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ツバキ文具店

感想・レビュー
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dimple0809
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舞台は鎌倉。主人公鳩子は文具店の傍ら代筆業を営む。歴史と趣きある土地で1人先代からの仕事を引き継いでいる。ストーリーはゆっくりと流れ心地よい。作中の文具や紙は実際手にして使ってみたいと思わせられ、検索してみたり。 もっと早く気づけばという事もあるが、世の中そんなに上手くいかない事の方が多いかもしれない。 手書きの手紙は手間もかかるがやはり気持ちが乗るなと思いました。 最後は温かな風景が目に浮かぶような大円団です。
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ミキ
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キラキラ、キラキラ、キラキラ、キラキラ。
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香澄
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ポッポちゃんが最後に先代と向き合えてよかった。中途半端な別れは大切な人であるほど前に進めない。私も昨年大好きだった祖母を亡くしたが、施設に入ってからの2年は沢山の手紙を書いた。時には週に3回ほど、私の生活のことや仕事のこと、娘のことなどを手紙に書いて伝えていた。祖母は元気だった頃、事あるごとに私に手紙を書いてくれたからだ。祖母に目一杯伝えたいことを伝えられたから別れは悲しくなかった。私にとって手紙はきちんとお別れをする手段だった。ツバキ文具店を読んでまた誰かに手紙を書きたくなった。
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もとこ
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ネタバレ鎌倉に行きたくなったら読む本。読んだら必ず鎌倉に行きたくなる本。 バーバラ夫人が大好きで、文章だけで読んでいると本当にかわいらしく若々しくて、お花見のシーンでそうかおばあちゃんだったんだっけと気付く。 冬の、亡くなったお父さんからお母さんへの手紙の依頼の話でうるうる。 作中に出てくるおいなりやさん、先日覗いたら営業していないようだった。残念…。
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把瀬紬
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とても質量の多い文章だった。先代から代筆屋を引き継いだ主人公。多分20代後半から30代の学生時代を経て、大人になって、誰か身内を喪ったことのある人には響く内容じゃないかと思う。主人公の書く手紙が、本の中で出てくるのですが、それがとても良い。取り巻く周りの人物も魅力的だし、絶妙な距離感!!!時々出てくる風習も、勉強になるなぁ、と。
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源シタゴウ
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audibleにて 多部未華子のナレーションと言うこともあるが、爽やかな薫風が吹き抜けるような読後感を覚えた。この人は表現が平易だけれども、だからこそ胸に染み入るし、腑に落ちる。自分が書くときに真似したくなるような比喩表現(鍋の底の汚れをそぎ落とすようにとか)などが多い。鎌倉の文具店も代書屋も現実的に考えれば厳しいだろうなあとは思うものの、そういう生活臭を感じさせないところも良さなのだろう。
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at
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鎌倉案内
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いとあ
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相手を思いながら紙やペンを選び、 相手を思いながら言葉を紡ぐ。 相手を思いながら切手を貼り、 もう届いたかな?と、思いを馳せる喜び。 あぁ、誰かに手紙を書きたくなっちゃうなぁ。
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k
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ネタバレ好きな本 舞台鎌倉で知ってる土地名が出てきて楽しかったのと、時間の流れがゆっくりな雰囲気、主軸は言葉で、後悔を暖かい気持ちに変えてくれる感覚がした
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おひるね
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言葉選びがとても優しくて綺麗だった。空気感が透き通っていて、ゆったりとした気持ちになれる話だった。久しぶりに、誰かに自分の字で手紙を書きたくなった。内容や相手によって紙から何からを、時間をかけて選んでみたい。字は本人と共に老いてゆくもの、というフレーズが印象に残り、すっと胸に落ちてきた。男爵とパンティーのくだりに驚いていたら、その後の主人公のくだりが急展開でちょっと振り落とされてしまったかも。❯❯ Audible
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くりちゃん
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舞台は鎌倉、代書屋を営む鳩子に恋文 絶縁状 礼状 お悔み 様々な代書が持ち込まれそれに対応する便箋封筒封印最後に内容に相応しい切手 手紙一つとっても決まり事がある物だ。鉛筆から始まり、ペン先にインクを含ませて書いたりパーカー万年筆ついにボールペンへと変化したのを思い出した。隣接するバーバラ婦人 パンティー QPちゃん 男爵達との交流が鎌倉の風土に良く馴染んで温かい。一気に読んで幸せの予感を感じました。
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鴨ねぎ
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帯に朝ドラの表記、あったかなぁ、代筆屋?。読んでたら記憶が戻ってきた。今はネット時代、高速に内容は伝わるけどアナログも大事。うなぎが焼けるまで近くで時間をつぶすのもいいなぁ。美味しいもの前に「◯だけ食べろ」なんて、にくいなぁ。タイムスリップした感じ、小川さんの作品はやっぱりいいとこおさえてるなぁ、寅さんの映画作品が頭をよぎった、楽しめた作品です。 名前と先生で「パンティー」(帆子先生→帆+ティチャー→ハン+ティー=パンティー)にびっくり、下ネタ小説?ではありません。
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skm
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鎌倉の代書屋(不勉強で、この職種について全く知らなかった)を舞台にさまざまな人々が織りなす物語。人間関係の良いところや悪いところを手紙を通して描き出していた。手書きの手紙を書かなくなって久しいが、こういうコミュニケーションもよいものだ。
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satton
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多部未華子さんの朗読で。ドラマ版でも鳩子さんを演じていたというだけあって、雰囲気がぴったり合っている。 最近は年賀状すら書かなくなってしまった自分としては、代書屋という仕事はなかなか新鮮だった。筆記具、字体、便箋、封筒、切手に至るまで、手紙の内容に合わせて細やかに気を配る繊細な作業。鎌倉という舞台も良かった。
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nemuo
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代書屋を舞台にした優しいお話。鎌倉の静かな情景が心地よい。主人公の鳩子は亡き先代を意識しつつ少しずつ代書屋としても成長していく。代書って文章考えるのも含めて代わりに書くものなんだな。絶縁状や天国からの手紙など作中に出てくる手紙の文面もなかなか面白い。メールだけじゃなくたまには手紙もいいかもね。
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snow0819115
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いい本だった。そのうち続きも読もうかな
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チョコ
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ネタバレ手紙の書き方、今更ながら知りました。 もう随分と手紙を書いていないな、と思ったり。反抗して仲違いをしているうちに育ててくれた人が亡くなり、感謝の気持ちを伝えたり謝ることもできなかった鳩子。周りの人達、バーバラ婦人や男爵、パンティ、QPちゃんとのやりとりがほっこりして、最後自分の字で手紙を書けてよかった。鎌倉には大人になってから行ったことがないけど、今度行ってみようかな。
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ちーすけ3号
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気軽な気持ちで読み始めたのですが、どハマリしました とても好きな空気感、代筆業とそこに真摯に向き合うポッポちゃんの熱量、登場人物の愛らしさ、何もかも、私の好みが多すぎて、読んでいる間、幸せな時間を過ごさせてもらいました バーバラ婦人、QPちゃん、パンティー、男爵などなど、個性的で、みんなみんな大好きになりました 文庫本で読みましたが、ページ下のパラパラ漫画も可愛いかったです
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かっちゃん
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代書屋という仕事をこの本で初めて知りました。様々な 依頼を素晴らしい方法で解決していく姿や愛しい鎌倉の人々との関わりにほっこりしました。
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まんむー
