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2024年3月の読書メーターまとめ

LUNE MER
読んだ本
22
読んだページ
7216ページ
感想・レビュー
21
ナイス
575ナイス

2024年3月に読んだ本
22

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

LUNE MER
ヒロイン成瀬と同級生の女子2人が(物語のキャラとして)実に魅力的であり、ストーリーもかなり勢いがあって一気に最終話まで読まされた感じ。一冊ずつ読み進めるよりもある程度シリーズの冊数が積み上がったところで一気にまとめ読みしたら気持ち良さそうな作品。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

LUNE MER

蔵書にはビニールカバーをかけて汚れや(もともと付いている)カバーの折れ曲がり等を防ぐようにしているのだけど、通常の文庫本サイズのビニールカバーでは高さの足りないハヤカワ文庫…。思い切ってハヤカワ文庫サイズ(というサイズがあったことに感激やら驚愕やら…)のビニールカバーを購入したものの、100枚単位…。当面使い切らんなぁ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
21

LUNE MER
「ぬるま湯」という表現がまさにしっくりくる感覚。読者によってはこの空気を楽しめる人もいれば焦燥感に襲われる人もいると思う。本書で描かれた女性のこういうやつって男性の場合は何になるのだろう?
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
ラストに至り、ようやくこのシリーズの物語が動き始めたという興奮。前作の主人公であった高里の消息にも少し言及があり、続きを読まずにはいられなくさせる巧みさ。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
さて、予備知識ゼロで読み進める十二国記。突如異世界に放り込まれたヒロイン・陽子と同様に、十二国の世界観も用語も何もかも分からない状態で周囲に置いてけぼりにされる困惑を共有しながらの読書はなかなか楽しい。「一体彼らはどの言語で会話しているのだろう?」という興醒めな疑問にすらきちんと設定を置いて対応してくるという世界観の手厚さに感動。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
本編でのサブキャラでありながら主人公並みの人気を獲得してしまったいぶし銀・何森刑事のスピンオフ短編集。事件の加害者のなってしまった側の視点で人情味溢れるテイストの強めのお話が好きな方は本書も好きそう。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
ヒロイン成瀬と同級生の女子2人が(物語のキャラとして)実に魅力的であり、ストーリーもかなり勢いがあって一気に最終話まで読まされた感じ。一冊ずつ読み進めるよりもある程度シリーズの冊数が積み上がったところで一気にまとめ読みしたら気持ち良さそうな作品。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
玉の井について最近興味を持ってあれこれ調べている中で存在を知った本作。永井荷風の作品を読むのはこれが初めて。直接的には戦禍で失われたかつての玉の井の色街。たとえ消失しなかったとしても時代の流れとともに失われていく運命にはあったろうと思うが、本作の中では永遠の風景として鮮明に描かれている。実際に足繁く荷風が玉の井に通う中でおそらくモデルが実在したであろうお雪の艶かしい存在感。短い作品だが妙に存在感のある小説。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
2000年頃の就職氷河期にタイミングが重なってしまったことで人生設計が狂ったと感じながら20年もがいた主人公がタイムリープしてまた人生をやり直すというストーリー。向こう20年間の出来事を知っているというアドバンテージがあるにも関わらず2週目の人生でも別ルートでまた苦難の中でもがいたり、ほんの少しだけ人生をブラッシュアップ出来たり。設定こそ最近よく見るものではあるが、2週目の人生の展開やラストはなかなか新鮮で面白かった。
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LUNE MER
いよいよ十二国記に手を出すことに。本シリーズに対する予備知識ゼロの状態で今から船出できるのは多分恵まれた状況なのだと思う。
ゆみこ
2024/03/15 16:32

100までお教えしましょうか?

