮を二人で歩いているだけだというのに、なぜダンジョンや心霊スポット的な趣が出ていてとても濃い。もうなんか全体的にたまらない作品です。面白かった!
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史
コメディから始まって、背景を語り、そして大団円。だけどもなんかこう、尻すぼみというか、敵がしょぼいというか。こういうタイプは昔から達観というか飄々としている過去が多い中で悲しき過去という形にしたのは、どことなく講談社ラノベ文庫っぽいなと。所謂外してくるという奴です。それが独自性といえばそうなんだろうけども、じゃあ読みたいのはどっちかと言われたらやっぱりそのままの入れてくる方なわけで。まあこれはこの作品だけではなく講談社ラノベ文庫というレーベルの特色なのでしょうがないことなんですがね。なんとも。
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史
愚かな王子と婚約破棄令嬢。オーソドックスな商人から始まって、戦争が始まって、報復劇で終わる。それがエグいのなんの。なんというかここまでやると今度は破滅に追い込まれそうな気がしますね(劉邦の嫁さんの呂雉みたいに)。主人公の次の世代がかわいそう。表紙や導入を見るに流行りものであり、それでおいて浮ついた部分もあるけれども、おそらく作者が本当に描きたい世界は血みどろの政争劇、恩讐怨恨、内乱物語なのではないだろうか? となると流行りに自分の性癖を混ぜる例のような作品か。悩める創作家は一読する価値あり。
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史
ダンジョンに潜る。潜る。
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史
学園とダンジョンと、再会。
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史
短編集。日常の延長線で。
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史
目に映るもの、心の中で揺れ動くもの。
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史
我儘、怪奇、他責、恋慕、静粛、建国、前兆、悪意、覚悟、開花。
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史
異世界学園ファンタジー教員もの。まあ手堅い内容でございます。キャラの判別がつく前に複数視点はちょっと読みづらいかもしれない。それを踏まえても、まあ悪くない。
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史
絶望の先にある世界で、死に拒絶された騎士が、死にたくないと願った少女と出会い、語らい、教え学び、同じ気持ちを持つことになる。それはハッピーエンドにはならないのかもしれない。だけど今は、この今の時だけは、二人はずっとずっと希望に満ち溢れている。ポストアポカリプスな世界で濃厚で、しかしどこか軽妙さがある。その見事なバランスは、まさにファンタジーを、エンターテインメントを楽しむ醍醐味でしょう。この先生の作品には今後とも目が離せない。面白かった!
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史
思っていたの話が違う。読みたかったのは戦争であって戦闘ではない。まあそれだけだと一巻で終わってしまうのだけれども、しかしやはりこの怨嗟の声から始まるのであれば、ミクロな話ではなくマクロ、世界を巻き込んだ話になって欲しかったなあと。あとほのぼのやロマンスはほんのちょっぴりでいい。続巻を読むことはないでしょう。
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史
宇宙漂流もの。そしてスーパースペースパワー。すごくすごく楽しい話。世界の謎がいくつか残っている中で、さてこれからはどうなるか。という。続編が出るか出ないかはわかりませんが、それでも続きを読みたい一心でございます。好きですねえ。
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史
ただ走りたかった。走りたくて走りたくてしょうがなかった。そんな中で転生をした。じゃは走ろう。とにかく走ろう。走って走って走りまくろう。そんな転生ファンタジー。疾走感がありますね。そして一点集中は男の子のロマンでもあります。是非とも続きを読みたいが、読書メーターでこの登録数だと厳しいかな。それでも好きなタイプの話には違いない。
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史
VRMMORPGものである。んでまあ、魔王になる。それは既視感ではあるけども決してマイナスではないか。実にじっくりとじっくりと最後の盛り上がりまで時間をかけております。それが濃厚なのかテンポがイマイチというのは人それぞれでございましょう。こういう作品をはじめて読むのであればそれなりに楽しめるのではないでしょうか。なんとも。
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史
規模が大きくなるのはホビー作品あるあるか。やっぱり異世界転生ファンタジーではない。しかしまあ、なんというか、この先生は読みたい部分とかけ離れることが多いなと(だから異修羅はギブアップしてしまったんですが)。もっとスポーツ的な部分を前面にだしたら好みなんですが、試合中にも割り込んでくる世界話は正直テンションが下がるなあって。スポーツ中継のCMが入るタイミングだってここまでぶっちぎってはいない。あとがきも正直好きではない。まあ2巻でトゥビィコンティニュードなので、気軽に読めることには違いない。悪くない。
