形式:新書
出版社:講談社
形式:Kindle版
また、分譲マンションについてデベロッパーがその建築を進める理由や戸建て住宅にはないリスクについても具体的に解説しており、供給者側の論理についても知ることができた。
住宅は私達の生活に必要不可欠な物である。一方で空き家の数が近年増加し、それがもたらす弊害について目に触れる機会も多くなってきたのではないだろうか。本書はそのような現状を精緻に分析し、人々の日常生活を担保できる都市計画(ひいては住宅政策)を考案している点で良書だと感じた。
続き)の施設や上下水道等ライフラインの維持管理にも影響があると言った話が参考になった。こんなとこにも小泉政権の規制緩和路線の悪影響もあった。
不動産詐欺のような高齢者を狙った賃貸マンションのサクラは知らなかった。近隣の人口の移転がいくら起こっても、結局東京一極集中みたいな問題もあるしさ。尾道のU2や神楽坂のラカグみらいなリノベーションしようぜ。建築を学んでた先輩が『作らない建築』の話をしてくれたことを思い出した。付け焼き刃で合流式下水システム作った頃やリゾート法でゴルフ場バンバン作った頃から、何も学んでないじゃん。リーマンショックだってサブプライムローンの破綻だったけど、新築の住宅ローンを子育て世代に課して、借金付けで土地に縛りつけるのやめよ。
時代錯誤な既得権益者だけが得する法と政治のシステム一回リセットしたいな。韓国のような四月革命?みたいなことやんねえとダメかも
砂原庸介「新築がお好きですか?」も日本の住宅事情がよくわかって良かったですよ。
その本の登録されてる感想文全部読みましたが、確かに面白そうですね。政治学者が書いてるというのも興味惹かれます。
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