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海外を放浪し、1年前に鎌倉に帰ってきたポッポちゃん。先代と呼んでいる実の祖母に育てられたけど、祖母の厳しさに反抗していた。打ち解けられないまま祖母は亡くなったが、祖母のやっていた文具店と代書屋を引き継ぐ。ポッポちゃんの代書屋さん、いろいろ考え、その人になりきって文章を書く。文章だけでなく、書く紙、筆記具、封筒、果ては切手まで細部に至るまで、こんなに真剣に取り組んでいるんです。緩やかに流れる四季と鎌倉の風景とおいしいもの堪能しました。もちろん、鳩サブレー食べながら読みましたよ。
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たくぴー
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個人的には1番好きな本。代書屋というと行政書士って気もしますが、主人の鳩子が、手紙の代書を請け負って離婚の報告や借金の謝絶状、絶縁状の代書をしながら、近所の人たちとの交流の中で自分の過去とも向き合う話。様々な文房具が登場して文房具好きとしては読んでいるだけでワクワクする。
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K H
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鎌倉の情緒ある、鎌倉に住んでいる人の目線で見ることができて、情景が頭に浮かんで良かったです。そしていい人達に囲まれて、特にバーバラ夫人が好きです あんな風に毎日楽しく年をとってお茶目に年をとって言ったら行けたらいいなぁって思います
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もことり
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本の中ポッポちゃんの手紙を読むたびに手紙書きたいなーという気持ちになった。誰に書こうかな。びっくりするだろうな。手紙の力をわかっているので、そして私も微妙な年齢なのでもらった人は深読みしたりするかな。笑
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氷砂糖
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Audibleにて。以前、NHKでドラマ化されたときに見ていて面白かったので、そのときに原作本にも手を伸ばしたのだが途中で挫折してしまっていた。今回、ナレーターがドラマで鳩子を演じた多部未華子さんと知り、耳読書ならいいかもと聴いてみたら大当たり。優しい語り口で紡がれる鎌倉での物語にはとても心が洗われた。ただ1点だけ残念だったのは、作中で代書した手紙が単行本には挿絵として収録されていたのにAudibleには無かったこと。それがあればより一層良かったな。
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時折どっと読むひと
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小川糸さん大好きなのでずっと気になっていたけど、なかなか巡り会えずやっと借りた本。素敵すぎてこの先のシリーズ読むのも楽しみになった✒️ 主人公は人との繋がりを多く持っていないけど、『足るを知る』という感じでいい。文字に心を乗せるお仕事、深い。私も手紙を書いたり貰ったりするのが好きだから、話の題材から好きだし、個性的で不器用で優しい登場人物たちも好きだし、文と文の合間に書いた手紙が挟まるのも好き。物語の面白さが増してる。絶縁状結構好き。 あと、小川糸さんの描く不器用な親子、やっぱり好きだなあ...
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ぶっこぐ
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audibleにて。 何事も起こらない系の小説は好みじゃないので期待値は低かったのだが、文具や代筆業など知らないことが色々と出てきて興味深く読めた。 普段文字を書くことは一切ないが、万年筆とかを買って文字を書いてみたくなった。
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moritokito
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(Audible)鎌倉いいな、住んでみたいなって思わせてくれる。 みんな人間味があって優しい世界だった。
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ゆず
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◎ 「椿の恋文」を読んだら読みたくなったので再読。目や心を凝らすと身の回りには素晴らしいものがたくさんあると教えてくれる本。私にとっては整腸剤のような存在(例え適切か?)で読むたびに気持ちを整えてくれる。シリーズが進むごとにポッポちゃんの考え方にも変化があるのも面白い。
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ゆう
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「椿ノ恋文」から先に読んでしまい、やっと最初から読むことができた。本当の心がうまく伝わらないままの先代とポッポちゃん、先代の文通で想いが分かった時には先代はすでにいない。それでも手紙を通して繋がる心があたたかい。ポッポちゃんの丁寧な暮らしや言葉遣い、お隣のバーバラ夫人がかわいらしく魅力的。手紙の作法や紙とペンとの相性、細かい心遣いも素敵。ポッポちゃんの恋の行方も気になるので次巻へ!
