形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
3巻最後におけるフルールはまだ子供で、喪失の痛みをまだどうしていいのかわからないんだろう。でも、きっといつか立ち上がる。否、永遠に悲しんでいられるものなどいないんじゃないかと思う。自身がそこを望み続けない限りな気はするが……それこそ、黒の魔女はまさにその立ち位置なんじゃないかと思っているので、この回答から各務がどう示していくのかが楽しみ。にしても、今回の戦いの絶望感やばかったな。MAP兵器にはそら個人じゃ太刀打ち難しいわ……覚醒はあったけど、わりと辛勝なイメージだった。
最近のラノベにおける「生きる意味はあるか?」に対して、「明日の約束」という回答を示したりするんだけど(『86』とか「すかもか」とか)、その約束が死後も有効かどうかにまた問題はあるのかなとも思う(「復讐」に燃える主人公像は昔からあるけど、そこまで入れ込めない人どうなるの? みたいな)……なので、フルールとは別の形の解答を最終巻で見れるといいなーとか思ったりして。つーか、まあ、黒の魔女自身まだ失われてないんだよな。痛みを知る堀之内が各務にどう影響させるかが鍵なのだろうか?
てか執事長記録や記憶が無くなっているといいながらマギノフレームを昇華させた存在知ってるならちゃんと教えろや!だから虐められるんだよ無能め。今回の戦いはハンターやメアリーと比べると薄いんだよなキャラ付は悪くないんし親と離れたくないから戦い続けるって理由もいいんだけど…尺の都合だよね感情移入ができず親離れできない子供って感じてしまったのですよ最後なんだし 200Pくらいしてくれればいいのにそれが許される作者なんですよ?
学生生活では満が各務を意識しまくっていてすばらでした!あの衣装交換とかも内心超嬉しかっただろうなw学食でのテスト結果での勝負で各務のとんでも発言を「仕方ありませんわね」で許したりとこの夫婦速く結婚しろよと言いたいな。ランカー戦が終わったし日常回マシマシな話も読んでみたいけどもうすぐ終わりなのかな?次も楽しみです。
失われたものを真摯に受け止め、後残すはヘクセンナハトとなったわけですが、この後どうなっていくのか非常に楽しみですね。何かしらのイベントがあってからの最終決戦となるのでしょうかね。次巻にも期待です。
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