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世界一ありふれた答え

感想・レビュー
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GAVI
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いろいろと納得いかない部分や共感できないところも多々あったが、二人とも少し明るい未来に踏み出していけそうで、良かった。心が弱っているとき、励みになるような本だった。
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はさき
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すてきなお話だった。やさしいお話だった。きずついてしまったひとへ、ありふれたこたえを知ってほしい。
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せんとえん
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有名ピアニストと政治家の妻。ウツ病と診断され、もがき苦しみ、出口を探すともなしに漂うふたり。見つけた答えそのものよりも、そこにたどり着くまでの道のりが、これからのふたりのささえになるんだと思いました。
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こなつ
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3
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^_^
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良かった。塞ぎ込んだ日々があったからこその生活を送ることが出来るようになっていたのが良かった。人は生きているだけで尊いという言葉があるが、それはそういった日々を過ごした人だけがわかる言葉ではないかとも思う。正直私はまだわからない。
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りん
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偶然読んだ本。読み終えて、題名が「すうっ」と入ってきた。ゆっくりと、答えに導かれた感じがした。
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ユザキ部長
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人それぞれと言えば、だけど、人間の核にある生存本能って、出てきたり、隠れたり、曲がったり。所詮愛なんて自分自身の事ばかりだし。仕方ない事だけれど、自分というものに誠実に生きなければいけないと、思う。大して違いない事を理解しなきゃ。
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ゆっきぃ
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ネタバレ市議会議員の夫と離婚したまゆことピアニストのトキオはカフェで出会い、お互い鬱病を患っていることを知り…二人で深い闇に潜り込んで溺れてしまいそうで、苦しくなりましたが、トキオがまゆこにピアノを指南するシーンは、音が頭上から降り注ぐようでとても美しく、このまま二人が一緒にいることの良し悪しを考えざるを得ませんでした。意外なところからまゆこの世界が開けていき、この人は元来人と関わることが好きなんだなぁ、と彼女に頼もしさすら覚えて、今後の人生「これからこれから」。白い錠剤が空へ放たれるシーンが印象に残りました。
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新田新一
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夫に不倫されて、心を病んだ女性が主人公の物語。彼女はふとしたきっかけでピアニストの青年に会い、惹きつけられていきます。彼もピアノが弾けないという病に、かかっていました。最初は同類憐れむという状態だったのですが、青年からピアノを教えてもらうことで、彼女は立ち直っていきます。苦いですが、さわやかな結末で読んで良かったと思う作品でした。主人公は世界は自分を必要としていない、と悟ります。辛い認識ですが、これが成熟した人間になるための第一歩だと思います。
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skato
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読みやすく、はげまされた
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kumako
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ネタバレ人生に行き詰まって鬱病になり、同じ病院でカウンセリングを受けている男女が、新しい幸せを見つける物語。サラッとし過ぎて、実際の鬱病に罹っている人には響かないかも知れない。他者からの評価で得られる幸福は危ういから、主体的に求めているものを自分の心に問う事が大事。私も42歳で人生折り返しだなと思ったときにそう気付きました。それからは好きに生きています(笑)
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粒あんこ
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★★★★淡々と読んでいたはずなのに、最後は号泣してしまった。とても大切な事を教えてもらった。
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よよよ
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久しぶりにピアノを弾きたいと思った。 ピアノと記憶は深く結びついていて、それは弾く人の弾く人だけの世界をつくることができるからなのだろう。 そういえば私の世界は随分遠くに行ってしまった。 誰も気にはしないけど。
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諏訪かおん
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ネタバレうつ病になった男女の話。"人と話すのが苦痛。その反面、誰かに話したい。でも、よくある話だと片付けられるのがこわい。しかし一度口にしてしまうと話を聞いてくれることがありがたく、相手を頼る""好きなことをしている間は、自分が何も考えていなかったことに、時間が流れていることに、救われる""何かを好きだという気持ちは、生きている理由を与えてくれる。それにすがりついてる""病んでいようが朝を迎える"私も今そうやって生きている【死ぬより死なない方が勇気いるんだよ】"人間に違いなどない。生きてるという点でみんな同じ?"
諏訪かおん

"乗り越えられるとわかっているから神は私たちに試練を与えた。だとしたら神に見つかってしまったことが不運だ"つらいね😩"病に苦しみながら手にした結論は、口にするとありふれた、あたりまえのことだった"結末に私も笑ってしまう。あまりに幸せだなぁって☺️

