「麗乃時代とこの世界の違い、職人と商人の違い、下町と神殿の違い、平民と貴族の違い、神殿と貴族街の違い、常識や見方の違う世界をわたしはいくつも見てきた。何をどうすればよいのか全く分からない手探りの状態がどれほど不安で、新しい価値観と今までの価値観をすり合わせていくのがどれほど大変か知っている」(合本版 23%)。そういう world の違いからくる価値観の差にはコンシャスなんだけど,問題になるのはいかに適応するかのみで,自文化を反省的に見る視点はあまりないんだよな。麗乃は人類学の本はあまり読まなかったのかも