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史
メタというより、ホビー漫画コロコロコミック的で、どこかスポーツ的な魅力がある。「他の転生とは違う!」などと本当にこの物語の魅力を理解しているのだろうかと思うほど妙な言い回しをする人達がかつていましたが、そもそも転生物語ではないということを前に出さなければ、ね。まあそんなノイズに振り回されてちょっと敬遠していたんですが、近未来アクション物語として、そしてどこかオールドスクールな展開の数々はなかなか味わい深いものがある。とりあえず下巻を読みましょうか。
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史
文章読本ではなく、文章教室。だからこそ文章読本にありがちなプレッシャーはなく、1を2か3にあげるようなポジティブな言い回しである。だからこそ、読みやすく、頭に残りやすい。小説には向かないとは書いてあるけれども、いやいや、そんなことはないでしょう。というのは、文章のネガティブやマイナス点の話が多めなのですから、これはもうどの文書でも共通することなのではないかなと(素人のあたしがなに偉そうに言ってるんだか)。ともあれ20年近く前の新書と思わせないほど、現代の文章時代のにオススメできるハウツー本でしょう。
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史
その道は誰かと出会う道。誰かを助ける道。
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史
この先生ライトノベル系レーベルでこういう話出すんですね。終末世界で博識な美女と力持ちの少女が、文明期以前の伝説と出会い、ついでにひーこらひーこら言いながらたくましく生きていく人たちと交わっていく。旅物語のお手本のような作風でしょうか。好きですねえ。
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史
真っ直ぐではないからこそ、より優れた道にたどり着けた。それはたった一人ではなくて、みんなでね。という感じの下巻。王朝国家の過度期であるからこその、薄い打算、杜撰な計画というのかな。近世と近代の狭間な世界を上手く描いているのではないかな。ともかく、痛快あり、隙間に入るラブラブはとても味がいいかな。好きですねえ。
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史
二人でうまく生きられるのだから、もう王太子側の視点いらなくない? と思ってしまった。まあでもそれが流行りの部分でも致し方なし。悪役令嬢が本当に邪道に手を出した結果、紆余曲折あって素敵な旦那さんを育てあげる。その内助の功やどこか逸話的なスタイルはとても好みかな。ということで下巻に進みましょう。
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史
幼帝、窮地に陥るもそれを悟らせず、首都、皇帝を偽りなく祝う。
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史
幼帝、迅速と勇気にて逆臣打ち破るも、感情、未来を見据えぬ者達の心は動かず。
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史
逆臣、大義大望持たず挙兵し、幼帝、完勝の手筈を整える。
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史
奸臣、視野を狭めて身を滅ぼし、幼帝、知見を広め真の帝になる。
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史
教訓であり、幻想的であり、日常の延長線でもある。そんな童話、それも国産の話というのはあり馴染みはないものだから、どこか新鮮。普遍的なものがある一方で、その当時の風俗をあらわしているものもあり。
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史
荒廃世界の配達人というのは一つのジャンルでありありましょうか。しかしながら配達業であるのに、人と人を繋ぐことではなくて、配達人の交流がメインとなってしまっているのがちょっぴり疑問点。まあ独自性といえばそうなんですが、そうなってくると別に配達業じゃなくてもいいのでは?あと機械人形要素もパワーな部分以外イマイチはまらない。ただ一人が主人公ではなくて組織が主人公であるならば、すごくしっくりくる。となると、「女王の靴」でシリーズ化してメインは毎回違うキャラになった方が味わい深いものになるかと。でもまあ悪くない。
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史
スキル・ステータス制ファンタジー。チートのようなそうでもない。大器の片鱗程度か。しかしなんといっても主人公の雰囲気はとても良いですね。第4世代(第5かも、あと勝手に言ってる)らしい、落ち着いて根っからのポジティブさと勇気ある優しい人物で、これが実に美味かな。大いなる世界なのだけれども、しかしミクロに、ただ陰謀がまとわりついている。そのバランスもよし。好きですねえ。
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史
じっくりとじっくりと進む。だけどもその性急ではないのが実に現状を言い表しているのではないだろうか。滅びる運命に陥るはずだった帝国の皇帝として生まれ変わった大器は、ゆっくり、そして堅実に野望を積み上げていく。その先は王道かそれとも覇道か、あるいは邪道外道非道か。程よいか軽さと硬さの中興の祖物語。面白かった!