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みい
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優しくてあたたかくて、気持ちを落ち着かせてくれる物語で読みやすい。誰もが一度は憧れる丁寧な暮らしを過ごしている主人公のポッポちゃんが輝いていた。ポッポちゃんと私はおそらく同世代なのだけど、彼女の言動が常に優しく丁寧で上品で気遣いがあることに参った。その中に知らない言葉や知らない所作・作法はなかったのに、つまり私はその言葉もその所作も知っていて「アラサーならこういうことが言える/できると素敵だな」と思っているのに、なぜか同じようにできない。彼女の言葉選びや人との距離感、接し方は私の描く理想のアラサーだった。
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wakana
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ネタバレ先代から受け継いだツバキ文具店を営むポッポ(鳩子)。表向きはただの文房具屋さんである傍ら、代書屋としての仕事もこなしながら鎌倉での日々を過ごす。 なにか大きな事件が起こるわけではない、鎌倉に住む人物のなんてことない日常を切り取ったような、…そんな印象を受けるお話だった。そうだと思っていたのに、最後の手紙では心がぐっと揺り動かされた。いいお話だった。 掃除の描写を読んで、こういう丁寧な暮らしに憧れるなと感じたものの、実際は実現しないだろうな…笑 面倒で定着しなそう。これが日常になるところまで含めて憧れる。
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羊男
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★★★★Audible
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Kーazuki
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ツバキ文具店の鳩子は、代々続く代書業を行なっている。彼女に依頼される代書から人の生き方などが温かく伝わる物語。育ての親である祖母の躾が厳しかったことから反抗をし、家から離れた時期に祖母が亡くなってしまう。ずっと後悔の気持ちを持ちながら日常の人との関わりを大事にして成長する話でした。直筆の手紙が本の所々に合って、ただ上手に描くだけでは伝わらないこともあるんだなあと感心した。文房具の説明も出てきて興味が高まった。最後に亡くなった祖母への手紙が心打たれたし、鳩子が幸せになるような終わりがとても良かった。
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愛 飢男
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鎌倉で文具店を営む傍ら、手紙の代書を請け負っている3児(うちQPちゃんは継子)の母 鳩子が依頼者やご近所さんとの交流の物語。相変わらずの小川糸WORLD、日常の多忙さetcで疲労している心をストレッチさせてくれる素敵な本。鎌倉へ行ってみたくなります。特にQPちゃんの鳩子への手紙にはうるっと😢きました。新年早々素晴らしい本に出会いました。
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パイセン先輩
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読みやすくてよかった。優しい物語だった。舞台は鎌倉なので観光してみたいとおもった
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ユウキ
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ツバキ文具店は実在するとキラキラ共和国の感想コメントで知りました。そうです読む順番間違えてるのです。登場人物のその後を知り読むのも悪くなかったです。女性ならではの共感で気持ちが暖かくなるエピソード。物語が柔らかいです。手紙の書き方は知らなかったことばかりでした。紙や文具にまで気配りする心遣いが素敵です。物語にでてくる紙や文具使ってみたくなりますね。読めば手紙の良さを感じ誰かに書いてみたくなります。
ジム

そうそう!登場人物のその後を知ってから読むのもしみじみしちゃうよねー😳✨️昔は便箋の種類もたくさんあって選ぶの楽しかったなぁ…。

01/12 10:35
ユウキ

ジムさんそうなんだよねーそんな登場人物は読んでいて際立ってしますのです。便箋選びから相手を思う心など手紙の良さが沢山出ている物語でした😊

01/12 11:19
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ズーミンママ
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読みたくて文庫本を買ったのに、そこで満足して何年経った?そしてどこへいった?…仕方なく図書館で借りてようやく開いた一冊。やっぱり期待通り面白かったです!何年も放置してしまい、小川糸さんゴメンナサイ(T_T)。登場人物のあだ名がユニーク。ポッポちゃん、見た目純和風バーバラ婦人、男爵、パンティー(?!)、QPちゃん。代書屋仕事の文字や文章が視覚化されているのも良かった。三部作のうちの次なる「キラキラ共和国」を読むのが楽しみ。そして家のどこかにある文庫本を探し出して本棚に大切に置いておきたいです(^^)。
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まろまろ
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毎朝お湯を沸かし、床を掃除して洗濯機を回し、お茶を入れる。文具店の傍ら代書屋を営む鳩子は心を清めて1日のスタートを切るのだ。そして彼女の元には様々な代書依頼が寄せられる。暑中見舞やお悔やみ状の他、離婚報告、絶縁状等。それぞれの状況に見合った便箋や筆を選ぶことから始まり想いをこめてしたためる。他人の人生に関わることで自分の生き方を振り返り、最後は大切な人に想いをはせたのだ。そして左下のパラパラ漫画がとても素敵だった。
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なおし
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主人公と先代のような別れを生涯独身だった叔父としているので自分と重ねて読みました。 ずっと後悔していたことが少し軽くなりました。この本に出会えて本当に良かった
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kazuch
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