形式:文庫
出版社:ポプラ社
吉行淳之介『曲った背中』:飲み屋にいつもいるあの背中に話しかけてみた。男の独白は戦時下で逢瀬を重ねた秘め事のことであり、相手の女はネガの世界に見られる紅のごとく輝いていた。結局2人の愛は暗闇でこそ光り続けていたのであり、2人の隠れ場所は神社内の防空壕であったわけだ。女は浦島伝説のように老けた姿として現前し、男は女の残りの生を引き受けることとなった。死を待つ背中という思いがけない言葉に一縷の望みを見出した男は、それが出鱈目であることを知り絶望という闇に投げ込まれ、生きながらえるであろう。
図書館の本棚にずらっと百年文庫が並んでて幸福。ここ数年で古典が好きになって百年文庫も好きになった。装画:安井寿磨子、装幀、題字:緒方修一。
麻衣ちゃんも百年文庫へおいでおいでщ(*‘ω‘ *щ)待ってるよ。夜って秘密の匂いがするところが好き❤子供のころは深夜は大人の秘密の時間やったしね。大人になってからもイケナイことしてみたくなる魅惑の時間✨(笑)怖さと背中合わせのところに惹かれてしまうのよ~💓
おいでおいでщ(*‘ω‘ *щ)
『悲しいホルン吹きたち』(アンダスン)は、訳の相性がよくなかったのか、前の2篇があまりに良すぎたのか、全然頭に入ってきませんでした。少年が職に就き、大人になっていく過程を描いた物語のようです。(覚書)
昔よく図書館でパラパラと立ち読みしていたのを思い出す、私も好きなシリーズ
図書館にあるの羨ましい!よいよねー!! 池澤夏樹編集全集とともに本棚に並べてにやにやしたいシリーズ
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