05/19 22:06
0255文字
mk
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ネタバレありふれた答えに気づいて新しい未来を歩み始めることができてよかったね。でもそれは同時にまゆことトキオの別れでもあり、晴れやかでありながら少しさみしい気持ちにもなった。
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傘原
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あまりにも価値観が古いので30年前ぐらいの本かな…?と思ったのだが、2016年発行で驚いた。しかし30年ぐらい女性が抱える悩みが変わってないということか、と同時にそんなことを思った。 本人が好きなんじゃなくて、持っている肩書が好きなだけなんだな…と少し引いた目で見てしまった。
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nao-jun
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ネタバレ読み終わると良いお話だっただけにいろいろ残念に思う。主人公まゆこにはやっぱりオンとオフの二つのスイッチしか無いのかなと思わせるような前半と後半の空気、加速に戸惑う。まゆこの大袈裟な行動も共感出来ない。タイトルももう少し控えめでも良いのでは?まゆことトキオがアラベスクのイメージを語るところはとても好き。
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みみ
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それこそ音楽のような本だった。 谷川さんの長文はスタンドードスタイルではないとわかった(しつこい笑) でも表紙の写真、なぜ海?まゆこのアラベスクに対するイメージは湖じゃなかったっけか。
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みみりん
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主人公は、カウンセラーから夫の不倫から離婚を切り出されたことが原因で皆が鬱病を発症するとは限らないと言われるが、実際は発症のきっかけになると私は思う。誰かに聞いてほしいが誰にも話せない内容を胸に溜め込むのは苦しい。読んでいくうちに、まゆこは市議会議員の妻じゃなくて自分自身が議員になったら良いのではないかと思った。人は打ちのめされている時、誰かのためになることを始めると立ち直っていくのかもしれない。ただ現実的にはここでも挫折すると立ち直れなくなってしまうけど。この種の内容は小説と思って読めない。
裏鬼門

誰かに話すだけで、だいぶ軽減される可能性はある。

05/16 10:10
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ぶんこ
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ネタバレまゆこは夫からの「彼女に子どもができたので離婚して欲しい。子どもがいた方が選挙に有利。」と言う夫。福祉やDVなどの問題に一生懸命かかわってきたけれど、離婚したら「ただの人」になってしまった?私はなんだった?自分に自信があった人ほど鬱になるのか?一流ピアニストだったトキオも、ある日指が動かなくなる難病にかかり鬱となる。2人の鬱との向き合い方が綴られ、辛くなってくる。DV夫から逃げている母子を保護したことから再生していくまゆこ。この母子がキチンとしていて、明るくていい。そのまゆこによってトキオも再生していく。
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きいみ
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市議会議員をしている夫と不倫関係のある女性との間に子供が出来、離婚を余儀なくされたまゆこ。議員の妻として精一杯尽力してきたことを夫に全否定され、ウツ病に。クリニックで知り合ったトキオや夜のコンビニで出会った母娘と関わりながら人生を再生していく物語。NHKの朝ドラのちよちゃんとまゆこの状況がよく似ていてしばらく引きずってしまったが、病に苦しみながらもまゆこが世界一ありふれた答えを見つけられて救われた。
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キラ@道北民
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読友さんが怒涛の勢いで読破している作家さんの本を図書館でみつけ、まずこの本から手に取る。うつ病を発症したまゆことトキオの再生物語。傷を舐め合い落ちるとこまで落ちるかと思いきや、自分に向き合い誠実に生きていく2人に、表紙の写真の様な清々しさを感じた。DVから逃げてきた母娘の明るさにはタイトルが重なり、考え方もシンプルに前を向いて生きようと思いながら読了。
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おしゃべりメガネ
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いいなぁ、谷川さんの作品。還暦間近の男女のピュアな恋愛を綴った『あなたが〜』を読んで、久しぶりに'コレは?!'と思える作家さんに出会った感覚でしたが、やはり期待を裏切らず、本作でもしっかりと素晴らしい読書時間を過ごさせてくれました。市議の妻でありながら、離婚するコトになりうつ病を発症した「まゆこ」と難病からピアノが弾けなくなり、同じくうつ病を発症したピアニスト「トキオ」の不思議な交流を描きます。正直、後半にさしかかるまではビミョーな雰囲気の作品でしたが、後半にある親子が登場してからの一転具合が痛快でした。
きいみ

