《N本》パスカルの力を借りて、この本の存在価値を考える。まず横軸に[Ⅰこの本は存在する、Ⅱしない]、次に縦軸にも[a この本を信じる、b 信じない]の2つの選択肢を設け、この4つのマトリックスで検証する。するとⅠa枠が「無限の利得」、つまり最大利益が生じる。この本は存在し、その内容も信じられる。逆にⅠa枠が「無限の損失」、最大損失となる。この本は存在するけれど、内容は信じられない。と書きながら、くだらないと思う。自分がめんどくさい。本だろうが何だろうが、気まぐれこそ、人間の創造物なんだ。作者も鑑賞者もね。
kahoさん、ようやく読み終わりましたぁ~。本当にどう感想を書いていいのか分からないというのが正直な気持ちですね。なんだか凄いものを読んでしまった、としか。今はただ読了した自分を褒めたい(笑)。映画好きの自分としては、読書中に何度もトラウマ映画で有名な「ジョニーは戦場へ行った」を連想して、これは自分にとってのトラウマ小説だなぁと思ったりしてました。 https://youtu.be/9Rn6VdF55Pk
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ヘロニモ=ムディート/=奇形児ボーイ=怪物イプンチェ、イネス=ペーター(老婆)。自己は喪失するのではなく、ヒガンデのお面を被るように代わり、変わり、ドッキングする。もはや機能していない老婆ばかりの朽ちるのを待つばかりの修道院が現実に佇んでいたとしても。