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やわらかな生命 福岡ハカセの芸術と科学をつなぐ旅 (文春文庫 ふ 33-3)

感想・レビュー
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せいや
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芸術と科学を結ぶとは、なかなか大胆なサブタイトルがついているなと思ったが、内容はそれ以上に多岐に渡っていたように思う。 ヘモグロビンは鉄イオンの部分が変わると青くなったり緑になったりするという箇所が衝撃的だった。生物は研究レベルになると化学の要素を大いに含むようだ。 生命は可変的で柔軟なものである。この考え方を我々の生活に投影すれば、きっと毎日が新たな輝きを帯びていくだろう。
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空飛ぶ蜘蛛
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芸術と科学をつなぐ旅という副題がよい。虫の美しさ、フェルメールの青などなど筆者の観察眼が捉えるものを知れて楽しいです。人生の目的なんて堅苦しいことを考えてしまうのは、人間ぐらいのことで、地球上の色々なものはバランスの中で日々変化しているのでした。人の心は変わるということと、人は必ず死ぬということ、この真実をしっかりと突きつけられてたじろぎながら、明日も頑張っていきましょう。豊富な知識が散りばめられているけれど非常に読みやすく楽しかった。
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☆ツイテル☆
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フライヤー
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キヒロ
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ハカセの新書が好きで本書も読んでみた。エッセイなので気軽で読みやすかったけど、個人的に少し物足りない。
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yamakujira
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売れっ子生物学者のエッセイ集。綿ふき病とか、猿人化石の捏造とか、細胞性粘菌とか、肥満因子の探求とか、記憶分子の提唱とか、興味深いネタがいろいろある一方で、フェルメールをはじめとする絵画とか、唯一のスポーツ趣味のスキーとか、ベネチアとか、建築とか、能とか、まったく興味をひかないネタも多いのが残念だった。週刊誌の連載だからあえて雑談を多くしたのだろうし、文章が読みやすいから苦にはならないけれど、全体として「おもしろい」と「つまらない」を天秤にかけると、自分にとっては後者に傾いてしまう。 (★★☆☆☆)
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江藤 はるは
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エントロピーが増大した。
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Lee Dragon
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生物と無生物のあいだで有名になった福岡伸一さんのコラム集。ハカセの博覧強記っぷりが遺憾なく発揮されているコラムで、生物学についてはもちろんのこと、芸術や文化についての言及がある。 個人的にテンションが上がったのが、私が好きな故•日高敏隆さんの家に訪問した話が書いてあったこと。なかなか心が温まるオチであった。日高さんの戒名が蝶道院釈真隆という日高さんの功績を表した戒名であることも面白い。
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takakomama
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昆虫少年だった福岡ハカセは、顕微鏡とその歴史、フェルメールへと次々に興味を持ち、生物学の道に進みます。好きなことを突き詰めていくと、科学や歴史、芸術など様々な分野はみんな繋がっていることに気づきます。自然や生き物、身体、フェルメール、科学の進歩などエッセイの話題も幅広く、理系の話もわかりやすいです。
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きりん
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気軽に読めて面白い! 生物にまつわる話だけでなく、いろいろな素材(科学、芸術・・・)について極めて理知的かつ読みやすい文章で綴られている。しかも読者への押しつけ的、洗脳的な内容は一切なし。
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Kazuhiro Okamoto
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ショートショートのように、数ページものがたくさんつづられた本。日常と生命、野生と生命、科学と生命、色彩と生命、地図と生命、学びと生命という章ごとになっている。「福岡ハカセ」は頭も良く、学歴もスゴいが自身を「オタク」と認めていて、オタクが高じて生物学者になったという。学者らしくなく憎めない。文章も柔らかく共感するところがある。
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momo
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福岡センセイのつづる文章、やっぱり好きだなぁ。芸術と科学をつないでくれて、どちらの好奇心も満たしてくれる。
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コタツ猫
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福岡ハカセのエッセイを読むのはこれで三冊目。ルリボシカミキリ、レーウェンフック、フェルメールのループには、いささかウムムとなったけど、難しい事をわかりやすく教えてくれるハカセの文章は読んでいて楽しい。
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Monty
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生物と無生物のあいだにが ベーシック編とすれば、これは、神秘編と言うところか?論理と神秘、生命科学と芸術、直接繋がりが無いように思える一方、補完する関係なのだろうが、自分にはまだ計り知れない。それにしても、福岡先生の本は本当に引き込まれる。
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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
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福岡ハカセの科学エッセイ。「生物と無生物の間」を読んだ時にも思ったけど、福岡ハカセ、文章が上手い。門外漢の人間にも簡単にわかりやすく説明してくれる。専門の生物の話だけでなく科学全般にわたるエッセイ。思わず書き留めておいてトリビアとして人に話したくなる話もあちこちに。粘菌の話とか、サラブレッドの心臓の話とか面白いよなぁ。連載の紙面の都合上、僅か3〜4ページで終わっている点がちょっと物足りなくて残念。もう少し詳しい話を知りたいんだだけどね。★★★+
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naoっぴ
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エッセイは数多くあれど、生命科学視点のエッセイってそうそうないのではないでしょうか。学問的なムズカシイ話じゃなくて、日々の生活でアレ?と思うような素朴な疑問を、生物学者の目から見つめる。花粉症と身体の寛容について考えてみたり、トンボの性交の体位はハート型だとか、カタツムリと星新一の関係だとか、旅行でエアーズロックに行くとまさかの生物発見!とか、いちいち興味深くてワクワク。博学多才な福岡ハカセは生命を見つめる目も柔らかで温かく、読むとなんだか癒されます。生命って、ロマンですねぇ…(*´∀`)
naoっぴ