LUNE MER
2024/03/16 00:06

ダメ、絶対。よちよち歩きを見守るのです笑

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LUNE MER
定年間近のいぶし銀・何森を主役としたスピンオフの第二作。ドラマの影響で脳内では遠藤憲一と松本若菜のタッグにビジュアル変換されてしまうのだが(…あれ?この二人って今の月9では夫婦役…)、しっくりくる世界観。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
ドラマから入ってのだが、ドラマ化にあたってかなりアレンジが入っていることが分かる。ドラマのノベライズ感覚では読まない方がよいかも。ラストでは「この後の2人の関係はどうなるんだろう?」と少し期待させる余韻を残すわけだが、冒頭で壮大に著者本人が現況報告(ある意味ネタバレ)をしているので、実現しなかった世界線に思いを馳せてしまう。
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LUNE MER
玉の井バラバラ事件、というフレーズがおそらく人生で初めて「玉の井」という名称を目にしたところ。その後、街並みと所在地のイメージを漠然と持ち続けていた地なのだが、本書によりかなり鮮明に補完することが出来た。先日、鳩の街商店街を散策したばかりなのだが、先に本書を読んでいればかつての玉の井エリアまで足を伸ばすことも出来たのに…。また行こ。
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LUNE MER
コロナ禍での日常を描いた作品を含む短編集。パンデミックは100年周期くらいで発生しているわけだが、自分たちの世代では初めて直面した事態であり、当時の不安感や過剰に反応する人に対して自分も少し抱いていたうんざり感を含めて様々な感情が蘇った。読書を通じた他者の人生の擬似体験、というのが僕が金原ひとみ作品に求めるものであり、本書でもその本望がしっかり遂げられた。
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LUNE MER
今となっては史跡もなく、現地での案内板すらない浅草弾左衛門屋敷の跡地。それでも現地の散策をしてみたいというときに本書はこれ以上にないガイドブックとなろう。先日も浅草橋駅〜向島を散策したが、本書で知ることのできた予備知識のお陰で何気ない風景の中にも空気を(勝手にかもしれないけど)感じ取ることができて、かなり充実したひとときだった。
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LUNE MER
高校までの化学は暗記科目のイメージが強いと感じており、その理由は物理に比べるとこれはこれ、それはそれ感が多い気がするから。でも実際はそんなことはなく、本書で説明されている量子化学の視点に立てば広い範囲のことが統一的に説明可能になるわけで。とはいえ、これを高校の内容に取り入れたとしても難しすぎるわけで…。化学は好きなんだけど教科書だと説明が中途半端でその先こそ知りたい!という意欲的な高校生に是非とも薦めたい一冊。大学ではこういうことを勉強出来るんだぜ?✨という先輩からのメッセージの意も込めて。
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LUNE MER
全20巻にわたる長編物語のダイジェスト。源氏物語でも本作への言及があり、どんな中身なのか少し気になっていた。一子相伝で秘琴を伝える一族(無理矢理だけどなんだかジョースターっぽい!)の物語と藤原氏との皇位争奪戦という二つのテーマが無理矢理絡み合ったストーリー展開はなかなか面白い。ラストの秘琴伝授達成のシーン(奏法が神懸かり過ぎて天候までも操るロギア系)の盛り上がり方は源氏物語にはないテイスト。紫式部も本作を愛読して源氏物語へも投影したであろうシーンもいくつかあり、満足。
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LUNE MER
今回は会社がらみの騒動はなく、結婚に向けての森若さんと太陽の小競り合い(?)がメイン。恋人関係から婚約関係に変わった途端に気づかされるあれこれに共感出来るところも多々。本編であまり活躍できなかったせいか、真夕視点のエピソードはいつもより長めで、彼女の迷走っぷりも面白い。山崎、鎌田の自作での動向が気になる。
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LUNE MER
「共感する!」という人から「不愉快になって壁に投げつけた」という人まで、色々な反応に分かれそうな一冊。
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LUNE MER
和泉式部の生涯を描いた小説というだけでも珍しい一冊。大河ドラマ「光る君へ」など、紫式部を中心として描かれた当時の政治や宮廷サロンとはまたひと味異なる、和泉式中心のそれ。和泉式部日記では描かれていないそれ以前やそれ以後の彼女の生涯、「望月の」を詠んだ絶頂時から後の道長なども。出てこないかなぁ、大河。
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LUNE MER
現実に発生したあの事件をモチーフにしたことを疑いようのない大量殺人を、加害者目線から描く衝撃的な冒頭。これを無罪に持ち込むという不可能をいかに実現するのか?今回の御子柴の手腕を追いかけてつつ、一方で今回の被告人は御子柴とどのような繋がりがあるのかという謎も気になりつつ。「依頼人の利益」とは何であるかというそもそものところを実践したともとれる今回の御子柴。こういう落とし所もあるのかと意外性を突かれたラスト。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
「神作家・紫式部のありえない日々」を読んでいたら無性に読み返したくなり再読。執筆当時の、宮中の愛読者達が我も我もと源氏物語を回し読みし、写本が作られては拡散され、続きはまだかまだかとこぞって待ち焦がれていた様子を想像しながら読むとさらに面白い。腐女子目線に毒されて読んでみると、確かに頭中将→光源氏が違和感なく解釈出来てマジかよと思う。
が「ナイス!」と言っています。
LUNE MER
容姿にコンプレックスを抱く老作家が同性愛者の美青年を操って自分を虚仮にした女性達に復讐していく、というアウトラインで速攻心を掴まれた。少なくともハッピーエンドになることだけは絶対なかろうと思いながら到達したラストは個人的には裏をかかれた感じ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/03/18(1867日経過)
記録初日
2019/02/19(1894日経過)
読んだ本
3318冊(1日平均1.75冊)
読んだページ
1031471ページ(1日平均544ページ)
感想・レビュー
2140件(投稿率64.5%)
本棚
45棚
性別
年齢
45歳
血液型
A型
現住所
埼玉県
外部サイト
自己紹介

ミステリ、数学、プログレ、寺社・史跡巡りで精神がリフレッシュされるタイプ。あと、多分ally。

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