形式:新書
出版社:光文社
「闇カジノで客数が減っている現実がある」と 出てきますが、それから年数が経って、オンラインカジノが隆盛してきてるっぽいので、どうなったんだろう? と思います。金輸入商売(海外で買った金を届け出なしで日本に持ってきて売る。消費税分が儲かるという仕掛け)を 行っていた人物の章のラストが<まるきり新しいニッチ産業の発見とその定着化を喜びとしているようである>で そういう人物が、常人には思いつかない(思いついても実行まではいかない)ことで金を儲ける方法を 生み出すんだな、と思いました。
。なにやら幕末におけるハリスのペテンを想起させる手垢にまみれた理財技法であるが、人間の欲望と思考だけは時がどれだけ流れようが変わり映えしないということだろう。 ●●「麻薬を買いたければ裁判所に行け」 ネット裏情報提供サイトで、直接的に麻薬の購入方法を指南すれば早晩当局に摘発される。そこで本書では「麻薬を購入したければ、薬物関係の裁判を傍聴せよ。そこではどこで・誰と・どのように…危険ドラッグ取引の模様が赤裸々に立証されていく。それを参考にして薬物取引を…」といった手ほどきがなされている。成程その手があったか
>>竹園和明さん 本書では「嫌われていることを、恐れられていると錯覚してはならない」という指摘がなされているのですが、各界における黒幕気取りの皆さまに是非とも肝に銘じて頂きたい戒めですね。そこいらの泣いてチンピラなら嫌われ上等ですが、フィクサーの肩書を名乗る以上は一頭地を抜く人間力で畏怖されなければなりますまい。昨今では嫌われているだけのチンピラが黒幕を気取って鬱陶しいことこの上ないのであります。
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「闇カジノで客数が減っている現実がある」と 出てきますが、それから年数が経って、オンラインカジノが隆盛してきてるっぽいので、どうなったんだろう? と思います。金輸入商売(海外で買った金を届け出なしで日本に持ってきて売る。消費税分が儲かるという仕掛け)を 行っていた人物の章のラストが<まるきり新しいニッチ産業の発見とその定着化を喜びとしているようである>で そういう人物が、常人には思いつかない(思いついても実行まではいかない)ことで金を儲ける方法を 生み出すんだな、と思いました。