形式:単行本
出版社:新潮社
形式:Kindle版
形式:文庫
鉄之助さん。読めて良かったです(・∀・)『緋の河』も余韻のあるうちに。また教えてください。
空猫さん、良かったですよね。桜木紫乃さんの作品の完成度の高さに感服です。
猫ぴょんさん、壮絶ですよね。そこまでして…と。私にあれは付いてないのに何故か痛みを感じるのでした😖
おはようございます✨mikeさん☺️ホントに痛み感じちゃいますよね😫その後のトイレ事情もツライです。自分には絶対無理😫
友人巴静香の不慮の死、「女優」になるために小劇場の舞台出演から映画出演につながる展開が面白かったが、心身が痛くなる描写が続き、非常に刺激的な読者時間。「あたしは自分部の部長なんだ。秀男を鼓舞するのも秀男ひとりだった。」桜木紫乃さんのうまさに終始唸りっぱなしだった。
んでもって、この流れだと第3弾あるよね?
週末、太陽の塔を見に行った。太陽の塔は、祭そのものだ。非日常で、異質で、見ているだけでたまらなく高揚して口角が上がる。祭を去るのは、名残惜しくて寂しい。でも、いつだって鮮明に思い返せるような密度で華やかにそこにある。カーニバル真子という存在も、同じく、祭そのものだ。個別具体的な存在から始まったカーニバル真子という存在は、次第に個人から離れていき、名前と印象が一人歩きしてパブリックな物と化す。
「あらやだ」なんてにっこり笑って、その虚像を飾り付けて、面白がって、人目にさらして、時には人形みたいに投げやりに傷付けてみたりする、秀男。自分で自分を生んだ人。モロッコでペニスを切り落としたことに始まり、「あたしじゃないところ」は、涙までもすべて、切り落としてしまう人。こんなに明るくて、こんなに寂しい、人。「あたしは、あたしの本物にならなくちゃ」「あたしはカーニバル真子だから、出来ないことなんてないんだよ。好きに生きるためなら、なんだってする。あたしがあたしでいられるなら、どんなことだってやれるのさ」
この作品気になってたんですけど二部作なんですね。まず一部を読まないとかぁ🙄
れにさん コメントありがとうございます。『緋の河』が一部なので、そちらから読むかたちになります。どちらも素敵な作品でおすすめです。
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