読書メーター KADOKAWA Group

岳飛伝 1 三霊の章 (集英社文庫)

感想・レビュー
140

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
加納恭史
新着
正月気分でボンヤリ。そんな時は小説かな。岳飛伝とは水滸伝の中にあったかな。おぼろながら何か読みたくなる。金と南宋の戦い。それに梁山泊がからむ。岳飛は南宋の武将。彼は梁山泊と戦かった。当時の梁山泊の首領は楊令で岳飛は片腕を失うが、楊令も亡くなる。その後、梁山泊に洪水が襲い、壊滅的な打撃となり、川の流れは止まり湖だらけ。かなりゆったりした展開。戦争だけでない川に依存した船の交易の様子の隆盛も見事。梁山泊では堰を切って、川の流れが戻る。その頃金と岳飛の南宋との戦いが始まる。梁山泊ではまだ首領は決まっていない。
宵待草

加納恭史さん 明けましておめでとうございます!🎍🐍 今年もどうぞ、宜しくお願い致します!💫 ご健康に恵まれた、穏やかなお年に成ります様に!🍀 宵待草

01/02 12:39
加納恭史

宵待草さんありがとうございます。悪いカゼで立てないことあり、健康が何処まで続くか少し自信がなくなりました。頭がすっきりする散歩で歩けるのはせいぜい八十代前半までかな。どうなるか後は所詮運任せかな。大陸的な北方謙三の語りは妙に嬉しいです。それは三国史や水滸伝の好きな私の世代であります。