くま吉っちゃん、文章は柔らかくて読みやすいのに知識量がすごくて楽しかった~(*^^*)

09/27 23:47
naoっぴ

ちゃかちん、そう、さっそく生物オタクの息子に語っちゃったよ(笑) アウトプット!

09/27 23:48
6件のコメントを全て見る
0255文字
しょー
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解説を書いてる住吉美紀さんと同様、生物と無生物のあいだ、以降福岡ハカセの本を手に取ることが多く、その中でもエッセイは文庫になれば必ず読んでる。ご本人はオタクと自任されてるオタク感にレベルは違えど共感出来るところもあるからか。ルリボシカミキリとローレンツとフェルメールの話が何度も出てきて覚えてしまうぐらい笑
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るるる
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面白かった
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右脳
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福岡ハカセ、文才あるなあ。生物学における専門的な話題もわかりやすく親しみやすくおもしろく。やわらかな文体と生物に向けられた優しい眼差しを感じる。
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佐島楓
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エッセイ集。好きなものを追求していると、こういう方になれるのかな、なれたらいいな・・・と思う。生物学の知識が読んでいるうちに自然と身につくのも魅力。
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むう
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動的平衡、レーウェンフック、フェルメール、北斎、昆虫、ファーブル。この辺りは、何度も繰り返される話で、もういいかな、という感じだが、スキー、iPS細胞などの話が面白かった。
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tanakak1618
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止めどなく流れ出る生命の泉。のような文章です。
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pochi_kuma
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かつて粘菌の動画を見たことがあるが、これはホントに不思議だ。福岡先生にはいつも傍にいて、日々生まれるいろいろな質問に答えて欲しい。
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森の音
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相変わらず博覧強記な福岡ハカセ。生物学から、芸術、文学と、その興味はとどまるところを知らず。それでも全てが動的平衡に繋がっている。年熟している。
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こくう
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生命を構成するパーツには重複性がある/ f1マシンはレース中にエンストしたらおしまいである。なぜならスターターがついていないから/ 生命は厳密であると同時に寛容である。不寛容が寛容さを示すこともある/ タンパク質が不足すると脂質を肝臓から運び出すことができなくなる/ トンボは後ろ向きには飛べない/ 一馬身は約2.4メートル/ しごとがしてある/ 生物体はたえずその構成要素を交換し、更新する/ 記憶とは死に対する部分的な勝利である/ すべては偶然に満ちた動的な平衡である/ 生命とは流動という状態である/ サ
こくう

やわらかく笑う。サボっていいよ

05/20 12:37
こくう

川の流れに身を任せ、偶然を楽しむ

08/06 12:42
4件のコメントを全て見る
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むちれお
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読み易いエッセイ。連載物だけに時間に追われて書いたのかなという感じがしないでもない。じっくり書いた彼の美文をもっと読んでみたいな。
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わたるっち
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福岡伸一さんの著書は、いつも読みやすい。そして、ひとつ一つの話が思いがけない着地点へと落ちていき、心地よい読後感をもたらしてくれる。 これくらい博学だと、世の中にあふれている情報の点と点がつながって楽しいんだろうなぁと思いながら、出張の電車の中で一気に読みました。
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阿部義彦
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分子生物学者のフクオカ先生の週間文春に連載されたエッセイをまとめた文庫(第三弾です。)第4章色彩と生命がルリボシカミキリの青、フェルメールの青、葛飾北斎の青と科学と美術のクロスオーバートークで凄く面白かったです。科学者には美を感じる心が必須ですね。次の言葉を座右の銘としたい。『人の心はかわるということ。人は必ず死ぬということ。このあまりにも当たり前の事実を思い出すだけでたいていのことはやり過ごすことができる。』
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chisa
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生物学者、福岡ハカセによるエッセイ。昆虫好きから入った分子生物学・DNA解析への道。顕微鏡を発明したフックとフェルメール。青への憧れ。ウーパールーパー。ドラえもんはなぜ生物ではないのか…。など関連がないような素材を福岡ハカセの思考で繋ぎ『動的平衡』の世界へと導かれる。変化し続けることで恒常性を維持している生命の柔軟さと不思議さでいっぱいのワクワクするエッセイ。
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リボン
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すごくよかった。
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やわらかな生命 福岡ハカセの芸術と科学をつなぐ旅 (文春文庫 ふ 33-3)評価73感想・レビュー30