私も…図書館で借りてきました。「あなたが…」もモチロン予約してきました🍀楽しみです❣️

04/11 21:26
おしゃべりメガネ

きいみさん 注目したい作家さんの一人になりました(^-^)♪

04/11 21:29
5件のコメントを全て見る
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A
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自分の精神疾患をどうにかしようと心理学関連の情報を集めてる私にはいろいろぐさぐさきた。わかってることをどう腑に落とすかなんだよなぁ。もう一回ゆっくりと読みたい。
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maru104
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タイトル、表装とも読む前と後とでは印象が全く違う。良い本に出合ったなぁ 友人にも勧めたいと思えた。知ってる作家さんだったのでなにげにさらりと読みだしたが読後はじんわり今までの自分の生き方や関わってきた人達のことを思い、これからを考えるヒントを与えてくれた。最後が特に良いなあ。
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千穂
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離婚後鬱の議員元妻まゆことピアノが弾けなくなったピアニストトキオの物語。共依存しながら進むストーリーにかなりイラづくが、DV被害者の母子との出会いから、前向きになっていくまゆこ。解決策は自分の中にありそうだね〜心療内科のカウンセリングもその辺りにあるのだと思う。
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nknkmr
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ネタバレ鬱になった男女が出会い、互いに惹かれるというよりも、自分と同じように落ちていく仲間を見つけたことに満足して、周りが見えなくなっていく。これまで自分が高いところに居たと思っている人ほど、落ちる時の落差が激しいので、いざというときに鬱になるとなかなか抜け出せないのではないか。落ちぶれかけ拒食症にまでなっていた彼女が、人を助けたいと思える気持ちを持ち、暴力夫のもとから逃げ出してきた母娘と出会いいろんなことに気づけてよかった。
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roco
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鬱になった男女二人が出会う。死と対面しながら傷口をなめ合いながら、それぞれ生きていく。。。重い題材ながらも、音楽がいつも背景にあることで美しさもあった。素敵な雰囲気で一気読みでした。最後は涙も。
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原玉幸子
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鬱って本当にこんな風に治るのや知らん、と思わなくもないですが、ジストニア(指が動かなくなる病気)に罹ったピアニストと離婚を切っ掛けに鬱になった(と診断されている)四十歳の女性の物語は、男と女ですがセックスも恋愛も無く、人はふと「生きよう」と気付くものだと思わせる、いい短編です。(◎2017年・春)
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nn
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ネタバレ人は皆同じだからこそ違いにこだわる。自分は特別な存在なのではなく、取るに足らない存在であるということを認める。
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うるの
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読んでいる内に段々と主人公が自分に重なっていくような、自分の思考の歪みをあぶり出されるような感覚を覚えました。思い当たることがありすぎて・・・。同時に、彼女が少しづつ息を吹き返していく様子にはとても励まされもしました。彼女の見つけた答えを、私もいつか心の底から受け入れられますように。
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GORIRA800
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物語の中で主人公たちが導きだした答えはありふれたものかもせれない ですがその答えを説教くさくしたり、読ませてて凡庸でつまらないまのと感じさせたりせずに説得力のあるものとして読ませられました なかなか力のある小説
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horihori【レビューがたまって追っつかない】
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離婚して未来を見失った女。ピアノを弾く時だけ、指が動かない病いのピアニスト。全てを失ったかに見えた2人だったが、人生のどん底で出会った2人の再生を描く。
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珈琲ゼリー☕🍵
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ネタバレ 答えは、既に自分の心の奥に秘めているのかもしれない。 鬱病を患った二人が、病と向き合うとともに、自分と向き合って再生へと歩む物語。 自分と向き合うことの難しさ。苦しさ。私は、認めるのが怖くて自分と向き合えないのかもしれない。 書中で登場するカウンセラーの先生の言葉が心に響く。これから、また、この先 壁とぶつかった時に再読し、時間をかけてでも自分と向き合っていきたい。 この本と出会えて本当によかった。本と出会えたのは初めてだった。図書館本だったが、購入しようと思う。
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チャロ
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☆3
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みるこ
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とても良かった。苦しんでたどり着いた答えはとてもシンプルで、確かにそうだなぁと納得。まゆこは大丈夫そうだけど、わたしは小さい人間なので、元夫が報いを受ける姿が見たい。
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connie
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少しずつ少しずつ、自分が閉じ込められている場所である地下の土が崩れていって空気が入ってきて、日の光が届くようになるという道筋。最後泣けた…自分のために世界(音楽)があるのか、世界(音楽)のために自分がいるのか。もっと自由でいい。世界は許容してくれる。私もそうなりたい
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ゆうでい
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主人公を通して自分を俯瞰視できるとてもいい本だった
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johngaraman
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お蔭様でうつ病にかかったことはないけど、大変そうなんだなと思いながら、それでも一人で生活できる程度には社会性があるんだからやっぱりよくわかんないよね。宗教さんから「それはなにより」と言ってもらいたいもんだ。それはきっとすごいぞ。
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