上司のおすすめ本だったので、拝読。こんなの読んだら怖くて家買えない。実際に地面師って存在するんだもんな····本で味合えば十分な世界観。ドラマで見たらより面白そう。

上司のおすすめ本だったので、拝読。こんなの読んだら怖くて家買えない。実際に地面師って存在するんだもんな····本で味合えば十分な世界観。ドラマで見たらより面白そう。

学生以来の再読本。中学生って本当に難しい年頃ではあるけれども、とても多感で大切な時期でもあるのだなと再認識する。反発心と正義感の間で揺れ動き、きっかけひとつで正にも悪にもなってしまう。そんな危うい生徒の前にふらりと現れ、大切なことだけを伝えるために色々な学校を渡り歩く村内先生、かっこいいな。辛い描写が続くのに前向きになれる素敵な本である。

今年の読書目標のうちのひとつは源氏物語を読む。理由は高校の時の古典の先生が、生涯で一度は全文を読んでみてもいいのではと言っていたのが印象的であったから。十数年の時を経てようやく読む気に。現代語訳に角田さんを選んだのは私にとって文章レベルが丁度よく読みやすそうであったから。 感想····小説として手に取ると、色々と光の君に物を申したくなったり、つまらないかと。当時の貴族文化や皇族政治を垣間見るスタンスで読むとそれなりに興味深く読める。他の本も嗜みつつ、今年中に8巻読了するぞ。