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世界中で迷子になって (小学館文庫 か 29-3)

感想・レビュー
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haru
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旅部門前半と日常部門後半、な感じのエッセイ集。日本円に換算したらわずか数十円とか数百円でもぼったくられたくない、に甚く共感。わたしもアジアのあちこちでやりあった。私がここで折れたら後発の日本人が騙される、ってしょーもない正義感。若かったな。いまなら、「大人の財布」で払ってしまいそう。いやあかんあかん。そこは「大阪のおばちゃんの財布」を持って行かなあかーーん。それにしても、コロナ依頼アジア行ってないなあ。また行きたいなあ。
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mayu
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再読。「旅」と「モノ」のエッセイ。「少年の心で、大人の財布で」好奇心のままに感じる心を忘れずに、大人になったからこその余裕を持って私も旅を楽しみたい。旅をしたから出会えた場所、知り合えた人。その土地に何かあった時に悲しくなるけれど、それは不幸じゃなくて、好きになれたことが幸せ、私もそう思う。「道具派」は私もだと納得。とりあえず揃える、揃えたからには頑張ろうと続ける。なんだか親近感がわく。贈り物は無難な物を選びがちだけど、消えない物にはその人との思い出がある。次は勇気を出して消えない何かを贈ってみようか。
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はるき
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 角田光代の作品は長編よりエッセイが好みです。何故なら内心の葛藤が面白すぎるから!
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ちき
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旅だけでない暮らし全体のエッセイでした。角田さん含めていろんな人の旅エッセイを読んだけれど、シチリア島は食べ物等全てのメリットを打ち消す勢いで治安の悪さというデメリットが優勢だな…。今はどうなんだろうか。この本も「いつも旅の中」ほどではないけれど、旅のお供におすすめです。
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かすみ
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ちょうど日光へ旅行する計画を立てた日に。/ 角田さん、旅好きとは知らなかった。慎重派というか、静かな人だと勝手に思っていたので。文庫書き下ろしが良かった。インターネットのある世界を、寂しいとか面白くないとか言われたら、結構傷つくな…とソワソワしながら読んだけど、本当に旅が好きな人は、そんなみみっちい説教なんかしないのだ。ストリートビューで「予習」できるようになって、外を歩くことがずっとずっと好きになった人間もここにいるし。そしてお買い物エッセイを通じて、この作者がかなり身近に感じられたのでした。
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おくら
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旅についてとモノについてのエッセイ。小心者とご自身でおっしゃっているのにひとりで海外に行けるのがすごい。モノを買うにもいつもいつも悩む角田さん。旅にしてもモノにしても考えていることがおもしろく興味深い。
0255文字
マリリン薬師丸
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シチリアの話が怖かった。海外旅行は楽しいけど、外国をなめてかかると大変なことになる。
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kitmu
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再読 友達が引っ越したときに貰った本
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積ん読制覇
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雑誌に連載されていたエッセイを1冊にまとめたもので、前半は旅について後半は買い物について書かれている。同じような顛末が続く感じもするが、買い物エッセイの方が、角田さんの価値感炸裂で面白かった。
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to_chan
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旅行と買い物と日常と。直木賞作家が身近に感じられる本。
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あさ
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再読。角田光代のエッセイは「ダメさ」がほどよくて、読んでいてホッとする。「旅」と「モノ」についてのエッセイで、特にモノについての方がおもしろかった。著者のお金の使い方に頷けるところ多々。
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はるき
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 前半は旅、後半は物についてのエッセイ。個性的な幼少期に、既に今の片鱗を感じます。
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fukui42
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寝る前の本。何作か読んだことがある気もしたけど?。知らないところへ行く旅。今ではできないことかも。旅の話は少なめだったので、読みやすかった。
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maho
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全体の1/3ほどが「旅」について、残りが「モノ」についてのエッセイなので、旅行記と思って読むと物足りないかも。でも個人的にはどちらのパートも楽しんで読めた。何気ないワンシーンを切り取って、彩り豊かに描く角田さんの文章力や感性が好き。身の回りの1つ1つにアンテナを張ってなんでこうなんだろう?って興味や疑問を持ちながら生きてるんだろうなとこういうエッセイを読むと思う。わたしもそうなりたい。
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まる