01/02 19:50
0255文字
髭剃粉
新着
ネタバレなぜ畑作業をした後に王進に会うとなると服を整えなくてはならないのか、なぜ昆布を噛めば治る病があるのか、そういう細かいことに気を取られていると話が進まない水滸伝シリーズ3作目。圧倒的な悪者とか暗殺とかがあった水滸伝の方が面白かったな~等と老害みたいなことを感じながら読む。自分でやりたいことを上の世代の人間に許可とって正当化しながら進める流れはなんだか説教くさい。
0255文字
クレイン
新着
梁山泊はなくなりつつあるのか。 昔の思想にも明確に反対意見も出始めるという。 昔からの英傑たちも皆年をとり、60歳以上にもなっているようで驚きだ。 生まれ変わりのための準備のための巻という印象を受けた。やはり大水滸伝は読みきりたい。どういうところに落ち着けていくのか。気になる限りである。
0255文字
daiyakaisei
新着
最後岳飛が秦檜に倒されるのが史実だけど、その間一体何が起こるのだろう?気になる。
0255文字
ここぽぽ
新着
史進や燕青が懐かしかった。沢山の人が亡くなっていった中、死者を懐かしみ、語りながら、たき火を囲んで肉汁を啜る、猛者たちのシーンが読んでいてホッとする。国の行方をまた読んでいきたい。
0255文字
L
新着
ネタバレ初っ端から割と重要キャラである岳飛・金軍・梁山泊の対決が惜しみ無く描かれている。 「楊令が居なくなった後のどうするんだ?」という問いを著者自身が作中人物に語らせている。 読者からの熱い声援で復活した筈の呉用先生がそのまま五代目にスライドか?と思わせていて、雲行きはまた違った展開となっている。 108星の好漢も残り11名と言うところに来ており、水滸伝の残滓も少なくなっていくのだろう。それでも梁山泊パートの描写はドキドキするし、一番面白い部分でもある。
0255文字
Tom
新着
ネタバレ再読。改めて読むとクセの強いやつは死んで無難な人間(呼延凌とか)が生き残ったのは、なにか社会の縮図のようだ。強いカリスマは人を惹き付けるけど、長い間一緒にやっていくには負担が大きくてしんどい。突出した才能は突出するが故に価値があり、つまり危地に立つ場面が他の者より多くなる=死。ただし娯楽作品としてはキャタクターのスタンドプレーこそが醍醐味であり、そういう意味で岳飛伝は厳しい作品になっている。単純な「強さ」で言っても楊令>岳飛は明確であり、岳飛に並ぶ秦容、呼延凌、ウジュも水滸伝の英傑に比べると格が落ちる。
0255文字
Mzo
新着
再読。前回読んでから7年経っていることに、我ながら驚く。戦闘も抗争もあるんだけど、やはり静かな立上りという印象。それでも、今後の展開を知ってるにも関わらず、わくわくして早く続きが読みたくなる。何度でも楽しく読める小説があるということは、本当に幸せだと、私は思う。
0255文字
やまおじさん
新着
ついに北方謙三「大水滸伝」三部作の最終作に突入。期待を裏切らないスケールの大きな物語の始まりだ。偉大な頭領・楊令を失った喪失感をそれぞれの胸に秘めながら、梁山泊の生き残りたちの人間味あふれる苦悩がよく描かれている。王貴や張朔といった梁山泊二世たちの今後の活躍や、あらたに登場した耿魁(こうかい)という魅力的な人物のこれから先も楽しみだ。岳飛と一兵卒との会話が印象的だった。子午山の公淑・郝嬌の二人の女性の会話も胸を打つ。原泰久(漫画家)による巻末解説がいい。
0255文字
鯖
新着
楊令が暗殺され100年に一度の大洪水で壊滅した梁山泊。水滸伝から楊令伝への移り変わりよりも、岳飛伝へのほうがシームレスな印象。楊令がいなくなり、誰もかれもぽっかりとした穴を抱えて生きている。王を傀儡にした悪徳政治家というイメージだった秦檜がだいぶ違うようで楽しみ。塩だの日本刀だのの他に交易アイテムとして風土病に効くという昆布や甘藷も登場。しかし昆布が効く風土病ってなんだべな。大量に含まれるヨウ素での放射能関係がまず浮かぶんだけども。
0255文字
ひいちゃん
新着
楊令が亡くなり、岳飛は敗北に立ち直れずにいる。頭領を失った梁山泊も進む方向が定まらないのか、各自が、バラバラと自分の考える行動するが、何かぽっかり穴が空いているようだ。混沌とどの国も方向性が見出せない世の中で今後どのように岳飛は覚醒するのだろうか?
0255文字
ひやけいやや
新着
ネタバレ楊令が死んでこの後の梁山泊がどのようになっていくのかがとても気になる。 今後の展開に期待大です。
0255文字
雪乃
新着
【図書館本】「水滸伝」「楊令伝」に続く3部作目のシリーズ1作目。面白かった。
0255文字
大統領
新着
ネタバレ新章開幕で史進を爺さん呼びする命知らずの漢や楊令の息子などの新キャラ、梁山泊と南宋と金国の三つ巴の戦い、頭領を喪った梁山泊の行末などワクワクさせてくれる。史実では売国奴扱いされる秦檜だが今作では漢土の回復を目標とする政治家になっており今後の北方謙三独自のアレンジが楽しみ。
0255文字
baba
新着
楊令伝が終わり、喪失感が漂うなか、岳飛伝は梁山泊の漢達がそのまま描かれ、時代も継続していて嬉しい展開。これからどうなるのかわくわくと待っている。ただ、秦容が変わってしまい暗い、まぁ仕方ないよね。
0255文字
みやこ
新着
壮絶な戦いの末の敗戦。失ったものは、とてつもなく大きかった。今なお彼らの心に在りつづける男の存在は重い。底のない喪失感。それでも。命ある以上、前に進まなければならない。自らにできることを懸命に探りつつ、彼らが守り、繋いできたもの。それらが結実した時、何かが起きる。そんな期待を抱かせる第一巻。流れた歳月の分だけ年をとった者と次代を担うために生まれた者との対話も、次なる時代への足がかりとなる。蓄積された彼らの思いが噴出した時、時代は再び熱い咆哮をあげるに違いない。この先どんな物語が待っているのか。心が逸る。→
みやこ

RINさん、壮大な漢の浪漫の世界へ是非飛び込んでみてください。大好きな作品です。

02/11 00:01
RIN

初めての北方ワールド、存分に楽しみたいと思います🙌

02/11 00:11
4件のコメントを全て見る
0255文字
taku
新着
楊令伝の終幕からそのまま繋がる静かな始まり。予想通りと言っていい燃え尽き感、喪失感が漂っている。でもきっとこれでいい。余燼はまた大きな火焔になってくれるはず。楊令亡き後の梁山泊は闇の中、光をどこに見つけ出すのか。金軍は将来の版図を描き、南宋の奸臣も将来ビジョンを語る。岳飛は史実で伝わる人物像を基にしているのだろうけど、いい子ちゃんのままでは味気ない。北方流で英雄と称される岳飛を覚醒させて欲しい。李俊と狄成の関係がいいねえ。これが梁山泊の漢だよ。
0255文字
W-G
新着
タイトルが変わっただけで、物語自体は梁山泊のもの。時間も連続しており、何かが切り替わった感じがあまりない。そのせいもあり、梁山泊、特に軍が描かれる場面では、倦怠感が強く、ちょっと退屈。推しの秦容もなんだか暗い男になってしまった。今後の期待を抱かせる部分もたくさんあり、楊令伝時には、まぁ出来の悪いイメージしかなかった、王貴や張朔ら、第三世代が光りを放ち始めている点や、耿魁に范政、金軍側では、童貫に対する岳飛的なポジションとして、楊令の息子胡土児が兀朮の養子にと、新キャラ投入も抜かりがなく、期待は出来る。
0255文字
しゅー
新着
★★『楊令伝』で終わりにしようと思ったのに、結局『岳飛伝』にまで手を出してしまった。『水滸伝』のラストと『楊令伝』の始まりの間には、何と言うか少し「断絶」がある。物語内での時がだいぶ流れ、内容も仕切り直しの感があった。しかし、この『岳飛伝』一巻は、時間軸と言う意味でも『楊令伝』ラストからそのままつながっている。また、視点が岳飛側に移るのかと思いきや、相変わらず梁山泊関係者が中心なので、少し安心した。楊令の死を境目に巻数がリセットされただけ、と言う感じである。『楊令伝』以上に容赦ない現実の厳しさが心地よい。
0255文字
スナイデル
新着
4
0255文字
なさたなだ・ざざす
新着
最終章1巻…なのですが、どの勢力も明確な目的や意思がなく、どうにも盛り上がりに欠ける熱量の無さです。タイトルが変わってもやはり主役として映る梁山泊については、彼らの倦怠感のある空気や、多くの人物の老成具合に引っ張られ、妙に疲れさせられる。事情が事情なので消沈しているのは仕方ないのでしょうが…。 架空の歴史の進みには興味があるものの、1部での感動・興奮という上澄みがなければ、途中で投げていたであろう刺激のなさでした。
0255文字
フク
新着
kindle再読。〈覚悟を決めろよ〉は肚に重く響く。
0255文字
ポチ
新着
新しい仲間たちが梁山泊に集う。洪水の足跡もやっと消えつつある中、どのように動き出すのか、岳飛の動きも含め次巻が気になる。
しんごろ

ポチさん、岳飛伝の世界へようこそ。カギは秦容です(^-^)

07/09 00:19
ポチ

ほぉ〜!ぼちぼち楽しみますね♬(^^)

07/09 09:02
4件のコメントを全て見る
0255文字
アルピニア
新着
楊令亡きあと、梁山泊の統治も軍も貿易も淡々と続く。洪水の水がひき、一応呉用が頭領になったものの引き続き何の命令も通達されない。そのような状況で男たちは再び志に向き合う。登場人物達のおさらいのような章だったが、その中で新人「范政」と「耿魁」、「胡土児」が目を引く。漢達はこれから何をめざすのだろう。今まであまり気にしたことはなかったのだが、副題の三霊とはなんだろう三人の亡き頭領?
ポチ

アルピニアさん、其々が自分なりに今後を考える章、みたいでしたね。どうなるのか気になりますね(^^)

06/01 16:02
アルピニア

ポチさん、それぞれがどんな風につながり、あるいは対立していくのか・・楽しみです(*´艸`*)