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史
うっひゃー面白い! 今回もまた引き続き劇編でありまして、ファロット長男とその仲間、知り合う人々たちのお話。長男のレティシアの紳士的かつヒロイックな姿にワクワクが止まらない。ついでに次男ヴァンツァーの親近感溢れる頼れる男っぷりもまた惚れる。そして相変わらずプリプリしている三男坊のシェラには苦笑。いつものメンバー以外にも勝るとも劣らないキャラクターがこれでもとドラマチックに、魅力的に描かれて、もうなんかたまりませんね。早く続きをよませてくれ! 一生続いてくれ! と叫びたい。たまりません。本当にたまりません!
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史
最後の長嶋茂雄(第二次監督)世代なので長嶋茂雄を読むPart2。二次監督の最後から振り返ってのインタビュー集。時系列順で読みたかった。どことなく、先進的なものもあれば、年長者あるあるみたいな言説もあり。
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史
ホビージャパンらしい戦記物語か。軽薄な男が世界随一の智略で腹黒いお姫様の手助けをする。その軽いロマンスの中に現状の重みがのしかかってくるのは味わい深いかな。好きですねえ。
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史
王子様が主人公な物語は珍しい。それでいてその立場の硬さ重みをガッツリと交えながらロマンスもあるというのは中々。ちょっとテンポがゆったりなのが玉に瑕。まあ悪くない。
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史
ホビージャパンらしい、明るくて楽しい話。深刻そうな背景がありそうだけれども、しかし軽いからこそ十把一絡げの作品ではなくなっているようにも思える。悪くない。
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史
2023年にこういうタイプが書籍化されているのは逆に貴重なのではないか?(まあアルファポリスとモンスター文庫はいまでもこういうのちょくちょくあるか……)イラストは良いですね。内容はタイトル通りです。
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史
誰がための太陽。
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史
生への悲鳴と、どうしようもない自己意識。浅薄読書家にとってやはり正しい読みとり方をせよと言われても中々難しいものでございまして(翻訳や文豪との相性がよくないのです)、しかしそれでも一作目の生きること死ぬことの強烈さというのをガッツリと味わえます。一方で二作目は前時代的でありながらも、やはり男が普遍的に持ってしまうなにかによって惑わされ苦しむという感じでしょうか。どんな人の感情の裏側にも壮大なものが隠されている。そんな中編二作でしょうか。
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史
元々翻訳小説との相性がよくない+SFとなれば弱小読書家にはちょっときつい坂道である。しかしながらそれでも全体的にあるロマンスのにおいはとても好きかな。表題作と『真鍮の都』はどこか強かなヒロインが前面に出ていてさらに好きですねえ。
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史
孤高、畏敬、崇拝、伝説と風化。孤高のかもめのその姿勢が慕われ、長となり、一つのカリスマになるPartThreeまでと、それが歪んで薄れていくPartFour。諸行無常というべきか。どこで区切っても哲学的になるというか、諸々の解釈ができるというところが、長く惹かれる物語なのでしょう。
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史
託されたから、一緒に生きて、見守った。貫きたいものがあった。それは綺麗すぎると思われることかもしれない。だけど、そんな綺麗な、美しい話があってもいいじゃないですか。息途絶えたカモメと、その最期に触れた猫と、猫になりたいカモメの物語。清々しい気持ちになれます。
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史
最後の長嶋茂雄(第2次監督)世代として、やはりここらで一つ歴史に振り返ってみようかなと。その哲学は2020年代でも色褪せることがないものばかり。『プロというのは夢を売る商売ですよ(≒裏なんてものはみんな努力してるから見せない)』という言葉をプロが言ってくれるのは、やっぱり惹かれてしまいますね。感性優勢というロジックもまた同様に。少し誤植が気になるけれども、今更入門としては良い本なのかもしれない。
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史
この方の本としてはちょっと控えめ。なにせあたくしはこの方のファンであり、すでにネットに蔓延った子ども叩き若者叩きに辟易しているのである。ともあれ今回はどういう作風が好まれるのかという話。だけども10代以外にも受ける要素なのではないかなと思ったりもしたり。あ、そういえば小説カービィについて語るのは初めてかな。ともあれ、この方の本としてはちょっと薄味だけれども、しかし広まって欲しいなという新書です。
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史
もう、独りじゃない。
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史
貴種流離譚と思いきやそうではなく。どこか想定よりも外しているようにも思える。けれども最後のシーンはニヤリ。こういう力の魅せ方は大好物でございます。アクションや政争劇は薄味であるものの、おそらくこの先どかんと来るのではないかと。とりあえず続きも読んでみましょうか。好きですねえ。
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史
倫理観を筆頭に00年代の空気を味わう作品でしょう。20年代では個人情報や横領やらなりすましはとてもとても。あと警察不信とかすごく病気とか。ホラー的要素があるけれどもあまり本筋ではないのも珍しい。凶暴性や残酷さがあるけれどもそれを淡々と描いてい作風なのは好みではある(あたしは死んだ人間一人を壮大なドラマの登場人物のように脚色し、まるで親族や恋人、竹馬の友のように錯覚させる作風は大嫌いなので)。ミステリーとして読むよりも、時代を楽しむ作品。という感じでどうでしょうか。
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史
現代日本と似ていて、全く違う魔法と科学が融合した世界。の、終末。生き残っているのは、ネクロマンサーとゾンビ娘(どちらかと言えば人造人間というべきかもしれない)。二人はそんな世界で楽しく、とても楽しく、ちょっぴりいたずらにも励んで、ほんの少し遠出して、勇気をだしたりする日々を送る。世界が例え滅んでいても、そんなことは関係ないのだ。奥深い世界において敢えて語らない美学。いやはや、すごく美しい話でありましょうか。終わって欲しくない、でも二人は永遠だからこれでめでたしめでたし。それもまたよし。面白かった!
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史
打って、映って、くっつけて。
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史
取り戻すか、取り戻せるか。
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史
流行りと見せかけて、いつもとかなり違う形。昔から流行りに偽装して本筋は違うというものはありましたが、すごくすごく独特ですね。ただ今の時代『一度でも悪いことをしたら敵対したら愚考を行ったら善に戻ってはいけない』という不文律が生まれつつあるので、そこらへんに反している部分はどうだろうか。ともあれ、親友の天性の閃きと主人公の論理的で舞台を作っていくというのはとても楽しく魅力的。好きですねえ。
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史
今となってはウェブ小説では珍しいタイプなのではないだろうか。主に友情方面で(今の流行りは一度でも敵対したら、悪に染まったら完膚無きに叩きのめす絶対に許さない)。落ちこぼれるが良き師と出会い、器を大きく育てあげ、宿命によってその素質を開花させる。そして戦うことの意味を問いただす。それを目にする仲間たち。良いですねえ。欠点は扉絵は意味のない元彼女とその彼氏よりも友人の妹と先生にしておくべきだった。どこか古風なファンタジーがどう進んでいくのか、必見ですね。面白かった!
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史
なんか面倒臭い人が増えてきたし、チャンスだから頂に立ってみようか。
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史
蹴散らして得る。
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史
戦って勝つ。戦って分かち合う。戦って呪い合う。
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史
中々の世界観。幸せな幼少期から耐え忍ぶ成長期。そして理不尽に巻き込まれながらも、しかし運命と出会う。いいじゃないですかとても。もう少しガッツリ世界観や背景について描かれたらもっともっと楽しめる。だからこそ続きを読みたいなあ。好きですねえ。
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史
すごく好きなストーリー。しかしダイジェスト過ぎるのが大きな欠点か。悪意と陰謀によって国を奪われたお姫様が、素質を開眼させて、苦しむ人々を救済していく。そして最後に返り咲く。中々の王道でございましょう。だからこそ、一つ一つの国々でみっちりきっちりして欲しかったなあと。同じレーベルからそういう話出てましたからね。一巻で終わる良さもあるけれども、やはり英傑譚は濃く味わいたい。でも悪くはない。
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史
打算と妥協が合わさって、運命に変わる。それは純粋だったから交じることができたのだろう。そして交ざってしまえば、より多くの人々を幸福に導くだろう。トキメキは薄いけれども、だからこそ尊いロマンスに読めますね。もうちょっとドラマチックでも良い気がするけども、その落ち着いた雰囲気もまた美味かな。好きですねえ
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史
たしかに動画時代の構成かな。基本的にシナリオ形式ですし。内容としてはホラーでありミステリーでありサスペンス。あとおなじみの因習。「一番怖いのは人間」とか「やっぱり田舎は……」というありがちな作風ではなく、淡々と究明し解決していく。唐突なアクションやリアクション芸とかもありません(そこらへんが映像作品ではなく動画だなと思う部分)。世間的には派手ではないことはマイナスなのではと思う気もしないが、しかし受けているということはそうではないのだろう。個人的はこの話みたいな大袈裟にしないホラーが増えて欲しいかな。
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史
闇土地の底をぶちのめせ。
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史
おそらくこれが二十一世紀(あるいは2020年)代的な私小説の形なのでしょう。現実と虚構が交わり、リアリティとフィクションが曖昧になっていく。すなわち今の判別のつかない時代になったからこそ、私小説のあやふやで曖昧な部分にも現実が感じ取れるようになったのではないと。ゲームと現実を同じリプレイ小説に描いてしまうともいえるか。ともかくそれが今の時代の私小説なんだろうなと思いました。
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史
痛みや苦しみに苛まれて余命幾ばくなきにせよ、それでも生きている。その抗えようもない時もまた生であろうか。そして物語であろうか。人間とAIが密接に関わる未来の世界においても、変貌し得ないものと、予期せぬことは存在する。絶望と諦観の中で彼女はなにを思うのか。SFは不得手なジャンルだけども、この本は人間の生命についてが軸であるということはわかる。だからこそ、その人間の重みがとても味わい深いものであろうか。
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史
小説を読む醍醐味が詰まっている本。小説じゃないのも混じっているように見えるけども、おそらくそれも、また小説か。表題作は国語テストのどこか不合理さをここまでコメディにできるんだぁと感嘆してしまいますね。長嶋茂雄節もまた再現率が高くて脳内再生されますね。(でも第2次監督世代のあたし世代が最後の楽しめる世代か)。そして最後のリレー小説話はある種のおなじみで、もしかしたら先駆者なのかしら? と思えるくらいにシッチャカメッチャカである。他の話も味わい深いところが当然あります。いやぁ、読書って良いものですねえ。
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史
可愛い弟子たちと再会して、お友達ができました。
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史
目に見えないもの、目に見えるもの。どちらも正しく、どちらも騙す。愛しているから呪われるというのが魅力的。願わくは二人に永遠の愛を。好きですねえ。
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史
優しさに満ち溢れている。実家関連がちょっとお馴染みすぎるけども、そこはあまり重要ではないのです。人間誰しも後悔を持っている。それは氷のように硬く冷たいものである。だから彼女は溶かすのだ。溶かして、暖かさで最期の時を待つのだ。正直なもうちょっとスパンがあれば弟くんの方がよりロマンス。でもまあ短編なら仕方あるまい。好きですねえ。
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史
なんというか、男がどいつもこいつも言葉足らず。三人もいて三人とも主人公を心配しているようで自分のエゴを押し付けようとしている。それも含めて、全体的に旧世代的価値観に満ちている。こんなあの世では窮屈で仕方がない。
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史
変わった形の転生。なんだけれども、あんまりその要素は差別化されてないようにも思える。しかしながら、どこか昼ドラ地味たものと大いなる陰謀が関わっているのは味わい深いものがある。悪くない。
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史
これはもう一周して悪役令嬢ですね。傾国の美女ですよ。笑っちゃいますよ。よくある悪役令嬢ものではあるけども、ここまでやるとむしろ清々しい。というか狂気に近いものがある。コメディのフリしたおどろおどろしいものとして読むのが吉。
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史
ご飯を美味しく食べる少女は素敵かな。ジャンルとしてはシンデレラストーリーであり、追放ものであるものの、一筋縄ではないかない情勢というのは実に興味深い。じっくりじっくりロマンスの味付けが増えていくのよし。好きですねえ。
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史
絵とタイトルは良いですね。内容? うーん……。話の流れ自体はそこまで変だと思わないんですけれども、なにせ軽い。それでいて一応発端が発端なのでダークヒーローにしたいんだなってこともわかるんですが、そこに鬱屈したものや痛々しさがない。それが軽いなって思うところ。中二病邪気眼成分が薄いというか、恥ずかしがってやっているような感じ。だったら生真面目でどこか報われないけど曲がったことが嫌いなヒーロー路線の方が良かったのではないか。先駆者や先発作品よりも優先して読むものではない。なんとも。
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史
戦記物語。泥のにおいがたまらない。悪くない。
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史
これは現代ではなくサイバーパンク的な世界観ですね。雑踏と夜闇が軸の話。あまりダンジョン要素はないけれども、うっすらとしたハードボイルドものに属するのかもしれない。悪くない。
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史
悪魔公女ではなく、悪魔聖女か。一癖も二癖もある転生(記憶だけ?)をしてしまった少女が、強大ななにかになっていく。それよりも、束縛激しい獣と子弟であり子でもあろう小さな悪魔たちのこれからこそが必見か。好きですねえ。
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史
現代ダンジョンファンタジー。ある意味として、覇道なのかもしれない。あるいは邪道か。なんか知らないけども家の庭にダンジョンができて、朝の日課にしていたら、強くなっていた。無自覚系っちゃ無自覚なんだけれども、どこか報われない。(けどそのことをあとがきで書いてしまうのはナンセンス)そこは結局大望なき行動の結果なのかもしれませんね。夢なき欲。これが大いなる欲望になったら、彼は英傑になれるかな。悪くない。けども現代ダンジョンものは打ちきりになることが多くて……。
が「ナイス!」と言っています。
史
ポストアポカリプス&ディストピアか。一番の悪であったはずの破壊神が蘇って、また世界一悪い男を目指す話。敵がモヒカンっぽいのご多いのはご愛嬌。悪くない。
が「ナイス!」と言っています。
史
ちょっとぬるい。絵は良いけれども、どこかこう、必死な世界であるのに、あまりにも根幹が緩いように思える。それが悪いことではないけども、もう少し締まって格好つけた話の方が好みの味付けだったなあと。ある意味として、わかりやすい噛ませ犬的な敵がいないと緊張感は皆無になってしまうという例なのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
史
手堅い現代ダンジョンファンタジー。主人公が優しいし調子に乗らないというのが今世代のウェブ小説か。悪くない。だけど現代ダンジョンものは打ちきりになることが多くて……。
が「ナイス!」と言っています。
史
バカミス系でありながらもすごく丁寧なファンノベルではある。普通に楽しく読める。しかしそれで良いのかと思うものの、いやでもそれこそみんな求めているのだろう。こういう路線の二次創作はキン肉マンに限らず増えてもいいんじゃないかな?