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旅とモノに関するエッセイ集。10年以上前の本で、作者も10年以上前に行った国などを懐古しているので、もう20年くらい前の話?きっと角田さんが訪れた国も随分変わったのだろう。一人旅で行き当たりばったりで海外ってすごい…。トイレが心配なのわかるな~。行ったことのない国ばかりだったので、ガイドブックじゃわからないその国のことが少しわかった気分になれて、世界って広いな~と感じた。
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リップ
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泊まる場所や回る場所をきちんと計画し、荷物をきちんとまとめ、目的を持って行動する旅行を角田さんは「すごい、逆立ちしてもできない」と言う。その一方で、スリやらぼったくりやらとにかく危険な目に合わないか「1~2日はビクビクして周りが全て敵に見える」とも言う。これが私にはどうも不思議だった。怖いからこそ人は事前に情報を求め、計画を立て、不要なものさえ念のためにと持ってきてしまうのではないか??少なくとも私はそうで、そしてその旅行の仕方を少し恥ずかしいと思っているフシがある。(続く)
リップ

現地の人となかなか話せず、馴染めず、変な人に変なことをされないか常に警戒しながら旅をしている。何も計画を立てずに身一つで出かけるバックパッカーの友人とは似ても似つかない、いかにも観光客な旅行。でも人によって旅の仕方が違ってていいんだ。正解なんてないのだから。そして角田さんみたいに年齢を重ねるに連れて旅の仕方も変わっていくのだから。私はこれからどんな旅ができるかな。出不精だからちゃんと外でないとな(笑)

01/15 21:04
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chibaki
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世界中で迷子になって、読み終わりました。オイラは旅というものをしない。行きたい所、観てみたいものもイッパイあるが、行かない。お金が暇がと言いながら行かない。んで、旅の本を読んでその気分に浸る。宝くじで高額当たったら世界一周してやる、本読みながら・・・9/18読了
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はち
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☆3.0 「モノ」の章では親近感。
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たろすけ
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「うんうん」「そうそう」と思いながら読了。押し付けがましさがなく、何処か俯瞰で物事が語られているのでの私の考え方と異なっていたとしても「こういう考え方もあるか」と思え、始終楽しく読めた。で、どのエッセイも結びが上手い。その秀逸さゆえあらゆる章を読み終わるごとに向田邦子が思い浮かんだ。
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ヘジン
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再読。旅のエッセイが3分の1、モノのエッセイが3分の2。自分も年を追うごとに旅に充てられる日数が減っていって悲しい。でも遠くの未知の国も楽しいけれど、近くの既知の国のリピーターになるのもまた楽しからずや。「五八〇〇円の本と、五八〇円の本がくれる感動に、まったく差はない」そう、それが本の素晴らしいところ。ほんとありがたい。
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meemee
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なんていうか、心地の良い読み心地ではなく。 欧米人は騒がしいパーティが好き、とか道具から入る人は資質もセンスも気力もない、と断言しちゃうのが不快で。 うーーん、旅とモノ。楽しみにしていたのだけれど。
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ももんが
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旅がしたくなった
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narinari
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「旅に思う」では、不安に脅えながらも出会いを求めて貪欲に行動する姿に感心する。「モノに思う」では作者のモノや買い物へのこだわりには、きちんと基準があることに気付く。小心者の買い物基準には自分もウンウンと頷くところ多々あり。角田さんの日常が想像出来て、とても身近に感じました。
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choike-voike
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旅に出たい気持ちが高まる中、せめて本の中で・・・と購入。前半の旅編、後半のモノ編、どちらにも自分と共通項をたくさん見つけて、小説でしか出会ったことのなかった筆者に、勝手に親しみを寄せたりした。ふふっと笑える、楽しい一冊だった。
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さくさく
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ネタバレ前に一度読んだが、簡単に旅行に行けなくなった昨今、旅の雰囲気を味わいたくて再読。 みみっちいことで逡巡したり、恥ずかしい思いをしたり、急に大胆なことをしでかしてしまったり・・・なんだか自分の旅を思い出す。 途中から旅ネタではなくモノにたいするエッセイだが、そちらにもうなずけるエピソードがいっぱい。 確かにおせちってあんまりおいしいものがない。 ところどころに亡き母への思いがつづられており、ほろりときた。
0255文字
たろさ
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タイトルで手に取り読み始めると半分もしないうちに旅からモノに変わる。あとがきで雑誌で連載していたエッセイで前半は旅、後半は買い物について書かれたものだと知る。旅の仕方も買い物のこだわりも人それぞれで面白い。日本から出たことがないので角田さんの行動力に憧れる。「悩むのは恒例行事」のおせちと「好奇心と経済」の道の扉ついて共感。「少年の心で、大人の財布で旅をしなさい」(開高健)が二度引用されている。いいな旅したいな。
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penguin-blue