06/01 21:20
6件のコメントを全て見る
0255文字
ちいすけ
新着
楊令伝を読み終わり、少し間をあけようと思っていたが、全巻購入してしまった(笑)。北方先生の文章は短く読みやすく自分の好み。新しい登場人物、これからのストーリーも楽しみ。キングダム著者の解説も良かった。
0255文字
きのぴ
新着
私のお気に入り耿魁登場。杜遷と祖永の名前も出てきて懐かしさがこみ上げた。楊令を欠いた梁山泊、特に軍の足腰が落ち着いていない感じが不安になる。でもそれも仕方ないよなぁ。顧大嫂が第二の楊令を作らないために王貴に説く場面すごく心に残ってる。楊令が目指した帝がいない国の有り様を、顧大嫂が一番理解しているのかも。その言葉を受けて新しい物流の道を開こうとする王貴頼もしい。梁山泊の若い子たちが新しいことを考えて動く活力があることは希望。楊令の息子・胡土児はウジュの養子に。これからどう絡んでくるのか。
0255文字
南新宿 WineBarW(ワインバー)
新着
ネタバレ水滸伝〜楊令伝の時は、水滸伝の数年後から話が始まっていましたが、今回は楊令伝最終巻からそれほど時間が経っていないところからのスタート。洪水でダメージを受けたものの、梁山泊は何とかまとまりを保っています。岳飛も右腕を失いながら、自分を鍛え一回り大きくなろうとしている感じ。王貴、宣凱、張朔ら若い世代が新たな交易の道を模索。軍の方では耿魁という史進の後を継ぎそうな大物が入隊。船頭の范政も気になる存在ですね。
0255文字
haseostar
新着
ネタバレ大水滸シリーズ最終章の第1巻。王貴・張朔などの交易・商隊組の話が多いのは、前作ラストの洪水で梁山泊の自由貿易が崩れてしまったから。戦闘よりもこういう経済基盤の再興から始めるリアリズムが好き。黄河・長江をつなぐルートなんて、歴史経済小説として充分スリリングだし。/ニューカマー耿魁、いい。史進が気に入っちゃって呼延凌から奪っちゃったり。何より耿魁自身が梁山泊入隊後、水を得た魚のように生き生きする姿が眩しい。/南宋の小物臭かった秦檜が領地の旅を経て俄然幅の広いキャラに進化。終盤の李師師への進言に胸打ち震えた。
0255文字
hiro
新着
楊令伝を読んでから間が空いてしまったが、ついに読み始めました! 今までの話を思い出しながら、楊令からの脱却を図りたいと思います。
0255文字
車はkei
新着
また手を出してしまった…中毒性があるのかもしれない。ぼちぼち読んでいこう。 岳飛の手はまだ生え変わっていない章。先は長い。
0255文字
なると
新着
ネタバレ楊令がいなくなり、梁山泊が洪水により流され、新棟梁も今後を見通していない。例えるならばリセットされた様な状態の梁山泊。全体的にもの悲しさが漂っている。そんな中、若い世代が梁山泊の人間として産まれたことに対してどう立ち居振る舞うのか、また、この物語の主役になるはずの岳飛がどの様に彼らと絡むのか気になるところ。
0255文字
今日は決算前
新着
◯ 北方大水滸伝最後の物語、岳飛伝が始まる。楊令伝の続きであり、楊令亡き後の梁山泊が物語の中心である。しかし、まだまだ、梁山泊の目指す志、国の形が見えない。物語の方向も見えず、戸惑う。でも、新しい男達も登場して来ている。これからの展開が楽しみである。図書館本
0255文字
ヨケシ
新着
20023
0255文字
ひつじ
新着
かつての英雄たちは年を取り、表舞台から遠ざかる。頭領である楊令が死に、梁山泊もなんとか維持できているだけの状態。第三世代の若者たちは商いで戦っていくのだろうか。今までとは違い、国の方向性も定まらず、個てしてどう生きるのか、それぞれ考えて生きていかなければならない第一巻
0255文字
湧太郎
新着
楊令の存在が大きすぎた。 今後、岳飛はどうやって越えていくのか。
0255文字
takogon
新着
楊令伝が終わって楊令がいなくなって熱が冷めたようになって、なかなか読み終えることができなかった。つまり内容が頭に入らない。再読すべきか、流して2巻に進むべきか、そこが問題だ(^-^;
水の都

楊令ロスを乗り越えよう

10/10 21:08
takogon

水の都さん、そうですよね(^^♪ありがとうございます。

10/10 21:17
0255文字
かずお
新着
★★★★★ バラバラで全員が方向性を探している。楊令というカリスマがいなくなって敵も味方も人生の転機を迎える。
0255文字
水の都
新着
ニューフェイスが呼延凌に「おかしな剣を差してるな、爺さん」と言った場面で爆笑。それぞれがそれぞれの頭で考え、それぞれの責任で決定を下すこと。これにもがく彼らに寄り添った読書。岳飛伝とともに今夏休みがスタート!
0255文字
17
新着
ネタバレ楊令亡き後の梁山泊、金、そして南宋。敵、味方に関係なくどこか空隙が漂うが、一方で新たな芽吹きも感じられる第1巻でした。[2019-050]
0255文字
くっちゃ
新着
王清、王貴、張朔という梁山泊第2.5世代が動き出し(宣凱はまだちょっと控えめ)岳飛と秦檜のその後の動きが目立った岳飛伝の幕開け。楊令と供に闘ったことがなく、楊令という指標が無くなったため途方にくれる旧梁山泊メンバーを尻目に、楊令と、梁山泊と深く関わったことがなかった故に、とらわれることなく生きてゆく若き世代。王進が本格的に王清と蔡豹に武術を教えてなかったことからも、もう一致団結して戦っていく時代でもなくなったのだと感じられる。楊令伝ラストの悲劇的な終わり方に引っ張られず、彼らのお陰で暗いスタートにならずに
くっちゃ

済んだ。この辺のキャラクターの動かし方や、楊令伝では若い世代を梁山泊の戦いにさほど参加させなかった伏線の張り方は流石。こうして岳飛伝でさらに世界を広げていくのだ。再読だけどワクワクする

05/08 13:58
0255文字
全140件中 1-40 件を表示
岳飛伝 1 三霊の章 (集英社文庫)評価67感想・レビュー140