が「ナイス!」と言っています。
史
死ぬのはいつも女子どもばかり、たまには男も死んでほしい(定型句)。童貞臭い男が主役のダンジョンファンタジーで、まああとがきがで書かれている通り影響元がよくわかります。ぶっちゃけ筋がある中で捻りを入れる必要性はよくわからない。それによって次の人間が唐突に出てきましたからね。このページ数ならば受付嬢&師匠(どっちか一人でよくない? 設定的に)よりもそっちの絡みを先出しして絡めて欲しかった。うーん。まあ感動好きなら合うとは思いますが、あたしはそうではないので、続巻を読むことはないでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
史
なんかいいですね。最強系はこういう主人公に回りくどさがないタイプ増えてますね。クドさがないからある種の時代劇の主役らしい爽快感と清々しさがあります。それをあたしは勝手にウェブ小説第4世代(第5かもしれない)と言おうかな。文章や展開も含めて色々と柔らかすぎるかなとも思うけれども、まあこういうのはこういうので良いのです。悪くない。
が「ナイス!」と言っています。
史
ホラーであり、ミステリーであり。慣れていると主人公側のソレがなんとなく予測できてしまうのが欠点かな。まあライトノベルでは珍しい形なのでそれで良いと思いますが。バーチャルな話というよりファンタジーという感じもする(ホラーはファンタジーか)。まあ(某非ラノベのホラーレーベルみたいな)なんでもかんでもムナクソとか人類滅亡エンドにしたがる作品ではないので、そこそこは楽しめるか。悪くない。
が「ナイス!」と言っています。
史
タイトルよりも内容には硬さがある。それは緩さを求めている人にとっては少しだけズレがあるのかも。だからといって硬派なわけもなく。もう少しスマートさがあれば好みの味付けだったかなあと。まあでもこんなもんでしょう。はい。
が「ナイス!」と言っています。
史
程よく温く、しかし優しさがある。実は強いすっとぼけ系はどうしてもクドさがあることが多いのですが、この話はそもそも知らないということから始まり、家族を愛しているというところが良いかな。流行りの最強系の一つと言ってしまえばそうだけれども、その作品でしか味わえないこだわりがあるのであれば、その既視感は決して悪いものではないのです。好きですねえ。
が「ナイス!」と言っています。
史
アヒルと義母の挿絵がないのはマイナス点。というより、家族が軸であるならばやはり抑えてほしかったところ。無い様はまあ、ほんのちょっぴりロマンスで、あとはまったりな空気。薄味といえばそうなんだろうけども、でもそれもまたよし。好きですねえ。
が「ナイス!」と言っています。
史
この物語における『悪』とは『圧倒的な強さ』と『カリスマ』であろうか。抗えないその魅力は、どうしたって人を狂わせる。そこで嫉妬してしまえば悪になる。なぜなら見えているのにそこに辿りつけないから。逆に言えば、その山を良く知れば魅了され、好いていく。英雄と悪漢は表裏一体ということでありましょう。即ち残虐て厭味ったらしいだけが悪ではないのです。この作家さんがその造形を意図しているのかどうかはわかりませんが、ともかく続きが気になる物語でございます。面白かった!
