形式:単行本
出版社:河出書房新社
形式:文庫
形式:Kindle版
「バイタルサイン」「朧月夜のスーベニア」が良かった。義父と娘の関係だけど、娘が義父の自制心を剥ぎ取ろうとしているところが面白い。二人は母の小説のネタにされているという共通点でつながっていたのか。「朧月夜のスーベニア」宏は強引な男だからお嬢様は好きかもなーでも苦労すんじゃない?と思ってたらいなくなっちゃって、戦死したと思ってた稔は帰ってきた。それでもその結婚生活は決して幸せなものじゃなかった。どちらも若き日の禁断の恋を人生の彩りとして生きている女の話。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます