まったく容赦のない小説だったなあ。登場人物多くが過去に過ちを持ち、懸命に生きている。その姿に胸を打たれつつ、読んでいて苦しかった。苦難に立ち向かう少女の姿は、痛々しくも雄々しい。幸あれかし。

まったく容赦のない小説だったなあ。登場人物多くが過去に過ちを持ち、懸命に生きている。その姿に胸を打たれつつ、読んでいて苦しかった。苦難に立ち向かう少女の姿は、痛々しくも雄々しい。幸あれかし。

大昔、マンガ少年の連載で読んだのを思い出した。今となっては素直なシュールさで、なんだか懐かしい感じ。

この話のようにバイオリンに魂があったなら、ワシのバイオリンはきっと呆れてるだろうな。もっとちゃんと練習せえよって。は～い。見捨てないで〜

突然禿げてしまった若侍の、数奇な運命。池上正太郎は、ホント職人だよねえ。

終末期の地球で愛を語る。なんか読んでて辛かったです。

宗教を集団をまとめるシステムとして捉え、石器時代から現代までの宗教の変転を考察していく。時代が前後して読みにくかったが、なかなか面白かった。確かにシステムとして考えると、宗教の違いが争いの焦点になることも、ある程度納得させられるのは確かである。