が「ナイス!」と言っています。
史
おそらく主人公は初日からなにかに乗っ取られていたのではないかな? ダメかなそういう解釈。00年代以降によく見られる草食系というか、諦観主義の主人公が、色々なことに精神を惑わされながらも、なんやかんやでサバイバルでパニックな時間を生きていく。マッチョイズムやヒロイズムが他人にあるのがこの後ろ向き青春の特徴か。これがオタクの倉石君と主人公と彼女の三人であるならば、精神世界中心ではなかっただろう。となると、ヒロイズムの彼があの時に生まれたのか? という解釈どうでしょうか。とまあ、カジュアルや俗に楽しめる本です。
しゅがぁ
2023/07/04 03:47

面白いと思います。少なくとも主人公は何かしらの仕方で病んでいる。

が「ナイス!」と言っています。
史
死なない身体を持ってしまった魔女が、前向きになって死を探す。ただ傍観者のように生きていると彼女は嘆いているけれども、彼女に接した人々は決して彼女を忘れない。だからこそ悲壮感より暖かみを味わえるのだ。不老不死の病と旅物語、そして魔女。色々な先駆者たちの作品が否応なしに浮かんできますが、それもまた、どこか居心地よいものだと思います。2020年代初のライトノベル旅物語の作品になれる可能性を秘めている。これからも期待しましょう。面白かった!
が「ナイス!」と言っています。
史
一番怖いのは打ち切りなのがライトノベルゾンビもの。その二巻。新たなる仲間と新たなる埒外。そして抑えきれる大欲。
が「ナイス!」と言っています。
史
子どもだって一人の人間である。というあたり前のことさえ認知されていなかった話。そのどうしょうもない世界に、兄弟であるから立ち向かえたのかもしれない。厳しく息苦しい話であるものの、その爆発と消火は間違いなく救いであろう。なかなか染みる物語でございます。
が「ナイス!」と言っています。
史
ヤンキー的な物語ですねこれ。まあほら、漫画ではよくありますから、それですよ。ええ。それにまあ、ちょっとこう、ライトノベル的なヒロインを混ぜた感じでありましょうかね。ええ。まあフィクションですから、リアリティというものはそこまで重要ではありません。でもまあ、なんかこうしっくり来ないのは、結局挿絵的な部分。あるいはライトノベルの流行と見せかけた作風であるというところなんですかね。緩い話だとは思うけども、棘があるみたいな。その外しがあたしには合わなかったということで。続巻を読むことはないでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
史
誰かの故郷。
が「ナイス!」と言っています。
史
国の中心でまわるまわるまわる。
が「ナイス!」と言っています。
史
ただ満たすだけではなく、満たされる日々を生きるために、彼女は手を差し伸べる。
が「ナイス!」と言っています。
史
元々翻訳や文豪名作と相性が悪い(絶対に面白いと思わなければならない、あるいはなにかを得なければならないというプレッシャーのため)のですが、まあ、読書素人が読むべき本ではないことは確かである。ふりがなも少ないですし。そんな中で『貧民を撲殺しよう』というとんでもないタイトルと内容が唐突に現れて、うーむ。全体的に感嘆符の多さからかアッパーな話が多い印象。正しく読めているかはまったくわかりません。
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史
日本では疎遠であるも中華の歴史では中々の影響力を持っている、五胡十六国時代、北朝を中心にしたお話。択伐鮮卑らの騎馬民族の単純な漢化ではなく、利便性や大義など複雑な要素が絡んだ上での中華王朝か。三国晋以前からの繋がり、そして隋唐へ繋がっていくこと。歴史の醍醐味でありましょうか。読みやすさも相まって中々の歴史本でございます。
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読書データ

プロフィール

登録日
2011/03/11(4864日経過)
記録初日
2015/08/03(3258日経過)
読んだ本
6363冊(1日平均1.95冊)
読んだページ
1838147ページ(1日平均564ページ)
感想・レビュー
4598件(投稿率72.3%)
本棚
6棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://seesaawiki.jp/d-datsuwwe-undead/
自己紹介

相性の悪い本、拒絶をしてしまう本のことも書く。だからその分、面白かった本、好きな本もそれ以上に熱意を込めるんだ。

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