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角田さんの特に若い頃の旅の話は自分にできない、行き当たりばったりの破天荒さと、おおらかさがあって好きなのだが、この本ではどちらかというと後半のモノに関する語りの方が心に残った。贅沢小心の話とかバーゲンの話とか、にやにやしながらわかるわかる、という感じ。しかし、読み終わるとやっぱり買い物に関しても「角田さんにはかなわない」と思うのだ。今は旅にも出られず、買い物も何か気持ちの張りがなくてテキトーなところでおさめてしまうのだけれど、角田さんなら今の旅をどう書くのだろう。あとがきの最後の部分を読んで特にそう思う。
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mickeybear
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ネタバレ角田さんのエッセイはすごく好きなのだけど、前半の旅の話は読んでて、「いつになったら旅に出られるのだろう。」となんだか虚しくなってしまい、途中でずいぶんあたためてしまった。後半のモノのお話「好奇心と経済」の中で「ストレスでも失望感でも焦燥でもイライラでも、そうしたものから逃れて身を隠せる扉をひとつでも多く持つことはほんと重要だ 。」という一文がものすごく心に響いた。こんな時だからこそ、私も自分の中に「存在しなかった扉」を見つけてみよう。NO.21
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しんい
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ネタバレ前半はタイトルどおりのいつもの旅行エッセイ、後半は買い物について。極度の方向音痴でものを失くすのが得意、というところに勝手な親近感。全編通して軽い読物だが、「一回こっきり、の限度価格」が面白かった。意外と本格的な富士山登山の準備にいくら使うか? ナイル川クルーズも、ツアーでもこれは面白そうだった。
0255文字
はるき
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 旅と買い物についてのエッセイ。色んな所に行ってるし、値段は不明だけど百貨店でお買い物。庶民には無理、と思いがちですが、何故か親近感を感じます。思考がアクロバットして縦横無尽に膨らむのにちゃんと着地してしかも面白い。プロって流石だなぁ。
0255文字
ペコ
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旅と買い物の話も面白かったのだけれど、母親との話が印象に残った。そういえば母親が娘に鍋を贈る短編小説で角田さんの作品に出会って、もっとこの人の作品を読みたいと思ったのだよなぁ。
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ひつじパパ
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いろいろな知識をこの本を読んで知りました。アジアは、水で、ヨーロッパは、石。私は、目的を割とキッチリ立てて旅行するので、ヨーロッパ向きかなぁと本読みながら笑みがこぼれた。あと、日本人は誤魔化し商売がきかないから、海外へ行くと誤魔化される、と。私も角田さんみたいに用心しなければと思った。それにしても角田さんは、物を買うのに用心し過ぎ、神経質。失敗したく無いのは、わかるが、ここまで自分の買った物が、過去・現在・未来どうなるのか予見し、自分の評価・他人の評価等、神経質なくらい想い、買う。ちょっと引いちゃう。
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パット
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角田さんと同年の私にはその時代感覚がよく分かるのだが、これらのエッセーが書かれてから、はや10年ほどたっており、懐かしさを感じさせるものもある。
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bittersweet
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☆☆★★★
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なお
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旅の話と買い物の話の短編で読みやすく面白かった。 旅の仕方も買い物の仕方も人によっていろんな考え方があるんだなと感じた。旅の仕方は年齢によって変わって行くというのは納得。確かに社会人も数年したら貧乏旅行はできないかな。学生の頃にしておくべきことなんだろうなと思った。 買い物の話の中では、バーゲンの話やなかなか買えない鍋の話が面白く共感できた。バーゲンはいらないものを買いがちで得するのかは確かに謎だけど行くと買ってしまうんだなぁ。
0255文字
かっぱ
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旅の話は半分。物の話が半分。短編になっているので読みやすい。特に後半の物の話は面白い。お金の話もよく出てくる。直木賞作家のセレブな生活と思いきや、買い物する時の心情に共感してしまう。お金をどこに使うか、どう使うか、買ったはいいが使っていないなど、そうなるよねーと思いつつ読んだ。鳥取の万年筆はとても気になった。高価だし万年筆は不要だけど、店に行ってみたい。
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Batsu
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ネタバレkindleで。旅と買い物にまつわる角田さんのエッセイ集。共感するところがたくさんあって、やっぱり好きだなー。 一番心に残ったのは、プレゼントを選ぶのが苦手で、ついつい消えものを選びがちだけど、亡くなった知人から以前もらった贈り物をみつけ、下手でもいいから、親しい人には思い切って、消えない何かを贈ろうかな、というところ。
0255文字
よめしま
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旅とモノについてのエッセイ集。「モノに思う」が特に気に入った。道楽としてのお弁当、パン焼きなどすべての趣味についての「道」のこと、お母さまから贈られた大中小のお鍋のこと。日常は色褪せてなどいなくて、モノに宿っている言葉をきちんと引き出してあげる力がすごく強い。角田光代さんのエッセイをもう1冊予約した。
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ふ~@豆板醤
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ネタバレ3。迷子に限らず、買い物で迷う話などなど色んな角度から迷う気持ちあるあるを描いたエッセイ。世界中でその土地土地のお酒を飲む話があって、キューバのモヒート飲んでみたくなった。地酒みたいなものかな。
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